転生したらスライムだった件 スライムは彼女たちを愛する 作:有頂天皇帝
今回からオリジナル章である2.5章を始めます。あと前編に少しだけ異世界のんびり農家のメイド長アンとのエロがあります。それとオーバーロードからとある貴族が登場します。
第三十八話 貴族との出会い♡
ジュラの森同盟が結ばれてから3ヶ月が経過した。カイジンたちドワーフとゲルドたちハイオークを中心に多くの魔物や亜人、人間たち他種族が協力しあったことによりリムルたちの街は形になり始めていた。重要な施設と住民たちの暮らす家を優先しているためまだ、完成していない施設は多いがそれもカイジンやゲルドたちがいれば問題は無いだろうとリムルは予想していた。
リムルたちの街は整然とされた区画整備と上下水道の創設により美しい景観を誇り、4ブロックに分けられた区域となっている。結界で守られており、住民の大半が戦闘能力の高い魔物あるいは冒険者などの実力のある人間であるために城壁は存在しない。
北東ブロックは住民たちが住むための居住区となっており商工業地区で働くものたちはここで生活をしている。そのためにファミリー向けの住宅となっており、寺子屋や雑貨店、飲食店など一般的に利用しやすい施設が建てられていた。また将来的に必要になるものとして現在学校の建設が考えられているために少し大きめな空き地がある。他にもシュナやザブトンがメインで働いている織物工業やベータやイプシロンたちがメインで働いている美術展など色んな分野の工房、商店、倉庫などの一部もここにある。
北西ブロックは将来的にこの街が発展した際にジュラの森の外からの使者や国賓などが宿泊・歓待するための迎賓館が建設途中であり、他にも将来的にこの街に観光客が訪れた際のために和風高級旅館などを始めとした宿を建設しリゾート区にする予定だ。現在は公園や露天風呂付き温泉施設、庭園、施設プール、野外コンサートホール、運動場など様々な施設が建設されていっている。
南西ブロックは建物は基本的に他国と同じ西洋風の建築であり職人の工房を中心に工房や店が建ち並んでおり、日中は工房の煙突から上る煙が絶えないでいる。主にクロベエやカイジンを筆頭とした鍛冶師や職人たちの工房があり働いている職人たちやその家族の住居もある。労働者のための食堂も多数あり、冒険者や一般客向けの武器屋、各種装備、工芸品を売るお店や繁華街もある。また、区画の一角にはリムルやヴェルザード、トレイニーなどが管理しているダンジョンへ向かうための転移門が用意されており、これを通して各地の管理されているダンジョンへ向かい資源の採取が可能となっている。
南東ブロックは将来的には誰もが楽しめる娯楽・観光地区として作られていく予定であり、現在はブラッドレイやハクロウを始めとした指南役たちによる訓練場兼その成果を見せるためのコロシアム、魔物たちによる賭けレースを行うための専用のドームが建設されている。また夜になるとサキュバスや元娼婦、そういうことに興味があるものたちによる歓楽街へと変わり毎夜多くの男たちがこの地区へとやってくる。
他にも街の外にはスカーやナルカミなどの巨大な魔物たちや新たに増えた街の生活に適合できなかったものたちのための魔獣園や食用として養殖しているアプノトスや白毛シンデレラ牛、ストライプサーモン、スモークハマグリ、ホワイトアップル、クリーム松茸などを始めとした食材たちのためのグルメドーム、ヴェルドラが封印されていた洞窟にて薬などの材料になる薬草などの栽培や調合・実験などをしても外には影響が出ないようにされている研究施設など色んなものがある。
まだまだ発展途上ではあるものの今でも下手な街よりも発展しているとはシズやアルベドなど他の街のことを知っているものたちからの言葉である。それでもリムルはその言葉に甘えず盟主として街をより発展させられるよう努力することを自らに誓っていた。そんな発展途上のリムルの街は今日もこの街の噂を聞き付けた魔物や人間たちが移住希望でやってきたり商売になると目をつけた商人がやってきているのだが、今日は少しだけ普段とは異なる来客がやってくることとそれによってリムルたちの存在がまた世界に広まることをこの時はまだ誰も知らなかった・・・。
