【ふたなり】両性具有の少年少女の青春を描く実験小説 作:喋家月餅太
永治のペニスが膣に挿入されるのは気持ちがいいが射精をしたいという願望が募っていた。
彼氏である永治に自分のちんちんを使いたいそんな欲求がセックスをするたびに湧き上がってくるのだ。
そんなある日、美咲は永治に射精したい事を打ち明けアナルセックスをしたい事を告げる。
永治はそれを聞いて悩んだ末、受け入れる。
永治の家に呼ばれた日、永治は水浣をして美咲を受け入れる準備をする。
二人はいつもどおりに男女の普通の前戯を行い、セックスの気分を盛り上げる。
いざ本番となり美咲はネットで予習した通りにローションを使って永治の肛門をほぐしていく。
その際に両性具有と違い袋状になっている陰嚢や陰嚢と肛門の間に何もない領域が続いている事に男性との体の違い、とくに自分と永治の共通点だと思っていたちんちんも自分と違うのだと実感する。
その違いに気分は盛り上がりちんちんがはちきれんばかりになって美咲は永治の肛門に挿入する。
これまで永治がしてきた腰を動かして穴に締め付けられてちんちんが感じる状況を経験して美咲は興奮していく。
美咲が射精に至ったとき、美咲には経験のない感情が芽生えていた。
双方の健康のためにコンドームをしてアナルセックスしたが中出ししたい、不可能で絶対に有り得ないが永治を妊娠させたいという願望だ。
永治の彼女としての愛情とは別に湧き上がる男としての欲情に戸惑いながらちんちんに漂うオーガズムの性感を味わいながら永治に抱きしめられていた。
美咲は一人きりの部屋の中で大きな声で喘いでいた。
まだ両親が帰ってくるには時間がある。
PCの画面に映るイケメンが年上の女性に攻められている動画を見ると美咲の興奮はどんどん湧き上がっていく。
美咲は今日はいつにも増してムラムラしていた。
テスト最終日の上に彼氏の永治は友達との約束で会えない。それなのに家には両親ともいない。
テスト期間中やその前の期間は勉強に集中するため美咲と永治はセックスを控えていた。
テストが始まると美咲はテストを受けるのに余計な事を考えないようにオナ禁をした。
その欲求不満が溜まりに溜まっていた。
溜まっていたのは欲求だけではない。まだ女子高生で若い美咲の睾丸は精子をいつ夢精してもおかしくないくらいに溜め込んでいた。
この十日ほど勃起をいつするかを常に恐れなきゃいけないくらいだった。
美咲は表向きには女子として学校に在籍しているが男女両方の性器を持つ両性具有という性別だ。
他の女子にはないペニスと睾丸が美咲の股間にはぶら下がっている。
彼氏の永治とごく親しい友人や子供の頃から知ってる人以外には両性具有である事を隠している。
勃起はそんな美咲にとってまわりに自分の身体的な性別がバレるリスクだ。
何度もこんなことならオナ禁なんてしなければよかったと後悔したが、なんとかやりきって迎えたのが今だ。
美咲はオナニーをしている最中だった。
椅子に腰掛け机にPCを置いてエロ動画を再生しながらペニスをしごいている。
両性具有である事もあり同世代の男子に比べればかなり小さい部類に入るペニスもガチガチに固くなって、先端にある尿道口からは我慢汁が溢れ出している。
ちんちんをシコシコするのに夢中で美咲本人は気づいていないが陰嚢の裏にある女性器もたっぷり濡れており、椅子の座面に愛液がたれてしまっている。
乳首も勃起しており美咲は男性としても女性としても溜め込んだ性欲と精子に突き動かされて興奮していた。
画面の中で格好いい男性が性感帯を攻められて喘いでいる様子に美咲の目は釘付けになっている。
もし今日、永治と会えていたら動画の女優がやっている男優への乳首責めや裏筋舐めを永治にやっていたことだろう。
PCの画面に映る容姿の良い男女の性行為だけではない、美咲はペニスを握りながら永治に会えない寂しさを慰めていた。
「はぁ……はぁ……ああっ!」
少しでも長くオナニーをできるようにカリクビから根本へと手を移動しながらオーガズムを避けてペニスを刺激していく。
我慢汁もで続けて少し前は先端を濡らしていただけだったが、今は亀頭全体が濡れている。
エッチな気分をたっぷりと楽しもうとした美咲だったが、そろそろ限界のようだ。
若い睾丸に溜まった精子はもうこれ以上、抱えられそうにない。
「あっ! あああんっ!」
あわてて机の上に置いておいた箱からティッシュを取り出し、股間にジンジンした感覚が起こりそれがペニスの根本から突き抜ける感覚に変わろうとしたタイミングでペニスの先端を覆った。
美咲のペニスは上下に痙攣し生暖かい液体を放出する。精液だ。
精液はペニスを覆うティッシュに吸収されて、そのティッシュは精液の分、重たくなりペニスに覆いかぶさる。
美咲は射精の快感と身体の力が抜ける感覚に当てられて椅子にもたれかかる。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
