※この作品はR-18です。

【ふたなり】両性具有の少年少女の青春を描く実験小説   作:喋家月餅太

16 / 18
美咲と永治がアナルセックスに挑戦してから三ヶ月が経った。

あれからもう一回だけ美咲が永治の肛門に挿入したが、永治はちんちんが萎えてしまいアナルセックスに慣れるのは無理な気がしていた。

美咲は自分の欲求が永治の負担になっている事に落ち込む。

永治は美咲がちんちんを使って自分とセックスをしたいという事を見抜いていた。

そんな中、永治はペニスをくっつけ合って扱くという兜合わせと呼ばれるセックスの仕方を知る。

永治は美咲の家でデートをしたある日、ちんちんを刺激して前戯を始める。

美咲はいつもどおりの膣への挿入だと思っていたが様子が違う。

永治は兜合わせについて美咲に話し、今日のセックスはそれでいこうと言う。

美咲は永治とペニスをくっつけ合うと、自分のペニスで永治のペニスの感触と熱さを感じる。

美咲はこのところ感じていたペニスで永治と愛し合う事の一つの答えだと思い、力強い永治のペニスと永治の手の感触を感じながらオーガズムに向かって感じるのだった。


【ふたなり】両性具有少女が彼氏と兜合わせをして一緒に射精する話

美咲は永治の肛門括約筋の強さに必死に抗って腰を動かしていた。

力を込めて腰を動かすとさらに連動して美咲の乳房が揺れる。

永治の肛門は美咲のペニスを固く締め上げる。

普段オナニーの時に女の子である自分の握力では感じられない強い刺激が美咲のちんちんを刺激していく。

美咲は今日で三回目で十分とは言えないが挿入する側に慣れてきたようで腰の動かし方もコツを掴んできた。

出来ればこのまま永治の肛門にペニスが締め付けられるのが続いて欲しいと思った。

だが、ちんちんというものの宿命でこの快感はもう直ぐ終わる。

腰の周りが痺れるような感覚がやんわりと広がる。

(そろそろ来ちゃう……!)

美咲は目を細めてこれから来る感覚に備えた。

永治もその様子に気が付いたのか安堵した表情を浮かべた。

「永治くんっ……!」

永治の直腸の中にいる美咲の亀頭は生暖かい液体を先端から発射する。それと同時にビクンと身体を震わせて同世代より比較的大きめの乳房が揺れる。

美咲はオーガズムに達したのだ。

美咲の男の子は白い液体を発射し美咲の女の子はダイナミックに揺れた。

イッた直後のペニスは刺激に弱くなっている。

永治の肛門括約筋の締め付けで敏感になったペニスの感覚に力を奪われながらそっと美咲は自分の男の子を引き抜く。

「あぁぁぁぁ……」

ペニスを引き抜く際の刺激に変テコな声を上げながら美咲は腰を引いた。

完全にペニスを引き抜くと立て膝になり肩で息をして射精の疲労感を味わう。

そんな美咲を永治は共感と好奇心を持ってみていた。

永治の腰の向こうには可愛い女の子がいる。永治の彼女である美咲だ。

美咲は全裸で、その姿は一箇所だけ永治が美咲以外で身体を重ねた女性と違っていた。

美咲の股間にはペニスと睾丸がぶら下がっている。それ以外の部分は丸みを帯びた女性の身体そのものだ。

完全に女性の身体に男性器を持つ美咲は女性ではない。両性具有という男女両方の生殖機能を持つ性別だ。

正面から見ると男性器しか見えないが陰嚢の裏にはクリトリスはないもののそれ以外は完全な女性器がありきちんと生理も来る。

永治は付き合い始めてから何度も美咲とセックスして裸を見てきてるが改めて見ると自分の彼女の裸体は不思議に思えた。

一般的に女性にないとされる男性器を股間にぶら下げてる女の子の姿に慣れたはずだがこうして見ると言葉で表現できない魅力を感じる。

こんな事は美咲と初めて身体を重ねた時からしばらく考えてこなかったが異性愛者の自分が経験しないはずのセックスの仕方が今日で三回目で気持ちに余裕が出たせいなのかもしれない。

美咲とのセックスはずっと過去の彼女としたのと同じように永治が美咲の膣に自分のペニスを挿入する形でやってきた。

特に理由はなくそれが男の子の永治と女の子の美咲にとって自然だと思えたからだ。

他の男女のカップルと違うのは永治が美咲の膣内で射精したあとで、永治が美咲のペニスを握って手コキで射精させてあげる事だ。

これは永治は自分がイった後で自分の挿入で興奮したままの美咲のペニスが勃起したままでそのおあずけが辛そうに思えたから始めたことだ。

過去の彼女にはしたことなかったし女性が感じるだけ感じてイくのがおあずけになる辛さは分からなかったが、ちんちんのある女の子である美咲の射精出来ずに勃起したままになる辛さは容易に想像できて思わずした行動が週間になった。

