※この作品はR-18です。

「リンちゃんはやってくれたよ?」   作:アキラゼミ

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「『超人』だね、似合ってるよ(笑)」

 カヤが私のシャーレにやってきて数日が経った。

 彼女の存在は極秘中の極秘なので、日々の当番の子にすら、それこそ今まで以上に、過剰な程に気を使わなくてはいけなくなったのが少し疲れる。

 カヤがシャーレに居るのを知っているのは、私を除けばたったの5人だけだ。その5人というのは、リンちゃん、ミヤコ、サキ、モエ、ミユ。つまりは連邦生徒会長代行と、RABBIT小隊の4人だ。

 リンちゃんは、カヤからクーデターを起こされた被害者だし、RABBIT小隊の4人はカヤが手を染めた犯罪の決定的な物的証拠を奪取、隠蔽してくれた。だから知らせてある。

 シャーレの先生である私が犯罪者を匿ってる事に違いはないから、ミヤコ達からはちょっぴり疑いの目を向けられつつあるんだけど……。

 まぁクーデターの主犯なんだしね。矯正局送りが妥当だと私も思う。でも、だからこそそんなカヤを拾う事に意味があるんだと、自分に言い聞かせる。

 

「先生?随分、眠たそうな顔ですね?」

 

「そうかな?最近は仕事が順調だから、寝る時間はあるんだけど……」

 

 ノノミに心配までされてしまった。ちなみに、今私が言った「寝る時間」は「(カヤと)寝る時間」という意味で……実は私の睡眠時間はカヤが来る前とあまり変わっていなかったりする。

 尤も、私の仕事の3分の1は、別室に居るカヤに押し付けているから、疲労度という意味ならかなり軽減されているんだけれどね。栄養ドリンクを飲む頻度も減ってるし。

 

「少しお休みになられては?膝枕しますよ?」

 

「……じゃあソファで少しだけ……いいかな?」

 

「はいっ!ささっ、どうぞ先生っ!……あら?先生、ソファに何やら髪の毛が……」

 

「え」

 

「ピンクの髪の毛……?誰か来ていたんですか?」

 

「あ、あー……昨日の当番の子かな?」

 

 まずい。そういえば昨日の夜は、カヤとソファでエッチしまくったんだっけ。カヤを座らせて挿入、寝かせて挿入、対面座位に背面座位……その時に髪が抜けたり切れたりしてしまったんだろう。

 

「昨日はセリカちゃんですよ?その前はノアさん、アカリさん、ジュンコさん、ムツキさん……。直近でピンク髪の生徒が居たとすると、2週間近く前の、ミカさんが最後のはずでは?」

 

「……」

 

「先生、まさか……」

 

 マズイマズイマズイ。もしかして、ピンチなの?髪の毛で女性を連れ込んでいるのがバレるなんて、夫の浮気に勘づく奥さんじゃないんだから。待ってノノミ、これは違うんだよ本当に。待って……。

 

「お掃除、ずっとサボってませんでしたかっ!?」

 

「……へ?おっ、お掃除……?」

 

 ノノミはある台帳を日付の新しい順からパラパラ確認していく。とあるページを見つけると、それを開いてズイッと私に見せつけてくる。

 

「……ほら!来客記録にも、ピンク髪の生徒の名前はありません!2週間前の当番である聖園ミカさんの記録で最後なんですよっ!」

 

 シャーレは超法規的機関なだけあって、その辺の管理もそれなりには徹底している。しかしそこに、ピンク髪の生徒の名は記されていない。

 つまりそれの意味する所、掃除をサボっている、という結論に至るワケだ。筋が通っている推理だ。しかしそれだけに私が掃除をサボった事になるのが悔しいが……カヤの存在がバレるワケにもいかないし認めるしかない。

 

「あはは……忘れちゃってたみたい……ごめんね……」

 

「信じられませんっ!2週間も掃除しないなんて!年頃の女の子が来るんですからね?もう少し綺麗にしないと先生から女の子が離れてっちゃいますよ?いいんですか?」

 

「うぅ……それは困るね……」

 

「全くもう……仕方ない人ですね♪……一緒にお掃除しましょう♪」

 

 ◆

 