場所は変わってリムルとその恋人たちの為だけに建設してもらった宮殿《リムルの宮殿》。リムルの婚約者や愛人などのリムルと肉体関係を持っている女性たちの愛し合うための場所でありリムルが望むプレイができるようにラブホテルのように様々な施設や衣装、道具が揃っており毎日のように淫靡な夜を過ごしている。昨夜もまたリムルは時崎狂三、夜刀神十香、鳶一折紙、五河琴里、四系乃たち精霊組に学生服やスク水、体操着などの
学生プレイを楽しんで狂三たちを別室に休ませてから布団で寝ていた翌朝にはリムルを起こしに来たアンが愛液や精液で汚れているリムルのペニスをお掃除パイズリフェラしていた。
「んぶっ、ちゅっ、ちゅぶっ♡れろっ♡ずろろっ♡♡」
アンはメイド服をずらしてシオン並の爆乳を晒し、両手を使って肉幹を刺激するように乳肉を押し付け飛び出た亀頭を夢中になって吸い付いていた。リムルに奉仕しているアンは普段の鉄面皮を崩し完全に蕩けきった顔でロングスカートの内側に隠されたムチムチ♡とした淫肉のたっぷり詰まった爆桃尻にくい込んでいるTバックショーツを愛液でびしょ濡れにさせながら、リムルの一番搾りを求めて口内でカリ首や鈴口を舌で刺激する。
「リムルしゃま♡♡らしてくだしゃいませ♡私のリムル様専用淫乱オナホメイドの口まんこに♡リムルしゃまの朝一番の濃厚こってりザーメン♡♡びゅーびゅーらしてください♡♡」
アンはまだ起きていないリムルを上目遣いで見上げながら射精懇願をすると寝ていることで我慢などできる訳もなくそのままペニスをピクピクと震えさせたかと思えばアンの口まんこに勢いよく射精する。
「んぐぅっ♡♡ごきゅっ、ごきゅっ♡♡んじゅるるるるっ♡♡」
アンは白目を向きながらもゲル状の粘っこい白濁液が食道から胃に直接流し込まれるのを唾液を絡ませながら喉を鳴らして飲み、胸元や顔が精液で汚れるのもお構い無しに夢中になっていた。
「んぶぅ・・・♡ぷはぁ・・・」
数分に及ぶ射精を受止めたアンの顔は涙と唾液、精液でべちゃべちゃになっており、腹部も大量の精液によって妊婦のようなボテ腹になっていた。あれだけ射精したのに一向に萎える様子も見せず硬く勃起しているリムルのペニスをアンはうっとり♡と頬を赤らめながら魅入り、着ているメイド服と下着を脱ぎ捨て部屋の隅に畳んでおく。その際に爆桃尻を突き出すような体勢をとり、尻肉がユサユサ♡と卑猥に弾み整えられた黒い陰毛が茂っているおまんこから粘っこい愛液が溢れて床に垂れている姿になっていた。そんなエロメイドに今の射精で目覚めたばかりのリムルが我慢できる訳もなくリムルはアンの括れた腰を両手で掴むなり前戯も不要なほどびしょ濡れのアンのおまんこにペニスを勢いよく挿入した。
「んほぉぉぉぉおおおお♡♡♡♡♡♡」
突然の挿入に驚いたアンは思わず獣のような叫び声をあげる。膣内に侵入してきた異物の感触に全身が痙攣し、足がガクガク震えてしまう。しかしそんなことはお構いなしとばかりにリムルは激しくピストン運動を始めた。
「あ゛っ♡お゛ぉ~♡♡♡しゅごいぃ~~~♡♡リムル様ぁ♡♡♡リムル様ぁぁ♡♡」
あまりの激しいピストンにアンは舌を出して喘ぐことしかできない。そんな無様な姿を晒すアンを見て、リムルはさらに興奮していく。
「この淫乱メイドめっ!!朝っぱらからこんないやらしいデカケツ揺らして誘ってきやがって!!」
「も、申し訳ありません♡♡リムル様の朝勃ちちんぽが欲しくてつい♡♡んひぃいぃ♡♡」
リムルがアンの爆桃尻に腰を打ち付けて子宮口を亀頭で叩く度にアンは白目を剥き、舌を突き出しながらアヘ顔を晒す。普段は笑顔どころか表情が変わるところさえ滅多に見られないアンだが、リムルの前では簡単に表情が変わり今のように交尾をする際にはいつも下品な表情を浮かべ、快感に浸っている。
「ほらアン!もっとおまんこ締め付けろ!!今日最初の膣内射精してやるから全部受け止めろよ!!」
「は、はぃいぃっ♡♡締め付けます♡リムル様専用淫乱メイド鬼人キツキツおまんこ、リムル様の子種全部搾り取る気でおまんこ締め付けます♡♡」
