※この作品はR-18です。

Angel Beats! ゆりルート   作:音有五角

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R18短編 転生編 オマケ3 「新婚旅行」

「――あたしはいいの」

 遠くで声がした。

 桜が舞い散る、どこかの公園で。

 だけど不気味なくらい、人気がなくて。

「ねえ、楽しいでしょ?」

「???」

 目の前でシーソーに乗るのは、ゆりであった。

 とびきりの笑顔で。

 完璧な笑顔で。

 だけど、だからこそ。

 見ていて、何故か悲しくなる。胸が締め付けられる。

 ――だって、どこか寂しいような、そんな笑顔だったから。

「ほら早く、地面を蹴りなさいよ! こうやって! 出来るでしょ?」

「え? あ、ああ」

 ぎったんばったん、と地面を蹴り合いシーソーを漕ぐ。

 なんだよこれ。

 まあ、桜を背景にしたゆりはすごい可愛いし綺麗なんだけど。あと見覚えのある制服が懐かしいと思ったら――天上学園のものだった。なつかしい。そしてゆりはこんなに制服が似合っていたんだな。

「ほら、楽しいでしょ?」

「ん? まあな」

 シーソー漕ぐお前が可愛いから、見ていて楽しい。(問いかけに対する見解の相違)

「あたしはね。みんなが楽しそうなら、もう他にはなにもいらないの。立派なお姉ちゃんになれたら、それで充分幸せなの」

「……ゆり」

 ゆりを突き動かす全て――ああ、転生前も後もそうなのだろう。

 長女気質で、立派な姉になろうとして。

 強くあろうとする。

 みんなを強引に、台風のように巻き込み、引っ張ろうとする。

 いつだって、他者のために。誰かのために、行動しようとする。思いやる。そういう自分であろうとする。そしてそうすることが、ゆり自身の幸福につながる。

「あなたは、どう?」

 まるで俺が俺であることに気づいていないように、ゆりは問う。

「楽しい? ねえ、楽しいでしょ?」

 場所はいつのまにか、丸い遊具。グローブ・ジャングルに変わっていた。緑色の丸いジャングルで、反対側にゆりがいる。遊具を掴んで、クルクルと優しく回してくれる。

「ああ、ゆりといるといつだって楽しいさ。時に横暴で、可愛くて、ぎゃあぎゃあと騒がしくて――だからな、こうしてやるよ!」

「え? わああっ⁉」

 俺は地面に降りて、グローブジャングルを勢いよく回す。すると不意を突かれたゆりは、バランスを崩す。俺は先回りして、ゆりを抱きしめるように受け止めた。

「ゆりも俺と同じように、楽しくなってくれたら嬉しい。だってそれが、俺にとっての幸せだからな」

 

 

「――春斗くん。春斗くんってば!」

「ああ?」

 まどろみの中、目が覚める。

「もう。人が必死に運転している時に、爆睡してんじゃないわよ」

「ああ、悪い……って、運転って言っても、渋滞にハマって動けないだろ」

 場所は高速道路。俺とゆりは新婚旅行に出かけていたのだが、事故のせいで立ち往生を喰らっていた。ゆりは不満げな声を上げる。

「話相手になりなさいよ。退屈じゃない」

「インパネがあるだろ」

「インパネ?」

「モニターのことだよ」

「この時間のテレビってどれもつまんないじゃない」

「まあ、そうかもしれないな」

「ほら、なにか面白いことでも話しなさいよ。あたしを楽しませなさい」

「んな無茶言うな。つーかお前、言っていること真逆じゃねえか」

「真逆? なんのことよ?」

 ゆりが首を傾げる。

 まあ、あれは夢だし関係ないか。

 ……いやいや、待て。あれは本当に、ただの夢だろうか。やけにゆりの核心を突く内容だったが。

「ゆり。聞いていいか」

「なによ」

「楽しいか?」

 ゆりはがく、とハンドルに向けて顔を落とした。危うくクラクションがなりそうになる。

「お前はアホかあああああああああ!」

「え?」

「え? じゃないわよ! この状況でよくそんなこと聞けるわね⁉」

「なんで」

「楽しいわけないでしょうがあああああ! 渋滞にハマっているのよ! なんなら、新婚旅行が台無しになりそうなのよ! 今後の夫婦生活にも響く危機的状況なのよ! そんな時に「あははー、旅行楽しいわー」ってなるわけないだろうがあああああ!」

