ルーテシアたちが住む無人世界カルナージ。そこで行われたなのはたち主催の合同陸戦試合。3回もの戦闘が終わった日の夜、大人達は酒と肴での飲み会へと突入した。
お子様組は部屋で倒れている。ギンガもアリスがいるので早々に部屋に戻ろうとしたら、ノーリが今日は自分が面倒をみるので、ギンガも飲み会に参加して構わないと言う。ノーリの気の計らいだろう。
此処には自分達以外の人は居ないし、ランクA以上の魔導師がわんさかいるので、ギンガやアリスに危害を加える様な輩はいないだろうと判断したアキラは「もう一風呂浴びてくる」と言って温泉へと行った。
飲み会が進むにつれて、なのはとフェイトは、久しぶりの休みにハメを外し、浴びる様に酒を飲んでいた。
「の、飲みすぎじゃないですか?」
「そんなことないよぉ~……」
そんなことあるレベルでなのはたちは飲んでいた。暴れたりしない限り、まだセーフと思っているのだろうか。
「そうそう。たまに息抜きしないとね…」
そういってフェイトは新しい缶を開けた。これも、これまで飲んできたのも中々アルコール度数が高いものだ。現在二人は相当酔っている。
「あらら、二人とも何か溜まってるのかしらねぇ」
メガーヌはあらあらと笑っている。
「そんな気楽な…」
「ほらぁ、ギンガも飲んで飲んでぇ」
そういってなのははギンガのコップに並々に酒を注ぐ。
「飲んではいますけど……」
それを横で見ていたフェイトはたまたまギンガの左薬指にはまっている結婚指輪が目に入った。そしてそれについて今の自分の現状を考えると、だんだん悲しくなってきた。
「はぁ~それにしても、この中で結婚しているのはギンガだけかぁ~」
フェイトが愚痴る様に呟くとなのはも愚痴りだした。
「はぁ~あ、なんだかんだずっと魔法漬けの人生で、青春も潰してきたような気がする…」
「み、皆さんにも何時か良い人が現れますよ。きっと‥‥」
絡んできたなのはとフェイトに嫌な予感を感じつつ、慰めようとするギンガ。そんなギンガに対し、なのはとフェイトはジト目で見てくる。
「むぅ~やっぱり既婚者は余裕があるのねぇ~」
「何か妬ましい~」
「そ、そんな事ありませんよ」
「ギンガはいいよね……努力しなくてもいつの間にかアキラ君って彼氏ができてて…」
「い、いや…努力しなかったわけじゃ…」
「でも、基本的に急接近してきたのはアキラ君なわけじゃない?」
本格的な絡み酒になってきたこのままではどんどんめんどくさいことになる。そう察したギンガは適当に切り上げようとした。
「ほ、ホラ、もう時間も遅いですから、今日はこの辺で……ねっ?」
「えぇ~、滅多に集まるメンツじゃないんだからもっと飲もうよぉ」
「わ、私は良いですから。それよりも、もうお酒を飲むのは…………」
ギンガがやんわりと断りを入れてもフェイトたちはやめる気配はない。酔っているせいで何だか幼児後退しているように見え、その姿から普段の凛々しい姿がウソの様である。
「ちょっ、スバル、ティアナ、助けて!!」
やむを得ず、ギンガはこの場に居るスバルとティアナに助けを求める。
「あ、このマカデミアナッツ美味しい」
「クロスミラージュ、明後日からの予定って…」
二人はギンガの現状を理解しながらも口を挟めば巻き込まれると理解し、巻き込まれないよう聞こえないふりをした。
「薄情者ぉぉぉ」
「ほら飲んで飲んで」
「あうう…」
ギンガはもう何もできずなすがまま、ただひたすら注がれた杯を口に運ぶことしかできなかった。
一方そのころアキラは………。
「はいどうぞ」
ルーテシアがアキラのおちょこに酒を注ぐ。
「おう。サンキュウな」
アキラはギンガと同じく酒を飲まされている状況にも関わらず、あちらとは違い穏やかな状況だ。アキラはギンガが地味に窮地に陥ってるのにも気づかず、一杯を楽しんでいた。残念ながらこの手の窮地には鈍感だったようだ。