美咲の裸を眺めながら永治はそんなおあずけの状態を複雑な気持ちで味わっていた。

今日は永治が挿入される側だった。

永治は男性なので膣は無いので肛門に代わりに挿入した。

今日で永治がネコの側をやるアナルセックスは三回目だ。

元々は美咲がしてみたいと言い出したのだがそれを言われた時、永治には抵抗があった。

永治は女性の好きな男性だが美咲のペニスには不思議と性的興奮をおぼえている。

だが、自分の肛門に挿入されるとなると正直、嫌だという気持ちになる。

そもそも肛門はセックスの為の器官じゃないし、男性同士のセックスのイメージがあるので異性愛者としてはあまり気持ちのいいものに思えない。

だが、アナルセックスをしたい理由は美咲が射精をセックスに求めているんだとすぐに分かった。

女の子とは言え美咲は男性器を持つ人だ。挿入に対する欲望もあるのだろうとも思った。

だから美咲の気持ちとペニスを受け入れる事にして数ヶ月。美咲が挿入するのと永治が挿入するのを交互にしてきた。

最初こそ痛くて気持ちの悪いものだったが今日になってようやく微かだが気持ち良さを感じるようになってきた。

美咲のペニスを受け入れることへの心地良さみたいなものも感じられるようになった。

そして挿入している美咲は前回のアナルセックスから永治を煽るような事を言うようになりどこかSっ気を感じる面も見せるのが可愛く思えた。

そして今こうしてイった美咲の恍惚とした表情はとてもエッチに思える。

そんな感情の中で永治のペニスは硬くなっている。

少し睾丸に鈍い痛みのようなものも感じる。これは射精を永治の性器が求めている状態だ。若い永治の睾丸は活発に射精して欲しがっている。

これまでのアナルセックスでは気持ち悪さや戸惑いが先行して挿入されながら萎えたりもしてたが今日は完全に興奮していた。

本音を言えばこのまま起き上がって美咲を押し倒して美咲の膣に自分のペニスを挿入してしまいたかった。

両性具有には男性のような賢者タイムがなく射精の後も性的な興奮は減衰するが続くらしい。膣も十分濡れているだろう。

セックスの二回戦をするのは可能かもしれないが体力面では辛いかもしれない。

せっかく美咲に挿入されて興奮できたが今日はお預けになるだろうなとは思った。

そんな時だった。

コンドームを自分のペニスから外した美咲はそれをオナニーのティッシュを捨てる専用ゴミ箱の中に入れると、永治の方をじっと見た。

「永治くん、すごい勃ってる……。気持ち良くなってくれたの?」

美咲は目を潤ませながら言う。

「変な感じだけどだんだん気持ち良くなったよ。初めて尻に入れられて興奮した」

「辛そうね。おちんちんがパンパン」

美咲は腰を下ろして永治のペニスを撫でた。

めいいっぱい勃起して股間が射精を求める感覚は女の子だがちんちんを持つ美咲は心から理解している。

永治は美咲の女の子らしい柔らかい肌の手が自分の男根を撫でる感覚に興奮を覚えた。

「美咲……」

「今度は永治くんの番ね」

美咲はギュッと永治のペニスを握る。

永治はその様子に胸が高鳴る。

美咲は手慣れた手つきで握った手を上下に動かし続ける。

「あっ……!」

永治は美咲のての動かし方が的確で感じてしまい思わず声を上げた。

オナニーはもちろんセックスも自分のペースでしてきた男の永治はその感覚がコンロールできないものである事に興奮すると共に戸惑いを覚えた。

美咲にはフェラをされた事がある。フェラはセックスやオナニーとは感覚が随分違う。

手で握られているというよく知った感覚が他人によってもたらされるのはとても新鮮だ。

前の彼女にも同じように手コキされたがそれとはぜんぜん違う上手さだった。

それもそうだろう。前の彼女にとっては自分の身体にないものだからどんな感覚なのかわからない状態で触っていた。

だが美咲の身体には永治と同じものがついている。自分のを触るのと同じようにすればいいのだ。

「ねぇ永治くん。どうかな?」

「気持ちいいよ。美咲、上手だね」

「だってあたしも付いてるもん。それは永治くんもあたしのをお尻で感じたんだから分かるでしょ?」

「美咲、こんな感じに手を動かしてオナニーしてるんだ」

「想像したでしょ?」

「うん」

「女の子がおちんちんをシコシコしてるところ想像するなんて永治くん、エッチ」

「それは美咲もだよ。俺のちんこいじってる美咲も十分エロい」

「エッチだもん、あたし。永治くんの、男の子のおちんちんって逞しくて好き。あたしのはこんなに大きくないからなんだかいつもと違って興奮しちゃう」

「そうか……」

永治は股間に押し寄せる快感の波が強くなることに言葉を失った。

美咲の手コキはそのくらいに気持ちが良かった。

激しく手を動かす美咲の顔をみるとうっとりした顔で頬を赤く染めていた。

美咲は興奮しながら永治の竿をしごいているのだろう。

男性と違って両性具有には賢者タイムがないとよくわかった。

永治も美咲の膣に挿入する時は後戯で美咲に手コキをする。だが、どうしても気だるさをこらえながらになってしまう。

男性である以上、射精の後は急激に性欲が衰えてその中で美咲への愛おしさだけを原動力に彼女を射精に導いているのだ。

だが、美咲は射精をしても性欲が続いている。

姿勢の関係で見えないが射精後に半勃ちだった美咲のペニスはきっとギンギンになっているだろう。ガマン汁も出ているかもしれない。

そんな事を考えていると永治の股間にゾクゾクとした感覚が広がった。

「美咲……俺、出る」

「出して」

美咲は永治の言葉に艶っぽい声で返した。

「んっ……!」

永治が小さく声を上げると次の瞬間、亀頭の先端から白い液体が飛び出した。

美咲はそれに気づくと強く握っていた手の力を弱めてそっと添える状態にする。

射精をする永治のペニスは砲身のように上下に動く。

自分もオナニーの時に同じようになるためそのことを知っている美咲は永治のペニスのその動きを手で感じようとしてたのだ。

「はぁ……はぁ……」

一通り精液が出終わると永治は息があがって肩で呼吸をしていた。

美咲はその様子に気づくとそっと手を話した。

もっと永治の股間を触っていたいというのが本音だが、おなじちんちんのある者同士といっても永治には美咲には経験のできない賢者タイムがやってきている。

永治本人からの聞いたり噂話やエロサイトで何度も見ている射精の後の性的な事に苦痛すら感じるという状態に今まさに永治はなっているのだ。

