転生したらスライムだった件 スライムは彼女たちを愛する 作:有頂天皇帝
転スラ4期先週から始まりましたね。OPED本編どれをとっても素晴らしく今後の話も楽しみです!!テスタロッサたち悪魔娘の登場も楽しみですしもしかしたらアニメオリジナルでスピンオフ作品【魔物の国の歩き方】のフラメアとかも登場してくれるかもしれないし・・・色々と楽しみです!!【魔物の国の歩き方】アニメ化しないかな・・・
今回ハーメルンで登場作品をリクエストした中で最も票が多かった【俺だけレベルアップな件】のキャラたちを登場させることにしました。他の作品も何時か登場させたいなと考えてはいます。
それと転スラと俺レベのハイオークは同じ名前でも見た目全然違うのでオリジナル種族として俺レベのハイオークを登場させました
オークションを終えたリムルたちはヴェルグリンドの気持ちを落ち着かせるために一度リムルたちがこのリ・エスティーゼ王国の拠点用にと購入しておいた屋敷へと戻ることにした。
屋敷に戻るなりヴェルザードはレインと共にヴェルグリンドを連れて部屋の中にこもった。リムルも何かしてあげたかったが今のヴェルグリンドは精神的に不安定なのと不特定多数の男たちによって汚されたことでヴェルザードの恋人であるリムルに対しても若干怯えた様子を見せていた。なのでリムルはヴェルグリンドのことを姉であるヴェルザードと昔から交流があるレインに任せることにした。
その間にリムルは今後どうするか考えていた。というのもヴェルグリンド曰く彼女の配下や彼女が保護した異世界人の女性たちが奴隷としてオークションに売られたり闇組織の経営する娼館で娼婦として働かされているらしい。今回のオークションのリストの中にはヴェルグリンドの関係者はいなかったらしいが、1週間後にまた同じようなオークションが開催されるようなのでそれに向けて大金を集めなければならないのだが・・・
「今の俺一文無しなんだよなぁ・・・」
今回のオークションでヴェルグリンドを落としたのも含めて沢山購入したリムルは今まで溜め込んでいたお金を使い尽くしてしまった。そのために次のオークションに向けて大金を稼がなければならないのだが短期間で大金を稼ぐのはそう簡単ではない。なのでリムルは金を稼ぐ手段の1つとして暴風商会の取締代表を務めるガンマと化粧部門【マロウ】の代表であるマーハ・バロールに相談することにした。
「短期間でのお金稼ぎですか・・・。主様のためなら商会の資金を提供するのも吝かではありませんが・・・」
「正直まだ商会の運営は始まったばかりなので資金があまりなく・・・」
ガンマとマーハはリムルに対してそう申し訳なさそうにそう答えるしかなかった。暴風商会は前回のレエブン侯の屋敷でのパーティのおかげで貴族たちの目に触れたことで強い興味を持たれたために長期的に見ればかなりの稼ぎを期待できるのだがまだオープンしてからそこまで日が経っていないためリムルが求めるだけの金額には全く足りなかった。
「そっか・・・まぁいきなりこんなことを話して悪かったな」
「そんな滅相もない!!我々は主様のために生きているのですから!!」
「そうです!私たちができることなら何でもします!!」
リムルは急な無茶振りをしてしまったと反省して2人に謝罪するが、ガンマもマーハもリムルによって今生きていることから感謝してもしきれないためそのようなことを言われても申し訳なさしか感じられない。そこでふとガンマはあることを思い出してリムルに提案をする。
「あの主様。先日のパーティでリムル様と直接お話したいと言う商人が何人かおりました。その方々と直接取引すればそれなりの儲けが出るかと・・・」
「あぁ確かそんな話があったな・・・」
リムルはガンマの提案であのパーティでリムルに声をかけようとした商人が何人かいたのを思い出す。たしかにダンジョンやジュラの大森林で手に入れた貴重な魔道具や魔物の素材、鉱材などを直接売れればそれを通して繋がりが得られるのもそうだがかなりの稼ぎになれそうだ。
「ならその商人たちとの交渉の場を設定できるよう手紙を送っておいて貰ってもいいか?」
「承知しました。では早急に準備させていただきます」
マーハはそう言うとソファーから立ち上がって早速商人たちへの手紙を用意するために部屋から退出する。リムルは用意してもらった紅茶とお茶菓子を堪能してからふとあることを思いついて早速実行することにした。