「────ってさぁ、ノノミに怒られちゃったよ。いやぁ、普段怒らない人が怒ると怖いって、これ、本当なんだねぇ。完全に私が悪いんだけどさ」

 

「……確認が甘いんじゃないんですか」

 

「それはカヤもね。行為後は2人で後始末するって約束じゃない」

 

「それは、まぁ……そうですけど……」

 

 その日の夜。表向きはもう、営業というか業務を終了しているから、別室に居るカヤを呼び寄せて、その日にあった事などを話して聞かせる。

 この時に2人で飲むのはカヤお気に入りのブルーマウンテン。本当なら午前に飲みたいそうなのだがこれはあくまで「今日も一日お疲れ様」の意味でのコーヒーなので、これに関してはとっくにカヤには納得してもらっている。

 

「相変わらずカヤの淹れるコーヒーは美味しいね」

 

「……ありがとうございます。ですが先生がまだまだ下手なだけですよ。明日は先生の番ですからね」

 

「そうだね。そう簡単には手に入らないし、大事にしないとね」

 

 このコーヒー豆、実はそれなりにレア物らしく、連邦生徒会長代行時代のカヤでさえ、簡単には手に入れられなかったのだそうだ。私は、トリニティの生徒会・ティーパーティーのナギサに頼んで特別に取り寄せてもらったけれど……カヤはカイザー系列の会社に頼んでたんだろうなぁ、という悪い意味での信頼がある。

 

「フー、ご馳走様っと。さてと、カップ洗いは後でやるとして……」

 

「……エッチしますか?準備は……してありますが」

 

「うん、そうしよっか!」

 

 流石に1週間も経てば従順になるらしい。エッチしそうな雰囲気にするまでもなく、そういう行為を匂わせるだけで、カヤから誘うようにまでなった。

 調教らしい調教もしておらず、正直に言うなら、そこだけが少し不満なんだけれど────とはいえ従順ならそれに越したことはないから、表立って、本人に文句は言わない。それに、それはワガママが過ぎる気がするし。

 

「今日はどこで?」

 

「せ……先生のご随意に……ご、ご自由に、どうぞ」

 

「じゃあ……今日は普通にベッドに行こうか。カヤに渡したい物も用意してあるからさ」

 

「え……?」

 

 困惑するカヤの手を取り、私が前に立ちベッドに向かう。オドオドする様子のカヤはまるで初々しい彼女のようで、いつもの「可哀想は可愛い」と違うただ純粋な気持ちで「可愛いな」と思えてくる。

 

「ちょっと待っててね。今、持ってくるからね」

 

「は、はい……」

 

 とりあえずカヤをベッドに座らせ、私はある物が入った紙袋を取りに仕事部屋へと一旦戻る。今日の昼間はシャーレにとあるお客様が来て、その子からある物を受け取った。それをカヤに渡すのだ。

 私は、ガサガサと音が鳴る物が入っている紙袋を持って、カヤの待つベッドへ向かう。

 

「お待たせ!はい、これ!」

 

「この紙袋が、ですか?何が入っているんです?」

 

「それは開けてからのお楽しみだよ。ささ、ほら、開けて開けて!」

 

「………………っ!?」

 

 薄いナイロンをガサガサと鳴らしながら紙袋から取り出したソレ(・・)は、カヤがよぉ〜く見慣れた制服。連邦生徒会の制服だった。

 それに気付いた瞬間、カヤは制服を取り落とす。口元を、いや身体を震わせながら、未知の化け物を見るような目で私を見上げた。

 

「な……んで……」

 

「『何で』?本気で分からない?」

 

「まさか……わ、私、が……連邦生徒会に……?」

 

「復帰なんかできるワケないでしょ?世間的には、カヤは行方不明なんだ。連邦生徒会長みたいにね。いや、死んでいる扱いと言っても過言じゃないよ」

 

「じゃあどうしてこの制服をっ……」

 

「袖の部分、よーく見てごらん。わざと畳む角度や向きを変えて袋に入れ直したんだから」

 

「袖?────ッ!!」

 

 袖には、薄茶色のシミが2、3個ほど。これは、コーヒーを注ぐときに誤って跳ねさせたときの雫。そう、この制服は、確かに連邦生徒会の制服だが、新品ではなく、かつてカヤが着ていた制服である。

