※この作品はR-18です。

転生したらスライムだった件 スライムは彼女たちを愛する   作:有頂天皇帝

8 / 69
まえがき

前回話してませんでしたが原作よりも色んなキャラがいるので映画よりも同行者は多くなっているため軽くリムルの同行者たちの様子をまとめさせてもらいます。また、今回の話はエロなしで物語もダイジェスト気味に進めます。ちょっと映画の内容が細かいところとか分からなくなりそうなので早足で進めさせてもらいます。もし本格的にストーリーをやる場合はBluRayを購入して


ヴェルザード、ヴェルグリンド、井沢静江、シオン、シュナ、トワ、リムル分身体(inシエル):リムルとリゾート地をデートしていたかリムルが気になることがあると言って途中離脱してしまったため女性陣で街中を探索中。なお、リムルがユラとのデートを楽しんでいることを聞いて嫉妬する予定

ベニマル、ソウエイ、ハクロウ、ヒイロ:男たちだけで釣りを楽しむ。現在はハクロウが大物を釣り上げヒイロが最も多く釣っている

エルメシア、ルミナス、ヒナタ、フレイ、ミリム、トレイニー、ラミリス、ベレッタ:エルメシアの別荘にてお酒とお菓子を堪能。ラミリスとベレッタ以外はリムルがユラとのデートを楽しんでいることを聞いて嫉妬する予定


ゴブタ、ナギ(オリキャラ):映画本編のように追っ手を撒きながら街中デートをしている。2人は次第に惹かれあっており・・・

リムル、ユラ:二人で一緒に街中を探索中。男に恐怖を覚えるようになっていたユラだがリムルと共に過ごす時間はとても楽しそうだった・・・



特別短編 蒼海の涙編・中編 【映画ネタバレあり】

ひょんなことからエルメシアの所有するリゾート地で出会ったユラと行動を共にするリムル。リムルはユラが男性に対して恐怖を覚えている様子を見せていることから落ち着いた頃に事情を聞こうとしたのだが・・・

 

「キャ~!!何この子!すっごい可愛くてモフモフしてる!!」

 

(なんか気にしなくても良かったかもしれない・・・)

 

道端にいた猫の腹を楽しそうにワシャワシャしているユラを見てリムルは呆れていた。ユラは自分のことをまだ話していないのだが箱入れ令嬢のように目に映る全てのものが珍しいと言わんばかりに色んなものを楽しそうに見ていた。

 

(まぁ追っ手の方もランガたちに捕らえさせているから急いで話を聞く必要もないからいいんだけどな)

 

既にリムルが指示を出していることね影の中に潜ませていたランガやベル(俺レベ)たちの手によってそれなりの人数を捕らえることに成功しているため尋問なりして情報を聞き出せばいいので無理してユラから話を聞く必要はそこまで無くなった。なのでユラがなしたくなった時にでも聞けば良くなったからこそリムルはこの時間を楽しむことにした。

 

「それじゃあユラさん。次はあっちの方を見てみないか?」

 

「!!えぇいくわ!!」

 

リムルは近くの土産屋を指さしながら提案すると猫野原を撫でていた手を止めて瞳をキラキラさせながら土産屋に向かって走り歩きする。それを見て少し苦笑しながらもリムルもユラの後を着いていくように歩きだす。

 

それからリムルとユラはリゾート地の観光名所を色々と見て回った。土産屋で購入した貝殻の髪飾りをリムルがユラにプレゼントしたらユラが顔を真っ赤にしたり、名産の1つであるドーナツを食べた時にリムルがランガに向かって投げて食べさせたのを見てユラも同じことをやったり、アシカに乗って鍾乳洞を探索したり、リゾート地にいる動物たちを見てユラが目を輝かせているのをリムルが微笑ましく見ていたり、ユラが転びそうになった時にリムルがお姫様抱っこして助けたらユラが顔を一瞬で真っ赤に顔から蒸気をあげながら気絶したりなどまぁそれなりのイベントがあったりして気が付けばすっかり日が暮れ始めて夕陽が沈み始めていた。

 

「──それで?ユラさんはなんで俺に接触しようとしてきたのかな?」

 

夕陽がよく見える海岸沿いにてリムルはそろそろいいだろうと思いユラに会いに来た理由を尋ねる。夕陽を眺めていたユラはリムルの言葉に身体が強ばり言葉に詰まってしまうがすぐに顔を引き締めると真剣な表情を浮かべてリムルに向き直る。