徒競走をした直後のような疲労感で美咲は息があがっていた。
ペニスも男性のように縮まないが半勃ちくらいまで勃起が収まる。
股間を中心に身体全体にふわふわとした性感が広がり、全身の感覚がその中に浸っていた。
オーガズムに美咲の心身は支配されて意識がややぼんやりとしている。
「永治くん……」
快感が美咲に恋人に会いたいという気持ちを先程よりも想起させる。
「今日、エッチしたかったのにな……」
美咲は不貞腐れたように唇を尖らせて言う。
十日間のオナ禁はちんちんでもまんこでも美咲に永治を求めさせていた。特にちんちんが求める感覚はいつも以上だ。
いつも永治とセックスする時は美咲の膣に永治がペニスを挿入するという一般的な男女の行為をしている。
他の男女と違うのは永治が射精をした後で、永治が美咲を手コキでイカせる事だ。
男ばかりイッて女は感じるだけという事に疑問を持った永治が美咲と初めてセックスした際に初めたのだが、それが二人の間で恒例になっている。
まだ中イキを経験していない美咲には永治のしてくれるこの後戯がとてと嬉しく思えていた。
彼氏のいる女子なら彼氏ばかり気持ちがいい事に不満を持つことが多いし、こればかりは男女の身体の違い上、仕方がない。
美咲の身体は他の女子とは違うが、だからこそ睾丸に溜まった精子から来るオーガズムへの欲求が強くなる。
女の子が好きな男の子である永治がペニスを刺激して射精させてくれるのは美咲にとって本当にありがたい。
特に男性のオーガズムには賢者タイムなんて面倒なものがやってくるのも知ってるから尚更だ。
両性具有には賢者タイムがないので話に聞いて辛いだろうなと美咲は思っていた。
呼吸を整えると美咲は手に持っている精液が染み込んだティッシュをベッドの下に置いてある蓋付きの小さなゴミ箱の中に捨てた。
このゴミ箱は美咲がオナニーや永治とのセックスをした時のティッシュやコンドームを捨てるためのものだ。
臭いが外に出ないようにと部屋に親が入った時に見られないようにベッドの下に隠せる蓋付きの物を使っている。
このゴミ箱は近所の雑貨屋で買ったもので中学生の頃から使っている。
両性具有はオナニーをすると射精をするし、ちんちんがついていても美咲は女の子だ。
精液を拭いた後のティッシュなんて人に見られたくないしこっそり中身を処分したいのでオナニーをし始めた頃に他のゴミとゴミ箱を分けることにした。
美咲はパンツとズボンを履いて椅子に腰掛けるとぼんやりとパソコンの画面を眺め始めた。
まだパソコンでは動画が再生されている。結構長めの動画だったようでまだ続いている。
美咲はそれを見ながらズボン越しに指でペニスを突き始めた。
これは「つっつき」と呼んでるオーガズムの余韻を楽しむ行為で美咲は初めてのオナニーをした日からやっている。
半勃ちのペニスをこうやって優しくいじるのは美咲のお気に入りの行為だ。
寝る前にオナニーする時は寝落ちするまでこれを続けている。
両性具有は賢者タイムがないのでオーガズムである程度、収まるとはいえ性欲は続いている。
強く求める事はないが気持ちよさを得たいというあるていど消極的な感情でエロ動画を見ながらつっつきをしている。
しばらく男女が女性主導でセックスしている動画を見ているとPCに表示される動画が切り替わった。
「あれ……?」
表示された動画はこれまで見てきたものと趣が違うものだった。
その動画には女性が出ていない。二人の男性が出ており、その男性たちがキスをしたり身体をあちこち愛撫するようすが収められている。
どうやらゲイ向けの動画のようだった。
このエロ動画サイトは男性向け、女性向け、ゲイ向けを切り替えられるようになっている。
レズビアン向けがないのはどうしてかはわからないが、この区分のうち美咲は女性向けを見ている。
投稿者の設定ミスで女性向けになってしまったのかと思ったが、女性が男性同士のセックスの様子を見たがるのも普通のことだと理解できた。
美咲は持っていないが友達からボーイズラブの漫画や小説を借りたことがあるし、格好いい男の人だけが見られるという事が目の保養になるというのは理解している。
そういった需要のものだろうと美咲は理解した。
画面の中で男性二人が愛し合っているのを見るとついさっき射精したばかりだがまたペニスが勃起してきた。
普通の女の子もBLをみてこんな風に興奮して濡れてるのか、あまり友達とそういう話をしないので分からないが性欲が男性的なんじゃないかと気にしている美咲はそんな事が気になった。
少なくとも今の美咲は実写の男性同士のからみに興奮している。
今まで見たことのある漫画や小説よりこっちの方が興奮する。
文章や絵より実写の方がいいというのとは違う。女性作家が描いていることが多いであろうそういう作品は男性器を持つ美咲には描写に無理のある所がみつかると気になって興奮が冷めてしまうことがあるからだ。
