【ふたなり】両性具有の少年少女の青春を描く実験小説 作:喋家月餅太
「淳美、本当に好きだよね」
絵里香は恋人である淳美に寄りかかりながら股間に触れる淳美の手の感触に感じていた。
今してるのはセックスの後戯だ。
さっきまで挿入されていたのだから鼠蹊部を触られたら気持ちいいしまた興奮してしまう。
言われた周辺の脂肪を揉まれて弱い性感が絵里香の足の付け根に広がる。
その行為をしている淳美はどうなのかと絵里香は淳美の股間を見る。
先ほど半勃ちくらいまで治ったペニスが挿入した時くらいまで大きくなっている。
淳美は絵里香の彼女で、二人は女子大生だ。
女子大生だが頭の股間にはペニスと睾丸がついている。
巨乳とストレートの骨格とぽっちゃり体型。女性らしい体型と男性器はミスマッチにならずどういうわけか調和した体つきだ。
絵里香は女性で平らな股間に縦に割れた筋。
淳美は両性具有という男女両方の生殖機能を持つ性別のため男性器が付いている。
睾丸の裏には男性器だけではなく女性器も付いている。
絵里香はそんな淳美の性癖を理解しているのでこうして淳美に自分の股間を触らせている。
淳美は女性に「ちんちんがないという事実」に興奮する性癖を持っているのだ。
だから、ちんちんがない事を実感できる絵里香の股間を撫でたり揉んだりする行為が淳美は大好きだった。
最初はそんな淳美の性癖を面白がっていた絵里香だったが、こうして触られたり見られたりしていると淳美が自分の股間にそうして興奮をする事に自分も興奮を覚える。
恋人が自分の身体に興奮する事は喜ばしいし、ムラムラする。
淳美は先ほどオーガズムに達して射精した。
絵里香は気持ち良かったがイッていないのでこうして大事なところを触られるのは気持ちよくて嬉しい。イッテ
「ねぇ淳美」
「何?」
「あたし、今、淳美ぎビンビンに勃ってるのがどんな感覚か気になるんだ」
「そうなの?」
「だってあたしにはない感覚だから。そうなる場所が付いてないもん」
淳美は絵里香のその言葉に顔を赤くしてペニスがピクンと動いた。
「絵里香……。そんなこと言われたらわたし……」
「興奮しちゃう?」
「うん……」
「あたしのちんちんない部分を触ってるのに? 触るのは興奮しないの?」
絵里香は意地悪を承知で言った。
「してるわよ。でも、そんなふうに言われたら意識しちゃうじゃない」
「ホントにちんちんない事に興奮してるんだね」
「知ってるでしょう?」
「知ってるけど、あたしにはやっぱり分からない感覚だから面白くてからかっただけ」
「そんなこと言うのね……」
「あっ! ちょっ、いきなり!」
絵里香は淳美の指が大事なところに触れる感覚に震えた。
「絵里香だって勃ってる……」
淳美が触れたのは絵里香のクリトリスだった。いきなり触られるには刺激の強すぎる場所だ。
「あたしは自分で勃ってるって分からないしなぁ」
「ずるい。また分からないのも」
淳美は唇を尖らせた。
クリトリスは大陰唇に挟まれて割れ目を開かない限り見えない。勃起しても大きさが5ミリ強ほどのためパンツの布を押し上げたりしたい。
「おちんちん無いと興奮しても分からないんだもん」
「まぁ。バレる事を気にせずエッチな事を考えられるのはあるか。ていうかさ、そう言いつつ人から勃起がバレない事に興奮してるでしょ」
「そ、そんなことないよ!」
「どうだか」
淳美は顔を赤くしながら首を横に振りそれを絵里香は楽しそうに見た。
最初は淳美の「女性にちんちんが無い事に興奮する性癖」に困惑したが、今ではその性癖にもその事に触れると恥ずかしがる事にも可愛いと感じている。
だから、絵里香はセックスの時、特に前戯では自分の股間がペッタンコである事を強調するような動作や言動をしている。
最近はそれに興奮する淳美の様子に自分も興奮している。
「あたしもイキたくなっちゃった。あたしのない部分をいじって」
絵里香は淳美の顔を覗き込んで甘えた口調で言う。
