博士はある発明をした。
それは超高性能な量子コンピュータが組み込まれたマイクロチップだ。
これさえあれば、世界中のネットに繋いで情報収集・情報の拡散を行うことができるし、やろうと思えば軍事転用できるし、機密情報をハッキングしたり、対象の人生の最適化させたりと、使い方を間違えれば割とガチめに世界の均衡が崩れて世界が終わってしまうという、何というか心底ヤバい上に多分人類には手に余る物だった。
だが同時に、これを人間の脳内に埋め込めば衰えた身体能力を補うこともできるという一面もある。
そこで俺は、孤児院にいるある少女のことを考えた。
少女の名はひな、佐藤ひな。
生まれつき脳萎縮と神経による筋萎縮の障害を持つ彼女は、歩くことも話すこともできない少女だった。
彼女の父親は、介護疲れによる母親の自殺と再婚による新しく築いた家庭を機に、重度の障害を持つ彼女の介護で家庭崩壊するのを恐れて、幼い彼女を捨てる形で孤児院へと預けたのだ。
それからは孤児院からでも連絡しようにも、電話番号も変えられてて実家に行こうにもとっくに引っ越して引き払われていたことから、余程彼女と関わりたくないことが伺える。
障害を持ってるからとはいえ、こんな幼い子を捨てて何処かに行った親に怒りを覚えるが、一人ぼっちとなったひなが不敏過ぎて見ていられなかった俺は、彼女の介護を行った。
意思表示してくれるけど、何をするのも誰かに介助にしてもらわないといけなかったからとても大変で、一時期は寝不足になりがちになって倒れそうになったけど、それでも彼女が笑顔を浮かべてくれるだけで頑張れた。
そんな俺を見兼ねてか神父たちに彼女を施設に入れる話もあったが、俺はそれを拒んだ。
親に見捨てられた彼女を、俺たちが見捨てたら、また彼女が一人ぼっちになってしまうのが嫌だったからだ。
今では孤児院に職員も増えたこともあり、あまり手が掛からなくなったのだが、やはり心配には変わりないので今は時々俺が面倒を見ている。
彼女は普段ぼんやりと外の景色を見ているだけの少女だったが、少なくとも俺を見て可愛らしく笑ってくれることはあった。
その度に俺は嬉しく思う反面、彼女に何不自由なく生活させてあげたいという気持ちが強くなった。
そしてある時、ふと思ったんだ。
もし、このチップを埋め込むことによって、彼女の身体機能を向上させられたらと。
幸いなことに、博士は開発もそうだし体の改造手術も得意分野としている。
それに、博士は天才だから、ひなのことを気に入ってくれてるのもあって、協力してくれた。
ひなにも、これからは自分で歩けるようになるし、自分の口で話せるようになるからなと、事前に説明した時は大喜びしていたっけ。
ただ、流石に手術となると怖かったのか泣き出しちゃったけど、最終的には納得してくれて手術を受けてくれた。
そして、チップは軍事転用やハッキングもできないように調整し、逆に第三者からハッキングされないように(もちろん博士や俺にだけは場所特定できるようにしてもらえるようにしてもらった)ジャミング機能を搭載した上で、彼女の脳内にチップを埋め込む手術を行った。
博士の腕前はすごく、脳にチップを埋め込む都合上、彼女の頭蓋骨を開く必要があるが、そんな手術跡は一切なかった、
時間にして僅か数分、しかも手術前に一度彼女のピンクの髪を刈り取ったが、手術後には特殊な発毛剤や機械でホルモンバランスを調整したり電気信号のベクトルを操作するなどをして、彼女が目を覚ます頃には背中に掛かるくらい長く麗しい髪となった。
術後、博士から歩き方や言葉や脳内のチップの使い方などを教えてもらった彼女の体は、凄まじいスピードで回復した。
今では自分で自由気ままに走り回り、何でも調べられることから自分のことを『全知全能の神・オーディン』を自称し、尊大な態度を取るようになった。
それに、普段からシスターの服を着て自分が神秘的な存在だということを現そうとしている。
また、脳内のチップを使って、株をやってるらしく、チップの予測演算などもすごいから儲けているらしい。
らしいというのは、博士が自分のパソコンに、ひなのチップに異常がないか確認するためにリンクしてるそうで、それで確認しているからだ。
だが、そんなひなは俺に対しては相変わらず甘えん坊なままだ。
「ふんふんふふーん♪」
彼女は今、うつ伏せで足をぶらんぶらんさせながら鼻歌交じりでゲームをしている。
どうやらお気に入りのゲームがあるようで、それをしているようだ。
「ひな、良かったら俺も一緒にやっていいか?」
「おぉギラか!
