遊佐からの伝言により、校長室へ呼び出された。中にはゆり、椎名、ガルデモメンバー、遊佐、と勢ぞろいである。
「来たわね、春斗くん」
ゆりがいつもの上座に座り、大仰とした声を上げる。
リーダーとして気を張って、わざとふんぞり返っているのだ。しかしそれが似合うし可愛い、我が戦線の魅力的な大将である。
ソファにはひさ子が座り、ひじ掛けに寄りかかるよう座るのはクールな岩沢。遊佐がゆりの隣に佇み、椎名はいつも通り端に佇んでいる。
入江はソファに座り、関根はソファの背中へ前向きに寄りかかっている。その前は空席であり、関根が両手でその空白をポンポン、と軽く叩いた。ここに座れってことだろう。俺は促された通り、入江が座るソファの隣に落ち着き、疑問を口にした。
「どうした、主要の女子メンバーがほとんど揃って?」
「オペレーションに協力してもらいたいのよ」
「このメンバーで?」
女の子ばっかり……ってか、俺以外女の子じゃねえか。椎名と遊佐がいるから、陽動でもなさそうだし……。
というか実動部隊なしのオペレーションか。
「極秘裏のオペレーションよ」
「なにをやるんだ?」
「……」
「ゆり?」
「……え、エッチよ」
「あ? なに? ごめん、大声で喋ってくれねえか?」
ゆりがピンを抜いていないとはいえ、手榴弾を投げつけてくる。ゴドン! と重たい音が鳴り響いた。
「あぶねえ⁉ なんてもん投げてくるんだ!」
「うっさい! 聞こえているくせに!」
いや、聞こえてもわりとわからん内容だったが。
「まあ、冷やかさないで、聞いてくださいよ。リーダーなりの意図がありますので」
関根が寄りかかりながら、そんなことを言った。
「セックスとオペレーションがどう繋がるんだよ」
「天使への揺さぶりよ」
「揺さぶり?」
「そう。満足したら消えるはずの世界で、エッチしても消えない存在がいる。それを見せつけてやるのよ。異常事態だと思ったら、神へのコンタクトをとるかもしれない」
ゆりが若干顔を赤くしながら言う。
まあ多分、天使への対抗意識ってのが本音だろうが……。」
「故にちょっと不服だけれど、このメンバーに集まってもらったわ」
「ああ……って、ちょっと待て。この人数を一度にか⁉」
「当たり前じゃない。インパクトは強い方がいいわ」
いや、インパクトありすぎだろ……。ゆり、椎名、遊佐、ガルデモメンバーだから……七人だぞ。さすがに未知なるエリアだ。
「つーか、セックスは消える行為なのか……?」
「消える行為よ。公式でも少しだけ言及されたでしょ? 岩沢ルートをやっていないのかしら」
「メタいことを言うな! つーか、お前は「試したことがある人……まあ、いるんじゃない?」みたいなリアクションだっただろ!」
あの口ぶりだとゆりの推測っぽいし。そもそもあのルートの岩沢がそれで消えてないんだから、普通に消えない行為って解釈が正解だと思うんだが……。ようするに、この世界から消えるのは、本人の意思なんだろ。
まあ、その辺の回答も、封印されたようなものだけどな……。セカンドビーツは絶望的ならしいし。
って、俺もなにを言っているんだ、さっきから?