 

「実は──」

 

そこからユラが語るのは彼女が巫女を務める国であるカイエン国で起こっていることを話してくれた。かつてはかつて地上を彷徨った人々が安寧を求めていたところを水竜とその使いが彼らに安寧の地として与えられた国であり、争いを起こさないために海底へと沈められ長き平和の続く国であるカイエン国と深き眠りについている水竜と呼ばれる守り神によってこれまで守られてきた。

 

ユラはカイエン国の守護神である水竜から授けられた【竜の牙】と呼ばれる笛を通じて水竜に祈りを捧げ心を繋げてきた巫女の一族の現代の巫女の1人であり、双子の妹であるナギと共にこれまで水竜へ祈りを捧げてきた。しかしここ最近魔王レオン・クロムウェルの領土である【黄金郷エルドラド】に向けて放たれる核撃魔法が跳ね返されカイエン国を襲う出来事が増えてきた。

 

しかしそれはカイエン国の宰相であるジースによって偽装した情報であり、実際にはカイエン国に核撃魔法による被害は一切なくジースがそれに似た爆発を国の近くで行っただけであり、さらにベニマルとソウエイの偽物を用意して魔王リムルがカイエン国への侵攻を企てていると捏造し、国王であるリート王に水竜復活を進言した。

 

ユラたちも最初はそれが民を守る最適手段であると言うならばと仕方がなく水竜に関する古文書をジースに託したが、ジースが水竜の力を自らのものとすべく行動していることを知り、その企みを阻止するためにユラとナギは水竜と心を繋げるために必要な笛である竜の牙を盗みこの地に来訪するリムルに助けを求めに地上へと向かった。

 

しかしその途中でユラはナギと竜の牙を逃がすために囮となりジースに捕まりそこでジースとその部下であるゾドンたちに陵辱される日々を過ごすこととなり、ナギがこの島にいる情報を知ったジースが囮としてゾドンにユラも地上に連れていかせた。そして警備が緩んだ隙をついて逃走しその途中でリムルに救われ今に至るとの事だ。

 

「なるほどな。ユラさんの事情はわかったよ。にしても俺を利用するだなんて舐めたマネしてくれたなソイツも・・・」

 

「り、リムル様を利用しようとしたのはジースと一部の人間たちです!!カイエン国の民たちは関係ないのです・・・!!なのでどうかご慈悲を・・・!!」

 

「あぁわかってるよ。処分を下すのはそのジースって奴とその部下たちだけにするから」

 

リムルはユラの話を聞いて大体の事情を知れたが、自分が勝手に利用されていたという事実に感じた不快感を隠せなかったためにユラはリムルの怒りがカイエン国の民たちに向かわないようにするために頭を下げて必死に懇願する。当然リムルは関係のない人間を虐殺するような趣味もないのでこちらに喧嘩を売ってきたジースたち以外には手を出さないと誓う。それを聞いてユラは少しだけホッと息を吐く。

 

「ならまずは妹さんを探すことから始めなきゃな。妹さんの特徴とか聞いてもいいか?」

 

「はい。妹のナギは──ナギ!?」

 

リムルはまずジースよりも先にユラの妹であるナギと彼女が持っている竜の牙を回収しようと彼女の特徴を聞く。ユラもナギの特徴をリムルに話そうとしたところで視界に入った光景を前に目を見開いて驚愕の声を上げてしまう。ユラの視線の先を見るとそこには高い塔の上から落下するユラと同じ容姿のポニーテールの美女とゴブタの姿があった。

 

「ゴブタ!!」

 

リムルはゴブタとナギを助けるために背中に翼を展開すると勢いよく飛び出す。そしてリムルは落下する2人を抱えてゆっくりと地面に降りる。

 

「リムル様!?ナギさんが・・・っ!!」

 

「大丈夫だ気絶しているだけさ」

 

ゴブタは意識を失っているナギを心配してリムルに必死に声をかけてくるのに対してリムルはナギの容態を確認してから心配いらないと言って安心させる。リムルはナギとゴブタをゆっくりと地面に置いてから先程までゴブタたちがいた塔の上を睨むとそこには竜の牙を手に持つユラが語っていたゾドンらしき人物が立っていた。

 