今ちょうどいいところだから、少し待っておれ」
古風な喋り方をしながら、ゲームを進めていき、キリの良いところで終えた。
「よし、終わったぞ!
それで、今日はワシとどんなゲームで対戦するのじゃ?」
「ふっ、そうだな。
じゃあこの前のリベンジとして、格闘ゲームでもするか!」
「よかろう!
ワシの全知全能っぷりを、特と知るがいい!」
「ふっはははは!
今日こそは、邪悪の王たるこの俺様が勝利を収めてくれるわ!」
俺とひなは、お互いに自信満々にコントローラーを握った。
「……はぁ」
俺はため息をつく。
結局、俺はひなには勝てず、連敗記録を更新し続けていた。
「うむ、これで14連勝じゃな!」
勝ち誇った顔で、胸を張るひな。
「…今日も完敗だよひな。お前本当に強いな……」
俺は項垂れた。
ひなは、普段は元々短気で負けず嫌いな性格だったけど、脳内にチップが埋め込まれて、自分で動けるようになってからは更に磨きがかかってきた気がする。
「ふははははは! まだまだじゃのう! もっと精進するんじゃな、ギラよ!」
高笑いするひな。
くそぅ、次こそは勝ってやるからな……。
俺は心の中で決意した。
すると、ひなが俺の膝に頭を乗せてきた。
「ん?」
「今日はワシが勝者なのじゃ。
敗者は勝者に膝枕をせい」
「はいはい」
態勢を立て直し、膝枕をする。
ひなは小さな体を丸め、俺の太股に頬擦りする。
「はぁ〜、やっぱりここは落ち着くの〜」
幸せそうな顔をして、ひなは言う。
俺は、ひなの頭を撫でてあげる。
「気持ち良いか? ひな」
「うん……とっても」
そのまま、しばらくひなの髪を撫で続けた。
長くて綺麗な髪はとても触り心地が良く、いつまでもこうしていたくなるような気分になる。
「…ひな」
「ん〜、何じゃ?」
「ひなは今、幸せか?