「ガンマ、後でちゃんと返すから金貨100枚貸してくれないか?」
「貸すなどととんでもない!!主様が望むならば幾らでもお渡しします!!ただ、その・・・」
ガンマは頬を赤らめモジモジと恥ずかしそうに口籠もるがリムルはガンマが何を言いたいのか察し、ガンマの隣に座ると胸元が大きく空いている黒のドレス越しに下から爆乳を手で持ち上げながらガンマの耳元に顔を近づけて囁く。
「今夜はマーハと一緒に俺の部屋に来い。ほかの娘たちも希望があったら呼んで構わない」
「っ♡♡!!はい、主様・・・♡♡」
リムルの言葉の意味を即座に理解したガンマは子宮が疼き目にハートマークを浮かべながらリムルに甘えるように垂れかかる。それをリムルは優しく受け止めながらガンマが満足するまで隣にいてあげた。あと扉の近くで待機しているニュー、カイ、オメガが羨ましそうにリムルたちを見ているのに気づいたリムルは今夜彼女たちも美味しくいただくことを内心決めてガンマにもそのことを伝えておこうと決めた。
ガンマとイチャイチャしてからリムルは冒険者ギルドに来ていた。王国という一大都市ということからエ・ランテルよりもさらに人が多く集まっていた。リムルはまず胃袋の中に収納している魔物の素材を買取所で売る。そのあまりの量に対応してくれた解体屋の男性は顔を引き攣らせていたがちゃんと買い取ってくれた。その合計金額は金貨30枚と銀貨800枚となかなかの金額になった。お金を受け取ったリムルはその足でダンジョン関連の依頼を確認するために掲示板を見た。
エ・ランテルもそれなりの数のダンジョンを管理しているがリ・エスティーゼ王国は倍以上の数のダンジョンを所持している。しかし全てのダンジョンが攻略されている訳ではなくまだ未踏破の階層があるダンジョンも複数存在する。リムルはそれを狙ってダンジョンの未踏破階層の情報を集めてギルドにその情報を売って稼ぐのを考えた。
「まずはこの【戦鬼の洞穴】ってとこに行ってみるか」
リムルは幾つかあるダンジョンリストの中から近場の場所を選んで早速そこに行くことにした。そしてリムルはギルドの受付嬢にダンジョン許可証を受け取って戦鬼の洞穴の細かい場所を確認してから20分ほど時間をかけて向かいそのままダンジョンに入る。
現在判明しているのは三十三階層。ボス部屋の存在がまだ確認されていない為まだ下の階層があると予想されている【戦鬼の洞穴】。出現してくるモンスターはゴブリンやレッサーオーガなどの鬼系モンスターがメインで武器を持って襲ってくるのが多かった。リムルは倒した魔物の死体と武器を回収しながらギルドで購入した地図で下の階層へ降りるための階段目指してどんどん下へと降りていき2時間もかからないうちに30階層にまで辿りついた。ここまでの道中で回収した魔物の素材や武器などを売れば金貨20枚くらいにはなりそうだが目標金額には全然足りない。なのでより下の階層での稼ぎを目指してリムルは歩いていく。
下の階層ということで上層よりも強力なモンスターであるツインヘッドオーガやゴブリンエリートなどの上位種たちが群れをなして襲ってきたりしたが、ハクロウやブラッドレイなどの街の教官たちに比べれば弱かったため問題なく降りることに成功した。さらに運良く未発見の宝箱──しかもその中には宝箱型モンスターであるミミックが5体もいて全員倒した際に小ぶりの宝石や金の装飾が施された小さめな宝石箱5つと魔鉱石や宝石などが入っている麻袋を3袋を含めたかなりの臨時収入もあった。
そして現在判明している最下層三十三階層に足を踏み入れたリムルは襲い来るモンスターを倒しながら宝箱や鉱脈などの散策を続けて下の階層への階段を探していたら異様なプレッシャーを感じリムルはそのプレッシャーが感じた方向へと走り出した。そしてリムルがプレッシャーを感じた場所──巨大な鉄の扉に覆われた部屋の前に辿り着き中から激しい戦闘の音が聞こえたことでリムルは【
部屋の中はかなりの広さのある大広間でそこには軽く300を超える数はいる赤い肌に体のあちこちに刺青が掘られている屈強な肉体を持つ鬼族の戦士──【
(奥にいるアイツがこの連中のボスか)
リムルは奥の玉座に座っている10mを軽く超える巨大な
「【
拳大の氷の塊を大量に生成すると同時に勢いよく射出しレッド・オーガたちの体を貫き20体程絶命させた。リムルはそのまま戦場を駆けながらハイレッド・オーガの足元にまで接近すると両手を前に突き出し黒雷と黒炎を展開すると同時に雷狼と炎獅子を作り出すとハイレッド・オーガに攻撃する。