実写のこの動画は実際にこの男性二人がゲイなのかは分からないが、男性が自分の身体を使って表現しているのでそういう心配をしなくて良さそうだからだ。
最もエロ動画なので肝心の描写しかないため心情などの細かい描写がないこともプラスに働いているのだろうと思った。
男性同士でフェラをする所は美咲も永治にフェラをしたことがあるし、男女のAVで女性がするよりも的確に舐めている事が分かる。
自分がしている行為でどのように相手が感じている事が分かっているからこそ出来る事だと思った。
そして、二人の行為は次の段階に進み、片方の男性が自身のペニスをもう片方の男性の肛門に挿入した。
今見ているエロ動画サイトは海外のものなのでモザイクはない。
肛門にペニスが入っていく所がはっきりと見える。
美咲はドキっとしながらその光景をつばを飲み込んで見守った。
これまで永治とのセックスでフェラや手コキだけで終わった事を除けば永治が美咲の膣にペニスを挿入してきた。
美咲はセックスで挿入するという行為を経験したことがない。
彼女なんだから当たり前と言えば当たり前だ。
だが、初めて挿入という瞬間をじっくりと見てその行為に強く惹かれるものがあった。
身体の穴の中にちんちんが入っていく感触がどんなものなのか知りたくなった。
永治に初めて手コキされた時に女の子である自分の手と男の子である永治の手の力の違いに驚きを覚えたがそれに匹敵する、あるいはそれ以上の快感があるのだろうか。
そんな事を考えていると美咲のペニスはみるみるうちに大きくなった。
もう一度、オナニーをしようかと思った。
オーガズムの余韻のある状態でペニスをしごくとさぞかし気持ちがいいだろう。
だが、何となくそうするのは怖く感じた。
出したばかりで精子をまた出すのはタマタマが痛くなりそうだと思った。
美咲は今はつっつきで我慢してふと湧き上がった挿入への興味を格好いいお兄さん二人のセックスの映像で募らせようと考えてちんちんに断続的に与える弱い性感を味わうことにした。
「永治くん、あたし、相談があるの」
帰り道に寄った高台の自動販売機の周囲には人がいなかったので美咲はいつ言おうかと迷ってた事を切り出した。
「どうしたの? いきなり」
永治は笑顔で言うが美咲を気遣っているようだった。
「多分、永治くん引くと思うけど」
「それは内容によるかな。言ってみなよ」
美咲の頰を撫でながら永治は言った。
美咲は友達も多く明るい方だが、身体の悩みからけっこうネガティブなところがある。
自分の身体が女子でありながら女性と違うというのは大きな悩みだろうからそうする余裕がある限り永治は話を聞こうとしている。
悩んでることがあると思い永治は美咲を心配した。
「誰かに聞かれたら嫌だから耳を貸してくれる?」
「いいよ」
美咲よりも背の高い永治は身体を屈めて美咲が耳打ちしやすいようにした。
「あのね、あたし、永治くんの中に挿れたいの」
「えっ!?」
美咲は顔を真っ赤にしながらためらった様子で言い、永治は目を見開いて驚いた様子でそれを聞いた。
「挿れるって」
「あたしのおちんちんを永治くんの……その……」
言いづらそうにもじもじしながら美咲は言葉を濁した。
永治はその濁した言葉が何なのかすぐにわかった。
それ永治じゃなくても男性がそれを言われたらその場所は一つしかない。
美咲のように男女両方の性器を持つ両性具有と違い永治は男性だ。
男性器には挿れられるための構造はない。
そうなれば本来出口であるはずの性器から近い穴を替わりに使う。肛門だ。
美咲の言ってる事は彼女が男性の立場でセックスをする事を意味する。
男性同士でどうやってセックスするかは思春期になれば誰とも言わず話が広がり何となく知ってるものだ。
美咲はそれやりたいと言ってるのだ。
「俺の尻に挿れたいって事だよね?」
「そ、そう……!」
永治は戸惑ったように言い、美咲は後ろめたそうに返す。
二人の間に気まずい空気が流れる。
永治は難しそうな顔をして何かを考えているようだった。
「流石に嫌よね!? ごめん、忘れて!」
美咲は自分の言った事を後悔しながら言う。
ちんちんがあるものとして穴に入れたい欲望があるのと相反するように当たり前のように穴に入れられる事への欲望を持つ美咲には男子のその要求に対する抵抗は頭で分かっていても感覚的に掴めていないようだった。
だが、永治の様子に相当嫌なのだと言う事は察した。
「正直、抵抗があるけど、一度調べた上で考えさせてくれるかな?」
「えっ?」
「美咲のちんこの勃起の様子を見てると手コキしてるとはいえ結構苦しそうだなとは思ってたんだ。俺とやる時に射精したいんだよね?」
「う、うん。そう……」
「俺はさ、美咲のちんこ好きなんだ。かわいくて。でも、やっぱり男としては抵抗あるし美咲のまんこに入れるのと同じでいいのかわからないから尻でするのを分かってから決めたい。それでいいかな?」
