※この作品はR-18です。

Angel Beats! ゆりルート   作:音有五角

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R18短編「かなでルート3」

 森に火がついていた。

 嫌な予感がする。

 山火事だ。以前にもあった。その時の火はかなりの規模で燃え広がり、学園も巻き込まれるんじゃないかという懸念が生まれるぐらい、ひどいものであった。

「かなで!」

 木に手をついて、足を引きずるかなでを見つけ、叫ぶ。左足からは痛々しく、赤い血がだらりと垂れており、靴と靴下を赤く染め上げていた。

「春斗……」

 痛みに顔をしかめながら、かなでが振り返る。額には汗が滲んでいた。俺はかなでを強引に抱きかかえ、お姫様だっこをした。

「っ⁉ 恥ずかしいわ……」

「うるせえ。まともに歩けねえだろ、それじゃあ」

 かなでは小柄だ。改めて実感する。両腕にすっぽりと収まった。

「あの時のNPC……?」

 銃を構えたリボンの少女――仲村 ゆりが目を丸くする。隣には青い髪をした男子生徒がいた。名前はまだ知らないが、よく一緒にいるから仲間なのだろう。

「この暴力女! またかなでを撃ちやがって!」

「かなでって……その感情的な態度。あなた、もしかして「人」なの?」

「言っておくが、仲間になんか、死んでもならねえからな! お前は好みじゃねんだよ、バカが!」

「はああ⁉ アンタなんかいらないわよ、つか、もう死んでいるだろうがああああ!」

 罵声を浴びせ合いながら、かなでを抱きかかえ離脱。

「待って。火を消さないと」

「今のお前になにが出来る? 連中に任せておけ。そもそも、あいつらが始めたことだろう、このキャンプファイヤーは」

「そうだけど……」

「安心しろ。多分、あの女がなんとかする。そういうところは頼りになる奴だと思うぞ」

「……また、仲村ゆりさん」

 かなでが少し不満そうに頬を膨らませていたが、相手にせず医務室へと駆けていった。

 

 

「もう大丈夫よ。ありがとう」

 かなでのケガの手当が終わると、そんなことを言ってきた。ぐるぐる巻きにされた包帯が痛々しい。ベッドに腰かけながら、かなでは包帯を左手で撫でた。しゃがみながら、俺はじっと怪我を観察する。

 いくら怪我の治りが早い死後の世界とはいえ、痛みはある。

 よくもこんな華奢な足に、銃弾なんて撃ちこめるな。国宝にしたいくらい可愛らしい足だというのに。

「前も足を撃たれていたよな」

「動きが止まるからでしょうね」

「ヘッドショットを狙わない分、多少の分別はあるようだが……」

 まあ、顔なんか撃った日には、連中を徹底的に殺してやるがな。ゆりが女だろうが、関係ない。かなでを守るためなら、俺は手段を選ばない。

「俺も副会長として、あいつらと戦う」

「ダメよ」

「なんでだ」

「危ないからよ」

「それはお前も同じだろ」

「あたしには力があるわ。パッシブがあるから、痛みもひどくないのよ」

「そういう問題じゃない」

「春斗……」

「まあ、たしかにお前の方が遥かに強いのは知っているが。だからって、なにも出来ないわけじゃない。俺は元軍人だ、サポートぐらいはさせてくれ」

「……わかったわ。でも、無理はしちゃダメよ」

「ああ」

「あと、ほどほどにね」

「俺はかなでほど優しくない。約束しかねる」

「ダメよ。あくまでも、自衛よ」

 俺はため息をつく。こんなことだから、あの女が図に乗るんだろうが。

「まあいい。とりあえず、寮に戻ろう。ほら、おぶっていくから」

「ええ」

 かなでが背中に乗る。ぎゅっと腕を首に回され、かなでの体を背中に感じた。驚くほど軽い。おぶりながら、ゆっくりと歩き出す。

「春斗」

「ん?」

「背中、大きいわ」

 かなでは背中を頬ずりしていた。

 愛おしさで押し倒したくなるが、怪我をしているので、自重した。

 

 

