今後の予定としては「関根ルート」「椎名ルート」「ハーレムルート」などを更新予定。
……多分。
基本、ほぼエロシーンだけのライトな内容になります。
ヒロインに合わせて、オリ主の性格を少し変えるので、同じ設定の違う人物だと思っていただければ幸いです。
R18短編「遊佐ルート」
戦線へ正式に加入したはいいが、俺には深刻な悩みがあった。
……気になる女の子がいるのだ。
だが、その相手は噂となっている戦線のリーダー、仲村ゆりではない。それに関しては……なんなら、会話の流れで幹部の連中の前で暴露している。
「いや、俺はそこにいる遊佐が気になっているんだよ⁉」
などと言い放って、ものすごく微妙な空気になったことは、今でも如実に思い出すことが出来る。
遊佐は無表情で片隅に立っていた。
まあ多分、俺の発言に1ミリの興味も抱かなかったのだ。
ついでに、俺自身に対しても。
あんまりにも、あんまりであった。
遊佐はゆりとメンバーを繋ぐ通信士だ。
そのため、わりと顔を合わせる機会が多い。
「定例会議の時間です」
「遊佐、趣味はある?」
「ありません」
また別の日。
「緊急招集です」
「遊佐、好きな食べ物はある?」
「ありません」
また別の日。
「ゆりっぺさんがお呼びです」
「遊佐、好きな異性のタイプは?」
「ありません」
ちくしょうが! なんだこの無理ゲーは!
お前は「ありません」と言い続けるロボットか!
ゆりに呼び出されたのは、都合が良い。ついでに聞きたいことがあるのだ。合い言葉を言い、校長室へと入る。
「来たわね。新人が入ってきたから、その子の銃の練習に付き合ってあげてほしい――」
「そんなことは、どうでもいいんだよ!」
「っ⁉」
ズンズンと部屋の奥まで進み、バン!と 机を叩く。
「すごい剣幕だな、お前⁉」
「ゆり! 遊佐の正体を教えてくれ! 彼女は何者なんだ⁉」
「ああ、そんなこと。無理よ、答えられないわ」
「なんで⁉ 俺は彼女が好きなんだ! 知りたいんだよ!」
「そもそも公式で伏線が回収されていないから、不可能よ」
「なんの話だ⁉」
なんか見えざる力が働いている⁉
「と・に・か・く。そんな浮ついたこと言ってないで、キビキビ働けー」
「クソが⁉」
「……そうしたら、振り向いてくれるかもしれないわよ。まずは、頑張ってみなさいよ」
ゆりが優しく諭すように、そんなことを言った。
……ちくしょう。なんか、上手く丸められた気がするが。まあたしかに、な。まずはかっこいいところでも見せないと、振り向いてなんてくれないだろう。
「わかった。そうする」
「よーし、いい子いい子♪」
「……やっぱりお前、なんか俺を上手く騙そうとしてないか?」
「ノンノンノン、上手く「使って」いるのよ。溢れるリーダー性って奴かしら?」
「あ、そうかよ」
俺はげんなりしながら、校長室を出た。
ゆりに言われた通り、俺は死んだ世界戦線でキビキビ働いた。生前は軍人であったから、新人の教育、幹部の鍛錬のサポートなどをしている。無我夢中でそれらの仕事をこなした。だけどそれは全て、遊佐という美少女を振り向かせるためであった。
神への復讐、というものには、あまり興味がない。俺の生前も苛烈なものだったが、あれは自分で選んだ道だ。
よって、俺が頑張っているのは全て遊佐のため。
それ以上でもそれ以下でもない。
「何故、私なのでしょうか」
「っ⁉」
いつも通りの呼び出しかと思いきや、別のセリフを吐き出した遊佐に、俺は思わず崩れ落ちた。
「どうされましたか」
「やっと喋りかけてくれた……⁉」
「何故、四つん這いになって涙を?」
「遊佐が好きだからな!」
「ですから。何故、私なのですか?」
「何故もなにもねえっての。恋ってのは、そういうもんだろ?」
「そうですか」
「ぶっちゃけ、戦線とかどーでもいいんだよ。アンタに一目惚れしてさ。遊佐に近づくために、ゆりの言うことを聞いているだけ。ちょうど、俺の能力が、お前らにとって必要なものらしいからな。好都合ってもんだ」
「……桜木さんは、戦線へ貢献していると思います」
「だろ⁉ 頑張っているからな! あと生前は軍人、しかも特殊部隊というチート設定! まさに無双状態だ! ふはははははははは!」
「笑い方が完全に悪役ですよ。ところで、具体的にはどうすればいいのでしょうか?」