リムルはアンの腰から手を離して激しく弾んでいる爆乳に手を伸ばすと力任せに掴むとアンは嬉しそうに嬌声を上げながらも膣肉を蠢かせて膣内に挿入されているリムルのペニスに絡みつくように締め付け、リムルの射精を心待ちするかのように子宮は受け入れ準備が完了していた。
「いくぞアン!アンの子宮、俺のザーメンでタプタプにしてやるからな!!」
リムルはアンの蕩けきっている子宮を亀頭でほぐし、子宮内に直接大量の精液を注ぐべく腰の動きをより激しくしながらアンの豊満な肢体を味わう。
「あひぃんっ♡まっ、待ってください♡♡奥、おまんこの奥グリグリ擦るの反則です♡♡ひぃぃんっ♡おちんぽ様、気持ちよすぎます♡♡♡♡」
アンは布団のシーツを両手で掴みながらリムルから与えられる強すぎる快楽を必死に耐えようとするが、リムル専用のメイド鬼人おまんこは膣内を満たすリムルの肉棒を離すまいと愛液で濡れている膣肉を絡ませてリムルのザーメンを一滴でも多く搾り取ろうと求めていた。そしてリムルはそのままアンの子宮口に亀頭を押し付けると子宮に直接大量の精液を射精した。
「射精るっ!アン、一緒にイクぞ!!」
「ふぁああああっ♡♡♡♡イクッ♡イクイクイクイクっ♡♡っくぅぅぅぅぅぅんっ♡♡♡♡」
リムルはアンの爆乳を両手で強く鷲掴み首筋に顔を埋めて汗と発情した雌の臭いを堪能しながらアンのムチムチの爆桃尻に腰を押し付けて膣奥に向けての射精を続け、アンは射精の勢いで主であるリムルからの寵愛をその身に受け止めたことによる幸福感も合わせて何度も絶頂を繰り返しながら潮と結合部から子宮に入り切らず零れた精液を布団の上に垂らしながら幸せを感じていた。
「リムル様ぁ・・・♡♡」
数分に及ぶ射精が落ち着いたリムルは色んな体液で汚れている布団の上にアンを仰向けに寝そべらせると改めてそのリムルだけが味わうことを許されているアンの極上ボディを見る。垂れる様子を見せない張りのある大玉スイカ並みの爆乳にメイドとして主人のそばに相応しいスタイルを維持するためと鍛えられている薄らと腹筋の割れているくびれた腰、子供を産むのに適した安産型の爆桃尻。一般人、否貴族ですら味わうことも出来ないようなグラビアモデル顔負けのドスケベボディはリムルの精液によって体のいたる所が彩られ、腹部は妊娠したかのように精液によって膨らんでいた。アンはウットリとした艶のある色気を撒き散らした表情を浮かべてリムルを見上げてくるためリムルは興奮してアンの勃起している乳首をつまみ上げながら膣口に萎える様子が全くないペニスを擦り付ける。
「あっ・・・♡♡まだリムル様のおちんぽ様ガチガチで大きいですね・・・♡♡」
「あぁ、アンがエロすぎるから全然満足できてないんだ。だから俺が満足するまで最低でもあと十回は射精させてもらうからな」
リムルは下唇を舌で舐めながらそう宣言するとアンは嬉しそうに顔を綻ばせながら肉感的な両足をM字に開いて両手で膣口を広げると先程射精したばかりのリムルの濃厚ドロドロゲル状ザーメンがドロリッ♡とアンの膣内から溢れた。
「どうぞリムル様♡♡リムル様専用淫乱鬼人メイドおまんこ、リムル様のガチガチ極太おちんぽ様の受け入れ準備完了しております♡♡リムル様が満足するまで何度でもお好きにズポズポお使いください♡♡♡♡」
アンはリムルが挿入しやすいように腰を上げてヘコヘコ♡と揺らしておねだりするとリムルはアンの上に覆い被さるように正上位の体勢になると笑顔をうかべて宣言する。
「いただきます♪」
────その後の事は言うまでもないことであるが性欲に関するステータスが明らかに異常なリムルが十回程度で満足する訳もなく、パイズリや尻コキ、授乳手コキ、イマラチオなどで時折抜いて貰いながらアナルとおまんこを何度も味わったこと2時間、リムルは計32回は射精しその数倍以上絶頂したアンは色んな体液でびしょ濡れになっている布団の上で全身精液まみれになりながら嬉しそうに身体を痙攣させ、時折思い出したかのように絶頂しては穴という穴からリムルに射精してもらった精液を溢れさせていた。