「【
雷狼と炎獅子が咆哮を上げながらハイレッド・オーガに牙を向けて突撃を仕掛けるが、ハイレッド・オーガはそれに対して仮面越しに笑みを浮かべながらその右手に握る杖の柄で地面を叩くとその上空に魔法陣が展開され、そこから赤い龍の頭が出現する。
「【火竜の唄】!!」
赤い竜から放たれる炎のブレスは雷狼と炎獅子を呑み込みそのまま消滅させながらリムルに迫るが、リムルは迫る炎のブレスを
「ほぅ今の一撃を防ぐか・・・。貴様、名を名乗れ」
「リムル=テンペスト。お前がこのダンジョンのボスか?」
「さぁな?だがこの私、大呪術師カルガルガンを超えるモンスターはこの地にはおらぬだろうなぁ」
「なるほどね・・・」
ハイレッド・オーガ──カルガルガンとリムルは互いに睨み合いながら魔素を垂れ流しにして威圧し合う。両者から放たれるオーラを前にレッド・オーガと女冒険者たちは圧倒されその場に立ち竦んでしまう。静寂が続くと思われたか瓦礫の崩れた音が響いたかと思えばリムルとカルガルガンはほぼ同時に動きだした。
「【
「【守護の唄】!!」
リムルは鋭い槍状にした黒雷を目にも止まらぬ速さでカルガルガンの眉間に向けて放つが、カルガルガンは前面を隠すほど巨大な水晶の盾を出現させて防ぐ。リムルは攻撃が防がれたのを確信すると同時に動き出しており水晶の盾の前に移動すると閻魔をその手に握りながら構えをとる。
「朧流・岩龍突き!!」
リムルは閻魔の柄による突きを水晶の盾に勢いよく打ち込む。その衝撃は水晶の盾を砕きながら打ち込んだ反対側まで突き抜けカルガルガンに衝撃と砕けた水晶の破片が襲う。
「おのれぇっ・・・!!【烈火の唄】!!【火竜の唄】!!」
砕けた水晶の破片が体に突き刺さったことに苛立ちを隠せないカルガルガンは地面から大量の火柱を発生させながら大広間の上空の至る所に赤竜の頭部を出現させて炎のブレスの全てをリムルに向けて放つが、リムルは周囲に結界を展開して防ぐがかなりの魔力を消費してしまう。
(あの女性たちは大丈夫そうだな)
リムルはカルガルガンの攻撃を防ぎながら先程までレッド・オーガたちと戦闘をしていた女冒険者たちの様子を確認する。リムルとカルガルガンの戦いに巻き込まれないように壁際に移動してさらに魔法使いたちが防御魔法を展開していることで耐えているようだ。レッド・オーガたちもカルガルガンが命令を下していたのか臨戦態勢を取りながらも戦いに参加する様子を見せていないため今は気にしなくて良さそうだとリムルは判断する。
「余所見とはいい度胸だな!!【反重力魔法】!!【加速】!!」
「っと!!」
リムルがほかのことに意識を向けたことに苛立ちを覚えたカルガルガンは魔法の力で周囲の瓦礫を天井付近まで浮かせ、そのまま勢いよくリムるに向けて落下させる。リムルは迫る瓦礫を回避しながら反撃の手を考えるがそんな暇は与えないとばかりにカルガルガンは追撃の呪文を唱える。
「【怒りの唄】!!【強化の唄】!!【巨人の唄】!!」
カルガルガンは自らにバフを盛りながらその身体をさらに巨大化させてリムルを踏み潰しにかかる。リムルはカルガルガンの巨大な足による踏みつけを回避しながら自身の周囲に魔法陣を構築していく。
「ちょこまかと逃げるな!虫ケラ風情がっ!!」
カルガルガンは攻撃が中々当たらないことに苛立ちを抑えきれず攻撃が雑になってきていた。リムルはカルガルガンの猛攻にも焦りを見せず淡々と反撃の準備を整え、カルガルガンの何度目かの踏みつけを回避し天井付近に垂れ下がっている鉄鎖の上に立つと同時に展開させた魔法陣を起動させる。
「【
リムルが発動させたのは最近習得した核激魔法の1つであるニュークリアカノン。その超高熱線はカルガルガンの左肩を貫き左腕を焼き落とす。そのあまりの痛みにカルガルガンは絶叫を上げながら左肩を抑え、魔力を制御できずに巨大化を解いてしまう。その隙を見逃すリムルでは無く追撃とばかりに閻魔と天羽々斬を両手に構えると同時にカルガルガンの上に飛び上がる。
「朧流・桃源十華!!」
閻魔と天羽々斬の刀としての性能の高さ、エストラスキル【魔法闘気】によって刀身に練り上げた闘気を魔法力に変換して纏わせたことによる強化を施した斬撃はカルガルガンを十字に切り裂く。カルガルガンは何が起こったのか理解することもできないまま絶命してしまい、王であるカルガルガンの死亡に対してこれまで戦いを黙って見ていたレッド・オーガたちは一斉にリムルに襲い掛かる。