男子の射精も女子の生理もあたりまえに自分の身体で起こる美咲だが賢者タイムばかりは経験することができない「異性のもの」だ。

そこには永治の過去言った言葉をそのまま受け止めようとしている。

だが、一つ、してあげたいがすべきかどうかで迷っていることがあった。

「精子、あたしが拭いてあげてもいいかな? お腹にかかったりしてるし。でも。触られると嫌なんだよね?」

「あぁ。自分で拭くからいいよ。腹はいいけどちんこ触られるの結構辛い」

「そうなんだね。じゃあ、あたしは自分のガマン汁拭いてるね」

美咲はそう言って女の子座りをしてティッシュを取って自分のペニスを拭き始めた。

つい先程、射精したばかりだが彼氏のペニスをいじった興奮でガマン汁が沢山出ていた。触らないとわからないが陰嚢の裏にある膣もそうとう濡れてることだろう。

本音を言えば美咲は賢者タイムに入った永治が少し怖いと思っている。

普段、とても優しい口調で話しているが賢者タイムの時はそっけないし時に冷たく感じる。

これは別に怒ったりしてるわけじゃなくてそれだけホルモンの作用で気分を左右されてるということだろう。

美咲には賢者タイムはないが生理の際にホルモンに振り回されるからそれは想像がつく。

男はホルモンに左右されないような事を言う話を聞くがあれは嘘だと美咲は思っている。

永治の賢者タイムを見ててもそうだし、自分も男性機能と女性機能の綱引きのようなバランスで性欲や気分が左右されるのを経験してるからそれはよく分かるつもりだ。

自分のペニスを拭き終わると女の子座りのまま永治を見ていると気だるそうに永治は自分の腹やペニス、陰毛の生えてるあたりをティッシュで拭いていった。

「はい、これ」

一通り拭き終わると美咲はオナニーの時に精子を拭き取ったティッシュを捨てるための専用ゴミ箱を差し出す。

「ありがとう」

永治は笑顔でそう言うとティッシュをゴミ箱に捨てた。

「ねぇ、くっついてもいいかな?」

「もちろん」

いつもの優しい永治に戻ったようだった。

美咲は安心して永治の隣に横になる。

腕枕されて美咲は永治に寄り添う。

横になる直前に見た永治のペニスは小さな子供のそれのように縮んでいた。

射精後の半勃ちから再び勃起した両性具有の自分とは大違いだった。ここで男性と両性具有の違いを感じながら美咲は永治の男性特有の力強い腕と胸に抱かれた。

美咲は永治の乳首を舐めたりペニスを触ったりしたいという欲望を覚えたが今それは永治に苦痛をもたらすためぐっと堪えた。

後戯の終わりを思い出しながら美咲は永治の射精の光景を頭に浮かべていた。

これまで永治とセックスしてきて手コキはほとんどしてこなかった。

いつも永治が写生するのは美咲の膣内か口の中だ。

こうして大好きな男の子の射精を見てみると射精というのはとてもエッチだと思えた。

永治はいつも後戯で手コキをしてくれるが同じように思っているのか気になった。

「ねぇ、永治くん」

「何?」

「永治くんの射精、すごくエッチだったね」

「そう? 考えたこともなかった」

美咲は永治の言葉に驚いた。

永治は射精そのものにこれまで手コキをしてきて興奮を覚えていなかったのかもしれない。

賢者タイムで萎えてる中でしてくれてるというのもあるだろうし永治は女性を好きな男性だ。射精は興奮する対象ではないのかもしれない。

それは今日の本番で肛門に美咲がペニスを挿入したことも同じなのかもしれない。

「今日はさ、少しだけだったけど美咲のちんこで気持ちいいって感じれてすごく新鮮だったよ」

「本当?」

「うん。ただ……」

「ただ?」

「ちょっとしんどいかな。嫌なわけじゃないけど、頻度はもう少し減らしたいかも」

「ごめん、あたしばっかり気持ち良くなって」

美咲は永治の言葉に沈んだ顔をする。

肛門に挿入するというのは男同士のセックスの仕方だから苦痛だったのかと思ったからだ。

永治のに射精する快感が苦痛だったらと考えると美咲は急に自分の欲望が永治を傷つけてないか怖くなった。

「そんな顔しないでよ。水浣腸が大変だし、美咲の家の風呂を借りてやるのが申し訳ないって事だから」

「本当にそれだけ?」

「そうだよ」

「あたし、自分が精子出したいってことばかりになってたから……」

「それでいいんだよ。ちんこついてるんだから出したくなるのは自然な事だよ」

「でもあたし、女の子なのに……」

「美咲はついてる女の子なんだから」

「うん……」

美咲は下を向いて自分のちんちんを見た。

その表情は悲しそうで永治は美咲が心配になった。

膣では今まで通りするだろうが永治の側からしても今のペースでアナルセックスをするのは辛い。

何か方法を考えないとなと思った。

永治は美咲をギュッと抱きしめた。

「永治くん……」

何を言っていいかわからないからそうしたが、美咲は安堵したような声で永治を呼ぶ。

美咲の女の子特有の柔らかさを感じながら永治は今後のセックスをどうしたらいいか悩んでいた。

 

永治は自分の部屋の机でPCを使ってゲイ向け動画を見ていた。

(不思議だよな。これを見るのは萎えるのに美咲のちんこには興奮するんだもんな)

海外サイトのため無修正で局部が丸見えだがそこで見える男優のちんちんにはなんの興奮も覚えなかった。

それどころかちんちんは勃たずに萎えて縮んでいた。

エロい気分というものがまったく湧いてこない。

美咲のちんちんが魅力的でとてもエッチに思えていたのでもしかしたら自分は男にも興奮できるのかもしれないと思ったがそうではなさそうだ。

そんな自分の性的指向の再確認に永治は安心を覚えた。

バイセクシャルなのであればそれは構わないと思っていたが、その事にどこか抵抗を覚えていたようだ。

自分は女性が好きであり女性を愛する感情で美咲の事が好きなのだと思えた。

それに今こうしてゲイ向け動画を見るにあたって萎えることは別に構わなかった。

今日、こうして永治が動画を見てるのは美咲とのセックスの仕方のヒントを探すためだ。

美咲から求められて美咲のペニスと永治の肛門でアナルセックスをするようになった。

だが、先日初めて肛門で性感を味わうことが出来たが、それでもあまり気持ちの良い行為とは思えなかった。

永治にとってアナルセックスは正直に言うとあまりしたくない行為だ。

だが、今後、美咲と過ごすにあたって一方的にアナルセックスを拒否して永治がペニスを美咲の膣に挿入する一般的な男女のセックスをする以外にも美咲のペニスを使ったセックスの仕方が必要ではないかと思えた。