頭の中に、チップ入れて、自力で動けるようになったし、言いたいこともちゃんと言えるようになったけど、ひな自身、どう思ってるのかなって。
…ひなの中にチップを入れたいって思ったのも、俺の勝手だし。
手術でも、ひなに怖い思いをさせたし」
「むぅ…そうじゃな」
ひなは、少し考えた。
「正直に言えば、手術前は不安だった。
麻酔の注射も痛かったし、怖かった。
でも、手術が終わってからは、ワシの知る世界が、まるでキラキラした宝石のように輝いておった。
自分の足で歩けることも、自分の言葉で話せることが、こんなにも素晴らしいことなのかと。
今までは、ずっとベッドの上で寝ていたからな。
こうして自分の意思で行動できるというのは、とても楽しいし、嬉しいのじゃ。
だから、仮に今すぐ頭の中のチップを抜き取られて元に戻っても、恨みもしなければ後悔もせん。
だって、今こうしてギラと一緒に遊んだり、ギラに甘えられるのは、そのチップのおかげなんだから。
この生活は、思い出は、ワシの最高の宝物じゃ!」
ひなは、笑顔で言った。
「……ありがとう、ひな。
これからも、よろしくな」
「こちらこそ、よろしく頼むぞ。
ギラよ」
お互い、微笑み合う。
ひなの頭を優しく撫でる。
「ふふっ、それにしても、ギラの手は大きくて暖かいの」
「そうかな?」
「そうじゃ。
ワシが小さいだけかもしれんがの」
「そうかもな」
「ふふっ」
「ははっ」
二人で笑い合った。
ひなの体は、もう以前のように弱くはない。
もう自分の意志で手足を満足に動かせるし、言葉もちゃんと話せる。
だけど、それでもまだひなのことを守れるようになりたいと、強く思う。
と、そう思っているとひなは俺のズボンのチャックに顔を近づけてきた。
「ひ、ひな!? 何を……!」
「ふふっ、ギラのここも大きくなっておる。
元気じゃのう」
ひなは俺のモノを手で弄ってくる。
「んっ……」
「ふふっ、可愛い声を出すではないか。
どれ、この苦しくなってるやつを出してやらんとな?それ?」
ひなは俺のパンツを下ろし、俺のものを露出させる。
「うおっ……」
ひなの小さな口が、俺のものを口に含む。
「あぁ……ひな……」
「ほれ、どうじゃ?」
「うぐっ……」
「おぉ、ビクビクしておるぞ? ふふっ、感じておるのか?」
「あ、あぁ」
「そうか、ならばもっと激しくいくぞ!」
ひなは、俺のを更に深くまで口に含んで上下運動を始める。
小さな口で一生懸命頑張っているひなの姿を見ると、興奮してくる。
「んっ、んっ、んっ……」
「あぁっ、ひなっ、ひなっ!」
ひなが動く度に、ひなの舌が俺のを刺激してくる。
「ふふっ、気持ち良いか?んっ……」
「ああ、気持ち良いよ。すごく……」
「ふふっ、そうじゃろう!……んっ、ちゅぱっ……じゅぽっ、じゅぷっ……!」
「あっ、くぅ……! ひな、出るっ……!」
「んっ、出して良いぞ! んっ……んんんんんんんー!!!」
「あぁ、イクッ……!」
「んんんんんん!!」
俺はひなの口の中に精液を出した。
一瞬涙を溜めるが、それでも零さないように一生懸命受け止めるひな。
「んんんんんんんんんんんん!!!」
「くぅっ……!」
「んくっ、ごくっ」
やがて、ひなは全て飲み込んだ。
口を離すと、ひなは唇についたものも舐め取る。
そして、そのままキスをしてきた。
「ひな?」
「ギラの味がする」
ひなは、妖艶に笑う。
「そっか」
俺は、そんなひなの頭を撫でた。
「ふふん♪」
ひなはとても嬉しそうだ。
「さて、こうまでしたんじゃ。
貴様はこっちも欲しいのじゃろう?」
シスター服のスカートのスリット部分を持ち上げると、白い太腿と可愛らしいパンツが見えた。
「あぁ、もちろんだ」
俺はひなの下着を脱がせ、ひなの秘所に指を入れる。
「んん……♡」
「濡れてるな」
「当たり前じゃ。
ワシは貴様だけのエッチな子じゃからの」
「そうだな」
「もっと、気持ち良くしてくれるか? ギラよ」
「ああ」
俺はひなの中に入れていた手を動かし、ひなの膣内を刺激する。
「あんっ♡ はぁん……!」
「はぁ……はぁ……ひな」
「ギラ……ワシはもう我慢できぬ。
早く入れてくれ……!」
「分かった」
俺のモノの先端を、ひなの入口に当てる。
「入れるぞ」
「うん……来て……!」
ゆっくりと入れていく。
ズブブ…ッ!