「………ん?」
「…?どうしました?」
「いや、猪口の飲み口が少し欠けた…」
「あらやだ新品のなのに…交換しましょうか」
「いや、別に飲む分には困らないからいいんだが…」
(何か不幸の前触れでなきゃいいんだけどな…)
-20分後-
20分間ほぼ休まず飲まされたギンガは机に突っ伏していた。
「ギンガ~?」
「寝ちゃたの~」
なのはとフェイトがギンガをつついて反応を確認する。しかしギンガからはなんの反応も帰ってこない。
「ん~寝ちゃたのかな~?しょうがないなぁ…じゃあティアn」
次なる犠牲者を生もうとティアナに声をかけようとした時、フェイトの腕をギンガが掴んだ。
「…寝てませんよ……」
そういってギンガはゆらりと身体を起こす。そしてコップをフェイトの前に置いた。
「…?」
「次、注いでください」
「なんだ~まだ行けるんだ」
フェイトは上機嫌でギンガのコップに酒を注ぐ。注がれた酒をギンガはすぐさま飲み干し、フェイトの前に再び置いた。
「次」
「え~ギンガ飲んでばっかりじゃない~。たまには、私にも注いで♪」
フェイトがギンガに酒瓶を差し出す。しかしギンガは微動だにしない。
「…い」
「え?」
「酒が足りないって………言ってるんですよぉ!!!」
ギンガはフェイトに差し出されていた酒瓶を裏拳で叩き割った。目が座り、いつも温厚で若奥様然とした彼女からは想像できない程のドスの効いた声で喋っている。
そして目ツキは鋭く、瞳は濁っている感じがする。
しかも、悪い方向に。
「ど、どうしちゃったのかなぁ?ギンガ?」
「な、なんかギンガらしくない…」
普段のおしとやかな様子から豹変したギンガを見てフェイトとなのはは心なしか低姿勢になった様に思える。
「うるさいんですよ!この行かず後家共!!ボケっとしてないで、さっさと酒持ってきてくださいよ!!そういう所で気が利かないから何時まで経っても男が出来ないんですよぉぉ!!」
「ふぇ、ギンガが壊れた~」
「いいから早く!!酒!!」
「「ひぇ~!!」」
それからフェイト達はギンガに言われるまま酒を用意するのであった。
「「‥‥」」
スバル、ティアナは無言のまま、目の前の光景に成す術なくただ見守る事しか出来なかった。
が、そんな二人もギンガに見つかってしまう。
「あんたたちも」
「え?」
「持ってきなさい」
「は……は~い」
◆◆◆◆◆◆◆
「大体ですね、なのはさんの勝ち方には品がないんですよ!膨大な魔力にものを言わせてるだけで、技術が伴ってない!技術をつかってはいますけど才能ありきじゃないですか!いいですよねぇ!生まれながらの天才って言うのは!まぁ才能があっても男は手に入らないみたいですけど!悪魔なんて呼ばれるくらいですからねぇ!」
「はぅ!!」
胸にグサッと言う音と共にその場に倒れるなのは。
「だいたい、フェイトさんは雑誌とかの取材で『私は仕事と結婚しました』みたいな事ばかり言ってたじゃないですか!?それで男欲しい?羨ましい?寝言は寝て言ってくださいよ!!そんなに男とヤリたかったら、あのマニアックで淫乱なバリアジャケットを着て歓楽街にでも行ったらどうですかぁ!」
「おぅ!!」
なのはに続きフェイトもその場に倒れ落ち込む。ギンガの毒舌を受けてショックを受ける二人。管理局が誇る二人の魔導士が言葉攻めで撃沈されていくその様子は何ともシュールである。
二人が落ち込んでいてもそんな事は気にせず、ギンガは再び酒瓶に口をつけ、グビグビと酒を煽る。スバルとティアナはその様子を見ているだけしかなかった。今のギンガに下手に何か言えば、床に転がっているなのは達と同じ目に合うのは目に見えていたからだ。