「なにが?」
「桜木さんは戦線に必要な存在です。ですが、桜木さんは私のために在籍しています。見返りがないといなくなってしまうのでは?」
「モチベは上がらないな、少なくとも! というかもう、下がりつつある! なんで幹部の野郎共とか、俺が指導しなきゃならない⁉ めんどくさいし、むさ苦しいっての! 気持ち悪いわ!」
「そうですか」
「でも、こうして今日は喋ってくれてるからな。ちょっと頑張れる! ありがとう!」
「こんなことでいいんですか?」
「いや、ぶっちゃけると付き合ってほしい! そしてエッチなことしてほしい! そうして遊佐が振り向いてくれれば、俺は戦線と運命を共にするさ!」
「……エッチなこと、ですか。男性というものは、いつもそうですね」
「遊佐……?」
一瞬、いつもの無表情に影が差したような気がした。※遊佐の過去については、漫画ヘブンズドアをお確かめください。本作では触れません。※
「逢引したらどうですか」
「っ⁉ いいの⁉」
「ゆりっぺさんの、戦線のためです。あなたのためじゃありません。場所を用意してくれれば、そこに現れますので」
「了解! 今夜待っている!」
「はい」
俺はルンルン気分で訓練所へ向かう。
よーし、お兄さん、今日は張り切っちゃうぞ⁉
……なんて、浮かれていたが。果たして、どこまで本気なのやら。
一応、夜遅くに保健室に侵入し、鍵を閉めた。警備員に変装して偽物の鍵まで置いてきたし、まあ多分、バレない。
だけど、本当に来てくれるのかな。
ベッドに腰掛けながら、名前を呼ぶ。
「遊佐―」
「こんばんは」
「え」
唐突に、背後から声が聞こえて振り返る。そこには遊佐が佇んでいた。
「マジで来てくれたのか!」
「はい」
「ところで、一つ聞いていいか」
「なんでしょう」
「君は何者なんだ?」
「公式に聞いて下さい」
「またその答えかよ!」
見えない力強すぎる!
「とりあえず、まあ、座ってよ」
「はい」
何故か、反対側に座る遊佐。
……歩いてこっちまで来ればいいのに。
「何故に反対側」
「あなたがこちらまで来れば、解決するかと」
「まあ、いいか」
歩けないっていう伏線回収してくれません?
「……」
が、いざ隣に座ると、胸がバクバクと高鳴った。
金色の綺麗な髪。白い肌。ほっそりとした体躯。機械的な無表情故に漂う、幻想的な美しさ。それでいてわずかにあるあどけなさが、見事なコントラストを生んでいる。まるでお人形さんのように可愛くて、美しくて、綺麗な。そんな女の子だ。
「抱きしめても、いいか?」
「どうぞ」
華奢な遊佐の体を、横からそっと抱きしめる。驚くほど柔らかくて、壊れそうなくらい繊細な感触であった。
そうして数十秒が経過して――俺は、体を離した。
「ありがとう。これで十分だ」
「?」
遊佐が小首を傾げた。あ、可愛い。
「エッチなことをしたいのでは?」
「あのな。まあ、たしかに言ったし、そうだけど……お前、別に俺のこと好きじゃねえだろ。だったら、エッチはしない。言っただろ、遊佐のことが好きなんだ。口実で関係を迫ろうとするほど、男として落ちてはねえよ」
「そうですか」
俺はベッドの上で仰向けになった。
「じゃあな。またハグさせてくれ! 最高だった!」
「はい」
遊佐はこくりと頷いて――何故か、俺の上に横になった。ぴたり、と胸の上に頭を乗せている。
「お、おい?」
「なんでしょう」
「もう帰ってもいいんだぞ?」
「私がこうしたいから、こうしたのですが。ご迷惑でしたか?」
いつもの平坦な声で、そんなことを言うから、どういうつもりなのか、遊佐がどういうことを考えているのかがわからない。
わからない、けど――心臓が、どうしようもなく高鳴って。
気がついたら、遊佐を押し倒していた。
「そんなこと、されたら……襲いたくなるだろ」
「そうですか」
「っ、もう逃がさないからな!」
表情一つ変えない遊佐に腹が立って、強引に唇を奪う。しっとりとした、柔らかい唇だった。でも、そんなことで終わりにしない。舌を入れた。すると遊佐は何故かそれに応じて、舌を絡めて来る。クチュクチュといやらしい音が鳴る。柔らかく艶美な感触に、俺はもうどうにかなりそうだった。
「……遊佐、意外とノリ気?」
ディープキスに応じたのだ。もしかして……俺に気がある、とか?
