これは日常の1ページ
「外伝二 そうだ、涼みに行こう」
平和な一日の出来事―――
――
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◇◆◇◆◇◆◇◆
「暑い…」
「そうですねぇ~」
最近気温が上がってきて、凄く暑い
前の世界なら今は夏頃になるのだろうか?
とにかく暑いのだ。
兵達もこの暑さのせいで訓練も身が入らない様で
「気合いをいれろっ!」と叱る睦月や悠も汗だくだから今にも倒れそうだった。
「氷があるわけでも無いしなぁ…」
「こおり…ですか?」
と、俺の執務室にある机にタレる浮華が
首を傾げながら疑問そうに聞いてきた。
…ちょっと可愛いと思ったのは内緒だ
「あ~、水を冷やすと作れるんだ」
「ほぅ~」
想像したのだろう、少し幸せそうに微笑んでいる
…可愛i(ry
「こう暑いと水浴びでもしたいですねぇ~」
その言葉を聞いた瞬間閃いた。
「それだぁぁぁぁ!」
「わひゃぅ!」
つい肩を掴み至近距離から見つめてしまった。
案の定目を回したのは言うまでもないだろう――
閑話休題
◇◆◇◆◇◆
アレから直ぐさま予定を組み、流石に全軍ではまずいので
細かく分け、近くの小川行くことにした。
そして、こういう時に重要な物を
町の服屋で作ってもらったのだ。
「は、恥ずかしい…」
「普通の服よりハズいなぁ…」
そう――
暑い日に水浴びと言えば――
『水着』だ――
「眼福だな…」
色とりどりの水着をきた皆を見つめながら呟く
ちなみに数人兵もいるので、後ろでは
「俺…、もう死んでもいい…」
「副長ぉぉ!俺だ!結k(ry…グハァ!」
「見ろ、これが理想郷だ」
「あの胸すげぇ…」
「いやいや、田豊様の胸が世界一だ」
等と、大変満足している様だ。
ちなみに男達も海パンや
果てはブーメランまでいる
俺は膝下までの海パンだ
とりあえず――
今はもうしばらく目の前の理想郷を見ていよう
◇◆◇◆◇◆
Side桂花
今日私達は、城の近くにある小川に来ていた。
なんでも、最近の暑さのせいでだらけてるので
慰安や避暑を予て予定されたらしい
(あぁ…、流石龍二様だわ…
兵達の事も考えてるなんて…)
それにしても、こういう時に着る物として渡された水着という物を着ているが…
「龍二様はいいけど、あんな男どもに見られるなんて!」
そう、二人きりならいいが
兵達数人がついて来ているので
私を血走った眼で見つめているのだ(勘違い)
「まぁまぁ、落ち着いてよ姉さん
慣れればコレもいいよ?」
声を掛けてきたのは妹だった。
萩花は私と似た様な水着で
"すくーる"水着と言うらしい
私は"旧すく水"と言う物を渡された。
あの時の真剣な顔をしている龍二様は…
「はふぅ…」
「あはは…」
そんな事を話していると
「は、恥ずかしい…」
「普通の服よりハズいなぁ…」
着替え終わった悠と睦月が歩いて来る
悠は"わんぴーす"らしく、ひらひらしたのが沢山付いた水着だった。
睦月は"びきに"という水着を着ていて、健康的な身体をさらけ出していた
(くっ、身体に自信があるからってぇぇ!)
そんな二人を恨みを込めて睨んでいると
男共から声が上がった。
そちらを見ると…
「萩花、私を探さないで」
「ちょっと姉さん!?
縄持って何処行くのよ!?」
「くっ、…中途半端な我が身が悔しい!」
「あぁ…、流石だなぁ」
遅れて来たのは、浮華と水仙だった
浮華は、睦月と同じ"びきに"で
腰に"ぱれお"と言われる物を着けていた。
水仙は"きょうすい"と言われる物で
背中等が開いた水着だった。
何よりも普段より薄着なせいで
胸がより強調されているのだ。
「すみません、遅れました」
「…ごめん」
「それにしても…」
「?どうしたのよ?」
ごくりっと息を飲んだ浮華に訪ねる
「いえ、龍二様が…」
「あぁ…」
そう、男共から少し外れた所から私達を見ているのだが
もちろん龍二様も水着な訳で…
「「「「「「ごくっ…」」」」」」
いつもは隠れた肉体が現れていた
筋肉が程よく付き、引き締まった身体はそれはもう…
「あぁ、龍二さまぁ…」
「姉さん…」
「始まったぞ」
「…ほっとく」
「ですね、行きましょう」
それからしばらく、私は妄想をしていたのだった。
Sideend桂花
◇◆◇◆◇◆
アレから合流し、皆個人個人で遊び出した
ある者は、木陰でゆっくり涼み
ある者は、昼に食べる魚を釣りに
ある者は、水を掛け合ったり(男兵士達)
と、楽しそうに遊んでいた
そして、うちの綺麗所達は…
「ハァ!」
「そこ!」
「右よ睦月!」
「任せな!」
水の中でビーチバレー(激)をしていた
まぁ、先ずはビーチでもないし
そもそも休めてるのか?
などいろいろ疑問が出ているが
一つだけたしかなことがあった
「なんという光景…」
目の前に、天国があるのだから
俺はそんな光景を見ながらも
久方振りの休日を過ごしていったのだった。