「ふぅ……メガーヌさん。ルーテシアにもっとなんつーか、常識というか年頃の子の行動ってもん……を?」
そこへ、温泉からアキラが戻って来た。
「なにやってんだ…?」
「悪魔‥‥悪魔だなんて‥‥」
宴会場では床に「の」の字を書いていじけているなのは。
「あれは軌道率考えた設計だから別に私が変態な訳じゃ…」
ソファにめり込む勢いで落ち込んでるフェイト。
そして、酒を瓶ごとラッパ飲みしているギンガ。事態を見ていない者には一体何があったのかなんて、分かる筈がない。
「あっ、アキラさん、ギン姉をなんとかして~ギン姉が怖いぃ~」
アキラの姿を見つけ、助けを求めてくるスバル。ギンガはアキラの姿を見つけると、空になった酒瓶をドンと床に置き、アキラを見つめて口を開く。一同は今のギンガがアキラに対し何て言うのか、ドキドキしながらその様子を窺った。
「ふぁ? ダーリンっ!ダーリンだぁ…こっちに来て…」
普段のギンガの声と違い、甘ったるい声で、両手をバッと広げてアキラを呼ぶギンガ。その姿はまるで飼い主に甘える猫の様だ。目つきも先程までなのは達に毒を吐いていた時の様に鋭く、濁っている様子は無く、とろ~んとしながらもキラキラと輝いている。
「……ダーリン?」
ギンガから突然ダーリンと呼ばれ狼狽えるアキラ。何せ、結婚してからこの方「ダーリン」はおろか「君」が外れたことも「あなた」とも呼ばれていないからである
「じ、実はギンガさん、フェイトさんたちににお酒を飲まされて酔っ払っちゃったみたいで……」
ギンガの豹変にうろたえているアキラにティアナが、何故ギンガがこんなにも豹変したのか訳を話す。確かにギンガの傍には沢山の酒瓶やお酒の缶が転がり、先程この部屋に入って来た時には酒瓶をラッパ飲みしていた。
「はぁ、たくっ……はめ外し過ぎだ」
状況を理解したアキラはギンガへと近づく。
「大丈夫か?ギンガ」
「わかんなぁい…。ねぇダーリン」
「ダーリンは止めてくれ。こそばゆい」
「ん~?照れちゃってるの?か~わいぃでもそこが好き…」
ギンガはアキラに抱きつき甘える。そして強引にアキラの唇を奪う。
「んっ‥‥」
酔っ払っているギンガからのキスの味は当然酒の味がした。
「「「「なっ!?」」」」
突然のキスシーンを見せられ、顔を赤くする一同。それは酒の影響ではない。キスシーンを見せつけられた羞恥からくるものだった。
「ぷぁっ………満足したか?」
冷静を装っているが内心は満更ではなさそうなアキラだった。
「してないよぉ…。アキラ君……もっと…」
ギンガはアキラの膝の上に移動しアキラの眼を見ながらお願いした。
その表情は扇情的なものだった。潤んだ瞳と水気を帯びた唇。酒により体温が上がって暑いのか、着ている浴衣を着崩し、胸の谷間が見えている。
「へいへい。続きは部屋でな」
アキラはギンガを所謂お姫様だっこで抱き上げる。
「それじゃあ俺とギンガはもう休むから」
「おやすみ~」
ギンガはアキラにお姫様抱っこされ、満足そうな顔をし、その場に居る皆にヒラヒラと手を振っている。
「ギンガさん‥もしかしてこれから‥‥」
「うん‥‥多分‥‥」
「若いっていいわねぇ…」
ティアナとスバルはこの後、ナカジマ夫妻の部屋で行われるであろう行為を想像して顔を茹蛸の様に更に赤くした。一方、メガーヌはほんのりと頬を赤く染めるだけでギンガとアキラを見送った。
ーアキラの部屋ー
「ほらベッドに寝とけ」
「ん~」
アキラは部屋に着くとギンガをベッドに寝かせた。そして冷蔵庫から水の入ったペットボトルを渡した。
「水飲んどけ」
「んぅ…」
ギンガはペットボトルを受け取ったがそれを床に放る。
「あーあー」
「アキラ君!」
「うお!」