リムルは今すぐにゾドンを捕まえようかと一瞬考えたが、ゴブタたちの治療と遠くからでもわかるほど怯えて不安そうな顔をしているユラを放置できないためにこの場は見逃すことにした。

 

その後リムルはヴェルザードたちとユラから教えてもらったカイエン国で起こっていることに関しての情報共有をしてから今後の方針を話し、エルメシアからの依頼と魔王であるリムルに喧嘩を売ったということでカイエン国の問題に本格的に関わることを宣言。

 

そのことに関して文句は言われなかったが、ユラとのデートを楽しんでいたことに関してヴェルザードたちはブラックホールのような暗黒に染まった瞳で詰め寄られ、さらにエルメシアやルミナスたちからも絶対零度の眼差しで見下ろされたリムルは罰として話し合いの最中はずっと正座させられ、夜になると分身体たちと魔力回復を禁止にした状態でヴェルザードたち全員と乱交をさせられ精を搾り取られるリムルの姿があり、それをこっそり覗き見していたユラは顔を真っ赤にしながらショーツを愛液で濡らしていたがそれに関して誰かが何か言うことはなかった。

 

 

 

 

 

 

そして翌朝、リムルたちはエルメシアから借りた魔導船に乗ってカイエン国へと向かうために海へ出航した。なお、戦う力のないトワとその護衛としてシズ、好き勝手暴れそうなヴェルドラとミリムのストッパーとしてヴェルザードとヴェルグリンドが島に残ってくれることとなり、カイエン国に向かうのはリムル、ヒナタ、シオン、シュナ、ゴブタ、ユラ、ナギとなっている。

 

最初は順調に航海が進んでいていたのだがカイエン国の海上付近に近づいた時に辺りにジースの声が響いたかと思えば笛の音が聞こえてきた。ユラとナギはそれが竜の牙を用いて水竜への歌を奏でているものだと気づき顔を青ざめさせていると水竜とその水竜の頭部に乗っているジースが海上から姿を現しリムルたちに襲撃を仕掛けてきた。

 

「ふはははは!!どうだ見たか!!これこそが水竜の力!!下等スライムの魔王など恐るるに足らず!!」

 

水竜の力に酔いしれているジースは高笑いしながら水竜によるリムルへの攻撃を続ける。リムルは閻魔と天羽々斬による二刀流で水竜の攻撃を捌きながら襲い来る水のブレスを【暴食之王(ベルゼビュート)】で喰い尽くすなどしているが、操られている水竜を討伐せず仲間たちを守りながらジースだけを狙うことは中々難しく手間取っていた。

 

しかし戦闘を繰り広げていた途中、ジースの吹いていた竜の牙が嫌な音を立てながらヒビ割れを起こしているかと思えば竜の牙は神々しい光を出しながらジースを弾き飛ばし水竜の頭から落とされた。そして竜の牙はゆっくりと落ちていきユラとナギの手元に渡る。すると先程まで暴れていた水竜は突然大人しくなったかと思えばそのまま海の中に潜り姿を消す。

 

ユラとナギは水竜が姿を消した理由がわからず困惑したもののすぐに水竜の怒りを沈めなければならないとカイエン国へと戻ろうと海へと潜る。リムルたちもそれに続いてユラたちの後を追ってカイエン国に入国しそのまま竜の牙を奉る巫女たちの神殿へいく。そこでリムルたちが目にしたのは竜の牙を元の場所へ戻すユラとナギの姿だったが、本来の使用者である巫女の一族のものではないジースが使用したことによってヒビ割れていた竜の牙は完全に砕け散り砂になってしまった。これによりカイエン国の守護を司っていた水竜も消滅してしまったことが判明してしまった・・・。

 

 

その後リムルはリート王と謁見をして今回の一件はジースたち一部のものが勝手に行動した結果として手打ちし、カイエン国に罪は無いと宣言しリート王やユラたちを落ち着かせてからカイエン国と国交を結ぶことを提案した。水竜の加護を失ったリート王たちにとって魔王とはいえ下手な王より人道的であるという噂を聞くリムルと繋がりをもてるのならばとその提案を受け入れる。

 

それからリムルたちはユラとナギ、そして二人の侍女であるミオとヨリの案内を受けながらカイエン国の案内をしてもらった。そして途中カイエン国の名産である海産物をふんだんに使用された豪華な料理を食べていたリムルたちだが、ナギのことが心配で食事に喉が通らないでいたゴブタの背中をリムルが後押ししてあげる出来事があり、それによりゴブタはナギと2人きりでいい雰囲気を醸し出すことができた。