「え、いいの?」
「やるかどうかはまだ保留にさせて欲しいけど、考えてみる価値はあるかな」
「あ、ありがとう!」
「嫌だって言うかもしれないよ?」
「それなら普通の女の子と同じでいい。考えてくれるのが嬉しいの」
美咲は顔を手で覆って恥ずかしがりながら嬉しがった。
顔も真っ赤になっている。
「美咲、結構興奮してるね」
永治はスカートの上から美咲のペニスを撫でて言った。
「ちょっとこんなところで……」
「誰もいないよ」
「興奮しちゃうでしょ……!」
「今日はお互い家に親がいるからね」
「そうです。普通にデートしましょ」
「わかった」
「でも、出かけるのはあたしのおちんちんが収まってからね」
「そうだね」
「誰のせいよ?」
美咲はそう言いながら視線を下に向けて永治の股間を見た。
永治もしっかり勃起してズボンが盛り上がっていた。
「人のこと言えないでしょ?」
「美咲はこれの意味を分かってくれるよね?」
「そうね……」
お互いにちんちんの付いている者同士、美咲は同じ学校の女子でこうやって彼氏の勃起を実感を持って理解できるのは自分だけだろうと思って誇らしく思った。
そのちんちんに関する要求を永治は受け入れてくれるのか、その返事も楽しみに思いつつどうなるかが気になってその日のデート中にちらちらと頭をよぎることになった。
二週間が経った。
あれから二人の間の会話でアナルセックスの話が出た事はなかった。
その代わり、永治の家でデートすることがありその際は美咲の膣に挿入する普通の男女のセックスをした。
美咲はそのセックスに満足だったが永治はその後、どう考えてるかはずっと気になっていた。
だが、なんとなくその話を出すのは気まずくてそのままになっていた。
その間、美咲も何もしなかったわけではなくアナルセックスについて調べたりもした。
そこで知ったのは膣に挿入するのと違い肛門への挿入は挿入される側に結構な負担があるということだ。
それを知るとますます美咲は言い出せなくなった。
同時にちんちんを挿入する感覚への興味は募りその狭間で揺れる感情に悩む感情に悩むことになる。
女子高生に不似合いだが美咲特有の身体の作りからくる自身の男性器が求める快楽への欲求が湧き上がってくるのだ。
この間、オナニーをする時に考えることも永治の肛門への挿入の事ばかりだったし、オカズもゲイのセックスの動画だった。
そんな中、この日も永治の家でデートだ。
両親共に帰りが遅くなるそうで、美咲の門限があるとはいえいつも家でデートする時よりは落ち着いて過ごせる。
美咲はもしかしてと永治に期待したりもしたが、やはり男の子としてそういう事をされるのは抵抗があると諦めていた。
「この間の話なんだけどさ……」
「この間のって?」
「尻でしたいって話」
「あ、あれね。無理だよね。さすがにね……」
美咲は声を上ずらせながら顔を真赤にして言った。
この二週間自分でもアナルセックスについて調べてみた事を思い出し、募った欲求よりも永治にかける負担の方が気になったからだ。
それに何だか恥ずかしくもなったせいもある。
「いや、しようよ。やり方を調べたんだ。結構、俺の方でもすることがあるんだよね」
「えっ……?」
「道具も買ったし、風呂で準備してくるからどうかな?」
「い、いいの!?」
美咲は飛び上がって驚いた。
「うん。ちょっと怖いけどね」
永治は照れ笑いをした。
それは性的な行為をする事への照れというよりも男として彼女に弱いところを見せることに対する抵抗感だ。
「それじゃあ、準備してくるから待っててくれるかな? 準備ってね……」
「お尻の中を洗うんでしょ? 知ってるよ。うん、待ってる」
永治はそう言うとクローゼットから何かを取り出して部屋を出て行った。
部屋に残された美咲は心臓が高鳴っていた。
これから永治の肛門に挿入する。
まさかそれが出来るなんて思っていなかったからだ。
永治は無理だと言うと思っていたし、承諾するにしても今日だとは思わなかった。
今日はいつも通り、永治が美咲の膣に挿入するものだと思っていたからだ。
そこで美咲はあることに気づく。
美咲はコンドームを付けたことがない。
いつも永治がセックスの前につけるのを見ているが、自分で付けることはなかった。
美咲は挿入される側でセックスでペニスを使わないし、恋愛対象は男性なので自分が挿入する側になるなんてつい先ほどの永治のお願いへの答えを耳にするまでないと思っていた。
一応、女の子として自分を守るためにコンドームを持ち歩いている。
永治が肛門洗浄をしている間にパンツを脱いでカバンに入っているコンドームで練習すべきか。
肛門洗浄にどのくらい時間がかかるかわからない。
永治からしたら部屋に戻ってきて自分の彼女がフルチンになってコンドームを付ける練習をしてたらどう思うだろう?