アキラがペットボトルを拾おうとした瞬間、ギンガはアキラの浴衣の襟を掴み、自分の方へ引き寄せた。
「はん!」
さらに首筋を咥え、吸い付いた。
「なんだよ急に…」
「なのはさんとフェイトさんが……アキラ君かっこいいって言ってた」
「は?」
「そう言ってたの!アキラ君かっこいいから取っちゃうかもって!」
ギンガはアキラにぎゅーっと抱きついた。力任せに抱き締められるので、アキラの身体がミシミシいっている。そのんな激痛に耐えながらアキラはギンガを撫でた。
「ああ?そんなん酔っ払いのジョークだろ。真に受けんなよ」
「それに!ルーちゃんだってアキラ君のこと好きだし……ある日突然アキラ君がロリコンになってルーちゃんに浮気するかも知れないしぃ…」
「ねぇよ。だいたいルーテシアはそんな感じじゃねぇし…。そもそも、俺はお前に永遠の愛を誓ったんだ。そう簡単に移り気なんかするかよ」
「人の心なんてどう動くかわからないし…アキラ君だって男だし…」
「動かねぇよ。俺の女はお前だけだ」
アキラはギンガに自分の胸を貸し、頭を撫でた。
「ほんとに?」
「ほんとのほんとだ。俺は嘘はつかねぇ。そんな不安になることないだろ」
「…」
そこまでしてギンガはやっとおとなしくなった。アキラはふぅ、とため息をついてギンガを引き離した。
「ほら。浴衣はだげてんぞ」
アキラがギンガのはだげた浴衣をもとに戻そうとすると、ギンガがその手を止めた。
「なるよ…不安にも」
「…」
「一か月性交渉がない夫婦はセックスレスって言われるんだって…」
「あのよぉ…」
アキラは掴んできたギンガの腕を逆に掴み、自身の股間部に持って行った。ギンガの指に固い感触が当たる。
「前からずっと言ってるが、俺だってヤリたくないわけじゃない」
「じゃあ…」
ギンガはぐっと顔を近くに寄せてきた。アキラはギンガの唇を奪った。フレンチキスからディープキスになり、互いに頬を赤らめながら舌を絡めあう。
ギンガはキスをしながら浴衣の上からアキラの性器を撫でる。アキラはぴくぴくと身体を震わせる。
(可愛い…)
「んんっ」
アキラはギンガの胸を前から揉む。やわらかいギンガの乳を堪能し始めた。
「ぷぁぁ……アキラ君、おっぱいを服の上から揉むの好きだよね…」
「ああ。浴衣じゃちょっと生地が柔らかすぎるのが難点だな」
「堅いのがお好き?」
「ああ。特に制服姿の時が、かたさ的にも、背徳感的にも、たまらない」
「えっち…」
刹那、甘く蕩けた感じの瞳だったアキラの瞳が急に鋭くなり、懐刀を扉に向けて投げた。懐刀は扉の真横に刺さる。
「!?」
アキラの行為に驚き、ギンガが振り返ると、閉めたはずの扉がわずかに開いていた。アキラは拳銃を取り出し、扉の方へ向ける。
「誰だ?次は外さねぇ」
「あはは、ごめんなさーい」
扉の向こうからルーテシアが現れた。
「…ルーテシア」
「いやぁ、お母さんからこれ渡すように言われたんだけど、とても入れる空気じゃなかったから…」
ルーテシアの手にはビニール袋が持たれている。アキラがその袋を受け取り、中身を見てみると中にはキャベ〇ンのような酔い止め及び酔い覚ましのための薬が入っていた。
「…ああそうかい。じゃあお前はもう帰って寝ろ」
「………うん」
「…」
ルーテシアが部屋を出ようとしたとき、ギンガがベッドから飛び出し、ルーテシアを取り押えた。
「!?」
「ギンガさん!?」
「…これでいいかな」
ルーテシアの腕を後ろで組ませ、自身の頭のリボンでーテシアの腕を拘束する。
「ギンガ、何を…」
「ルーちゃん、来て」
ギンガはルーテシアを半ば無理やり部屋の中へ連れ込み、ベッドの隣の椅子に座らせる。
「ギンガ、何やって…んぉ!?」
ギンガはルーテシアを連れ込んだ後、アキラに飛びついてベッドに押し倒した。