 廃棄される所だったコレを「いつの日か、カヤが見つかってシャーレに来たときの為に、保存だけはしておきたい」とかいう無理矢理な理由で、私が、連邦生徒会に問い合わせて取り寄せたのだ。

 世間的に見ればカヤは行方不明という扱いだが、もう殆ど死んでいるも同然なので、この制服も殆どカヤの遺品にも近い扱いをされていた。

 

「な、ぜ……どうして、私の制服を……」

 

「やっぱりね、カヤにはこの制服が一番似合うよ。今のカヤに合わせた採寸がされているから普段着にするとしても丁度いいかもしれないしね。ちゃんと手袋もあるから安心して!やっぱこれが無いと!」

 

「……」

 

「今日は久しぶりにこれを着てエッチしよっか!」

 

「…………です」

 

「うん?ごめんね、よく聞こえなかったみたいだ。なんて言ったの?」

 

「イヤ、です……って言ったんですよ……!」

 

「……どうして?」

 

「私はもう連邦生徒会役員じゃないです……今の私にその制服に袖を通す資格など無いですし、そもそも役員でない者が役員の服を着るのはなりすましにも等しい行為であり、それは立派な犯罪────」

 

「その『犯罪』に手を染めたカヤが何を言っても、説得力は無いんだけどね」

 

「ぁ……」

 

 ヒュッと息を飲み、俯いて黙ってしまった。私はカヤの後ろに回り込み、後ろから抱き締めるように接近してベッドに座る。

 そのままカヤの身体と私の身体を密着させ、腕を回して抱き締め、耳元で囁く。

 

「ほら、自分の制服をよく見て、思い出してみて。防衛室長の仕事を次長さんに丸投げして、連邦生徒会長代行への業務報告もしていなくて。このお尻で防衛室の椅子を温めていただけの────お金と、欲望に塗れた、策謀を張り巡らせていたあの日々。ジェネラルとどんな話をしていたか知らないけど、カヤは連邦生徒会の仕事もせず、キヴォトスの事を私よりずっと、何も知らなくて……」

 

「ッ……」

 

「クーデターやテロの準備以外に、この制服を着て何をしたのかな。私とのセックスしか、してないんじゃないの?」

 

「う……」

 

「可愛いアホ毛を揺らしてカヤは何をしたのかな?仕事らしい仕事、してないんじゃない?次長さんに仕事を押し付けすぎたツケだよね」

 

「ゔっ…………げえぇぇっ……おええっ……!!」

 

 うぷっと頬を膨らませたカヤは私の抱擁を強引に振り解き、制服が入っていた紙袋に口をつけ、中に嘔吐する。袋の中から酸っぱい匂いが広がる。まだ嗚咽も酷いカヤの背中を撫で、落ち着かせる。

 

「ごめんごめん……少し言い過ぎたかな」

 

「白々しいんですよ、このゲスがっ……うぶっ…………げぇっ、お゙ぇぇっ……ゲホッゲホ……ゔぇ……!」

 

 消化されかかった夕飯に、ただの水、ついさっき私と飲んだコーヒーまで出てくる。ドンドン戻してスッキリしてもらわないと……。

 

「そうだね、少しゲスだったね。ごめんね」

 

「思ってもない事を……!そういう所が気持ち悪いんですよ、あなたは!」

 

「……確かに気持ち悪いかもしれないね。でも、もう仕方ないよね。この制服を着たカヤと、セックスがしたくてたまらないんだよ」

 

「イヤです!」

 

「『先生の言う事ならなんでもしますから』……か」

 

「!!」

 

「……自分の言葉にすら責任を持てないの?」

 

「ッッッッ」

 

「そんなんでよく『先生の行動の責任も私が』とか言えたね。確かにね、私は大人だけど、好き好んで責任を負ったりはしない。それが先生の、ううん、私の役目だからそうしているの。カヤのあの提案、魅力的だって言ったよね。アレは本音だよ。でも、子供に責任を負わせるワケにはいかないから、私は断った。カヤに責任を負える器があったとしても。だけど現実は────残念だね。カヤはどうやら、自分の言葉にも責任を負えないみたいだね」

 

 ゆっくりと、諭すように言う。やがてカヤは涙をじんわりと滲ませ、吐き捨てるように言った。

 