淳美の胸がその表情に高鳴る。
絵里香の割れ目の中に指を埋めてクリトリスを相葉し始める淳美はイッたばかりなのにムラムラしてきた。
クリトリスをいじられている絵里香は喘ぎ声を上げる。
そんな絵里香の様子を見て淳美はもう一度ちんちんをしごきたい欲求を募らせた。
絵里香もセックスの直後で興奮が冷めてない中なので普段のオナニーよりも遥かに気持ちよく感じた。
クリトリスを弄られながら姿勢の関係で見えない淳美のペニスの事をを絵里香は考えた。
射精の後で多少治った勃起もこの愛撫で興奮して再開してるし淳美が前に言っていた「勃起し過ぎておちんちんが痛い」状態になってるかもしれない。
それがどんな感じなのかは絵里香には想像つかない。
淳美が今触っているクリトリスは男性や両性具有のペニスに相当する器官で同じように勃起をするが勃起したという感覚はない。
エッチな事は思春期と共に考えるのが当たり前になったが友達から噂話で聞くまでその存在を知らなかったのだ。
それはそこに触れた際の刺激以外にそのもの自体で起こる感覚が無いから。
そう考えてみると同性であると認識している淳美との身体の違いを意識する。
淳美の気持ちいいと自分の気持ちいいは何処まで同じでどのくらい違うのだろうか。
愛しい人の興奮した顔を見ながらそんな事を考えてるといつも以上にこの後戯に興奮を覚えた。
淳美の身体には今触れているクリトリスがない。最初の頃は自分の身体にないものという事もあり下手だったが今はずいぶん上手になった。
好きな人がしてくれる事である事も加味してオナニーよりも気持ちがいい。
お腹が暖かくなり股間の感覚も鋭くなっていく。
「あっ……! あふっ!」
込み上げてきた性感が強い衝撃派のようになり身体中を駆け巡った。
いつもなら声を上げているところだが声帯の振動が間に合わず途切れて鋭い息を漏らした。
身体が小刻みにビクンビクンと震える。
性感の波に身体が反応した結果だ。
絵里香はその気持ちの良さと一緒に襲う胸の奥から湧き上がる切なさに耐えきれなくなり淳美の利き手と逆の手を掴む。
淳美も絵里香の手を握り返す。
クリトリスを弄りながら淳美は絵里香の様子をよく見ていた。
絵里香には自分のように射精というわかりやすくイったことを示す現象が起こらない。
身体を痙攣させるがそれを小さな動きだし喘いで性感に耐えている様子との区別は難しい。
だから見逃したくない一心で絵里香のオーガズムを見逃さなかった。
「絵里香……」
淳美は絵里香を抱きしめた。
絵里香は淳美の体温で落ち着きを覚える。
フワフワした身体を支配される感覚の中を掻き分けて肌に密着する淳美の感触にフォーカスを合わせる。
下腹部に硬い細長い感覚を見つけた。
絵里香への愛撫で興奮して勃起した淳美のペニスだ。
今日の淳美のちんちんの感触はとてもエッチに思えた。
淳美の身体についている自分の身体にないものがとても絵里香を興奮させた。
別に挿入をまたして欲しいわけではない。
淳美がちんちんを付けて勃起という現象で興奮を伝えてくれることがとてもエッチに思えるのだ。
絵里香は疲れ果てた身体で満たされた気持ちと好きを伝えたくて淳美の手を握った。
「絵里香、好きよ」
「うん……」
挿入の性感と指でのオーガズムで身体の力が抜けているところに淳美の優しさが染み込んでくる。
二人は抱き合ってキスを始めた。
その時、絵里香の下腹部には微かな液体の感触があった。
それは拭き取りきれなかった淳美のペニスの先端に残った性液が絵里香のお腹についた感触だとすぐにわかった。
多分、オーガズムで敏感になっているペニスが絵里香のお腹にあって淳美は感じているだろう。
性器が割れ目の中に隠れている絵里香にはわからない感覚だった。
今日はなんだか淳美のちんちんが気になる日だ。
そんなことを考えながら絵里香は淳美との無言の時間を心地よく過ごした。