「はい、次ー。名前は?」

「桜木 春斗」

「桜木 春斗……って、えええー⁉」

 上座に座るゆりが名簿から顔を上げて、大袈裟に大声を上げる。いちいちぎゃあぎゃあとうるせえ奴だな、本当。

 校長室の前には行列が出来ていた。「死んだ世界戦線、新規隊員募集!」のビラが貼られており、また彼女達がグラウンドのど真ん中で、大々的な宣伝をしたため、隊員志望の生徒が列をなしていた。

 まあ、大半はガルデモ目当てのミーハー男子であるようだが……。

「アンタ、なにしに来たのよ……?」

 ゆりがジト目を向けて来る。

 横に佇む、ハルバートを持った少年が胡散臭げにこちらを見た。

「ゆりっぺ。誰だ、こいつは」

「天使の手下よ」

「なに! では、敵だな」

「……でも、多分「人」なのよね、こいつ」

「なに⁉ ゆりっぺ、俺はどうすればいい!」

「とりあえず、野田くんはなにもしなくていいから、そのハルバートを引っ込めなさい」

「わかった!」

 野田と呼ばれた男は、従順にハルバートを引っ込める。まあ、大体今のやり取りでこの二人の関係性はわかった。興味ないが。

「何故、かなでを攻撃する」

 面接式なのか、対面の椅子に座りつつ、俺が問いかける。ゆりは机で両手をつき、口元に当てながら答えた。

「彼女が天使だからよ」

「グラウンドで宣伝していた時、神への復讐がどうとか言っていたな。天使もその対象ってことかよ」

「違うわよ。天使は神の遣いでしょ? あたしたちは、あくまでも神とコンタクトをとりたいの。天使はその手がかりにすぎない」

「だから、かなでを攻撃すると?」

「ええ。素直に神への手がかりを提示してくれたら、なにもしないわよ?」

 無表情に淡々と告げるゆり。

 そこには狡猾とした雰囲気が漂っていた。やはりこの女、只者じゃない。神への復讐なんて馬鹿げたことを、本気でやろうとしている。狂っているのだ。

 ……それほどの生前だったって、ことか。なんて危うい奴だ。

 忌々しい記憶をずっと抱えて、復讐を成そうとしている。その精神はいつ崩壊してもおかしくないだろう。

 人間は普通、苦痛からは逃げようとする。なのにこの女は、そうしない。

 危険。あまりにも、危険だ。そんな奴が、かなでと敵対しようとしているなんて。

「ちょうどいいわ。あなた、天使と交渉してちょうだいよ」

「交渉? お前らのために?」

「天使のこと、好きなんでしょう?」

 ゆりがじっとこちらを見据えながら、そんなことを言う。

 気に入らない目だな。

「だったら?」

「あなたは天使に怪我をさせたことを怒っていた。そして、こうやってわざわざ敵地にも乗り込む。全ては天使のための行動でしょう? だから、これは提案。あなたが天使を説得して、神を引き出してくれれば、天使だってこれ以上傷つかない。あたし達も、目的を達成する。どう? 悪くない条件じゃない?」

「ああ、そうだな。仲村 ゆり、良い機会だ。教えてやるよ」

 瞬間――俺は早撃ちで、野田の頭を撃ちぬいた。

「ごはっ⁉ な、んだ……?」

 野田はわけがわからないまま、後ろへ倒れる。ゆりが歯ぎしりして、机から拳銃を取り出した。

「野田くん⁉ いきなり、なにを――」

 言葉は続かなかった。俺はゆりが手に持つ拳銃を撃ちぬいたからだ。ゆりの拳銃は無情に、ごとんという重い金属音と共に床へ落ちる。銃声を聞いたNPCが「ひいいっ⁉」と悲鳴を上げて逃げていった。

「拳銃だけを正確に撃ち抜いた……⁉」

 ゆりが顔を青ざめる。申し訳ないが、俺はゆりへ向けて銃先を向けた。

「俺は、かなでほど優しくない。あいつのためなら、お前らを殺してやるよ」

「……桜木 春斗。あなた、何者なの?」

 ゆりの質問には答えず、俺は背中を向けて校長室を後にした。廊下で、銃声をききつけた連中の仲間とすれ違う。青い髪の少年が一瞬だけちらりとこちらの様子を伺ったが、なにも言わずに彼らは校長室へ向かった。