「分かりましたよ……着ますよ、これ……!」

 

「そう?ありがとう、今日はカヤが寝落ちするまで着衣エッチしようね!」

 

「……着衣は趣味じゃない、とか、初めの方に言ってませんでしたか?」

 

「まぁね。でも、食わず嫌いも、ただの好き嫌いも良くないから。ニンジンを嫌うココナちゃんのこと何も言えなくなっちゃうもの」

 

「……。せめて……うがいしてきてもいいですか?」

 

「あ、うん、いいよ!」

 

 私は別にゲロ臭くてもいいんだけど。でもまぁ、カヤがそうしたいんなら、うがいさせてもいいか。

 酔っ払いのようにフラつく不確か過ぎる足取りで洗面所に向かう。そこにはカヤのコップもあるからコップを使ってうがいしたいんだろう。

 まさかカヤも今になって逃げないとは思うけど、万が一、億が一にも逃げ出さないようにと、ミユのように気配と足音を消してカヤを尾行する。あと、ついでにカヤのゲロ袋も処分しないと……。

 

「はぁ……ほんっと気持ち悪いですね……うっ……」

 

 吐き気がすればその場で一旦足を止め、口を塞ぎ床を見て喉を物理的に食道を塞ぎ、吐き気を押さえ少しずつ洗面所へと向かった。

 念入りに、コップ5杯分も口をゆすいで、更には歯磨きまでしている。それから水を2杯飲み、腹に手を当てて腹の調子を確認している。

 

「これで大丈夫でしょうか。……全く、今日は何時に寝られるんでしょうね……はぁ」

 

「遅くとも25時には寝かせるよ。昨日が遅すぎた。今日は早めに寝ないとね」

 

「先生っ!?……な……なんですか、監視ですか?」

 

「……」

 

「今更私が脱走なんかするとでも?シャーレ本部と言ったって、別室にはこんな夜も生徒やら何やらが居るでしょうに。脱走なんかできっこないですよ」

 

「……やだなぁ。私も水が飲みたくなっただけだよ」

 

「ま、どうでもいいですが。さっさと終わらせて、寝たいんですけどね。着替えて待ってます、先生も水飲んだら早く来てくださいよ」

 

 カヤは私の横をすり抜けて足早にベッドルームへ向かった。私は水を2杯だけ飲むと、ビニール袋にカヤのゲロ袋を包んで縛り、ゴミ箱の奥底へ丁寧に押し込む。

 ベッドルームに戻ると、カヤがあの連邦生徒会の制服に着替え終わったところだったらしく、手にはパンツをぶら下げるようにして持っていて、これを履くかどうかを迷っている様子だった。

 

「カヤ」

 

「はひっ!?は、早いですね先生っ……」

 

「カヤが遅いだけだよ。……どうしたの?」

 

「い、いえ……なんでもないですよ」

 

「パンツを履くかどうかで悩んでたんでしょ?なら履いたらどうかな?パンツをズラして挿入するの、数日ぶりだね」

 

「……ほんっと気持ち悪い」

 

「カヤが可愛いからね」

 

「嘘。都合のいい穴としてしか見てないクセに」

 

「そんな事は無いよ。いや、最初はそうだったけど今は違うよ」

 

「フンッ、どーだか。イマイチ信用なりませんね。性欲の捌け口にする為に私を匿うような人ですし、信用する方がバカですよ。他の生徒とか、どうしてこんな先生を慕っているのか分かりません。物事の本質を見抜けぬ無能だからでしょうが────」

 

 バチィン!と肉を叩いたような音が部屋に響く。カヤは言葉を切り、平手打ちされた頬を手で押さえ涙目で震えながら私を見上げる。

 

"私の事を悪く言うのは構わないけど……"

 

"私を信じてくれている生徒を悪く言うのは

絶対に許さないからね"

 

「ぁ……ご、ごめ……」

 

"RABBIT小隊にあっさり証拠を掴まれて

カヤ派の仲間にも裏切られて……"

 

"行方不明ってことにしなければ

まともに生きられない状態になった……"

 

"カヤの方が圧倒的に無能じゃないのかな?"