それを考えるとコンドームをつける練習をしていいものか悩んで迷いが頭の中をぐるぐる回った。
「おまたせ。終わったよ」
悩んでいる間に永治が戻ってきた。
「おかえりなさい」
美咲はベッドに腰掛けていたのだが、戻ってきた永治もその隣に座る。
「準備できたよ」
「大変じゃなかった?」
「洗浄するの?」
「そう」
「そうだね。何回か練習してたんだけど、結構気持ち悪いかな」
「ごめんなさい。それなのにあたし……」
「気にしないで。ちんこでしたかったんでしょ?」
「そうね……」
美咲は申し訳無さそうに俯く。
永治は女性が好きな男性だ。だからセックスをするなら女性器に挿入したいだろう。
だけど、男同士のセックスのように肛門に挿入させて欲しいなんて言った。
セックスは気持ちの良いものだが、これからする事が永治にとって気持ちの良いものに思えない気がしたからだ。実際に肛門洗浄を気持ち悪いと言った。
「俺も美咲と同じようにちんこが付いてるから挿入したい気持ちはすごくわかるし、実際、美咲に挿入してるからね。それに、普段、俺がイッたあと美咲に手コキしてるけどいつも美咲のちんこがパンパンでちんこが興奮に耐えてるの知ってるからさ」
永治は美咲を抱き寄せながら言った。
「ありがとう。うれしい……」
「それじゃあ、しようか」
永治はそう言うと美咲にキスをして胸を揉み始めた。乳房全体を揉みつつ時々指の位置を調整して乳首を刺激していく。
「あっ……」
美咲は小さく喘ぎ声を上げる。
永治が肛門洗浄で部屋を出ていた間、悩んでいて縮んでいたペニスがニョキニョキと大きくなっていく。
続けて永治は美咲を押し倒す。そして制服を脱がせていく。
両性具有という特殊な性別の美咲だが上半身は女性と全く同じだ。
スカートを脱がすとジャストウェストのショーツに包まれた美咲の股間が顔を出す。
ショーツの下にはペニスと睾丸があり、その体積分もっこりとショーツの布が盛り上がっている。
永治は美咲のショーツを脱がしていく。すると美咲の股間にぶら下がった控えめな大きさの包茎のペニスが顔を出す。
美咲のペニスは勃起して上を向いており先端からはガマン汁が溢れている。
永治は自分にも付いている物が興奮を示している事に性欲が刺激された。
続けて起き上がり美咲が永治の制服を脱がし始める。
ワイシャツとアンダーシャツを脱がせると永治のたくましい胸板が顔を出す。続けてズボンを脱がせる。
ズボンの下に履いていたボクサーパンツが永治の勃起したペニスでつい先程の美咲のショーツと同じように盛り上がっていた。
丁寧にボクサーパンツを脱がしていくと皮の剥けたたくましいペニスが顔を出す。
永治と向かい合わせになった美咲は自分のペニスと永治のペニスを見比べる。
いつも永治は美咲のちんちんを「女の子らしい」と言う。
女の子はちんちんは本来ないものだが、こうして見ると小さな頃とあまり形の変わらない美咲の男性器と二次性徴での形の変化を経た永治の男性器は違った。
小さな男の子みたいなちんちんではあるが、永治のものと見比べると女性的に思える気はした。
「これから美咲のこれが俺の中に入るんだね」
「え、あ、そうね……」
永治の言葉に美咲は戸惑った。だが、女の子である自分のペニスが男の子である永治の肛門に入る事を改めて実感して興奮が込み上げてきた。
「ちょっと待っててね」
永治はベッドの下から何かを取り出した。
ローションとコンドームだった。
「一応、これを使ってくれるかな? 尻の穴は美咲のまんこみたいに濡れないから」
「用意してくれてたんだ。うれしい」
「美咲のちんこでヤるのに必要な物調べてね。抵抗があるのは事実だけど、美咲にちんこで気持ちよくなってほしいのは事実だから」
「ありがとう」
実は美咲もローションを買って自分の肛門をほぐす練習をしていた。
永治とアナルセックスをできるとは思わなかったが、そうする事を想像してオナニーの時に興奮するためにしていたのだ。
「じゃあ、あたし、永治くんの初めてをもらっちゃえるんだね」
「そうだね」
何度もセックスをしている二人の間で「初めて」という言葉が出てきたのがなんだかおかしくて二人は笑った。
その笑いが止んだ時に美咲は永治に近づき、永治の乳首を舐め始めた。
永治は声こそ出さなかったが呼吸で感じている様子を表した。
そこから首筋を舐めたりペニスの裏筋を撫でたりしながら永治に愛撫していく。これは永治が普段、美咲に挿入前にしてくれることだ。
永治の言った通り肛門は膣のように濡れない。だからこうしても挿入のしやすさには変わらないだろう。
だけど、セックスなのだからきちんと気分を盛り上げたかった。
自分のペニスも興奮して固い状態を保ちたかった。
そして美咲は永治を押し倒す。
美咲は上気した表情を浮かべる永治を見下ろして初めて見る景色にドキドキした。
いつもは永治に押し倒される美咲が永治を押し倒すなんて初めての事だ。
興奮して恥ずかしがっている男の子の表情はこんなにエッチなのかと美咲は思った。
「後ろ向く?」
「いい。正常位でしたいの。いいかな?」
「もちろん」