本当は永治にも膣があればいいが永治は男性だ。女性でも両性具有でもないから女性器はない。

それなら肛門以外で美咲が射精をできるセックスの仕方があってもいいはずだ。

これまで後戯で美咲のペニスに手コキしてきたが後戯ではなく本番として一緒に気持ちよくなれる形で美咲のペニスを使いたいと思った。

だが、初めて見るサイトだったのでどの動画もアナルセックスやフェラばかりだった。

確かにシックスナインであれば一緒にペニスで気持ちよくなることが出来るかもしれない。

だが、美咲のものに魅力を感じていてもペニスを咥えることや口の中に射精される事には抵抗があった。

異性愛者の男としてそこは譲れない一線なんだろうなと思った。

他はないのだろうか。何か自分の想像していなかった方法があるなら知りたい。

男同士の、ペニスを持つ者同士のセックスで何かないか。それを使えそうなキーワードも思いつかないままひたすらリコメンドに出てくる動画を見続けていた。

ゲイの人には申し訳ないと思いながら男同士が身体を重ねる動画は永治にとって気持ち悪く感じた。正直見てて辛い。

それと同時に動画に出てる男性のペニスには気持ち悪さを感じるのに美咲のペニスにはかわいいとかエッチとかそういう気持ちを感じるのかは不思議に思えた。

動画に出てる男性たちにも美咲のように包茎の小さいペニスを持つ人も少なくない。

だが、見た目は違わないにもかかわらずそこに感じる感情は全然違うのだ。

同じ男性器なのに両性具有のものと男性のものはこうも持つ感情が違うのか。それともこれは単純に愛する人の大事なところだから美咲のものが例外的に肯定的な感情を持っているだけなのか。

これを確認する方法はないが何か両性具有には同性の要素にも引き付ける何かがあるのかと永治は考えた。

けれども今必要なのはそんな疑問への答えじゃない。

永治が美咲のペニスで愛し合う方法を知ることだ。

それに名前も知らない男性のペニスを見ているうちに美咲のかわいいペニスの事が自然と頭に浮かんできた。

大好きな彼女のあの魅力的なペニスを満足させたい。

そう考えながら動画を次々と再生していくと初めて見る単語と行為にたどり着いた。

「『兜合わせ』……? なんだ?」

ふと目に入った言葉が気になりその動画を見始める。

似ている単語を永治は知っている。レズもの動画で見た「貝合せ」という行為だ。

貝合せは女性同士が脚を噛み合わせて女性器同士を密着させる行為だ。それをする女性にとってその行為がどんな感覚なのかは全く想像つかないが興奮したのを覚えてる。

動画に映っている行為はそれの男性バージョンとも言える行為だった。

男性同士がペニスをくっつけ合い、片方の男性が両方のペニスを握りオナニーをするときと同じような感じでしごいていくという行為だ。

相手のペニスの感触と手でしごかれる感覚できっと興奮するのだろうと永治は思った。

そして、初めてのセックスの時に美咲とペニスフェンシングでペニスをくっつけあった時の事を思い出した。

ペニス同士をくっつけ合ってセックスをする。これが自分の求めていたセックスの形ではないかと思った。

きっと美咲がアナルセックスをしたいと思ったのは射精とペニスで気持ちよくなることを欲しているのだろう。

これであれば永治も美咲も一緒に気持ちよくなることができる。

前戯の時、美咲はいつも楽しそうにうっとりしながら永治のペニスをいじっている。

一緒にペニスを弄り合うという行為であれば美咲も気に入るかもしれない。

動画の男性同士の行為には何も感じなかったが美咲と同じ行為をする所を想像すると永治は勃起した。

今すぐ美咲の家に行ってこの行為をしたいくらいだ。

美咲は今日、友達と出かけている。

次にセックスが可能そうなデートの時に提案してみよう。

今日のところはまず兜合わせの動画を探して詳しいやり方を把握してないとと思った。

そして兜合わせについての勉強が終わったら女性の出ているエロ動画も見ようと思った。美咲との行為を想像して興奮した気持ちをオナニーで発散する必要もあるからだ。

こみ上げる興奮が永治を新しいセックスのための調査への意欲を掻き立てた。

早く美咲に会いたい。そんな気持ちを募らせながら永治は動画を探し始めた。

 