 

 

「……どうして、あんなことをしたの?」

 夜。俺の部屋へ来るなり、かなでがそんなことを聞いてきた。あれだけ騒ぎになれば、さすがに耳へ届くか。

「悪い。でも、かなでを守りたかったんだ」

「仲村 ゆりさんへ会いに行くなんて……」

 そっちかよ。

 シリアスな話じゃないんかい。まあ、本人は真面目なのかもしれないが。

「別にあいつへ会いに行ったわけじゃないんだが」

「春斗はなにかと、仲村 ゆりさんを気にかけるわ」

「なにをどうしたらそうなるんだよ?」

「あたしに魅力がないのかしら……」

「なっ⁉」

 かなでがしゅん、と肩を落とす。俺は思わず、かなでをベッドの上へ押し倒した。かなでの頬が赤く染まる。その可愛らしい唇に、唇を重ねた。

「ん、ちゅ♡ くちゅ♡」

 濃密なキスを交わす。舌と舌を、何度もくるくると交わらせた。かなでと俺は裸になり、シックスナインの体勢になって、お互いの性器を舐め合う。かなでの綺麗で小さいクリトリスを、舌で柔らかく撫でる。かなでは俺のペニスを吸い込むように、フェラチオをした。

「春斗……♡ ん、あ♡ ん♡」

 ぺちゃぺちゃ、といやらしい音でお互いの性器を愛撫する。かなではびくびく、と時折腰をくねらせた。

 かなでが枕をぎゅっとして、横になる。そのまま寝バックの体勢で、ペニスを愛らしいマンコの中にずぶりと入れた。

「ん、ああああ♡」

「かなで……!」

 俺はかなでのマンコの中を、夢中で突き上げた。寝バックの体勢だから、マンコの締まりが良い。きつい中を突き進むように、ペニスを動かした。

「はあ♡ あん♡ 奥、熱い……♡」

 かなでが枕を強く握りつぶし、激しく喘ぐ。俺はかなでの白くてきれいな、可愛らしいお尻を両手で揉んだ。とけるように柔らかくて、すべすべだった。あまりの手触りの良さに、ずっと触っていたくなる。

「春斗……♡ もっと……♡」

 かなでが甘えた声を出す。俺は正常位にして、かなでを突き上げた。

「っ、ああああああああああ♡」

 かなでが絶叫のような喘ぎ声を漏らす。俺はかなでの腰を持ち上げて、浮き上げた状態のまま腰を振った。かなでは仰け反った状態のまま、激しくマンコを突き上げられる。奥を刺激された彼女は顔を赤くして、快楽に耐えるようにジタバタと悶絶した。

「ああああ♡ 春斗、激しい……♡ すごい……♡」

「かなで……」

「あたし、魅力あるかしら……?」

「当たり前だろ、そんなこと」

 かなでに自分の愛を伝えるかのように、腰を振りまくる。奥にズンズンと当たる度に、かなでは「あ♡ あん♡」と反応して声を上げた。

「イク……」

「ん♡ どこでも、いいわ♡」

「っ、あ!」

 俺はかなでのマンコからペニスを引き抜いて、その小さな体へ向けて射精した。精液は容赦なくかなでの顔、胸、お腹とあらゆるところ下品に汚す。

「んんん♡」

 かなでがぱくり、と俺のペニスを口でしゃぶり出した。ドクドク、と中で残った精液が発射される。かなでの口の中でも射精した。それを優しく受け止めてくれ、ごくり、と飲み込んでくれる。

「ん……♡ すごいわ。熱くて、ドロドロよ♡」

 精液に汚れたかなでが、愛らしい笑みを向けた。何故相手がゆりなのかはわからないが、俺はかなでを不安にさせているところがある。だから、かなでの綺麗な銀髪を撫でて、思いを口にする。

「愛しているぞ、かなで」

 かなではこくりと頷いた。

「ええ。あたしもよ」

 そう言って、かなでは愛おしそうに、俺のペニスへキスをした。

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