「くっ、キツいな…!」
ひなの体は幼いため、中はかなり狭い。
しかし、それでも少しずつ奥へと進んでいく。
「大丈夫か?ひな」
「うむ、問題ない。
それより、ワシも手伝おう」
ひなは俺の腰を掴み、一緒に挿入していく。
「もう少しじゃ……」
「よし、入ったぞ……」
「はぁ……はぁ……。……では、動くがよい」
「ああ」
俺はひなの中で動き始める。
パンッ!
「あぁんっ!」
ひなが喘ぐ。
「はぁ、はぁ……どうじゃ?ワシの中は」
「最高だよ。
ひな」
「ふふっ、それは良かった」
それからしばらくの間、俺達はお互いを求め合った。
「はぁ、はぁ……ギラよ」
「何だ?」
「ワシは今、とても幸せじゃ。
ギラが側にいてくれるし、こうして好きな人と一つになれるのだからな」
「そうか」
「うむ。……ギラよ」
「ん?」
「これからもずっと一緒じゃぞ」
「当然だ」
そう言って、俺はひなに激しく腰を打ち付けた。
パァンッパァンッパァンッパァンッ!!
「あぁんっ!あぁっ!」
ひなは俺に抱きつきながら、快楽に溺れている。
「はぁ、はぁ……!ひな……!」
「ギラ……ギラ……!」
お互いの名前を呼び合う。
「ワシは、ギラが…しゅきぃ♡」
「俺も好きだよ、ひな……!」
「嬉しい……! もっと突いてぇ!」
「くぅっ……!」
「あぁんっ! イクゥ〜!」
ドピュッドピューッ!
俺はひなの中に出した。
ひなも同時に果てる。
「はぁ……」
「ふぅ……」
俺とひなは繋がったまま息を整える。
しばらくしてから、ひなの中から俺のものを引き抜いた。
「んっ……」
「ふふっ、いっぱい出たのう」
ひなは自分の下腹部をさすり、満足そうにしている。
「ひな……」
「なんじゃ?」
「愛してる」
「ワシもじゃ」
俺とひなはキスをした。
その後、再び挿入した。
今度はひなが生まれたままの姿になり、バックでやる。
「あぁん♡」
後ろから激しく突き上げる。
「あっ、あぁっ! すごいのぉっ!」
俺はひなの胸を揉みつつ、ピストン運動を続ける。
「はぁ、はぁ……!」
「あんっ!あぁん! はげしいのじゃぁ♡」
俺は更に激しく動かす。
「あっあっあっあっ♡ イっちゃうのじゃぁ♡」
「くっ……出すぞ!」
「出して!中に出して! ワシを感じさせて!」
「あぁっ!」
ビューッ!ビュルルルーッ!
勢いよく射精する。
「ああああーっ!!」
同時にひなも大きく絶頂を迎えた。
しばらく余韻に浸った後、俺達は風呂に入った。
「ふぅ〜」
「気持ち良いのぅ」
二人で湯船に浸かる。
すると、ひなは俺に体を預けてきた。
「ひな?」
「ギラ、今日はありがとう。……大好きじゃ」
「俺も、ひなが大好きだ」
俺達は見つめ合い、キスをする。
そして、お互いの体に触れて愛撫する。
「ギラの手は大きくて暖かいのぅ」
「ひなの小さな手だって、小さくて可愛いぞ」
「ふふっ、ありがとのぅ」
「どういたしまして」
「ふふふっ♪」
ひなはとても嬉しそうだ。
「ふわぁ……」
ひながあくびする。
「眠いか?」
「少しだけじゃ。……でも、そろそろ出ようかの」
「そうだな」
俺はひなを抱き抱えて風呂から出た。そして、ベッドに寝かせる。
「おやすみ、ひな」
「うん、お休みなさいじゃ」
電気を消した後、俺達は眠りについた。
陰の実力者になりたくてのアルファについて
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