次の週末、美咲の両親は親戚の用事で遠方に出かけていた。

美咲は行かなくていいようで急遽、永治に会いたいという連絡が来た。

この日は夜遅くまで美咲は家に一人きりだそうだ。

永治はその連絡が来た時にまっさきに先に約束していた友達との約束を別の日にずらしてもらって美咲の家に行くことにした。

友達にはあとで埋め合わせをしないといけないなと思いながら永治はこれからする美咲との行為の事でペニスを大きくしていた。

これから最近知ったばかりの新しい行為を提案しようと思うが普段通りのセックスを美咲が望むかもしれない。

だからコンドームは忘れずに鞄の中に入れた。

美咲の家にもコンドームは常備しているが、これは男として女の子を抱く以上、責任として男の側が持つようにすべきだと思っていた。

相手も同じようにペニスを持っていても、女性としての機能もきちんと持っている妊娠する身体だ。だからこういうところはきちんとしないといけない。

美咲の家に着くと永治は玄関口で勃起してしまっていた。

玄関に入り美咲に迎えられると美咲は永治の股間の様子に真っ先に気づいた。

他の女子もこういうのは気づくだろうが、美咲は自分の身体にもちんちんがあることからこういうところは目ざとい。

そして彼女が両性具有であることのありがたい点として勃起に理解を示してくれる。

実際に美咲も不意の勃起には悩んでいる立場だからだ。

「まず、普通におうちデートしよう」

美咲は笑いながら言った。

どんなに興奮していてもエッチ抜きのデートの時間を二人は大事にしている。

肉欲だけの関係になるのにどこかつまらないし悲しいという気持ちを持っているからだ。

いつも通り美咲が紅茶を入れて一緒に映画を見たり部屋で抱き合ったりゆっくりと時間を二人は過ごしていった。

今日は遅い時間まで一緒にいられる。

セックスの最中に両親が帰って来る事態は避けなければいけないが日が出ている時間中は好きなだけイチャついたり性的な行為をする事ができる。

だが、寄り添ったり抱き合ったりしたりしていると永治も美咲もペニスが勃起してしまい自分の性的な興奮に否が応でも気づいてしまう。

お互いに相手の身体を求めている事は無視できそうになかった。

「あたしのおちんちん、したがってるの」

「本当だね。俺も人のことを言えないけど」

永治が来ることで着飾ったのだろう。かわいらしいワンピースのスカート部分に手を置いて永治は美咲のペニスを弄った。

しっかりと固くなり上を向いている。

その感覚は永治にも同じものがあるからはっきりと伝わる。美咲はエロい気分でいる。

永治は美咲のペニスを触りながら形を確かめていく。

やはりゲイ向け動画に出ていた男性のペニスには何も思わなかった感情が美咲のペニスには湧き上がってくる。

もっと触りたいという欲望がそこにはあった。

「あのさ、美咲」

「何?」

「今日、今までと違うやり方を試してみない?」

「エッチの仕方?」

「そう」

美咲は自分よりも背の高い永治を見上げて首を傾げた。

「実は尻でするの結構キツくてさ。美咲の家の風呂で水浣腸するのも申し訳ないし」

「やっぱりそうだったんだ。あたし、下手だった?」

「そうじゃないよ。挿れられるのはたった三回だから上手いかどうかはわからないけど、美咲のせいじゃない」

美咲は落ち込んだ様子を見せる。

永治もアナルセックスの時の美咲の様子からペニスを使う行為や挿入に対する欲求があったのは察したので申し訳なく思った。

「尻ってセックスの為の場所じゃないし、頻度を落としたいってだけ。嫌なわけじゃない」

挿入に対する快感は男性である永治がよく分かってる。

今思いついた言葉ではあるがたまにならいいかと思った。

美咲はそれでも申し訳なさそうに永治を見ている。

「美咲はさ、ちんこ使ってしたいんだよね」

「えっ? うん、そう」

「尻に入れる以外のちんこでするのを試してみない?」

「どんなふうにするの?」

「兜合わせって知ってる?」

「兜……?」

「こんな風にちんこをくっつけた状態でしごくんだよ」

永治は両手の人差し指を重ねるようにくっつけた。

「あたしと永治くんのおちんちんをくっつけ合うの!?」

美咲は恥ずかしそうに手で股間を両手で押さえた。

永治は美咲の手を見たが、美咲は片方の親指を小さく動かしていた。

興奮しているのか親指の先で亀頭を触っているようだった。

「おちんちんくっつけ合うなんて……女の子として、その、恥ずかしい」

「でも初めてした時はペニスフェンシングしたよね」

「したけど! それも思い出すと恥ずかしいの……」

「この間、俺の尻にちんこ入れたばっかりなのに?」

「からかわないでしよ……!」

「美咲の中に挿れるのも好きだけど、美咲はちんこでしたいんでしょ?」

「そ、そうね……。あのね、それなんだけど……」

美咲は永治を見た後、気まずそうに目を逸らした。

「あたしがおちんちんでエッチしたがるの永治くん、嫌だったりしない?」

「そんなことは……」

「男の子だし、両性具有だから普通の女の子とはあそこが違うし、男の子とエッチしてるみたいで嫌じゃないかなって」

「そんなことないよ。前から言ってるでしょ。美咲のちんこは女の子らしくて見てるとエロい気分になるって」

「それ、無理してない?」

美咲は不安になってそう聞いてるんだと表情を見て永治はすぐに理解した。

正直、これまで三回やってきたアナルセックスは気持ちいいものじゃないというより気持ち悪さを感じていた。

愛する彼女のペニスとはいえそれを肛門に挿入されるのは男としてしたくないものなのは事実だ。

美咲には悟られないようにしてきたが性交中の感覚がむき出しの表情や声からバレていたんだろう。

ここは正直に言うべきことかもしれない。

「本音を言うと尻に入れられるのはキツかった。この間、少しだけど気持ちいい感覚があるけど男じゃなくなるみたいで好きになるのは難しいって思った」