「ルーちゃん。いいもの見せてあげる。普段アキラ君が見せない顔……夫婦の営み」
「…ギンガ」
「アキラ君は大人しくしてて?大丈夫、周りが見えなくなるくらいすっごく気持ちよくしてあげるから」
ギンガは浴衣の帯を投げ、半裸になってアキラの頭に跨った。
「んぐ…」
「舐めて…?」
アキラは言われるがまま、ギンガの秘部を舐める。舌を奥まで入れ、かき回し、よりギンガが感じられるように努力する。
「んぁ……いいよ、アキラ君………」
ギンガは時々身体を震わせながらアキラに与えさせる快楽に身を委ねる。そして感じながら視線をルーテシアに移す。ルーテシアは自身らより少し後ろを見ていた。ルーテシアの視線の先にはアキラのイチモツが我慢汁を垂らしながらビンビンにそそり立っていた。
それに気づいたギンガは妖艶な雰囲気で笑い、手を伸ばしてアキラのモノに触れる。
「イジメてあげる…」
ギンガは焦らすようにアキラのイチモツを撫でまわしたり、亀頭にのみ指先で触れたり、強めの快楽を与え続けた。
だが決してイかせはしない。アキラが感じ、鼻息を荒くしている様子を見ながら愉しんでいた。
ルーテシアはその様子を顔を真っ赤にしながら眺めている。それを横目で確認したギンガは一旦アキラの頭から離れる。
「はぁ…はぁ…」
「……ルーちゃん、混ざりたい?」
「…え?」
ギンガはルーテシアの背後に回り、ルーテシアの秘部に触れる。
「あっ……」
ギンガがルーテシアの秘部から指を離し、ルーテシアの顔の前に持ってくる。ギンガの指にはルーテシアの愛液がついていた。
「フフッ、濡れてる」
「…」
普段目にしない光景を目の前で見せつけられているのだ、無理もないだろう。
「アキラ君、来て」
「お、おう」
アキラはギンガに言われるがままルーテシアの前に立つ。するとギンガはルーテシアの腕の拘束を外した。
「ほら、アキラ君のが苦しそうでしょ?擦って楽にしてあげて?」
「おい、ギンガもう…」
アキラがギンガを止めようとしたときギンガはすぐさまアキラの背後をとり、両手を封じて耳に噛みついた。
「痛っ!」
(さっき、温泉でルーちゃんにお酌してもらってたでしょ?)
念話で言われ、アキラはぎくりとする。どうやらばれていたようだ。ギンガはなのはたちに絡まれながらも台所でこそこそしていたルーテシアに気づいていたのだ。
そのことの後ろめたさからアキラは黙ってしまう。
「さ、ルーちゃん気持ちよくしてあげて?」
「…失礼……します」
ルーテシアは高鳴る鼓動を感じながらアキラのモノに触れる。
(硬い……それに熱い…びくびくしてる)
ルーテシアはぎこちないながらもアキラのモノを擦り始めた。
「気持ちいいですか?」
「ああ……」
(ルーちゃんのでイったら、指の一本や二本折れるかもね?)
ギンガが念話でとんでもないことをつぶやいた。
「!?」
(あなたが愛しているのは私だけって証明して?そしたらルーちゃんとの一件は忘れてあげる)
ギンガは現状酔っているので、どうせ明日にはあまり覚えてないんじゃないかと思いながらもともかくこのままでは自身の命もルーテシアの命も危ない。アキラは従うことにした。
「ん…ん…」
「ほら、ルーちゃん。単調に上下させてるだけじゃアキラ君がいつまでたってもイケないよ?お口も使わないと…」
「うん……ちゅ…ちゅむ…はんっ」
「ぐぅぅ…あぁぁぁ!」
アキラはギンガに指を折られないよう、必死に耐える。ルーテシアは初めてのフェラのわりにはかなりうまかった
「んん…ちゅぱっ……はむ…んふー…どうでふか?」
「かはっ………本当に初めてか?」
ルーテシアは軽くうなずく。そしてそのままフェラを再開した。
(ギンガ!いつまで耐えればいい!?このままじゃあ…)
(そうだなぁ…じゃああと一分耐えてみて?)