「21:00に副会長部屋に集合よ。オペレーション、スタート!」
「はああ、ドキドキでした……」
部屋への侵入を済ませた入江が、ほっと胸を撫で下ろす。俺は入江の頭をポンポンと撫でてやる。
「いらっしゃい」
「は、はい……えへへ」
入江は気持ちよさそうに目を細め、体を寄せてくれる。可愛い。
「ドキドキっつーか、軽く失敗したような……」
関根が不穏なことを言う。ちなみに俺はこの部屋で待っているだけだった。あとは目撃されるように、かなでが遅れてこの部屋へ来るよう手筈を整えたくらいか。
「見つかったのか?」
俺が聞くと、椎名が首を横に振った。
「問題ない。わたしがなんとかした」
「というと?」
「息の根を止めた」
「じゃあダメじゃねえか⁉」
「軽くだ。問題ない」
「軽くとも結果的に息を止めたら死ぬから⁉」
まあ、この世界じゃ死ぬことはないが……。
「大丈夫よ。NPCだし、イレギュラーなことには対応出来ないはず」
ゆりがデスク前の椅子にさっそく座って、そんなことを言う。
「ほら、春斗くん。みんなの分のお茶でも用意して。七人もの美少女がやってきてあげたのよ? 接待なさい」
「了解だ、お姫様方」
芝居がかった口調で、リビングへと向かった。
「ふふふ。頑張りなさい♪」
ゆりの上機嫌な声を聞きながら、七人分の紅茶を用意する。好みもあるだろうから、砂糖とミルクピッチャーも用意した。大きめな器を用意して、そこにクッキーとチョコを入れる。まあ、どれも食堂で買ったものだけど、お高い。普通の学生では中々手が届かないが、副会長権限でお金はあった。
「あたし達も手伝いますよ」
「お困りかい、軍曹殿!」
入江と関根が来てくれた。
「悪いな。まあ、適当に運んでくれ」
台の上に置かれたお菓子と紅茶、ミルクピッチャーを見て二人が声を上げた。
「お菓子がたくさんですー!」
「軍曹殿、わざわざ買ってくれたんですか?」
俺は苦笑いを浮かべた。
「紅茶とミルクピッチャーは私物だが、お菓子はお前らのために買ったよ」
そうして俺達はお菓子と紅茶を机まで運んだ。ゆりが何故かベッドの下に向けて手を伸ばしていた。
「なにをしている」
「こういう時、変な本がないか探すのは定番じゃない?」
まあ、たしかに。よくあるシーンだ。いろんなところで見る。
「そんなもの、この世界にはねえよ。広大な森の奥にひっそりと捨ててあるっていう、都市伝説みたいなものはあるらしいが」
「あら、日向くんのセリフ。ファーストビーツやり込んでいるわね。偉い偉い」
「だから、メタい発言やめろ⁉」
岩沢が「サンキュー」と言って、さっそくチョコチップクッキーを口にする。ゆりは紅茶を飲み、頬杖を突いた。
「さすがにこの人数だと、ちょっと窮屈ね」
「まあ、二人部屋だしな、本来は」
机の周りには俺と遊佐とガルデモメンバー、椅子に座るのはゆりと椎名であった。
「つーか、こんだけいりゃ、あたしはいらなかったんじゃねーの?」
お菓子を口にしつつ、ひさ子がそんなことを言う。ゆりが「あら、必要よ」と言って足を組む。タイツに包まれた綺麗な足がなまめかしい。
「戦線ナンパ―ワンの巨乳枠よ? エッチな春斗くんをハッスルさせないと」
「きょ、巨乳って……」
ひさ子が恥ずかしがって、両腕で胸を隠した。しかしそれがかえって膨らみを強調している。
すると入江が不安げな表情を浮かべながら、俺の腕に抱き着いてきた。
「桜木さん。やっぱり、大きい方がいいんですか……?」
潤んだ瞳の上目遣いをする入江に、俺は頭を撫でてやる。そうしながら顔を寄せて、キスをした。舌を入れる、深いキスだ。
「んちゅ、はあ♡ 桜木さん……♡」
淫靡なキスをしながら、入江の胸を優しく揉んでやった。
気がついたら、ベッドの上で横になっていた。みんなと共に裸となっていて、部屋には女の子の下着と制服が七人分脱ぎ散らかされている。
岩沢、ひさ子、入江、関根の四人が俺のペニスを舐め回している。四人で一つのペニスをフェラチオしている非日常的かつ過激な光景。そして四人の舌と唾液が柔らかくペニスを四方向から撫でられる感触に、背筋が甘く痺れた。
「気持ち良いか?」
岩沢がクールに問いかける。だけど目はとろんとしており、舌を出してベロベロとペニスを舐め回してくれる。
「あたしが一番気持ちよくさせますよ!」
関根が快活としてフェラチオをする。
「関根……負けねーっての」
ひさ子が少しムキになってペニスを舐める。
「桜木さん……あたし、精一杯しますから。夢中になってください……♡」
入江が健気にフェラチオをする。