なお、リムルが朝食を食べに向かっている間にアンと色んな体液で汚れている部屋の中はアンと同じリムル専属メイド部隊が掃除を行ったのだが、濃厚すぎるリムルの性臭と何度も交合ったことで混ざった雄と雌の濃厚な性臭を嗅いだことによって誰もが発情し部屋の掃除が中途半端になってしまったことで今夜リムルによるお仕置が確定したのはまた別の話である。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
アンを美味しくいただい後リムルはシュナたちが用意してくれた食事を堪能してから山のようにある書類仕事を前世の会社員時代のことを思い出してブラックな気持ちになりながら取り組んでいると少し慌てた様子のエンリ・エモットが入室して来た。
「り、リムル様!?貴族様がこの街に来ました!?」
「はぁ!?貴族!なんで貴族がこんな危険な森の中に・・・」
リムルはエンリからの貴族の来訪を聞いて思わず素っ頓狂な声をあげてしまう。リムルはヴェルザードやシズなどからこの世界の貴族についてある程度聞いて知ってはいるが少なくともこんな危険な魔物や魔獣がウヨウヨいる森に来るような豪胆な存在は聞いたこともない。リムルは何の目的でこの街に貴族が来訪して来たのか知るためにエンリの案内の元に貴族を待たせている応接室へと向かう。道中護衛としてベニマルとアンジェリカ、そして影の中に千代女とソウエイを待機させてから応接室に入室すると部屋の中には来客の対応をしてくれたシュナとアスナ、そして来客である高貴な衣装を着ている貴族風の男性とその護衛らしき4人の冒険者の男性が彼の後ろで待機していた。貴族の男性はリムルの姿を見て一瞬驚いた表情を見せたがすぐに表情を取りなすと用意されていた来客用のソファから立ち上がりリムルに声をかけてきた。
「突然の来訪、申し訳ない。私はリ・エスティーゼ王国の六大貴族の1人、エリアス・ブラント・デイル・レエブンだ」
「これはご丁寧にどうも。俺はこの街の領主とジュラの大森林の盟主を務めているリムル=テンペストです」
「大森林の盟主・・・っ!?」
レエブン侯とリムルは互いに自己紹介するとレエブン侯とその護衛の男たちはリムルがジュラの大森林の盟主であることに驚き目を見開いてしまった。少し前に暴風竜ヴェルドラの存在が消滅したこととオークロードの出現によってジュラの大森林がどのような状況なのか人類の誰もが分からないでいた。そこに来てのジュラの大森林の盟主を名乗るリムルの登場である。リムルが盟主であるかどうかの真実を確かめるすべはレエブン侯たちは持っていないがそれでもこの応接室に来るまでの間と今リムルを護衛しているベニマルたちの存在からかなりの数の強者たちを配下として従えていることが分かりそのことからリムル自身もかなりの強者であると想定していた。
「っ、失礼した。まさか森の盟主殿とは知らず・・・・」
「構わないですよ。盟主になったのも最近の話ですし、街の方もまだまだ建設中でお恥ずかしい限りですよ・・・」
レエブン侯とリムルはそんな他愛もない会話を続けるがリムルは初めて盟主として他国の貴族と対応することに緊張しているし、レエブン侯もまた発展途中でありながら自身が仕えているリ・エスティーゼ王国超える治安の良さと街としての発展に素晴らしさをここに来るまでの間見て感じ取っており、この先の未来とんでもない国になるだろうと確信を持ってるために内心冷や汗をかいていた。
「それで?わざわざ六大貴族様が危険を犯してまでこんな場所に来た理由はなんでしょうか?」
リムルはドワーフ職人たちが作ってくれた専用の椅子に座りながらレエブン侯に来訪理由を聞く。レエブン侯は一瞬口を噤んだが頭の中で最愛の息子が呪いで苦しんでいる姿を思い出し、すぐに語り始めた。
「実は私の大切な息子が3ヶ月前に何者かによって呪いをかけられてずっと寝たきりなんだ」
それからレエブン侯は彼がこの3ヶ月間苦しんできたものを吐き出すかのように辛そうに語り続けた。大貴族の伝手を使って教会の神官や国内の有名な冒険者に解呪を依頼したり、大金を支払って解呪薬や高性能な薬を買い漁っては施したりしたがそのどれもが効果がなく途方に暮れていたところをリムルの完全回復薬の噂を聞きつけこうして購入のための交渉に赴いたとの事だ。
