※この作品はR-18です。

真·恋姫無双~名門の血筋~   作:梅干し

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――「始めは只の冗談かと思った」「只の興味本意だと思ってた」
――「でも…あの人の想いを聞いて」「あの方の理想を聞いて…」
――「「だから私達は…」」

『未来に向けて、人材確保 前編』


第参話 未来に向けて、人材確保 前編

今日は最近盗賊被害に遭ってるという、村に行く事になった。

俺はそこで生涯使えてくれる、初めての部下を迎え入れる事になる――

 

◇◆◇◆◇◆

 

Side張郊

私の名は張郊 儁乂。

この村の自衛団の一員です。

昔はこの村にいる人数で、なんとかやって行けてました。

しかし最近盗賊達が徒党を組んだらしく、人数には勝てませんでした…

そこで太守である袁成様に援軍を要請する事になり

近々来るそうで、細やかながらの歓迎の準備に追われていました。

「ふぅ、こんな感じかしら?」

「悠、こっちは終わったぞ」

「うん、わかった!」

この人は、高覧

私には両親がおらず、父の変わりみたいな人だ。

高覧も昔いろいろあった様で字も真名も無いらしい。

けど私は気にしてない

家族になるのに、名前とか関係ないから。

Side張郊end

 

◇◆◇◆◇◆

 

Side田豊

最近多発している盗賊達に備え、この国の太守に文を送りました。援軍も決まり、相手は三公を輩出した袁家の方なので

細やかな宴会の準備をしていました。

そして、いらっしゃった方を見て驚愕するしかありませんでした。そう、稀代の奇才と謳われる「袁家の麒麟児」、袁 魄麒様でした。

「あぁ~、これは歓迎の宴会なのかな?」

「は、はひっ!」

(あうっ!声が!)

「そっか…ん~

悪いんだけど村の人達呼んでもらえるかな?」

「えっ?!わ、わかりました!」

(いけない!まさかこんな偉い方が来るなんて!

こんな物だけじゃ足りないのかも!)

私は慌てて悠さんを含む、皆さんを呼びに行ったのでした。

Side田豊end

 

◇◆◇◆◇◆

(今の娘…)

今俺は冀州の外れにある村に来ていた。

母上が言うにはなんでも

最近盗賊被害が酷いのでどうにかしてほしいらしい

それを聞き俺が行く事にした訳だ。

(この村…というか

今回の件がなんか気になったんだよな)

華琳達の時もそうだったが、俺はこの時代に来て勘?が良くなったみたいで

悪い事も良い事も良く当る。

(今回は良い方みたいだな)

俺は期待に胸を膨ませていたのだった

閑話休題

 

◇◆◇◆◇◆

 

Side高覧

「袁悠様!村の者を集めました」

「うん、ありがとうね」

「い、いえ!//」

「…なにか不手際がありましたか?」

援軍に来たのは、最近噂の袁悠とか言う奴だった。

食料だって盗まれてんのに、わざわざ歓迎をするって言うから支度をした。

なのに気に食わないんだが知らないが、呼び出されたわけだ

(この坊主…騒ぎ出したらぶち殺してやる)

俺はそんな事を思いながら話しかけた。

「いや、歓迎は嬉しいんだけど

わざわざ助けにきた村の食料を貰うのもね」

そういった奴の顔は苦笑いをしていた。

「だからさ…おい!」

「ハッ!」

「うちの食料もだせ

それでこれから我が軍とこの村の方達で、士気を上げる為に宴会をするぞ」

「こちらにお持ちすればよろしいですか?」

「あぁ、その後は確実自由にしていい」

「わかりました、では失礼します」

「っとこんな感じでどうですか?」

俺は唖然としていた。昔、俺も軍に所属し戦っていた時期もあった。

その時の隊長含め上の奴等は腐っていた。

金の為なら偽装した罪をきせ

腹が減ったからと盗賊紛いの事をし

町にいた可愛らしい娘がいたら偽りの罰をきせ慰み者に

そんな奴らばかりを見て俺は絶望した。

しかし、今目の前にいる奴は違うらしい

怪我人がいたら治療を

腹が減ってる者には食料を

こんな当たり前な事をできる奴を久しぶりにみた。

(こいつのためなら最後に頑張ってみるか…)

「…おいお前ら、袁悠殿を手伝いに向かうぞ」

「うぃっす!」

だから俺は、今回の戦いに全力を注ぐ事を決めた。

Side高覧end

 

◇◆◇◆◇◆

賑やかなうちに終わった宴会を抜け、明日の為に主要メンバーを集め軍議をする事にした

やはりと言うか、集まったのは最初にあった娘と、先程殺気をぶつけてきた男。

後一人は見た事はないが

多分、この男の関係者だろう

自警団員の一人ではなかろうか。

「じゃあ始めようか、まずは自己紹介からかな。

俺は姓が袁、名が悠、字は魄麒

それで、真名は龍二だ」

「「「?!」」」

真名を言った途端驚く三人…面白いな

「ま、真名まで良いんですか?!」

そう言ってきたのは、最初にあった娘。

身長は小さいみたいで俺の胸ぐらいしかない

髪型は短く赤茶色で、癖っ毛なのか毛先が丸まっている

「あぁ、一時とはいえ俺達の背中を任せるんだ

真名を渡すのは当たり前だよ」

そう言うと例の男が笑いだした。

「ハッハッハッ!

アンタは変わっているな

俺の名前は高覧だ。

生憎真名を渡したくても無いんでな、許してくれ」

「はは、そうかね?

あぁ、名前だけで十分だよ

まぁよろしいくな。」

(へぇ…、たしか袁紹配下の武将じゃないか)

内心驚き流ら握手をした。

「…私はこの村の自警団で副隊長をしています。

名前は姓が張、名が郊、字が儁乂と申します。

真名は悠です」

そう名乗ったこの娘は俺と同じぐらい背が高く、髪は黒に近い青で見方によればほぼ黒にしか見えない。

髪型は首の後ろで束ねて括った状態だ。

「そっか、じゃあ悠って呼んでも?」

「は、はい//」

「龍二殿、こいつは龍二殿の噂を聞いて憬れてたんだよ」

「っ!ちょっと!高覧!//」

「ハハハッ!」

(オイオイ…高覧に張郊かよ)

袁紹の歴史的大敗の時に、被害を被った人達の二人だ。

(たしか魏に降るんだよな,どうにかできんかな…)

そんな事を考えてると。

「あっ、あのっ!

私の名前は姓が田、名が豊、字が元皓で

ま、真名が琥珀です!」

「うぉ?!」

「あっす、すいません!」

「いやいや、俺は龍二ね?

俺からは琥珀って呼ぶからさ」

「は、はひっ!//」

(今度は田豊か…これも運命、かね)

――奇しくもこの時、本来なら袁紹に使える筈の三人と会い

――運命の歯車が回り始めたのを龍二はまだ知らない





皆さんども
梅干しです
今回は四人称に挑戦してみました
見にくくないですかね?
今後こんな感じで進めるかも。
次回は初の集団戦闘です・・・
旨く書けると良いなぁ・・・
では、まて次回!
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