今日は淳美が来ない日だ。一昨日、淳美とセックスをしてからどうにも淳美のちんちんのことが頭を離れなかった。
PCでエロサイトを見ながら絵里香は淳美とのセックスでの行為と言動を反芻する。
絵里香は女の子が好きだ。
男性に恋をしたことがあるし素敵だなと思うことがあるが性欲の対象として考えるのはピンとこない。
引き締まった男の子の身体は美しいと思うし、同性の友達が彼らに興奮するのは理解できるがそれでも自分の大事なところを濡らすというのは想像がつかなかった。
だが、男性の身体の部位でこの頃、例外になっている部分がある。
それは自分にはないちんちんだ。
ちんちんには興奮を覚える。特に短小で包茎の子供っぽいちんちんにだ。
もちろん子供っぽいと言ってもスーパー銭湯で見かける母親に連れられたちびっ子たちのものには興奮はしない。流石にそれは持っちゃいけない感情だし、絵里香自身も劣情の対象とは思えない。
大人に付いている包茎ちんちんに興奮を覚えるのだ。
貧乳が好きな人に近い感覚なのかもと絵里香は考えた。
女性が恋愛対象で巨乳好きの絵里香には貧乳が好きと言うのもピンとこないのであくまで想像の範疇でしかないが。
以前はかわいい女性モデルのエッチな動画を見てオナニーをしていたが最近は包茎のペニスを持つ男性の股間の画像もみたりする。
だがそういうときでもウィンドウを複数表示して好みのタイプの女の子の写真も表示して男性の写真で見るのは主に股間だけになってしまうことが多いが。
今の絵里香の性欲は女性に向いているが同時にちんちんに興奮する。
女性器より男性器の方が興奮するが全体としては女の子に興奮するというアンバランスな状態だ。
それも両性具有、つまり女性の身体に男性器のついた姿をしている淳美と付き合っているからこその性癖だろう。
前はそれなりにエッチに思えて魅力は感じていたがこの頃は淳美のちんちんに対する強い関心を覚えるようになっていた。
淳美が女性である絵里香の身体にちんちんが無いことに興奮を覚えるのと同じように最近の絵里香は淳美に自分の身体にないものが付いている事に強い関心を持っている。
ちんちんに縁が無かった絵里香にセックスという機会で触れる淳美の男性器はまさに未知との遭遇の連続だった。
解剖学的にはクリトリスが大きくなったものである意味、自分の身体にもあるものとは言える。
だが、股間にぶら下がった形で勃起をしたら十数センチ以上の大きさになる。股間に何かが生えてるなんて5ミリ強のサイズのクリトリスを代わりに持つ絵里香にはその感覚は想像ができなかった。
勃起もそうだ。見なくても触らなくてもペニスに内側から圧迫するような感覚があり勃起していることがわかるのだ。
そして根本から先端まで尿道口が入っていて先端からおしっこが出る。その構造によって便器に狙いを定めて立ったままおしっこをすることができる。
そして興奮したらちんちんが脈打ちおしっこの出る穴から白い液体を放つ。
おしっこをしているところは見たことがないが、射精はこのアパートで最初の夜にオナニーを見せあってそれを目の当たりにした。
とても不思議な光景に絵里香には思えた。
自分の身体にないものだからだ。
その一つ一つの光景が淳美にとってどんな感覚なのか想像がつかない。
クリトリスと解剖学的に同じといってもクリトリスが脈打って液体を放つなんて想像もつかない。
いや、オーガズムとともに液体を放つ事自体が未知だ。絵里香は膣の近くに尿道口があるがその穴はイッたとしても液体を放出しない。
女性にも似たような現象は存在すると聞くし動画で見たこともあるがめったに起こることじゃないだろうし見たところ女性が放つのは尿と変わらないサラサラした液体で淳美のようにドロっとした液体ではない。
女同士のカップルと思っていても淳美のその部分は完全に男性だから絵里香には経験のできない現象と感覚だ。
それを思い出すと絵里香は女性器がムズムズする感覚を覚えた。