 

「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい……」

 

 自身の境遇を押し付けるように言い聞かせると、頭を抱えてその場にうずくまり、カタカタと奥歯を鳴らして震えてしまう。

 思わず緩む頬を自分で軽く平手打ちして、カヤの目の前に手を差し伸べる。

 

「私はそんなカヤとエッチしたいんだ」

 

「……」

 

「変だよね。私には、そんなカヤの方が、可愛いと思えるんだ。これは本心だよ。だからカヤ……私に、そんなカヤのこと、抱かせてくれないかな?」

 

「…………どこまでも変態ですね、先生は……」

 

 口元を引き攣らせたような笑みを浮かべたカヤは大人しくパンツを履き、ベッドに乗っかると、昨日ぶりに四つん這いになって、お尻を丁度いい角度で突き上げてくれた。

 

「こんな私で良ければ……どうぞ……」

 

「……」

 

すぐさま挿入する

 

後ろからクンニしてから挿入する

 

とりあえずお尻を叩く

 

「ひゃっ!?せっ……せん、せっ……んぁっ!?」

 

「余計なことを言って吐かせちゃったから。今日はちょっとだけ解してあげる」

 

「あ……ありがとう、ござ……んんっっ♡」

 

 そういえば、アナル開発もゆっくりと進めているけれど、まだ指1本の挿入しかできないんだよね。早くカヤとアナルセックスしたいんだけど……。まぁお尻の穴は切れると痛いからね。中々治らないし。こっちの開発はゆっくりしないと流石に可哀想だ。

 

「ひあっ!?おっ、お尻なんてそんなっ……なめっ、舐めないでくださいっ!」

 

「そぉ?じゃあ、おまんこだけ舐めてあげるね」

 

「だから、そっちも舐めるのは……くひっ♡ ひぁ♡あっ、んっ……あっ、ああんっ♡」

 

 ビクビクと腰を跳ねさせるカヤは本当に可愛い。いつもとは違う方向に、けれども確実に、可愛い。いつもこうだとつまらないけど、可愛いのはずっと変わらないでいてほしい。

 腰が震えるカヤを見て思わず頬が緩む。枕に顔を突っ込んで必死に声を押し殺しているのがあまりに可愛くて、いつもは叩いているお尻を両手で揉んでしまった。

 

「……挿れるよ」

 

「キてください……先生……っ」

 

 長いスカートがちょっぴり邪魔だが、こういった普通とは違う行為にも、慣れておきたいところだ。

 私は左手で彼女のパンツをズラしてやり、右手でスカートを持ち上げてお尻や腰の方に乗せてやり、次いでペニスを膣口にクチュッと当ててやる。

 

「んっ……はぁああぁっ♡」

 

「うっ……」

 

 このプリップリの膣壁、本当に凄い。やっぱり、キヴォトス人は凄い。私とて大人だから、そういうグッズを使った経験は、決して少なくない。だから比べられるけれど、このプリプリ具合は、ホールの比じゃない。人工的な再現はきっと不可能だろう。というかキヴォトスの外の世界の人間より……。

 膣内でヒダが絡みついて、小さな触手のように、ペニスを撫でてくるこの感覚。無理だな、やっぱり天然モノは最高だ。養殖(ホール)は天然(ホンモノ)には勝てない。

 

「あンっ♡ はぐっ、うっ…………あ゙っ♡」

 

「無理に声を殺さなくていいんだよ?」

 

「ふざけっ……自分の喘ぎ声、なんかっ……っ……好きじゃないん、ですよっ……んぐっ……♡」

 

「……そんなこと考える理性すら飛ぶくらい、激しく犯せればいいんだけどね……。私のセックスが下手なばかりに、ごめんね」

 

「そもそも!……っ……性欲処理の、為に……っ、私を犯してるん、でしょうっ……!?じゃあもう、殆ど、自慰と変わりませんよ……んっ……、セックスしてるなんて、思わないで……おっ♡……く、ださい……♡」

 

 カヤの言う事も尤もなんだけど、カヤの喘ぎ声を聞きたい私としては少し物足りないのは否めない。もっと時間をかけて解せば快感も増すと思うけど。明日あたりは前戯に時間をかけてみようか。いや、そろそろオモチャを使って放置プレイとかも……。

 

「んっ……♡ はぁ、はぁっ……ゔっ♡ うんっ♡♡あぅっ……んくっ♡ はぅ……うっ……♡♡」

 