「あたしを忘れてもらっては困ります」
遊佐が俺の右手を握り、中指をマンコの中に入れて腰を振り始めた。
「わたしもだ……」
椎名が俺の左手を握り、中指をマンコの中に入れて腰を振り始める。
「ほら、あたしのことも満足させなさいよ。口、空いているでしょ……?」
ゆりが俺の顔に跨って、だらしなくクリトリスを押しつけて来る。だけど俺はあえて、舌を出さなかった。
「こ、こら……! 早く、舐めなさいよ!」
俺は六人から攻められている快楽に溺れながら、言ってやる。
「どこをどうしてほしいか言ってくれたらな」
「もう、またそんなこと……!」
「ゆり、可愛いからさ。エロいこと言わせたいんだよ」
「……あたしのクリトリス、舐めなさいよ。あんたの舌、好きなのよ」
「やっぱり可愛いよ、ゆり」
「ん♡ あああ♡ 気持ち良い、春斗くん……♡ もっとぉ……♡ 足りないわよ♡」
「そんなに好きなのか?」
「好きよ! 大好きなんだから……♡ だから、もっと舐めなさいよ……♡」
くちゅくちゅと、ゆりのクリトリスを舐めてやる。ゆりは淫靡に腰を動かして、性器を押しつけて来る。
瞬間、ペニスがずぶり、と何者かの膣に包まれた。だけど挿入されても、ゆりの体で誰が騎乗位の体勢で入れたのかわからない。上に乗ったものはもう激しく腰を振っているのか、ペニスをきつく上下運動でしごいてくる。
「あ、ぐ……」
「ほら、春斗くん。誰のに入っていると思う?」
ゆりの問いかけに、俺は少し考えて答えた。
「入江……」
「む。なによ、よくわかったわね……そんなに、何度もしたことがあるの?」
ゆりが体をどけると、関根と岩沢とひさ子の三人に口を抑えられた入江が、腰を振っていた。喘ぎ声はそれで我慢していたようだ。三人が手をどけると、顔を赤く、恍惚とした表情を浮かべた入江が俺を見つめた。
「桜木さん……♡ 嬉しいです。あたしの中、覚えていてくれたんですか……?」
入江が腰を振る。
「このまま出して、大丈夫ですからね? あたしも、あなたのを忘れないですから……♡」
俺は健気な入江の思いに答えるように、舌からペニスを突き上げてやる。瞬間、入江が仰け反り「ん、あああ♡ 突いて、もっと突いてください♡ ああああああ♡」と喘ぎ乱れた。その様子を見たゆりがむっとした表情を浮かべて、再び俺の顔に跨った。
「ほ、ほら。今は口でいいから、続き……♡ ん♡ やああ♡」
みんなの喘ぎ声といやらしい音が部屋中に響き渡る。下から激しく入江のマンコを突き上げると、やがて射精感が込み上がってきた。
「入江、イク……」
「はい……♡」
ビクビク! と入江の可愛らしいマンコの中でペニスが大きく震え、射精する。精液の全てを受け入れるように、入江は射精の終わりまでペニスをずっと中で優しく受け止めてくれていた。
「へっへっへっ、次はあたしでいいッスよね?」
関根がそう言って、入江と変わりペニスをマンコの中に入れた。興奮しているのか、中はもうグチョグチョだった。俺の精液と交じり合い、艶めかしい温もりが伝わる。
「ん、あああ♡」
「関根……まだ、イッたばかり……」
「もう根を上げるんっスか? こんないやらしいことされて、全員中出しするまで満足出来ないですよ?」
「で、でも……!」
「今更止まらないッスよ! あん♡ んん♡ やば、これ、気持ち良い……♡ そういえば、あたしは久しぶりかも……♡ や♡ すご……♡」
関根はバックの騎乗位であった。ペニスの仰け反りとは逆方向に締まり、その抵抗が過激な刺激を与えて来る。関根はベットに手を突き、腰を浮き上げる。パンパンパン! と俺は激しく下から突き上げてやった。
「ん、ああああ♡ 桜木さん、やっぱパネエっすよ、あんた……♡」
「関根……! もうダメだ、また……!」
「あたしも、中でいいので……♡」
「っ、あ!」
「んんん♡ すごいの、来た……♡」
関根の中でペニスが再び射精する。自分でも驚くくらいの量だった。その射精が終わるなり、また別の膣がペニスを包み込む。俺は喘ぎ乱れそうになった。
「ちょ、ちょっと……!」
「休ませねえぞ、桜木」
不敵な笑みを浮かべる岩沢が、騎乗位で腰を振った。ペニスは硬くなったままだった。岩沢のマンコは俺のペニスを優しく包む。だが、腰の動きは激しかった。パンパンパン! と岩沢自分の性器を押しつけてくる。
「どうだ、あたしの騎乗位……?」
「気持ち良い……」
「桜木のも、すげえ良いよ。中で出してくれよ……?」
「う、ぐ……!」
敏感になったペニスは、すぐに岩沢の中で射精した。「ん、ああああ♡ すげ、まだこんな出るのか……♡」と岩沢は体を震わせながら、射精を受け止める。