アナルセックスは動画などを見ていても後背位でしていることが多い。
肛門の付いている位置からするとそのほうがしやすいのだろう。
だが、美咲は永治の顔を見ながら挿入したかった。
膣での話だが自分が処女を失った時に気持ちよくなれなかった事を踏まえて永治が気持ちよくなれないのだろうかと思ったがそれでも挿入される永治の表情を見ていたかった。
美咲は永治の膝を曲げて股間を触りやすくした。
永治のは興奮しているようで勃起の様子はまさにそびえ立っているというのが似合う状態だ。
「ローション、使うね」
「うん」
美咲は永治の出したローションのボトルを手に取り指に乗せた。
それを永治の肛門の周りに塗っていく。
そして再度、自分の指に塗ってゆっくり少しずつ指を永治の肛門に挿入していく。
肛門括約筋の力は強く指を入れようとすると反発してうまく入らない。
自分の肛門でも試したがこれは少しずつローションを塗りながら指を挿れてほぐしていかなければならない。
少しずつ美咲は永治の肛門をほぐしていく。永治はそれをなれない感覚に戸惑いながら見守っている。
十分にほぐれた頃、美咲は立ち上がった。
「あのさ、永治くん。挿れていいかな?」
「もちろん」
「でね。あたし、コンドーム付けたことなくて付け方合ってるか見ててくれる?」
「いいよ」
美咲は箱からコンドームのを一つ取り出す。
これまでコンドームに関しては自分で持ち歩く事を除けば自分が付ける側にならなかったのもあり永治任せになっていた。
コンドームの袋を中身を破ってしまわないか心配しながらそっと開ける。
「こっちの方向でいいの?」
「そうだよ」
どちらが裏で表かで悩んだ。よく見ると巻いている方向がわかった。念の為、永治にそれを聞く。
永治が付ける所を見ていたのを思い出しながらペニスに乗せて指で解きながら下に下げていく。
その時の親指と人差指で挟む形で手を下に下げていくとその動きに「ひとりエッチみたい」と思いながら笑いそうになった。
根本まで届くと美咲のペニスは完全にコンドームで覆われた。
ピッタリ張り付くゴムでペニスが包まれている感覚に美咲は戸惑いを感じたがこれが大好きな人に挿入する準備の完了と思うと気持ちが高揚した。
「できたよ」
「うん。それで大丈夫」
「そ、その、お尻もほぐれたし挿れていいんだよね?」
「うん、いいよ」
永治は笑顔でそう言ったが、その笑顔がどこか強張っていた。
それには美咲も気持ちが分かった。自分が処女を永治に捧げた時は怖かったし実際に痛かった。
肛門には処女膜はないがそもそもペニスを挿入するための場所じゃない。膣ほどには広がらないだろうし、そこに無理やり押し込むのだから痛いだろう。
永治も経験があるだろうが、小さい頃に熱を出した時に座薬を入れられた時にとても痛かったのを覚えている。
いくら両性具有のペニスは小さいとはいえ座薬よりもずっと太くて長い。
美咲は一度、永治に笑顔を見せると彼の脚を持ち上げた。
男の子のまんぐり返し姿はとてもエッチに思えた。
骨盤を上向きにした男の子の股間は不思議だった。睾丸の後ろから肛門まで距離がありそこにはなにもないのだ。
美咲も女の子も永治の何もない場所には膣とそれの周囲に小陰唇がある。
美咲はともかく女の子からすれば永治のちんちんの位置は割れ目はあるがその割れ目の部分には何もないのでおあいこではある。
だがどちらの性器も持ち合わせている美咲からすれば、立った時に同じようにちんちんのぶらさがっている自分と永治が違う性であることを実感する事だった。
そして肛門はたっぷりと今塗ったローションでまみれている。
ほぐし具合が足りているかどうかは不安があるがまずは試してみようと思った。
「挿れるよ。永治くん」
「うん」
美咲は慣れない手つきでカチカチに勃起したペニスを右手で掴んで永治の肛門に位置を調整する。
コンドームを付けた亀頭の先端と永治のペニスがぴったりとくっつく。
永治の腕を掴む力を強くして腰を力むとグッと前に進ませて美咲は自分のペニスを永治の肛門に差し込む。
「んっ……!」
男の子の筋肉故なのか括約筋によると思われる抵抗が美咲のちんちんに伝わり、女の子の力では負けそうになるがそれでも必死に奥に進んでいく。
ほぐれていることとローションの滑りも手伝って入口の抵抗が済むとそこからはスムーズだった。
そこまで挿れて美咲は小さく息をついた。
ここで安心してはいけない。
ここから普段永治がしてくれるのと同じように腰を前後に動かして亀頭を出し入れしていく。
美咲は気合を入れるように腰から太ももに再び力を挿れて前後に腰を動かし始めた。
腰を動かすと改めて永治の肛門括約筋の力の強さを痛感する。
睾丸から作られる男性ホルモン故に本来の女性よりも筋肉が付きやすい両性具有ではあるが、それでも男性に比べたら遥かに筋肉量は少なく非力だ。
そんな美咲の腰の筋肉と男性である永治の肛門括約筋が力比べをしている。
美咲はまけないように一生懸命腰を動かす。
まんぐり返しにしている永治の脚も重たくそれを腕で支えるのにも力が必要だ。
必死に腰を動かしている美咲ではあるが慣れてきてすぐに余裕が出てきた。
