桜木 春斗の隣は空き部屋である。遊佐はその特異な体質――そのカラクリは文字通り謎に包まれている――を利用して隣の部屋に侵入し、彼のプライベートを監視していた。何故そんなことをするのか? それは桜木が放蕩とした日々を送っているからである。彼の部屋からいつも女の声がして、そしてそれは決まってセックスによる喘ぎ声であった。
戦線の女性陣は極秘裏に、夜這いをしている。オペレーションのためだ。桜木は天使と強い繋がりをもっている。故に、これだけ女遊びを謳歌して消えないとあれば、この世界の理を崩すことを意味する。
それ故に、ゆり達は桜木を誘惑し、セックスをする。
……なんて、建前じみている。
(ただ、ゆりっぺさん達が彼に夢中なだけでは……)
どういう因果か、この世界ではそうなっている。ゆり達が桜木を異性として見ている。まるで別の、あらゆる世界の可能性、因果がここへ集約しているような……。
遊佐もその例外ではなかった。
桜木を見ていると、体の芯が熱くなる。
その生前の過去、そして「感情がない」という体質故に、わずかではあるが。
そしてこの日も、桜木の部屋からは喘ぎ声が漏れていた。
この日は、ゆりと椎名とひさ子の三人であった。
「ほら、アンタのを挟んでやるわよ。どうせこういうの、好きなんでしょう?」
ゆりが俺のペニスを胸で包む。するとひさ子と椎名もそれに続いた。三人の豊満な胸が、俺のペニスを包む。六つの膨らみ。その温もりと柔らかさが、一本のペニスに惜しげもなく押し付けられ、挟まれている。
「ビクビクしてやがるな。受け止めてやるよ」
ひさ子がそう言いながら、優しくパイズリをする。ふわり、とした感触がペニスをしごく。背中が甘く痺れた。
「大丈夫か……? 気持ちよくしてやる」
椎名のおっぱいも動き出す。上下の刺激。おっぱいに俺のペニスが溺れていていた。まるで三人の膨らみが、一つのマンコになったかのように、ペニスを包み込み、上下に刺激してく。三人の可愛らしい女の子が、大きな胸でパイズリしているエロティックな光景。この世界の楽園であった。
「なめてあげるわよ……♡」
ゆりが舌を出す。
「あたしも。桜木、好きな時に出せよ♡」
ひさ子も舌を出した。
「暖かいな、桜木のは……♡」
椎名も舌で先端を撫でた。
おっぱいに包まれながら、三人の舌がペニスの先端を刺激する。柔らかで、湿った感触。唾液がペニスに絡み、パイズリマンコはさらなる快楽を高めた。くちゅくちゅ、という音がいやらしい。俺はベッドの上で悶絶した。射精感が高まっていく。三人はパイズリの動きを速め、舌でベロベロと絡みつくようにペニスを舐めた。
「出るの……?」
ゆりが早いパイズリをしながら問う。
「すげえ、胸の中でペニスが暴れている」
ひさ子が激しいパイズリをしながら、うっとりとする。
「受けとめてやる……」
椎名が強くパイズリをしながら、優しく言ってくれる。
「っ、あ……!」
俺は快楽に痺れながら、射精した。精液が三人の胸と顔にかかる。可愛らしい顔と、大きな胸が俺の精液で汚れた。
ゆりがすかさず、ペニスをマンコの中に入れる。
ドロドロとした愛液と、温かく柔らかい感触がぴっちりとペニスを包み込んだ。
「あ……♡」
腰を動かし、まだイッたばかりのペニスをぐりぐりと自分のマンコの中に押し付けた。椎名が俺の乳首を舐め、ひさ子がディープキスをしてくる。俺はまたも悶絶した。ベッドの上で、乱れる俺を三人の柔らかい体が押さえてくれる。
興奮がペニスへ行きわたり、勃起が激しくなった。
ギシギシ、とベッドがいやらしい音を立てる。四人もいるから、音が激しい。艶めかしい喘ぎ声や息遣いも、部屋中に響いている。