「いえ。そんなことありません」
無表情で返された。
あ、まあ、そうだよな……。
「脱がせていい……?」
「お望みであれば。ですが」
「ですが?」
「後ろを向いてくれますか。裸が良いのならば、その姿で現れますので」
「……? あ、ああ」
よくわからない。俺は後ろを向く。その間に、ついでに自分の服も脱いだ。そうして振り返ると……この世で最高の絶景が、広がっていた。
「どうでしょうか」
月明かりに照らされた保健室のベッドの上で、遊佐は一糸纏わぬ恰好をしている。白い肌に壊れそうなほど華奢な体つきは、けれど生々しい色気があった。
俺は遊佐の胸を両手ですくうように揉んだ。しっとりとした感触が、手の中に溶ける。手のひらサイズで、愛撫しやすい形だ。
「んぅ……」
遊佐が一瞬、艶っぽい息を漏らした。
だけど、気のせいだ。
顔を上げたら、いつもの無表情の遊佐がいる。
……いやでも、どうなんだろうな。一応、帰らせようとしたし、本気で嫌ならこんなことしないと思うが。
「えっと。遊佐、舐めてくれる……?」
「お望みであれば」
遊佐は従順であった。
俺のをぱくりとくわえて、優しく舐めたり、吸ったりしてくれる。思わず声が漏れそうなくらい、気持ちよかった。なによりも、絵面がエロすぎる。こんなに幻想的な美少女が、フェラチオしているギャップの艶美さがとんでもないのだ。
「っ、ごめん、もういれたい……」
「はい」
「本当に、良いのか?」
「どうぞ」
遊佐が俺の前で横になり、股を開く。人形のような美しさと体のラインやるそのいやらしいポーズは、俺をどうしようもなく性的に駆り立てた。
ギンギンになったペニスを、遊佐のマンコの中に入れる。
ずぶり、と艶美な感触と共に入っていく。
「っ」
遊佐が一瞬、息を漏らす。俺はそのまま腰をゆっくりと動かした。その度に、遊佐が甘い息を微かに漏らす。
「ぁ、っ、ぁ」
本当に小さな息づかいだったけど――段々と、わかってきた。
表情も変わっていないように見えたけど、少しだけ変わっている。目をわずかに細めて、潤ませて、肌もほんのり桜色に染まっているのだ。
遊佐は、感じている。
わかりづらいだけで、感じているのだ。
「気持ちいいか?」
「わからない、です」
「嫌か?」
「……いえ。嫌では、ないです」
ぼそり、と遊佐はそう言った。
俺は腰を動かした。遊佐は甘い息を漏らす。両手をぎゅっと握ってやると、遊佐もそれに答えた。じっと見つめ合いながら、腰を振る。遊佐の端正な顔が、俺の目をまっすぐに見つめていた。潤んだ瞳は、まるで俺を欲しているかのようだ。
「遊佐、バックにしたい」
「はい」
遊佐がお尻をこちらへ向ける。その体勢のまま、マンコにペニスを入れる。ぷりっとした雪のように白いお尻がキュートだ。そんなお尻にこんなエロいことをする背徳感に興奮しながら、遠慮なく腰を振り続ける。柔らかな膣の感触がペニスを刺激する。動くたびに全身の血が甘くしびれるかのようであった。
「っ、遊佐、もうダメだ。出る。どこにすればいい?」
「お好きなところに……」
「中でも?」
「ご自由に、あん♡」
遊佐にしては、大きな声が漏れた。とても可愛らしい声だった。
「遊佐、顔、赤くなってきている」
「なぜ、でしょうか……ぅ、ん♡」
わからないなら、体に教えてやろうと思った。
腰の動きを早くする。パンパンパン、といやらしい音が夜の保健室の中に鳴り響く。ベッドがギシギシ鳴る。遊佐がかすかに甘い息を漏らす。
射精の瞬間、俺は大きくペニスを振り上げた。大きくビクビクと脈打ち、遊佐の中に大量の精液を射精する。
甘い痺れが脳を走った。ついに……俺は、憧れの人とセックスをしたのだ。
快感の余韻に浸りながら、俺は遊佐の隣で横になる。遊佐はぎゅっと、俺の手を握ってきた。ひんやりとした、気持ちの良い手だった。
「終わりでしょうか」
「もう一回って言ったら、出来るの?」
「はい。お望みでしたら……」
遊佐はむくりと起き上がり、俺のペニスをしゃぶり出した。
「――以上! 解散!」
いつも通りの定例会議が終わり、幹部連中が散っていく。「あー、飯行くか飯」という野郎どもの気だるげな声。
俺はふと、遊佐が佇むの部屋の隅へと目を向ける。人形のように愛らしい、その顔と目が合った。
少しだけ、ほんの少しだけ――優しく、笑いかけてくれたような。
「遊佐! また、後で」
そう言って、手を振った。
遊佐もそれに応じて、小さく手を振ってくれた。