永治の顔を見ると唇をすぼませて苦いものでも食べたような顔をしていた。
「永治くん、痛くない?」
「少しね、それより、腹に変な感じがする」
永治は文節ごとに短く途切れさせながら答える。
その様子を見ると美咲が初めてのセックスで経験した喉の奥からこみ上げるような感じと同じような感覚なのかと考えた。
これは美咲が肛門に挿入されないと分からないし、膣のない永治には知りようのない事だろう。
「美咲は?」
「うん。気持ちいいかも」
「俺は大丈夫だから。美咲のやりたいようにやって」
「ありがとう」
美咲はそう言われると永治にも気持ちよくなって貰えればいいなと思いながら腰の動きを激しくしていく。
慣れない腰の前後運動による快楽は美咲のペニスにどんどん強く湧き上がっていく。
美咲の経験したペニスでの快楽の中で一番強かったのは永治の、男の子の強い手でしごかれた時のものだ。
今、美咲の感じている肛門の締付けはその手よりもずっと強い。
そして、腰を振って恋人の身体の中を刺激しながら自らの男根で快楽を受けていく。
生まれた時からペニスを持つ美咲ではあるが、自分は女の子であり男の子しか好きにならない。こんな快楽を経験する日が来るなんて思わなかった。
そして、つい数週間前にこれを求める願望を持ってから今日のこの瞬間を迎えて自分の欲しかった快楽はこれだと実感した。
おそらく自分の初エッチの時と同じように永治は気持ちよくないのかもしれない。
男の子からすればお尻におちんちんを挿れられるなんて本当ならしたくないのだろう。
でも、そんな中で自分を受け入れてくれた永治の気持ちが嬉しかった。
永治の肛門はどんどんどんどん美咲のペニスを締め付けていき性感はどんどん強くなる。
このまま締め付けられていけば男性器の機能はこれから何を起こすのかははっきりわかる。
オナニーとセックスの後戯で何度も経験していることだ。
「あっ……!」
美咲は小さな声を出す。
腰からペニスの先端に突き抜けるような感覚を味わい、ペニスの内部に生暖かい感じがした。
「ああっ!」
美咲は腰の動きを止めた。いや、動かし続けることが出来なかった。
強い快感がペニスに走りその先端にある尿道口から体温に近い温度のものを発したからだ。
美咲は射精したのだ。彼氏である永治の肛門の中で。
「んっ……んっ……!」
射精はニ、三回に渡って細切れに起こることもある。
睾丸の生産能力の高い十代の美咲が一回の射精で出す精液の量は多い。一回で出きらない少量が二回目、三回目に続くのだ。
「はぁ……、はぁ……」
息が荒くなりながら美咲はゆっくりと永治の肛門からペニスを抜いていく。
自分の意志で抜いたというよりも射精して半勃ちまで縮んだペニスが肛門括約筋の力に負けて押し出されたという方が正しいだろう。
美咲は自分の股間をじっと見た。
コンドームの先端の液溜まりには白い液体が多少泡立った状態で入っている。美咲が尿道口から出した精液だ。
これまで永治のものを何度も見てきた射精した後のコンドームを付けたペニス。今日は自分のものがその状態だ。
液溜まりに精液が入り切らず亀頭の先端にも結構な量が付着している。
美咲は射精の興奮と自分が今の今までしていた行為の興奮にほだされながらしばらくぼんやりと永治を見た後、どうしていいのか分からず微笑んだ。
「美咲……」
永治は美咲が挿入している間は慣れない感覚に必死に堪えていたようだったが、美咲がペニスを肛門から引き抜いた今は落ち着いたようで安心した様子で美咲のことを見ている。
「気持ちよかった?」
「え、あ、うん。その……挿れるってすごい気持ちいいのね」
「そうだね。尻とまんこで違うとは思うけど」
「でも、恋人の身体の中におちんちんが入るってすごく幸せな気持ち。すごく気持ちよかった」
「そうか……」
永治は口元を緩めながら起き上がる。
そして美咲のペニスに手をかけてコンドームを取り外そうとする。
「ひゃっ!」
オーガズムの強い感覚が残っているペニスを触られて美咲は思わず声を上げた。
「あ、ごめん」
「刺激が強くて」
「自分で外す?」
「うん。触られるのはちょっと無理かも」
そう言って美咲は自分でコンドームを根元の部分から広げて外していった。
カリクビまでは下におろしていったがそのまま先端まで同じようにすると液溜まりの中の精液を零しそうだったので、液溜まりを引っ張ってゆっくりと外した。
「これでいいのかな? あたし、コンドーム付けるの初めてだから分からなくて」
美咲はコンドームを外し終わった後、口の部分を摘んでぶら下げる形で持って言った。
「それで大丈夫。ティッシュでくるんでゴミ箱に捨てるだけ」
永治はそう言って手を出した。
「そ、それは自分でやるから! さすがに永治くんでもあたしの精子を捨ててもらうのは恥ずかしい」
「そうか」
永治は笑った。いつも永治に手コキされるときは射精時にティッシュで精液を受け止めるのも永治がやってるしそれをゴミ箱に捨てるのも永治だ。
ただ、コンドームは透明なので精液がはっきり見えてるので恥ずかしい。
美咲は顔を真赤にしている。
「どうぞ」
永治は箱ティッシュを差し出す。
