エロトラップダンジョンの触手として転生した俺。いつか女神も調教すると誓い、今日もアクメ潮を浴びる。 作:夏之 夾竹桃
「ウリエル!なぜ貴方が!!」
ウリエルと呼ばれるその少女。圧倒的に強いのだけは確かだ。だが、以前のような失態など犯すつもりもない。引き剥がそうと触手を伸ばす。
「下劣。」
罵倒されたのだけがわかった。気がつけば俺の伸ばしていた触手を全て切り落とされている。想像以上だ。思考の余地などない。
「君は邪魔。」
圧倒的な速度。こちらに向かってきている。誰もこいつについていくことなど………出来やしないんじゃないだろうか。やけに、そいつはゆっくりと近づいているように見えた。だからと言って俺が反応出来るわけでもない。ソフィアも唖然とし、リリスさえ一歩踏み出そうかとしているところだ。だと言うのに敵は眼前。もはやこのダンジョンと同化した俺が好き勝手動けるわけもなく、その攻撃を受ける他なかった。
「下等な触手。」
最期、それだけ聞こえた。炎を纏ったやつの羽が俺の体を焼き切り裂いて行く。本体を真っ二つに焼いていく。あぁ、終わりか。ここで。
意識は途絶えなかった。ただ体は動かせない。と、言うかない。俺は、俗に言う核のみの存在となった。コロンと床に転がる。
「リリス、貴方は退場。」
「………貴方との繋がり………アポロンね。」
「さぁ。」
駄目だ………まただ………いつもこうだ。肝心なときに負けてばかりで、何も出来ない。
「リリス、覚悟は?」
「覚悟も何も、ここまでされる筋合いはないのだけど………天使は融通が聞かないのね。」
「友からは殺しても構わないと。」
「………まぁ、良いわ。帰るだけ。人間になれないのは………残念だけど。」
それを言ったリリスの目は虚ろであった。それだけの悲願なのだろう。あぁ、どうして俺はこうも………。
『まだだ。』
そんな声が聞こえた気がした。
『まだ。いいや、これからだ。』
俺に残った諦めるなって言う気持ちの現れなんだろうか?一体、俺に何が出来るのだ。
『餌なら目の前に居る。』
とたんにウリエルにフォーカスが集中する。
「では、友からの命だ。殺す。」
ウリエルの鉄の羽が炎を纏った。次の瞬間である。動かないはずの俺の触手が動いた。ウリエルをつかみ引きずり込む。
「なぜ?」
対するウリエルは状況を飲み込めていないようである。かく言う俺もそうだ。何が起こって居るのかわからない。
『今までのお前の行動のお陰だ。こいつを喰うぞ。』
ウリエルの両手足は縛られ身動きがとれないようである。今までの俺じゃない。なら………これは誰だ?
『再臨の時よ。朝飯は特上の堕天使。』
核が、俺が中に浮き上がる。身体が………再構築されていくのが解る。神経網、骨格、臓器、体表、人の形を成していく。
「まさか………あれは………あの姿は………。」
俺は勝手に言葉を紡ぐ。
「色欲、アスモデウス。久方振りの目覚めだ………。」
次の瞬間、くたばっていた他の触手どもが動き出した。いいや、変化していったのほうが正しい。俺と天に掲げられたウリエルを取り囲むように肉の柱を形成していく。
ものの数分でダンジョンを呑み込み、果ては空高くまで積み上がるその柱。
「アスモデウス。なぜ?」
「そりゃ簡単な話。あの女神を犯すために生まれ変わったって訳よ。」
「私たちの今の神の話ですか。」
「うんざりしてんじゃねぇか?ご自慢の綺麗な羽も、もぎ取られて今やそんな鈍い色に光っちまってる。」
「………私は天使です。」
「まぁ、いいさ。もっかい堕天させるだけだ。」
そう言うと俺………もといアスモデウスは飛び立つ。やがてウリエルと同じ目線までたどり着く。
「見上げてみろ。天は遥か遠くだ。」
「………。」
「言い残したことは?」
「私はそれでも………天使のままです。」
アスモデウスはウリエルの白銀の髪をなぞった。
「………わりぃな。」
次の瞬間、壁から触手が現れる。これから自分に起こることを察したのかウリエルは目を瞑った。それにしても………何故アスモデウスが俺の中に?ウリエルのことも知っていそうだったが。
「聞きてぇことがあるならまた今度話してやるよ。」
アスモデウスは俺にそう言い放ち、その光景を見ていた。天使の堕天するその瞬間を。
現れた触手どもは、胸部や太ももに纏わりつき、ウリエルの着ている簡素な布切れをはだけさせていく。小さな膨らみが顕になる。体毛の生えていない局部が顕になる。破り捨てられた衣服は地に落ちる。
アスモデウスが、ウリエルの頬をなぞる。嫌な顔1つせず、いや、むしろ欲に焚き付けられているようにこちらを見つめてくる。
深呼吸、後に触手がウリエルを襲った。強引だった。何時ものごとく焦らすわけではなく、襲うようにその穴を犯していった。だと言うのに、動きはスムーズである。粘液のスキルが準備など必要とさせなかった。
胸部をまさぐられ、膣内を犯され、陰核をしごかれ、肛門から侵入した触手が体内から犯していく。表情は変わっていないが、悦びは身体に現れる。
つんと立った乳首を転がすとようやく、息を漏らした。冷徹であった幼い瞳に欲が宿る。少し潤んだ瞳がこちらを見据える。触手に伝う体液が熱を帯びている。
ようやっと本番であると言わんばかりに、激しさを増すピストン運動に、その天使は鳴き声をあげる。「あっ」と、すっとんきょうであどけない、赤子のような、それでいて艶かしい嬌声であった。
吐息はピストンと同期して速度をあげる。自らの意思すら制御が利かなくなったらしく口からは唾液を滴し、ぜーはーとわざとらしい呼吸音を漏らしている。
鉄の羽が軋みを上げる。
あちこちに力を入れては、抜きを繰り返している辺り、もう既に、純粋に快楽を楽しんでいる。ガクガクと震わせた振動は触手が揺れるほどであった。そして、同時に絶頂が近いことを表すサインでもあった。
羽の挙動がおかしくなる。ぴんと、伸ばされたそれはこれ以上その方向には曲がらないだろうに、それ以上の力が加わっている。それにともない、ウリエルは脚をぐっと伸ばし、手をぎゅっと握る。冷淡であった先程の話し口調からは想像できなかった、メスの声を漏らす。吐息に声が混ざり、汚く響く。段々、たかが外れたのか声は主張を強めていく。暴れだす、幼い身体。少女の声にならない声は、彼女の羽の壊れる音とともに響いた。一気に引き抜かれた触手に追い付くように、体液を吹き出す。余韻は長く続き、心臓の鼓動に反応しながら、液を吹き出す。
悦びに溶けた顔は、瞳はアスモデウスを見つめていた。だらだらと体液を垂れ流しにした少女を撫でる手は、悪魔のものとは思えぬほど優しいものであった。