「そうだったんだね。ごめんね、あたし、自分のムラムラばかり考えてて」

「それはいいんだよ。俺が尻でするのが嫌なのはあくまで結果論だから。でも、俺は美咲にちんこで気持ち良くもなって欲しい。俺自身が射精する気持ち良さを知ってるから」

「でも、女の子の方に挿れてくれたあと、永治くん、いつも手でしてくれるじゃない」

「一緒に気持ちよくなりたいんだよ。せっかくちんこが付いてる者同士なんだから、美咲にも俺の好きな快感を経験してほしい」

「本当にあたしのおちんちんで興奮してくれてるの?」

「そうだよ」

美咲は嬉しそうだが信じていいか迷ってる様子だった。

これなら種明かしした方がいいだろう。

「俺さ、あの後、美咲にちんこで気持ちよくなってもらう方法を探すためにゲイの人向けの動画を色々見てちんこのある人同士のセックスについて勉強したんだ」

「えっ!?」

美咲は驚いた様子で声を上げた。

「その、男の人同士のエッチ見てどうだったの?」

「萎えたよ。同じちんこなのに男のちんこは見てて萎える」

自嘲気味に永治は言う。

美咲はその言葉に吹き出した。だが、その直後に安心した顔を見せた。

「でも、兜合わせの事とやり方を知る事ができた。これを美咲とやりたいって思った」

「おちんちんとおちんちんをくっつけ合うんだよね?」

美咲はついさっき永治のした人差し指をくっつけ合うジェスチャーをした。

「うん。考えたらすごくエロくない?」

「そうね、すごいエッチだね」

美咲は処女のようにもじもじはにかんだ表情で顔を赤くした。

「あたし、兜合わせ、永治くんとしてみたい。永治くんのおちんちんの感触をあたしのおちんちんで味わいたい」

「じゃあ、これからする?」

「うん!」

美咲は嬉しそうに頷いた。

永治はまず自分がシャツを脱ぎ、それから美咲のブラウスを脱がせていく。

美咲はドキドキしながら永治にされるがままにしていた。

ブラジャーまで脱がせてから永治は美咲にキスをしてそれから耳たぶを甘噛し首筋を舐めていく。

同時に肩甲骨のあたりを指先で円を描くように撫でて背中の性感帯を刺激する。

「んんっ……」

美咲は感じて小さな声を上げる。

それと同時に永治が丁寧な前戯を初めたことに戸惑いを持った。

「ねぇ、永治くん」

「何?」

「あ、あたし、もうおちんちんがギンギンだよ。兜合わせ、して大丈夫だよ」

「俺もギンギンだけど、いきなり初めたら味気ないでしょ? しっかり興奮してからにしようよ」

「焦らすのね」

「じっくりね」

そして永治は美咲の身体のあちこちに愛撫を続けていく。

美咲のちんちんは思春期でとても元気だ。充血してパンパンになってその勃起の強度で鈍い痛みすら感じるほどに興奮していた。

今、永治に女の子ならではの身体の敏感さを刺激されると同時に男の子ならではのこれからの行為への興奮で硬くなったペニスの感覚に頭を支配されて身体中の感覚が忙しかった。

(パンツ、汚れちゃう……)

美咲はペニスの先端と陰嚢の裏の感覚に興奮を自覚した。

ガマン汁と愛液で股間が生暖かく感じ男女両方の器官で永治を求める感情の湧き上がりを感じた。

興奮のせいか、永治が今日は特別優しいのか、愛撫がいつもより格段に気持ちよかった。

(出ちゃわないかな。おちんちん、すごいムズムズしてるけど……)

愛撫の快感で射精してしまいそうなほど美咲はペニスの膨張は強くなっていた。同時に触っていないのに気持ちよさも感じている。

両性具有には所謂賢者タイムはない。射精しても性欲はある程度落ち着くが男性のように一気に冷めてしまうことはない。

仮にここで射精してしまっても半勃ちになったペニスをもう一度、刺激して大きくして続けようと思えばできる。

だが、愛撫で射精をするのは避けたかった。

永治と一緒にペニスを刺激するのであればそれで気持ちよくなりたい。

美咲はちんちんに湧き上がる性感を必死で堪えた。

しばらく上半身を刺激されしていくと永治は手を止めて今度は美咲のスカートとパンツを脱がせた。

永治もジーンズとトランクスを脱ぐ。

「わぁ……」

「すごいね」

永治と美咲はお互いの股間を見た。

同じものがついているからこそわかる。二人とも男根が上を目指してそそり立っていた。

二人はお互いの顔を見て顔を真赤にして照れた。

これまで何度もセックスしてきてるからお互いの勃起したちんちんを見せ合うのは初めてじゃない。

勃起して大きくなって上を向いているだけじゃない。二人とも先端はガマン汁でテカテカに濡れていた。

美咲は永治のペニスをうっとりした表情で見る。

皮の剥けて全体が露出した亀頭全体がガマン汁で濡れているのだ。

美咲は続けて自分のペニスも見る。

包茎の小さくて小学生男子のようなペニスは皮が被ってわずかに露出した亀頭の部分にガマン汁が溜まっている。

永治は美咲の脱いだショーツに目を向けた。

股間の前部分と中央部分が濡れて色が濃くなっていた。

前部分はペニスから出るガマン汁、中央部分は膣から出る愛液で濡れているのだ。

「あ、あたし、我慢で来なさそう。おちんちんがムズムズしてどうにかしちゃいそう」

美咲は目を潤ませながら永治の目を見て言った。

永治はその表情を見て心臓が跳ねた。美咲はいつも以上に可愛く見えた。

「美咲……」

永治は背中を左腕で支えながら優しく美咲を押し倒した。

「兜合わせって横になってするの?」

「立膝とか立ってとかするのが動画では多かったけど、この方が美咲の顔も胸もよく見えるから」

「そっか……」

美咲は永治の言葉になんだか恥ずかしくなって胸を腕で軽く隠した。

「あたしがすることってある?」

「そのままでいて。俺の方でリードするから」

「うん、わかった」

永治は美咲の脚を開き自分の腰を下ろした。

そして自分のペニスを美咲のペニスに近づける。

(やっぱり可愛いな、美咲のちんこ。ゲイ動画でも包茎のちんこの男を見たけど、美咲みたいに可愛くなかったもんな)