思ったより良心的でアキラは安心する。それならなんとか耐えれそうだと思った。
「ルーちゃん。あと一分でアキラ君イかせられたら、アキラ君と「本番」させてあげる。したくないなら別に焦らなくていいけど」
アキラは目を見開いてギンガの方を振り返る。その顔には冷や汗が流れている。
「…」
「うお!!」
ルーテシアは急にフェラの勢いを早くした。軽くえずきながらも顔を前後に振り、必死にアキラをイカそうとする。
「じゃあスタート」
ギンガはブリッツギャリバーでタイマーを表示し、一分を計測し始める。
「ル、ルーテシ…ァ!ちょ!ちょっと待…!あぁぁぁ!!」
アキラは歯を食いしばって必死に射精しないようにがんばって耐えていた。
「あは♪アキラ君気持ちよさそう。どっちともがんばって」
なんとか耐えるがアキラにはどんどん限界が近づいている。無理やりギンガの拘束を解除することは難しくない。だが、それでルーテシアを止めてもギンガは納得しないだろう。
そのほか色々な事情を組み合わせても今は耐えるしかない。
(だが……これは、いくらなんでも…)
アキラはよだれを垂らしながらも耐えに耐えていたが、ついに限界を迎える。
「もう…っ無理だぁ!」
アキラはとうとう限界を迎え、ルーテシアの口の中に精液を吐き出した。ルーテシアは急に出されたアキラの精液を一生懸命受け止めた。涙目になりながらも長く出されている精液を少しずつ飲み込む。
「ん…ん…」
「はぁ…はぁ…」
アキラは精液を出しながら痛みに耐える準備をした。だが、いつまでたっても指に痛みは訪れない。
「…?」
しばらくすると、タイマーの音が聞こえてきた。どうやら絶頂と緊張の板挟みで聴力がうまく働いてなかったらしい。
「………ほぼ同時かなぁ…じゃあ、特別にルーちゃんに本番、させてあげようか」
「ギンガ…さすがにもう…」
ギンガの薦めをアキラが咎めようとしたとき、ルーテシアがギンガの腕を払い除けた。
「!」
「ご、ごめんなさい!もういいです!私、帰ります!」
ルーテシアはそのまま部屋を駆け出ていった。その様子を、ふたりはただ見つめていた。
「…わかってただろ。こうなるの」
「…さぁ?そんなことより……ルーちゃんもいなくなっちゃったし、シよ?」
「……ああ」
◆◆◆◆◆◆◆
真夜中の月明りの中、二人はベッドの上で激しく愛し合う。だが、どちらかというとギンガがアキラを貪っている感じだ。ここまで積極的なギンガはアキラも初めて見た。
「あんっ…あ、んん!いいよ!アキラ君!素敵…っ!」
「くう!ギンガ激しいって…!」
ギンガが上になり、自身が満足できるように必死に腰を振っていた。
そしてその様子を、僅かに開いた扉から先ほど逃げ出したルーテシアが覗いていた。ルーテシアはギンガとアキラの交わりを見ながら自身の秘部を弄っていた。
ギンガはともかくアキラはルーテシアに気づいていたが何も言わなかった。
「ん!はぁ!ああ!!」
肉と肉が打ち付けあう音が響く。廊下では粘質の水を弄る音が響いている。ルーテシアは必死で声を押さえながら目の前の光景に夢中になっていた。
「アキラ君の、やっぱり大きくて……出たり…入ったり…」
「やばっ…もう!イクッ!!」
「射精して!膣内に!奥までいっぱい!アキラ君で満たしてぇ!」
アキラはギンガの腰を掴み、腰を思いっきり突き上げた。その一撃でギンガは絶頂し、一気にのけぞる。絶頂したことにより全身の筋肉が強張り、膣内の締め付けも一気に上がりアキラも耐えきれず、膣内射精した。
「んうぅぅぅ!!!」
「はぁぁぁぁん!
二人は身体を激しく痙攣させ、絶頂の余韻に浸っていた。声を隠せず、ルーテシアも自慰で激しくイってしまった。
「…はぁ、はぁ」
「アキラ君、まだ、行けるよね?」
「…もっと、しようか」
二人は明け方まで愛し合っていた。アキラが射精した回数はこの後4回。二人が全裸のまま布団で寝着くころには朝の4時になっていた。
ルーテシアも顔を真っ赤にして廊下に横たわっていた。薄いレースの寝間着は愛液で透け、床に水たまりができるくらいに絶頂を繰り返していた。愛液まみれになった自身の指を見ながらアキラの名前をつぶやく。
「……アキラさん」
◆◆◆◆◆◆
-翌朝-
翌日、ギンガは昨晩の事をほとんど覚えてはいなかった。しかも二日酔いの様子もない。
流石、戦闘機人その肝臓は鋼の如き強さの様である。そして彼女の肌は何時も以上に艶々しており、反対にアキラは少々ゲッソリしていた。さらにルーテシアも寝不足という感じだった。