――新しい家族の未来を
――だから俺は…
『未来を変える為に』
自分の行く末がわかってからは、修行の毎日だった。
動ける様になってから走り回り体力を。
昔の知識はあるので軍事、政治など必要な事を覚えていった。
そんなことをしていたら、いつの間にか回りに「袁家の麒麟児」
などと呼ばれる様になっていたのだ。
そして、今は日課になった塾の帰り道だ。
「ふぅ…、今日も頭を使ったな」
平凡で、平和な世界で生まれた俺には
兵法書など触れた事もなかったからな。
それにしても、歴史と言うのは
この世界もあまり変らないらしい
なんせ今行っている塾に――
「あら、もう疲れたの?」
「あぁ、考えるのは苦手なんだ」
「ふ~ん…、そんな人が私と議論できるとは不思議ね?」
「気のせいだろ」
そう、このお方
いずれ魏王と呼ばれる「曹 孟徳」その人だった――
――
―
◇◆◇◆◇◆
我が妹もそろそろ大きくなってきたので、塾に行く事になった。
その際、家で鍛錬ばかりは駄目だという話になり
俺も行く事になった訳だ。
(嫌な予感はしてたんだよな…)
そう、案の定まだ幼いのにも関わらず
既に王のオーラを醸し出している曹操殿がいたのだ。
関わるのは嫌だったので、なるべく接するのはやめてたんだが
何故か向こうから寄ってきやがりました。
◇◆◇◆◇◆
Side華琳
私は曹 孟徳、母上の言いつけでこの塾に通う事になった。
一人で書物を読み、勉強していたのが見つかったのだ
だから渋々通う事にしたのだが――
正直、差がありすぎてつまらない。
にも関わらず、権力しか見ない回りに呆れていた。
(はぁ…、ここは勉学を学ぶ所ではないのかしら?)
そんな日々を過ごす内に、ある事を知った。
(…今日もやってるのね)
ここでただ一人、寡黙に学ぶ人物がいる
名を袁 魄麒、知る人ぞ知る麒麟児だ。
なんでも僅か二才で喋り、五才には既に氣を扱えたとか。
何よりも、人には媚びず
己の力だけで今の自分を築き上げてるのが興味を惹かれた。
だから私は、此所に来て初めて自分から声を掛けることにした。
「ねぇ、貴方の名前は?」
Side華琳end
◇◆◇◆◇◆
困った事はこれだけじゃなかった。
何故か声を掛けられてから、仲良く?なり麗羽と曹そs…もういいか…
華琳の家に初めてお呼ばれした時の事だ。
そこには華琳の部下になる夏侯…姉妹がいたのだが――
その姉がいきなり切りかかってきたのだ。
そのせいで思わず反撃をしてしまい
尚且ついきなりでムカッとして――
まぁ、つまりはボロボロにしてしまった。
その際麗羽が
「あの時の龍二お兄様は、凄く悪いお顔で反撃してましたわ」と言われてしまった――
――
―
閑話休題
◇◆◇◆◇◆
それからというもの、華琳に会うと
「龍二、そろそろまた来てくれないかしら?
春蘭が会いたがってるのよ」とか――
秋蘭(襲われた時に詫びとして教えて貰った)には
「龍二、悪いがそろそろ姉者に会いに来てくれないか?
兵達が訓練として大変な目に遭ってるんだ」などと言われる事になってしまった――
とりあえず今日は
これから春蘭との手合が待っている…
皆さんども
梅干しです
遂に登場の華琳さま、まだまだ始めの方なので説明じみてしまう・・・
とりあえず本編に入ったら会話をもっと出してみたいですね
最後に麗羽の存在感がウスィwww
お兄様ラブな感じを出したいです
でわまた次回