――でも、眼が開くと美しい女性が目の前にいて
――
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『新たな命と、生活の中で』
第壱話 新しい命と、生活の中で
Side麗華
私は姓が袁、名は成、字は本宗ーホンシュウー
そして真名が麗華ーレイカーと言います。
今私は妊娠中で、元気に赤ちゃんが産まれる様に散歩をして動いていました。
そこで、少し休憩しようと思い椅子に近付くと
すぐ側に布の塊がありました。
「…何かしら?」
確認しようとすると、それは動き出し
良く聞くと声も聞こえます。
「…?……?!、…まさか」
そう思い、布を取るとそこには…
「まぁ…、かわいらしい」
――クリクリした眼で私を見つめ、手を伸ばす赤ん坊がいました
Side麗華end
◇◆◇◆◇◆
「うぅ…あぅ~(うっ、俺は)」
「あぅ~、えぅあぶぅ(ここは、どこだ?)」
「うぅ?あぅ~あふぅ(確か、あの時刺された筈なのに)」
眼を覚ますと一面が白かった。
っていうか、死んだ筈なのに眼を覚ますとかこれいかに?
「あぶぅ、あぅぁぅ~(にしても、この白いのは布か?)」
その布を取ろうと腕を動かすが、なかなか取れないのだ。
「う~!あぶぅ!(くそっ、取れない)」
必死に取ろうとジタバタしてると、不意に明かるくなり綺麗な女性が現われた。
長く、美しい金髪で綺麗な蒼眼
そして人を引き寄せる様な笑顔があった
「あぅ~(綺麗だ…)」
思わず、手を伸ばしてしまったのは悪くない筈だ。
「まぁ…、かわいらしい
貴方は一人?」
「あぶぅ(そうです)」
「そう…、なら私と一緒に行きますか?」
「えぅ~(よろしいので?)」
「ふふ、ちゃんと会話できてるのかしら?
まぁいいわ、一緒に行きましょうね?」
「あぶぶぅ、あぅ~(助かります、身体が動かないもので)」
そして、この時から俺は新たな名前と家族ができた。
まぁ、家に着いてから一悶着あったが…
閑話休題
◇◆◇◆◇◆
アレから月日がたち、俺も今や五歳になった。
始めは気付かなかったが、何故か俺は赤ん坊になっていたらしい
「あの時は驚いたなぁ」
そう、あの時拾ってくれたのが今の母上
「袁 本宗」その人だった。
赤ん坊になっていたのも驚いたが、母になったのが三国志の人物の母?とは到底信じられなかった。
普通は、男である筈の袁成が女であるのもおかしいし
尚且つこの時代は「真名」と呼ばれる大事な名前、なんてものもあった。
それでも「たまたまだ」「気のせいさ」と片付けていたが…
等々ある出来事で信じるしかなかった。
それは――
「龍二にいさまぁ~!」
「ん?おぉ、麗羽走ったら危ないぞ」
「わかりましたわ!」
そう、今目の前にいる人物
その名も「袁 本初」言わずと知れた三国時代の噛ませi…じゃなくて名門の人だ。
母が袁成、妹が袁紹だと、諦めるしかなかった。
俺は何故か転生し、未来には曹操に敗北が決っている…
本来ならいない袁家の"長男"になってしまったのだった――
ども、梅干しです
いかがだったでしょうか?
袁成さんは字が無いので作ってみました
性格的には、麗羽をお淑やかに、そしてクルクルじゃないのをイメージしていただけると助かりますw
ではまた次回