ゆりの胸を揉んでやる。するとゆりは両手を俺の手に重ねて、強く胸を刺激した。ゆりは仰け反って、大きな喘ぎ声を上げる。
あまりにもいやらしい仕草なのに、とても可愛い。
「は、春斗くん……♡」
ゆりは絶頂したのか、その場でビクビクする。すると、次はひさ子が上に乗り、そのマンコに挿入した。
「次はあたしだぜ……♡」
ひさ子が腰を激しく動かす。ゆりがディープキスをする。違う膣の感触。ペニスがビクビクと暴れ出した。ひさ子の豊満な胸が揺れ、それも揉みしだく。戦線内では間違いなく、一番大きな胸だ。
「あたしも、突き上げられたいぞ……♡」
かと思いきや、次は椎名のマンコがペニスを迎え入れる。俺達は絡み合いながら、喘ぎ乱れた。
ひさ子とゆりのを指で慰める。椎名は下から突き上げてやった。
「あ、ああ♡ ま、またイク……♡」
ゆりが俺に抱きつきながら、体を震わせる。
「ん、あ♡ すっげ、イケてるぜ、お前……♡」
ひさ子が俺の顔に胸を当てながら、喘ぐ。
「あたしもイク……♡」
椎名がうっとりとした表情を向けながら、乱れた。
指の動きを速め、ペニスの突き上げる力も強める。ギシギシ、とベッドが呼応するように、激しさを語るように大きく軋みだす。パンパンパン、クチュクチュクチュ、そして三人のあんあんという喘ぎ声。いやらしい音が部屋中に響きだす。四人と共に、快楽の階段を上っていく。体が熱くなる。甘い痺れが脳と全身を支配する。性器は乱れまくれ、我を忘れてゴリゴリと押しつけ合った。
「「「ああああああ♡」」」
俺の椎名への中だしと共に、三人が絶頂する。三人は潮を吹いた。ベッドの上はあっという間にビチョビチョになり、快楽に溺れた。中出しも激しく、椎名の中はあっという間に俺の精液でいっぱいになった。
三人は射精を終えた俺のペニスをしゃぶった。ベロベロと可愛らしい三人の顔がペニスを舐め回す。俺は勃起したペニスを、バックでゆりのマンコに入れた。
「ん、あああ♡」
ゆりが喘ぐ。ひさ子が俺の右側に抱き着いた。
「すげえ、まだやれんのかよ……♡」
左側に、椎名が抱きつく。
「今夜は眠れないな……♡」
俺達はそうして、濡れたベッドの上で絡み合い、激しく乱れたのであった。
その声を隣の部屋で聞きながら、遊佐は何度もオナニーをした。自分の性器を慰め、気持ち良さに悶絶する。最初は服を着ていたが、今は彼女もヒートアップして、全裸になっている。胸とマンコを指で慰めながら、何度もイク。
潮吹き、というものも初めてした。濡れた性器を指で感じながら、切ない声を上げる。
「桜木さん……」
自分も混ざっていいのだろうか。いや、混ざりたいなどと思いながら、自分一人で自分のマンコを慰める。気持ちいい。だけど、なにかが足りない。彼女の脳内では、いつの間にか桜木に抱かれている絵が想像されている。自分もあれくらい、乱れるのだろうか。気持ちいいのだろうか。そんなことを思いながら、性器を指でグチュグチュする。性器だけじゃない。胸も、唇も、乳首も、体の全てを、彼に預けたい。慰めてほしい。そんな淫らな考えを、ついもってしまう。
「この感情は、なんですか……どうしたら、いいんですか」
遊佐は困惑しながら、オナニーを続ける。
指の動きは、止められない。
「あ♡」
遊佐は再び絶頂した。
それでも隣の部屋の喘ぎ声は、まだまだ止まらない。むしろ激しくなる一方であった。桜木も、ゆりも、椎名も、ひさ子も乱れている。ギシギシ、ガンガン、という騒々しい物音がセックスの激しさを物語っている。貪り合うような、まさに野性的なセックスだ。その声と音に遊佐はまた欲情して、オナニーを再開する。何度やっても、止まることが出来なかった。
そうして、この日の夜は更けていく……。