「少しずつ馴染んできたね。私にピッタリなホールみたいだ」

 

「誰が穴ですか……人を舐めるのも大概、にィっ♡」

 

「!?」

 

 ビクンと腰を震わせ、背中を海老反りに。角度が一気に変わった事で、膣内の上壁をカリでゴリッと削るような感覚に襲われ、一気に射精感が高まる。

 カヤのお尻を揉みながら、ぱちゅん、ぱちゅんと腰を打ち付ける……。

 

「イきそ……っ」

 

「んふふ……そんな顔しちゃって……♡ そぉんなに私のおまんこ……っ、気持ちイイんれすかぁ?♡」

 

 ヤバイ────憎しみすら抱いてたカヤの事を、本気で、好きになりつつあるかもしれない……。

 泣くカヤも可愛いけれど、気持ち良さそうに顔を歪めるカヤも、いちいち一言余計なカヤも可愛い。お尻を叩かれてビクビク反応するカヤも可愛い。

 きっとこの「好き」は、恋愛的な意味じゃない。だからこそ断言できる。私は、カヤの事が好きだ。可愛い所も屑な所も、全て私が独占したいんだな。

 

「……カヤっ、好きだ!」

 

「っ!?」

 

 覆い被さると、半ば強引に唇を重ねる。カヤは、私の圧に負けたのか、彼女なりに唇を尖らせたり、舌を出してキスにノッてくれる。

 

「本っ当に……気持ち悪い、大人ですね……っ♡」

 

「もう一生ずっとカヤは私のモノだよ……絶対にもう誰かの手には渡さない……ッ!ずっと私と居るんだ、優しくもするしイジッてもあげるから……!」

 

「望んでませんよ、どちらもっ……んぁ……っ♡」

 

「うるさい防衛室長!じゃあ厳しくするよ!」

 

「!?」

 

「自分の貞操すら防衛できないでキヴォトスを防衛できるワケないでしょ!そらっ、子宮の中まで直接侵略してやる!子宮口(くち)締めて防衛してみなさい!」

 

「っ!まさか1発目から中出しっ……やめてください先生っ、最初のは飲みますからっ……!お願いします先生!先生っ、先生ぇっ!!」

 

「賭けようじゃない、カヤ!一番最初の濃い精液でカヤが孕むかどうか!」

 

「やだっ……やだぁっ!やめ、やめて先生っ!!の、飲ませて……飲ませてください……お願いします……」

 

「うん?子宮に飲ませてって?もちろんっ!もう、イクからねっ……っ…………ふぅ……」

 

「そういう意味じゃっ……あっ……あぁっ……!?」

 

「フーッ……もう少し我慢できたかなぁ……ちょっと焦りすぎたな」

 

「え……えっ?」

 

 ぬぽっ……と精液と愛液にまみれたペニスを抜くとボタボタとゼリーのような精液が溢れてきた。防衛されたかは分からないけれど、いつか結果もわかるだろう。

 

「あ……ぁ……」

 

「というか、いつも中出ししてるんだから、1発目だろうとそうでなかろうとあまり関係ないけどね。孕むときは孕むし、孕まないときは孕まないさ」

 

 カヤは、枕に顔を埋めて泣いていた。大人である私には分からないけれど、子供にとっては1発目の精液はそんなにも脅威なんだろうか。気持ち的には大違いでも、実際はどっちも変わんないけどね。

 

「カヤのお尻は柔らかいね。さ、今日もアナル開発頑張ろう!」

 

「……もう、どうでもいいです……何もかも……」

 

 こうして私は、疲れて眠たくなるまで、中出しとアナル開発を交互に繰り返して、結局、2人揃って寝たのは26時を回ってからのことだった。

 

 ◆

 

「ん……むにゃ……」

 

「おはよう。今日はゆっくり寝られたみたいだね。私はそろそろ当番の子が来るから出るよ。朝食も、いつもの所に用意しておいたから食べるんだよ」

 

「あぇ……せんせぇ……?」

 

「うん?」

 

「どーして私、連邦生徒会の制服を着てるの……?」

 

「え?」

 