「────起きろ」
リムルは向かってくるレッド・オーガたちに対抗すべく【
「名付けしたヤツらは普通の影の兵士たちよりも強いな」
リムルが名付けした影の兵士は5体。盗賊の大男の死体から生成した大盾と戦斧で戦う【アイアン】、
リムルは影の兵士たちがレッド・オーガたちを倒しているのを横目にカルガルガンの死体のそばによると影の抽出を開始する。カルガルガンの死体から膨大な魔力が抽出され、影が人型へと圧縮されていき落ち着いた頃にはリムルの前にカルガルガンに似た赤い肌に黒ローブの影の兵士が姿を現した。
「──【キバ】、最初の命令だ。アイアンたちと協力してレッド・オーガたちを殲滅しろ」
リムルは新しい影の兵士にキバと名付けしてから命令を下すとキバはリムルの命令に従い【火竜の唄】を発動してレッド・オーガたちを焼き尽くしていく。それからリムルはレッド・オーガが全滅するまでの間、影の兵士たちが倒したレッド・オーガの死体から影の抽出を行って影の兵士を増やしていく。
そしてキバの参戦によりレッド・オーガの集団は瞬く間に殲滅することができ、リムルはレッド・オーガの素材だけでなく強力な影の兵士たちを手に入れることに成功した。
その後リムルは女冒険者たち────クラン【ハンタース】の一員である彼女らと接触し負傷している彼女達のリーダーである向坂雫と今宮さつきに
それからリムルは回復した雫から何かあったのか聞くと中々酷い話である。葵とりんを除いたメンバーは今日新人たちと最近移籍してきた冒険者たちに講習としてダンジョンの上層部を潜っていたのだが、移籍してきた冒険者たちのまとめ役らしき男──右京隼人が仕掛けた罠によって強制的にこの大広間に移動させられる転移トラップのある部屋に誘導され雫たちはこの大広間に転移させられた。
突然の自体に対応できず同行していた雫たち以外のハンタースの冒険者や新人冒険者は全員死んでしまい、生き残ったのは彼女たちだけらしい。その犠牲者の中には葵の兄である水篠旬もいたらしく葵は兄だったものに縋りついて泣いていた。
リムルは彼女たちにこの後どうするのか確認する。雫としては早急にダンジョンを脱出したいためにダンジョンボスを倒した後に出現する転移陣を目指したいという言うが、この大広間のボスであるカルガルガンを倒しても転移陣らしきものはないことからボスはまだ下の階層にいることがわかる。そのため雫はリムルに一緒にダンジョン攻略してくれないかと提案というよりも依頼を出す。報酬は地上に戻ってから要相談ということになるが最悪の場合は身体で支払うと言ってきた。
リムルはヴェルグリンドのこともあり早く戻ろうとしたのだが、今の雫たちを放置する訳にも行かないためダンジョン脱出に協力することにした。ダンジョン脱出なら下の階層へ行くよりも上の階層を進んでいったほうが良さそうだが雫曰くこのダンジョンの38階層にボス部屋らしきものを見つけたらしく上を目指すよりも下に降りる方が早いと判断した。
そしてリムルは影の兵士たちを護衛として連れながら雫たちを連れてダンジョンボスがいるであろう下層へと進んでいくのだった。その前にほかの冒険者たちの遺体を胃袋(他の人達にはアイテムボックスと偽って)に収納してから運んだ。その際水篠旬の死体が一際強く輝いたためにリムルは無意識に彼の死体から影の抽出を行い名付けを行った。
────水篠旬から生まれた影の兵士に与えられた名は【アスボーン】。後にリムルの影の兵士たちをまとめる最強の暗殺者になることをこの時はまだ誰も知らない・・・
あとがき
最初はHUNTER × HUNTERのヨークシンシティでの大競り市みたいなので掘り出し物を色々と探し出して稼ぐことを考えてましたが、上手く思いつかなかったので最初はダンジョンで荒稼ぎすることにしました。商人たちとの取引もリムルがダンジョン攻略を終えた後に行う予定でミョルマイルだけでなく他作品の商人たちとも取引する予定です。この世界の水篠旬はサポーターとしてほかの冒険者たちの荷物持ちとして活動しておりリムルの影の兵士になってからは原作の水篠旬のように活躍してもらいます。名前の元ネタは原作漫画を読んでいる方は察していると思いますが先代影の君主の名前を受け継がせました。ちなみに今のアスボーンの実力はアニメにてカルガルガンを討伐した頃と同じくらいと考えてます。
次回予定としてはリムルに更なる強力な戦力を追加する予定です。