 ぎゃあぎゃあ大声上げるなっての。ツッコミの声でけえな、相変わらず。

「ああ、なるほどな」

「たく。寝ぼけているんじゃないわよ。しっかりしなさい」

「じゃあおやすみ」

「寝るんじゃないわよ、仕返しに帰りに同じことをするわよ」

 帰りは俺が運転することになっている。

「別に構わないぞ」

「あたしが良くないのよ」

「たく、お前変なところで寂しがりやだな」

「ショートコント、ハンバーガーショップ」

「あ?」

「あたしがハンバーガーショップにお客として入るから。面白おかしく答えて」

 やめろ。俺が楽しくなくなる。

 

 

 旅館の部屋から見えた夜景は、芸術的に思えるほど美しいものであった。海が幻想的に広がり、窓が一つの絵画となったようである。夜空を移す水面が穏やかな風に揺られ、静謐とした波打ちを生む。

 そんな雄大な景色を、浴衣姿のゆりは窓の縁に手を当て、のんびりと眺めていた。

「綺麗な景色ね。ほら、アンタもこっち来なさいよ」

 月明かりに照らされたその姿を、俺は背後から抱きしめた。温泉から戻って来たばかりだからか、体はぽかぽかと温かく湯たんぽのようであった。浴衣の上から両手で胸をいやらしく揉む。ゆりの髪からは甘い香りがして、艶めかしい色気を放っていた。

「ん♡ もう、風情がないわね……」

 ゆりは文句を言いながらも、抵抗しない。俺は両手を浴衣の中へ突っ込んで、二つの膨らみを揉んだ。「あ……♡」とゆりが艶美な声を小さく漏らす。細い首筋にキスをし、耳にもキスをした。

「ん、ん……♡ あ、ん♡」

 右手を股のところへ伸ばすと、ゆりは力が抜けて体勢を崩しそうになった。俺はそれを受け止めて、指を浴衣の中へ突っ込む。筋を優しくなぞったあと、濡れたそこへと入れる。ずぶり、マンコは柔らかく俺の指を迎え入れてくれた。

「はあ♡ ん、ああん♡ 春斗くん、あたたかい……あ、あ、あ♡」

 絡み合っているせいで、ゆりの来ている浴衣は乱れていた。上は帯のところまではだけ、肩と胸が剥き出しになっている。愛液が増えていき、指入れはクチュクチュ、といやらしい音が出てきた。

「ゆり、浴衣姿可愛いな」

「ほとんど脱がしてから、なに言っているのよ……」

「はだけているのが良いんだよ」

「もう、相変わらずね」

 ゆりは振り返り、腰を落とした。胸で俺のペニスを挟む。そのまま上下運動をしながら、先端を口でくわえる。いつもより温かなおっぱいの感触に、ぞくりとした快感を覚えた。くちゅ、くちゅりとペニスを吸い上げられ、思わず声が漏れそうになる。月明かりに照らされたゆりの姿は、はだけた浴衣で俺のペニスをしゃぶる、淫靡にして可愛らしいものだった。転生してちょっと大人びても、その可愛さは変わらないのである。

「ゆり、胸にかけたい」

「ん♡ 出そうなの……? あ♡」

 俺は立った体勢のまま、腰振りパイズリをする。ゆりのおっぱいの間を、まるでマンコにするかのようにピストンする。

「春斗くんのが、出たり入ったりしている……♡ ん、なんか、すごいわね」

「ゆりの胸、気持ち良い」

「あ♡ もう、激しく動かすんだから。抑えておかないと、春斗くんのが飛び出しちゃうわ……♡」

 腰を振る度に、ゆりのおっぱいがふるふると揺れた。綺麗で形の良い胸がペニスで揺れる様はエロくて止められない。俺は夢中で腰を振り続けた。

「ゆり、かけるぞ」

「ん♡ いいわよ、来て……♡ っ、あ♡」

 ゆりの胸目掛けて、勢いよく射精する。白い精液はゆりのおっぱいをベトベトにした。乳首も膨らみにも精液がかかり、ゆっくりと滴り落ちていく。だけど、ゆりはその滴り落ちそうになった精液を両手で掬い取り、そのまま口元へ運んだ。

「ん、ちゅ♡」

「っ」

 ゆりが妖艶と、俺の精液を手で掬って嚥下する。可愛い見た目でそんな色っぽいことをされ、すぐさまペニスが反応する。ゆりは精液のついたペニスを口で含み、それもまた吸い込んでくれた。