改めて美咲の、彼女のペニスを見て永治は異性愛者として美咲のちんちんに興奮を覚えている事を再確認した。

永治はこれからする行為の動作を頭の中で確認し、それに興奮を覚えた。

その興奮を抑えながら腰を前に突き出す。そうするとちょうど永治のペニスが美咲のペニスに覆いかぶさる位置に来る。

そこに右腕を差し出してお互いのペニスをぐっと掴んだ。

「痛くない?」

「大丈夫。今、永治くんのおちんちん、あたしのにくっついてるんだよね?」

美咲は股間を覗き込んで言う。

「そうだよ。ぴったりくっついてる」

「本当だ。あたしのおちんちんに永治くんの体温が伝わる。おちんちんって熱いんだね」

「美咲のも熱いよ」

「永治くんの興奮が伝わってくるみたい」

「俺も。美咲の興奮がちんこに伝わってくる」

「いや、興奮しちゃう」

「いくよ。しごくよ、俺達のちんこ」

「うん」

永治は重なり合ったお互いのペニスを握る手を前後に動かし始めた。

いつもオナニーをするときよりも丁寧に、ゆっくりとその動きを始めた。

永治はこれまで何度も自分のペニスも美咲のペニスもしごいてきている。

だが、二人分を一気に握ってしごくなんて初めてのことだ。

握り方、力の入れ方、速さ、それを確認しながら調整する必要を感じたからそうしている。

「男の子の手に握られるの気持ちいい。あたし、ひとりエッチでこんなに力強くできないから好き」

美咲は顔が真っ赤になっている。

まだ膣に挿入されて突き上げられるよりは刺激が少ない。

気持ちに余裕があるので手持ち無沙汰になったが、美咲は永治の興奮に協力できないか考えて自分の乳房を揉み始めた。

今の姿勢でできる精一杯の永治へのセックスアピールのつもりだ。

扇情的な表情、扇情的な胸の揉み方を少しずつ押し寄せる快感の波の中で工夫しながら永治に見せつけていく。

美咲のお腹に生暖かい小さな点の感覚が二度ほどあった。

そちらの方を見ると、永治の亀頭からガマン汁が美咲の腹にたれていた。

美咲自身もちんちんからガマン汁が溢れ出ている。

永治がどんな風に興奮してそれが身体に現れているかを実感を持って分かることが出来て美咲は嬉しくなった。

精一杯永治に興奮してほしくて美咲はさらに胸をもみ続ける。

乳房にも性感帯があるから美咲も自分で揉んでいる事で気持ちよくなっていく。

美咲は乳房が敏感な方だ。オナニーのときもペニスをしごきながら反対の手で乳房を揉んでいる。

股間と胸で美咲の身体は快楽に満たされていた。

それは永治も一緒だった。

美咲が乳房をアピールしていることにしっかりと興奮している。

異性愛者男性として女性の乳房には興奮を覚える。そして、自分と同じ快感を感じているであろう美咲のペニスにも興奮している。

永治は興奮に突き動かされてペニスをしごく手の動きを少しずつ激しくしていった。

「あっ! あぁん!」

手の動きが激しくなると美咲は思わず喘ぎ声を上げた。

膣よりペニスの方がオーガズムに達するまでの時間が短い。

美咲はまだ中イキを経験していないので膣でのオーガズムがどんなものかはわからないが、それでもゆっくりと性感の器が溜まっていく膣よりペニスの方が時間あたりの刺激は多い。