 

(良かったわねナギ・・・)

 

それをこっそりと離れた場所で見ていたユラは小さく微笑むとその場を後にする。カイエン国の巫女という責任重大な立場にいるユラとナギは巫女としての使命を背負い民の幸せを願いつつげてきたが、水竜の消滅によって今後のカイエン国はどうなってしまうのかという不安に押しつぶされそうになっていた。特に1人で抱えがちになるナギのことを心配したユラはいつも不安を感じたら来る場所であるこの満天の星がよく見える丘に来たのだがゴブタと楽しく話しているナギを見て問題ないと感じたユラはその場から離れる。

 

(私もリムル様に・・・いえ、ダメね・・・)

 

ユラは一瞬自分もあの優しい魔王であるリムルになら自分の抱えている不安を取り除いてもらえるかもしれないと考えるが、リムルにジースたちに汚されたことを話して汚らわしいものを見られるかのような視線を向けられるかもしれない恐怖と彼の周りにヴェルザードやヴェルグリンドたち自分なんかよりも素敵な女性たちがいることから萎縮してしまい話すべきではないと神殿に帰ろうとしたその時・・・

 

「探しましたよユラ様」

 

「っ!?ゾドン!!」

 

森の影からゾドンとその配下たちが姿を現してきてユラは恐怖で顔を青ざめそうになるもそれを表に出さないようにしてゾドンを睨む。しかしユラに睨まれていてもゾドンは余裕の表情を浮かべながらユラを見下す。

 

「ユラ様。我々と共に来てもらいますよ」

 

「誰がっ!!」

 

「来なければこの映像を公開しますよ?」

 

「──っ!?」

 

ゾドンはユラに同行するよう命令するが当然ユラはそれを拒否しむしろゾドンたちをこの場で捕らえるべく護身用の武器を構えようとしたが、ゾドンの手に握る魔道具から映し出された映像を見て顔を青ざめてしまう。

 

そこには媚薬の影響で狂ってしまったユラが男たちと乱交する映像が映っていた。その映像を見てあの地獄を思い出したユラは吐きそうになり持っていた護身用の武器を取り落として口元を手で覆う。そんなユラの弱々しい姿を見て愉悦感を感じたゾドンはそのままユラを脅す。

 

「これを国民たち、そしてあの魔王リムルが見たらどう思うのでしょうかなぁ」

 

「っあ・・・」

 

ゾドンの言葉を聞いたユラはそのもしもを想像してしまい、国民たちからの冷たい視線と何よりもリムルからの侮蔑を込められた視線を向けられる可能性を考えてしまい身体をガクガクと恐怖で震わせ涙を零す。それを見たゾドンはこの場でユラを汚したいと考えるがこの後のことも考えて後の楽しみにしようと部下に命じてユラを連行させる。

 

 

 

────欲にまみれた汚らわしい神の高みに上がろうとする獣によって汚された巫女は再びその身を穢されてしまうことに恐怖で震える。しかし彼女はまだ知らない、彼女の抱える不安も恐怖も全て受け入れた上でその全てを塗りつぶしてくれる魔王が彼女の身も心も全て救ってくれることを・・・

 




あとがき

今回の短編はユラさんとリムルのエロをメインにしているため本格的なストーリーではないためもし本格的なストーリーや戦闘を楽しみにしていた方々は申し訳ありません・・・。いつか紅蓮の絆含めて劇場版ストーリーも小説として書くことに挑戦したいのでその時にでも書きたいです。次回この短編もラストの予定でリムルとユラのエロをしっかりと書きたいなと思ってます。ちなみに本来ならこの時点でジースは死んでいますが原作よりも悲惨な末路を迎えさせるつもりなのでゾドン含め次回ちょろっと地獄を見てもらうつもりです。いい意見があったら感想やコメントによろしく!今のところ候補のひとつとしてオバロアニメ3期にあった恐怖公によるものがあるけどちょっとエグいからまだ検討中・・・

それが終わったらそろそろ本編を書き進めて行く予定で、今年は転スラメインで書きながら物語を進められるよう頑張りたいです!!毎年出したい魅力的なヒロインが増えつつも原作キャラも出したいのが多いので早くストーリーを進めていきたいですねぇ。
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