「くちゅ、ん、ごくっ♡」

「ゆ、ゆり。いつも飲んでくれるけど、無理すんなよ」

 ごっくんは興奮するが、こんな生臭いものを飲むのは現実だと、中々難儀なのである。喉にも優しくない。だけどゆりは火照った顔で、笑みを浮かべた。

「春斗くんの喜ぶ顔を見れるなら、あたしはどんなことだって、してあげるつもりなんだから……」

 転生前と変わらない、ゆりの性質。

 だから、リーダーをやれたのも当然だし――こんなにも可愛くて、素敵な女の子なのである。

「ゆり、いれるぞ」

「ん……♡」

 布団の上にゆりを押し倒し、ペニスを当てる。

 脳裏には、あの時見た夢の映像がよぎった。

 あれはやっぱり、ゆりの核心を突く夢だ。だから、改めて問いかける。

「ゆりはさ。今、楽しいか? 幸せか?」

「え? な、なによ、こんな時に変な質問ね……そういえばアンタ、渋滞にハマった時も、ちょっと様子おかしかったわね」

 ゆりは目を丸くしたが、やがて濡れた目で俺をじっと見つめた。浴衣ではだけた裸体がエロティックだ。

「大切な春斗くんや、みんながいるから。もう充分よ」

「それなら、良かった」

「ほら、そんなことより……あたしの中、入りなさいよ」

 ゆりのマンコに、今度こそペニスを挿入する。充分に濡れたそこは、スムーズに俺のを受け入れてくれた。じんわりと温かいそこは、俺の神経を溶かす快楽に満ちていた。

「ん、あああああああああああ♡」

 ゆりが仰け反って、大きな喘ぎ声を上げる。俺はずんずん、とピストンをした。ゆりは両手でシーツを掴み、さらに喘ぎ乱れる。ペニスでマンコを突き上げる度に、ぷるぷるとおっぱいが揺れた。

「ああ♡ あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ♡ は、激しい……♡」

「ゆりの中、溶けそうだ」

「あ、あたしも……♡ 春斗くんので、もう、ダメ……♡」

 揺れるおっぱいを両手で揉みながら、腰を振る。ゆりの奥を突き上げてやるたびに、膣がしぼりとるように締まった。パンパンパン、と肌と肌がぶつかり合う音が、部屋の中に鳴り響く。

「ああああああ♡ 春斗くん、もっと、来て♡」

「ゆり……!」

 ゆりが俺へ向けて手を伸ばすので、舌と舌を絡ませ合うキスをした。ゆりは背中に両手を伸ばし、俺の体をぎゅっと抱きしめた。

「ん、ちゅ……♡ 密着するのも、好き♡ ねえ、もうちょっと、キス、しなさいよ……♡」

 ゆりにねだられるまま、さらにキスを交わす。リードしたがるけれど、こうして甘える一面も出してくれる。きっとそれは心を開いてくれた証拠でもあって――だからこそ、俺はもっとゆりに夢中にさせられるのだ。

「キスしながら出してみるか」

「そういうのも、いいわね」

 俺達はキスを、互いの唾液を搾り取るように深く交わしながら、セックスした。腰を振り、奥を突き上げ、舌を絡める。ゆりは両足を俺の腰にホールドし、手繰り寄せるように力を入れた。

「んちゅ、くちゅ、ああ♡ 春斗、くん♡ ん、あ、ちゅ♡ ん、はあああ♡ ちゅ♡」

 ゆりは喘ぐような、大きな甘い声と吐息を漏らしながらキスする。パンパンパン、と突き上げる音と、くちゅくちゅ、というディープキスの音と喘ぎ声が交じり合い、俺達は快楽の階段を昇って行った。

「ゆり、出る」

「ん、ちゅ♡ この、まま……♡ ちゅ、ん、ああああ♡ もう、すご、い♡ ちゅ♡ すご、すぎて、くちゅ、ああ♡ もう、ダメ……♡」

 腰を強く、早く振り上げる。射精感が高まり――絶頂と共に、精液を注ぎ込むように、激しく最後に腰を振り上げた。

「っっっっああああああああああああああ♡」

 キスをしながら、ゆりがビクビクと体を震わせる。絶頂は長く、ゆりの中でビクビクと何度も脈打ち射精した。

「んちゅ♡ 春斗、くん♡ くちゅ♡」

 射精が終わるまで、ゆりは俺の舌に吸い付いた。深い、深いキスは俺達を溶かすほどに甘美で、気持ち良かった。

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