特に今日は永治のペニスの感触を自分のペニスで感じながら刺激されているので特に興奮をしている。

男の子を好きな女の子として美咲はちんちんが大好きだ。それが自分のちんちんにぴったりとくっついている美咲からすればこんなエッチな事はない。

「永治くん! もっと、もっとおちんちんいじって!」

美咲は強い快感に負けそうになりながら声を振り絞ってちんちんへのさらなる快感をせがんだ。

「うん。美咲、ちんこ、カチカチだね」

「恥ずかしい……」

「美咲のちんこすごい熱いよ。ついてきてね。もっとしごくから」

恥ずかしさと興奮に耐えきれなくなって美咲は気がつくとすっかり胸を揉むのをやめていた。

手で顔の下半分を抑えて興奮に必死に堪えている。

永治はそんな美咲の仕草が可愛くて仕方なかった。

そして自分のペニスに感じる可愛い彼女のペニスの温度と硬さに興奮を増していた。

自然と重ね合ったペニスをしごく手に力が入る。

強い力に自分ほど慣れていない女の子のちんちんに自分が夢中で動かしている手の力は痛くないかを心配しながらもその考えを吹き飛ばしてしまうほど夢中に手を動かしていく。

くっつけ合った時に永治はちょうどお互いのカリクビが重なり合うように位置を調整していた。

手を動かして一番感じるところが同時に刺激されるようになっている。

永治の亀頭にジンジンとモワモワを合わせたような感覚が広がっていく。

その感覚はこれまでの美咲とのセックスで膣の内壁に包まれながら感じた感覚だ。

もうすぐ射精する。

そう永治が自覚した瞬間だった。

「ああっ! あぁん!」

美咲が大きな声を上げた。

これまで後戯で聞き慣れた声だ。美咲がオーガズムに達して射精する時の声。

射精の時にペニスというものは縦に痙攣する。

永治のペニスには美咲のペニスの痙攣が伝わってきた。

しごく手を止めなかったので永治のペニスを自分の手と美咲のペニスがそれぞれもたらす縦揺れの感覚が包んでいく。

「……っ!」

永治は愛する彼女の射精の痙攣の感触がとてもエッチで興奮が爆発した。

自分のペニスも同じ様に痙攣を始めた。つまり射精したのだ。

少しの間をおいてドクドクと永治と美咲のペニスは一緒に亀頭の先端から白濁した液体を放った。

永治は手を止めた。

ペニス全体に強い性感がくれば触るのも辛いほどの状態になる。

なんとか力を保って握った状態は維持しているのでお互いのペニスの温度は伝わり合っている。

永治は息を荒げながら美咲を見つめた。

美咲も同じ様に息を荒げて目頭に涙を浮かべながら顔を赤くしていた。

ふたりはじっと見つめあう。

初めて一緒に射精した。その事の達成感と心地よさを視線とペニスの温度で感じていた。

違うのはペニスの状態。

男性である永治のペニスはすっかり射精によって縮んでいた。

両性具有である美咲のペニスは半勃ちの状態を保っていた。

永治は力なくうなだれる。強い興奮でした射精で消耗する体力は思ったよりも大きかった。

美咲も体力を消耗したのは同じだったが、横になって永治にしてもらっているという受けの立場だったので幾分、永治よりはマシな状態だった。

多少ふらふらしているが美咲は身体を起こして愛おしそうに永治の頬を撫でた。

「気持ちよかったね。あたしのおちんちんと永治くんのおちんちんで一緒にイケたね」

「美咲……」

「彼氏と同時にイケたなんてクラスの経験済みの女子の中であたしだけかもね。嬉しい」

「よかった。美咲が兜合わせを気に入ってくれるか正直、不安だったんだ」

「初エッチでペニスフェンシングしたがったあたしだよ。永治くんが兜合わせの事言った時に興奮しちゃってたよ」

「そっか」

「でも……」

美咲はそう言って下を向いた。

「すごいね。あたしたち、お腹が精子まみれ。二人分の精子ってすごい量だね」

永治はそう言われて同じ様に自分の下腹部を見た。

確かにすごい状態だった。白い粘っこい液体が下腹部や陰毛にべったり付いている。

「こうなっちゃったらどのへんがあたしの精子でどのへんが永治くんの精子かわからないね」

「混ざってるよな、これ」

「エッチだよね。あたしたちの精子が混ざって一つになってる」

永治は白濁液まみれになっているお互いの身体に困惑していた。

対して美咲はどこか嬉しそうな顔をしている。

美咲は以前、生物学のドキュメンタリー映画で見た人間の生殖についての事を思い出していた。

精子はすべてが卵子と結合して次世代になるものではない。遺伝子情報を持って卵子と結合可能なのは全体の一割ほどだという。

それ以外の精子は他の男性の精子が膣内に入った時に排除するために戦うのだそうだ。

一人の女性に複数の男性が射精して精子同士が争って、生殖可能な精子を支援して次世代になることを勝ち取る。

今こうしてお互いのお腹の上に置き去りにされた二人の精子はその主が愛し合っている事も知らずに争っているのだろう。

それを考えると美咲は複雑な気持ちになった。

美咲に男性器があるが、愛するのは男性だ。パートナーとのセックスは基本的に膣でその相手のペニスを受け入れる事になる。

その相手が永治かどうかはわからないが子どもを作る時も膣に相手の男性の精子を受け入れる。

美咲の精子は排泄物として捨てられ、時には今日のような兜合わせなどの男性器同士を使ったセックスで相手の男性と争わされる運命になる。

男女両方の生殖機能を持っていても結局使うのは片方の機能だけだろう。

どこか今、腹の中にいる精子とこれまでとこれから射精する精子たちにどこか申し訳無さを感じた。

ただ、性自認が女性の両性具有で男性を愛している美咲だからこその精子の運命に自分の身体の求める性的欲求の形を垣間見た気がして切なさと興奮も覚えた。

顕微鏡レベルの世界では悲しい出来事かもしれないが、お互いの生殖細胞が混ざり合う事はとてもエッチだし永治が嫌がらなければ今後もしていきたい行為でもあるからだ。

「永治くん」

「うん、美咲」

「精子、拭くね」

「俺がやるよ」

「今日はあたしの部屋でしたんだからあたしにさせて」

美咲はティッシュをたくさん取って丁寧に永治と自分の腹や下腹部を拭いていった。

自分にもあるからよくわかるが陰毛に絡みついた精液を取るのは大変だ。ティッシュの繊維がからんでしまったりする。

苦戦をしたがある程度で諦めることにした。

「ごめん、毛は帰ったらシャワー浴びてね」

「うん。わかった。毛に絡まると洗わないと取れないもんね」

美咲もオナニーの後は時々ティッシュで受け止めきれなくて陰毛に絡みついた精液が取れなくなり、風呂に入るまで陰毛がカピカピになることがある。

しょうがないのはわかってくれるとは思うが、それでも面倒くささと不快感をわかっているので申し訳無さは感じた。

「あと、おちんちんの先っぽは自分で拭いてね。刺激しちゃうといけないから」

美咲はそう言って永治にティッシュを差し出す。

続けてお腹を拭いたティッシュを精子を拭いたティッシュやコンドーム専用にしている蓋付きのゴミ箱に捨てて、美咲も新しいティッシュで自分の亀頭を拭き始めた。

オーガズムに達したばかりで性感が強く残るペニスを触ると刺激がやはり辛かった。

同じ男性器を持つ身体とはいえ、男性と違い両性具有には賢者タイムがないので、その最中の性的なことへの苦痛や嫌悪感はわかってあげられない。

なので、こういう時に美咲は永治に対して余計なことをしないことを心がけている。

美咲の方は減衰するとはいえまだ性欲も残っているので気持ちよさの余韻をペニスを拭きながら味わった。

気だるいが美咲にとては幸せな時間だった。

大好きな人とお互いの身体に共通する一番エッチなところをくっつけ合って気持ちよくなれたのだ。

そこに残った感覚を楽しむのは心地よいものだ。

それに永治とアナルセックスしてから身体が求める事に気づいた自分もペニスで永治を愛することにも最適解が見つかったような気がした。

アナルセックスは気持ちいいが永治が辛そうなのは感じていた。

兜合わせに対して永治も同じ様に思っていたらうれしいと思っている。

一方、永治はすっかり気持ちが冷めていた。

男性なので射精をしたら性欲も急速になくなるし、身体を触られることが気持ち悪く感じる。

こういう時、そっとしておいてくれる美咲の気遣いは本当にありがたい。

冷静になった頭で今日の新しいやり方のセックスの事を思い出していた。

正直、時折、自分が完全な女性じゃないことを気にしている美咲にわかりやすく男同士の行為である兜合わせを提案するのは不安だったが、始める前から今までの間の美咲の様子を見ると喜んでもらえたようだった。

アナルセックスも嬉しそうにしていたので心配はそこまでしていたわけじゃないが、男女のカップルのそれとはかけ離れている。

立場は逆とはいえ、アナルセックスは男女のそれの形を保っているから安心できていたと思えていたのだ。

自分自身も二人で一緒に射精をするという行為がとても気持ちよかった。

男女両方の性器があるとしても両性具有は自分から見たら女性だ。愛する女性と一緒に精子を出した事はとても幸せな気分だった。

「美咲、兜合わせ、またしたいって言ったらどう?」

「え? う、嬉しい。二人でおちんちんくっつけ合うの、あたしみたいな女の子じゃなきゃできないし、あたしたちの特別な事だって思えるから」

「美咲の膣の感触も好きだから毎回ってのは勘弁して欲しいけど、俺は尻でするよりちんこをくっつけあいたい」

「あたしも!」

「じゃあ、今後もしような」

「うん。あたしの中とか永治くんのお尻だと間にコンドームがあるけど、兜合わせは直接くっつけ合えるもんね。大事なところ同士を触れ合うの、もっとしたい」

「よかった」

「あたしも」

そう言い合うと、永治は美咲に優しくキスをした。

そのキスがとても気持ちよくて美咲は再び勃起してしまった。

「あのね、シャワー浴びようか。あたしも永治くんもおちんちんの毛がカピカピ」

「一緒に?」

「うん」

そう言って、二人は立ち上がり全裸のまま浴室へと向かった。

時折、愛おしさに負けて抱き合ったり身体を触ったりしながらイチャイチャと部屋から風呂への道のりと風呂の中での時間を楽しんだ。

初めて一緒に風呂に入ってお互いのちんちんを洗い合ったりしながら、同じところと違うところを確かめて今後のセックスへの意欲を高めあった。

その後の時間もふたりは全裸で過ごし、お互いとお互いのちんちんを本当に好きだと思いながらいつもよりも長い家でのデートを楽しんだのだった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。