 タメ口?いや、どこか幼い、のかな?寝ぼけてるだけなのかな。そんなカヤも可愛いな。昨日まではこんな様子、見せたこと無かったはずだけれど。

 

「わぁ……!本物みたいな重み!コスプレでは何度も着たことあるんだけどね!ねっ、先生!私、いつか連邦生徒会に入れるかなぁ?」

 

「え……か、カヤ?どうし……」

 

「それでねそれでね!いつか連邦生徒会長になってキヴォトスの安全を守るのっ!バリバリ働いてね、皆が安全に暮らせるようにしたいの!もう痛いのはヤなの……痛くて泣くのも、誰かが泣くのもヤなの。私が頑張るだけで、キヴォトスの皆が安全に幸せに過ごせるんだからっ!」

 

「────っ!!」

 

「先生?どうしたの?」

 

「……カヤ……」

 

"幼児退行……しちゃったの?"

 

"……"

 

何も言わず抱き締める

 

「わっ!?せ、せんせぇ……?どうしたの?」

 

 私は、何も言わずカヤを抱き締めた。

 可愛らしい反応を見せてくれるからとイタズラにカヤのトラウマを刺激し過ぎた。そのせいでカヤは自分の心を守る為────自我を退行させたんだ。

 

「あれ、もしかして朝なの?私、せんせぇのとこにお泊まりしちゃったの?そろそろおうち帰るね!」

 

「待って!」

 

「へっ?」

 

「カヤは────そう、襲撃を受けたんだよ」

 

「襲撃?私が?」

 

「そう。だから今はまだ、私の所で、カヤのことを守っているんだよ。学校にも連絡済みだ」

 

「そう、なんだ?……私、負けちゃったんだ」

 

「負けてなんか……」

 

「だって、ここに来たときの事、覚えてないよ?」

 

「!!」

 

「えっとね、前にね、本で読んだことあるんだ〜。頭を強くぶつけたりすると、記憶が一部消える事があるんだって。怪我は治ったみたいだけど、多分、頭に強いショック受けちゃったんだね」

 

「…………」

 

「先生のこと覚えてるから、いっか!えへへっ♪」

 

 無邪気な笑顔が辛い。物理的なショックではなく精神的なショックだろうが、どちらにせよ一部だけ記憶が飛び、しかも幼児退行してしまうだなんて。

 これは完全にやり過ぎた。私の落ち度だ。カヤは悪くない。私が悪いんだ……。

 

「負けちゃったか……あーあ、『超人』失格だなぁ」

 

「『超人』……?」

 

 カヤがよく口にするワードを耳にして思わず目を見張る。

 

「そうっ!私ね、連邦生徒会長みたいな『超人』を目指してるの!それで、いつか、この制服が似合う完璧な『超人』になるんだぁ!」

 

 嬉々としてそんな事を言うカヤ。決して叶わぬ、カヤの夢。私の行動の結果とはいえ、あまりにも、これは……これは、酷い。

 私は現実から目を逸らすように、カヤを視界から外す為に、更に思い切り抱き締めた。

 

「────カヤはもう、立派な『超人』だよ。連邦生徒会の制服も似合ってるよ」

 

「え……?でも、私、負けちゃったんだから…………。よわよわカヤなんて、全然『超人』じゃないよ……」

 

「ううん、それは違う。カヤはもう『超人』だよ。先生が保証するから」

 

「そう……?私、『超人』なれた?」

 

「うん……うんっ……なれてるよ……!」

 

 カヤを抱き締める腕に力が入る。しかしカヤは、大の大人の力すらものともしない。そればかりか、これまでに見せたことの無いような柔らかな笑みを湛え、私の背に手を回し、抱き締め返してくれた。

 

「カヤ、先生も認める『超人』になれたんだね……。制服、本当に私に似合ってるかな……?」

 

"よく似合っているよ。『超人』だもの"

 

 ────私が彼女に言うべき言葉は、もう既に、たった1つしか残されていなかった。




次回、箸休め回。
周囲(モブたち)から見た先生。
初の掲示板形式ですが二度とやりません。

ブルアカらいぶ、良かったですね。
兎の中ではミユちゃんが最推しなので、配布なのが幸いでした。アキラゼミですから、アキラ実装まで可能な限り我慢したいところです。(ミヤコに備え課金する音)
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