美咲は数枚ティッシュを取り出してコンドームを包んで枕元のゴミ箱に捨てた。
永治の部屋でセックスをしてティッシュやコンドームを捨てるのは初めてだ。
自分の部屋でするのと勝手が違うので一つ気になることがあった。
「普通のゴミ箱でいいんだっけ?」
「精子専用ゴミ箱は俺は持ってないからね」
「そうだよね。でも、そう言われるの恥ずかしい」
美咲はオナニーをするようになったころに小さな蓋付きのゴミ箱を買ってそれを射精で精液を受け止めたり拭き取ったりしたティッシュを捨てるのに使ってる。永治のセックスしたさいのコンドームもそうだ。
精子を普通のゴミと一緒にするのに抵抗があるのは男の子と女の子の感覚の違いなのだろう。
といっても美咲以外の大多数の女の子の身体からは精子は出たりしないものだが。
恥ずかしさをごまかすように美咲は下を向いた。
すると永治が勃起していた。
気持ちよくなかったのか永治のペニスは美咲が挿入している間、萎えていた。
それが今は勃起している。
慣れない間のアナルセックスは気持ち悪いものだとエロサイトで美咲は読んだことがあるのでそれだろうと思った。
今は落ち着いたし、美咲の裸を見て興奮しているんだろうと思った。眼の前に女の子の胸があるし、永治は美咲の「女の子らしい」ちんちんが好きだ。興奮材料としては十分だろう。
「永治くんは気持ちよかった?」
「正直、気持ちよくなかった。慣れない感覚でちょっとしんどかったというか」
「そうなんだ。あ、じゃあ、今から気持ちよくしてあげる? その、女の子のほうを使うのは刺激が強いから手か口になっちゃうけど」
「今日はいいよ。挿入されるのってかなりエネルギーを使うんだね。だから、キツイかも」
「そうなのね」
美咲は永治の言うことに少し申し訳ない気持ちになった。
自分ばかり気持ちよくなって永治はキツイという感想を持つ状態を強いてしまった。
だが、申し訳ないと同時に胸の奥がソワソワする気持ちにもなった。
(あれ、なんだろうこれ?)
美咲はその感覚に困惑したが、何かで永治に一方的に自分が快楽を得る以外の何かをしたいと思った。
「あたしは永治くんのお尻、気持ちよかったよ。大好き!」
美咲は永治にガシっと抱きついた。
「よかった。俺だけがいつも気持ちいいからね。それが今日は美咲の番なのは嬉しいよ」
「でも、永治くん、イッたあと、あたしのおちんちんをいじってくれるじゃない」
「俺もそうしてもらいたいくらいだけど、今日はちょっと無理だから。慣れたねしてもらおうかな」
美咲は永治の言葉に目を見開いた。またアナルセックスをさせてくれるのだろうか?
「尻の穴とちんこで美咲のちんこを味わえるのは二倍興奮するかな」
永治は笑いながら言った。
美咲は一瞬、永治の言ってる言葉が分からなかったがすぐにペニスに感じる感覚で気がついた。
美咲のペニスと永治のペニスがくっつきあってるのだ。
しかもヌルヌル滑っている。これは間違いなく亀頭全体に付着した美咲の精液だ。
抱き合って体温を感じていると美咲は身体が熱くなるのを感じた。
そして美咲はついさっきまで自分のペニスを永治の肛門に挿入していたことを思い出していた。
永治が膣に挿入してくれる事はとても気持ちいい。だが、今日始めて経験した美咲からの永治への挿入はそれ以上に興奮した。
女の子としてずっと美咲は自分は挿入される側だと思ってきたが、いざ挿入する側を経験してその感覚が自分の求めていた事だと想定外に思った。
永治の中に挿入することを思い出すとゾクゾクする。
そしてふつふつと次の欲望が湧き上がってきた。
コンドームを付けて挿入したが、永治に中出ししたいという事だ。
ただ挿れるだけじゃない、自分の精子が彼氏である永治の中に入っていく事を想像すると興奮した。
アナルセックスのことを調べると妊娠のリスクがある膣への挿入とは違う意味でコンドーム無しでする事は適切ない行為じゃないことがわかる。
挿れられる側は直腸に精液という異物が注入されることで腹を下してしまうし、大腸菌だらけの直腸にむき出しのペニスを挿入すると尿道が感染症になるリスクがある。
だが、美咲は「種付け」したいという欲望が湧いてきた。
これは美咲に男の子としての感覚が出来つつあるのだろうか?
多分そうじゃない。種付けの対象は男の子以外に考えられない。それに胸を揉まれたり女性としての前戯も同時に身体の感覚は求めている。
女性として男性である永治に種付けをしたいのだ。
多分、女子の友達は一人としてこの感覚を持ったりしないだろう。これは両性具有独自の感覚なのかも知れない。
「永治くん。好きよ」
複雑なちんちんのついた乙女心に戸惑いながらその一端をシンプルな一言で表現した。
「俺も。あと、美咲のちんこ、すごく気持ちいいよ」
永治はそっと股間に手を伸ばして精液まみれの美咲のペニスを触りながら言った。
「んんっ……。もう……」
オーガズムで敏感になったペニスの感覚に美咲は思わず身体を震わせた。
次のセックスはアナルと膣、どちらになるかは分からないが美咲のペニスは膣が求める以上に永治を求めていることを自覚せずにはいられなかった。