※この作品はR-18です。

【完結】ブルブルバイブる! 追放された超振動使いは人類へ逆襲粉砕無双~気高く高貴な姫も女騎士もブルブルのアクメ乱舞♥   作:アニッキーブラッザー

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第三十七話 高き高潔なダークエルフはニャンニャン甘える♥ そして、んほぉ♥ 

 月明かりの部屋。

 大きなベッドで抱き合う男女。

 自分より少し身長の低い男と唇を重ねながら、システィアは二度目のキスに胸がときめいていた。

 

「んちゅっ♡」

「ちゅっ、ちゅぷ」

「ん」

 

 ファーストキスは戦場で軽く済ませる程度だったが、今度は濃厚に絡み合う。

 求めて求めて吸い尽くすように、システィアは積極的にクエイクを堪能した。

 

「はあ、はあ、熱いのじゃ……わらわのこの火照り……うぬはどうしてくれるのだ?」

「うん……綺麗だ……」

「はぁん♡」

 

 既に胸当ても外して上半身は露出している。今のシスティアの身に纏っているのは、下半身の小さな黒ビキニだけ。

 褐色の肌も表情が赤く染まり、尖ったエルフの耳がピコピコと嬉しそうに揺れている。

 

 

「まったく……ハーラム相手に8時間ぶっ通したというのにまだまだデキるとは……まあ、誘ったのはわらわだが……ちゅっ♡」

 

「あ、うん。俺はそういう構造なんだ……ちゅっ……『こういうこと』をしようとすると、脳内麻薬物質が過剰に分泌されて、常識を超越した欲求と持続力が発揮とか……」

 

「な、なんだそれは? よく分からんが……要するに、今宵はわらわは一睡もできぬということか? チュ♡」

 

「あ、でも嫌なら……」

 

「誰が嫌と言った。夜通しマッサージせよ、たわけもの……んちゅうう♡」

 

 

 振動を使わずにクエイクが手を伸ばす。

 チヴィーチのような平原でもなければ、クロースのような小山でもなく、ハーラムのような丘でもない。

 まさに二つの山。

 山頂部分が綺麗なピンク色に染まるプルンプルン震える山脈にだ。

 

「あ、ん♡ こ、小僧……貴様……」

「あ、えと、ダメだった?」

「……だ、ダメではない。そう、胸が張って疲れたので、そこにもマッサージが必要であろう……し、しかし、今は唇でマッサージを受けていたのだから、そちらも疎かにされては……困るぞ♡」

「ああ、ちゅっ」

「ふふ、あむ♡」

 

 口ではあまり素直ではないことを言ってはいるものの、既にトロトロに蕩け切った表情で、システィアはクエイクに抱き着いて甘えた。

 末妹ながら、三姉妹姫の中ではいつも鋼鉄の表情をして、人類に恐れられていたシスティアが、今ではただの雌猫になって、自分より頭一つ分ほど背の低いクエイクにゴロゴロと身を寄せて、キスをして、頬をスリスリさせて、そして触れられれば全身に電気が走ったかのように震える仕草を見せる。

 

「まったく、貴様はある意味で悪魔だな……」

「システィア?」

「このわずかな期間で魔界の三姉妹姫、更には帝国の女騎士将軍、世界に名を轟かせる四人の英傑をブルブルさせて女にしおって……」

「あ……うん……」

「もはや、敵も貴様に抱かせれば味方になり、世界が平和になるのではないかとバカなことを考えるぐらいにな」

 

 バカげたことだと言いながらも、どこかおかしそうに笑いながらそう口にするシスティア。

 それを……

 

「ぬわははは、確かにそれはありえるかもしれないのだ♡」

「全世界の女性がクエイクに抱かれれば、皆家族に……確かに平和かもしれませんね」

「まぁ、男どもが黙っていないだろうがな。しかし、ご主人様のブルブルを知らぬ女は確かに不幸だがな……」

 

 ベッドの脇で待機しているチヴィーチ、クロース、そして部屋の隅で正座させられている奴隷のハーラムも、システィアの言葉に苦笑しながらも決して否定できなかった。

 

 

「あ、姉上……やはり……その、見られながらというのは気が散る。最初ぐらいは部屋の外にいてくれぬか?」

 

「な~にを言っておるのだ、ダメなのだ。後がつかえておるのだから、システィアはさっさと破瓜るのだ!」

 

「さ、最初ぐらい時間をかけてもよいであろうが! わ、わらわにとって初めてのことなのだから!」

 

 

 気が散るから二人にして欲しいと懇願するも、部屋から出ていこうとしないチヴィーチ。

 本当ならもっとロマンチックに愛し合いたいと思っていたシスティアにとってはあまり好ましくない状況でもあった。

 しかし、既に決壊しそうな理性の前に、徐々にそのようなことは些細なこととなる。

 

「……よしよし」

「ッッ!!??」

 

 そのとき、不満げに唇を尖らせるシスティアの頭を、クエイクは「よしよし」と撫でた。

 幼い子供をあやすように。

 

「きさ、貴様!」

「よしよし」

「あ、あぅ……うう……」

「ちゅっ」

「ん♡ んん♡」

 

 抱きしめてキスをしながら頭を撫でられる。

 本来なら「無礼者」と叫んでその手を締め上げるのがシスティア。

 だが、今のシスティアは違う。

 トロトロの表情で「もっと撫でて」と訴えながら、クエイクとのキスを再開した。

 

「ぬわはは、こんなシスティア初めてなのだ。猫のように甘えておるのだ」

「でも、キスだけでもうずいぶん……羨ましいです……」

「ご主人様の口吸い……しかし、問題なのはこれから……ご主人様が振動を解禁されたら猫が豚になるであろうな……」

 

 羨ましそうに眺める反面、これから起こる未来に不安が過る。

 今は完全に恋する乙女、甘える猫状態のシスティア。

 しかし、クエイクと交わるということは、クエイクは相手を悦ばせるために振動を解禁する。

 もしその振動が解禁されたらどうなるか?

 その威力を骨の髄まで魂に至るまで知っている三人の想いを知らず、システィアは……

 

 

「ぷは♡ ふふふ……さて、わらわも徐々に慣れてきた。小僧よ……振動を使っても良いぞ♡」

 

「え? いいの?」

 

「「「ッッ!!??」」」

 

 

 そして、あろうことかシスティア自らが死地へと踏み出す。

 

 

「うむ。今のわらわは心も充実している……姉上やハーラムたちのようにぶっ壊れるようなことはない……深く、感じ合うだけだ」

 

「じゃあ、やるけど、いいんだよね?」

 

「はっはっは、わらわを誰だと思っている? 振動攻撃? わらわがそんなもので―――――」

 

 

 そして……

 

 

 

 

 その後の結末は誰もが予想通りのものとなった。

 

 

 

――――ブルブルブルブルブルブルブル♡♡♡♡♡

 

 

 

「んごぉぉおおお♥♥♥ んぼぉおおおおお♥♥♥ おひ♥ おっ♥ おっ♥ んほぉおおおぉおおおおおお♥ わ、わらわはぁあ、んひぃいいいい♥♥♥」

 

 

 

――――ブルブルブルブルブルブルブル♡♡♡♡♡

 

 

 

 

 こうして、レイブレイーブ砦奪還戦に関する全ての戦いが幕を下ろした。

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