「私にとって息子の存在は自分の命よりも大切な存在だ。もしリーたんに何かあったら私は正気を保てる気がしない。故に頼む、私の持てる財や地位を含む全てを貴殿に差し出しても構わない。だから頼むっ!!息子を救ってくれ・・・っ!!」
レエブン侯は自身の無力さを嘆きながらリムルに対して頭を下げながら懇願する。貴族という人種がどのような存在であるかを聞いていたリムルにとってレエブン侯が頭を下げている目の前の光景に驚きを隠せなかったもののそれだけ息子のことが大切なのだと理解できた。
故にリムルは体内にストックしている大量の完全回復薬を取り出すと机の上にそれを置いた。
「これがあんたが求めている完全回復薬だ。これを使えば欠損した身体を再生させることも可能だ」
「おぉ・・・!!これが・・・っ!!」
レエブン侯は机の上に置かれた完全回復薬を今にも取ろうと思わず手を伸ばそうとするが、既のところでその手を止めてリムルを見る。
「正直に言わせてもらう。確かに完全回復薬の性能は誰もが認めるほど回復薬としては素晴らしい性能を持つ。だけどこれを使ったからといって呪いが解呪されるかは俺にも分からない。あくまでもこれは回復薬でしかないからな」
「そ、そんな・・・」
リムルからの正直な告白を聞いたレエブン侯は顔面を蒼白させて絶望の表情を浮かべる。ようやく見つけた希望が息子を救えないかもしれない可能性があると言われたのだからそれも仕方が無いことであろう。だがリムルとしてもただレエブン侯を絶望に落としたいからこんなことを言った訳ではない。
「だから完全回復薬でも治らなかった場合に備えてこちらから医療チームを派遣させてもらう。優秀な医者や薬師、治癒士たちが揃ってるから回復薬がダメだったとしても解決してくれるかもしれない。まぁ1つの保険とでも思ってくれればいいさ」
「リムル殿・・・」
レエブン侯は今日初めて会ったばかりでありながらも真摯に向き合ってくれるだけでなくこのようにもしもの場合に備えての提案までしてくれたことに感謝の念がずっと湧き上がっていた。もしもレエブン侯がリ・エスティーゼ王国という国に仕える大貴族でなかったのならばリムルに仕える選択肢が頭に浮かんでしまうほどレエブン侯はリムルという存在に惹かれてしまっていた。
その後、リムルはレエブン侯と完全回復薬や医療チーム派遣についてのともしレエブン侯の息子の呪いの解呪に成功した場合の報酬に関して話し合いを行った。報酬の話の時にリムルが望んできたものを聞いてレエブン侯は最初驚いたがリムルがその報酬を求めた理由とそれを行った場合の大きすぎるメリットから了承することにした。そしてリムルは予備も含めて完全回復薬を5本とルーや先日リムルが召喚したアスクレピオスたちが開発した新薬を始めとした医療道具を詰め込んだ竜馬車をレエブン侯たちの護衛も兼ねて彼の領地であるエ・レエブルへと向かった。
────この時のリムルは思いもしなかった。今回の出来事がきっかけでレエブン侯を始めとしてリ・エスティーゼ王国の何人かと深い繋がり見えるようになり、リムル自身の力が世界に知らしめるきっかけとなることを・・・。・・・そしてまた多くの女性を虜にして正妻候補であるヴェルザードとシズを筆頭にしたハーレムメンバーたちからの嫉妬と諦めが混ざった視線で見つめられながらの説教とその後にリムルに美味しく頂いてもらうこととなったのはまた別の話である。
あとがき
今回短めに終わってしまったので次の話ではもう少し長くなるよう頑張るつもりです。このままリムルがリ・エスティーゼ王国に行くのもありだなとは考えてましたが、エ・ランテルを舞台にした話とかも書きたいのでリムルはまだ出発しないことにしました。次話ではリムルは何人かのメンバーと同行してジュラの大森林の外へと出る予定です。今のところ決まってるメンバーはゲルミュッドたちの性奴隷扱いをされた雫たちとヴェルザードは確定しており、他にも連れていく予定はありますしメンバーは途中途中で交代する予定です。