激しい乱交はまだ終わらない。俺達は欲望のままセックスした。ひさ子を正常位で突き上げる。大きな胸が、突き上げる度にプルプルと豪快に揺れた。
「アンタ、あたしの胸、好きなのか……?」
「あ、ああ」
「好きにしろよ。こんなので良かったらよ……」
そんなことを言うから、さらに激しく突き上げてやった。「ん、ああああ♡」とひさ子が激しく乱れる。左右から関根と入江が抱きついて、俺の耳をしゃぶった。二人の甘い吐息が俺の聴覚を支配する。両手でゆりと椎名のマンコをグチョグチョにかき回す。遊佐が後ろから抱きついて、首を舐めてきた。
「あ、出る……!」
「んんんんんん♡ すげえの、来た……」
ひさ子の中で射精する。その射精が終わったのも束の間、今度は遊佐をバックで突き上げる。ゆりが遊佐を膝枕して、代わりに手でひさ子の中をかき回した。
「あ♡ あ♡ 桜木、さん……♡」
「遊佐さん、可愛いわよ」
「あたし、もう……♡」
遊佐がとろんとした瞳を向けて来る。俺は腰を大きく振り上げ、何度もパンパンパン!と大きな音を立てて突き上げた。
「遊佐、俺も……!」
「では、一緒で……♡」
「っ、あああ」
「んんんんん♡」
遊佐の中で激しく射精する。すると何者かに押し倒されて、再び騎乗位の体勢でペニスを膣の中に挿入した。
「桜木。動くぞ……♡ あ♡」
椎名が激しい動きで、俺の上で乱れる。身体能力が高い彼女らしく、力強いセックスだった。俺は椎名の豊かな胸を揉んでやる。するとみんなが俺の体にまとわりついてきて、耳も、乳首も、足も、舐めてきて、キスをしてきた。誰がどこを愛撫しているか、もうわけがわからなくなっていた。そんな淫乱な快楽に溺れながら、再び射精感が沸いてくる。
「椎名、もう……!!!」
「ああああ♡ すごいぞ、桜木……♡」
椎名の中で射精を終えたあとは、ゆりを立ちバックで挿入し、セックスした。左右の耳をひさ子と岩沢が舐めてきて、後ろから抱きついた椎名が首を舐めてくる。遊佐と関根が乳首を舐めてきて、入江が足と尻を舐め回していた。
「ゆり……!」
「んんん♡ 春斗くんの、あんなに出していたのに、まだ硬い……♡」
「中、気持ち良いぞ……!」
「あたしが、アンタの一番なんだから……♡ 絶対に、譲らないんだから……♡」
ゆりの可愛らしい尻を激しく乱暴に突き上げる。尻を両手で強く叩き、パンパン! といういやらしい音を部屋中に響き渡らせた。
「ゆり、出る!」
「来て! 春斗くん♡」
「あああ」
「やああああああああああ♡」
ゆりの中で、俺は激しく射精した。迸りは長く、俺はベッドの上で倒れ込んだ。みんなが裸のまま、俺の体に抱き着いてくる。柔らかく、良い香りに包まれながら、眠りに落ちた。なにか忘れている気がしたが、もうそんなこと、みんな気にしていない。
艶めかしい、気持ちの良い感触がペニスに襲いかかってきたから、目を覚ました。
「あ、ぐ……」
「起きた?」
「かなで……」
月明かりに照らされた、白い体、華奢な体つき。裸のかなでが、騎乗位で淫乱に腰を振っている。俺の乳首を舐めているのは、同じく全裸の分身天使であった。
「いけない子ね。こんなに女の子を連れ込んで」
「お前まで……」
「おしおきよ。ふふふ」
すると目を覚ましたゆりが、俺の唇を奪ってキスをした。
「春斗くん……ん、チュ♡ ほら、みんな。天使に負けたら、ダメなんだから」
遊佐が右の乳首を舐め回す。
「桜木さん。ここでいいですか?」
入江が左の乳首を舐めて来た。
「気持ちよくさせますね。ずっと、ずっとです」
関根が右腕に抱き着き、腕を舐める。
「あたしのすっごいテクを見せる時が来た! 誰にも負けねーぜ!」
ひさ子が左腕に抱き着き、腕を胸で挟んだ。
「ほら、大きいのが好きなんだろ? 満足させてやるよ、仕方ねーから。あんただけの特別……だからな?」
岩沢が右の耳を舐め始める。
「声も我慢しなくていいんだぜ。あたし達の前だ。好きに乱れろよ……」
椎名が左の耳を優しく舐めた。
「ん、ちゅ♡ 桜木、これでいいか……♡」
あらゆる角度から、淫靡にしごかれて、俺はあっという間に射精感が高まった。
「かなで、ごめん、もう……」
「ええ♡ ん、いいわよ♡」
「っ」
「ああああああああ♡ どろどろなの、中で、出ている……♡」
かなでが可愛らしく、俺の射精を受け止めた。だけどセックスは止まらない。止まれないのだ。俺とみんなとのこの日の夜は熱く、長いものとなる。快楽に溺れ、どこまでも堕落していった。