勃起したペニスに触れた時の微かな振動のような脈打ちの感触が思い出される。
あの脈打ちに淳美はどんな感覚を覚えるのだろうか。
自分に無い部位なので想像がつかない。
だが、その想像がつかない事に興奮してしまう。
絵里香は愛する女性の「自分の身体にないものがある事」への興奮で頭がいっぱいだった。
クリトリスを指先で転がしながら淳美がオナニーをする所を想像する。
淳美はペニスを握って手を上下に動かしてする。見せてもらったのでその光景ははっきりと頭に浮かぶ。
小さな点のようなクリトリスと股間から生えている棒ではどんなふうに感じ方が違うのだろう。
お腹の中が暖かくなるような感覚は淳美にも膣と子宮があるから一緒だろう。
だけど、股間の感覚は全然違うはずだ。
もしかして内性器で感じるような感覚と同じように睾丸でも感じるものがあるのだろうか。
睾丸は絵里香股間に相当するものがない。お腹の中には医学的にに相当する卵巣があるがそれは存在に気づかない。それに淳美にもあるものだ。
勃起すると自分で気づくことが出来るってどんな感じだろうと絵里香は考えた。
今、絵里香のクリトリスは勃起している。コリコリと堅いから間違いないだろう。でも、クリトリスに勃起したことがわかる感覚みたいなものはない。
割れ目の中についている外性器全体に曖昧なムズムズした感覚はあるが、淳美の言っていた「膨張で圧迫されるような感じ」というのは絵里香のクリトリスにはない。
そもそもちんちんが股間にぶら下がっている感覚からしてわからない。
そんな想像の使いない感覚を当たり前のものとして感じながら日々を過ごしているという事に対して絵里香は何かこみ上げるような感覚を覚えた。
何もかも絵里香には分からないものだらけだ。
ズボンやスカートで隠れる場所に付いているものがあるだけでここまで知らない事だらけなのかと途方もないものを感じた。
そんなちんちんを淳美は、絵里香の大好きな彼女は自分の膣の中に入れてくれる。それを愛の証しとして。
その感覚だって絵里香は知らない。
絵里香が双頭ディルドを付けて淳美の膣に挿入したことはこれまで何度もある。
だが、それはあくまで膣と膣で気持ちよくなる行為だ。
淳美が挿入に対して言っていた膣の中でちんちんに感じる「柔らかく包み込むような暖かさと隣り合った気持ちよさ」を絵里香は知らない。
これまでたまたま淳美の膣に指を挿入したことが無かったが、指には性感帯がないので暖かさの部分までは知ることができてもそれと一緒に気持ちよさを感じるのは知ることができない。
恋人のちんちんが付いているという事はすなわち、自分の知ることのできない感覚をいくつも持っているという事だ。
その「違い」を考えると絵里香は強い興奮が込み上げてくるのを感じた。
そしてクリトリスがさっきよりも気持ちよくなった。
淳美の経験している知ることのできない感覚という存在、そしてそれの原因となる自分にはないちんちん。それがとてつもなくエッチだった。
「あっ……!」
絵里香はかすかにスタッカートの効いた声を立てる。
全身がビクンと震える。
クリトリスから下腹部を経由して全身に広がった感覚が一気に全身を駆け巡った。
オナニーはオーガズムに達したのだ。
はぁはぁと息切れをしながら全身を包む性感に神経を研ぎ澄ませる。
「淳美の……ちんちん……」
絵里香はぼんやりしていく頭の中で恋人の股間についているものの名前を呟いた。
今日は淳美に会えない。
だからこそ絵里香は淳美のちんちんを求めていた。
ただ、これまでのオナニーと違うのは膣で求めるだけじゃなく、もっと色々な角度から、それがどれだけあるのか分からないが挿れられて気持ちよくなるよりも多くの視点からの欲求だった。
多分、ちんちんの事をもっと知りたいのだろう。
まだはっきりわかりきらない欲求の中に絵里香はゾクゾクと胸の奥をせっつくような感じを覚える。
それは絵里香にとって新しい性癖が開花する瞬間に出会った瞬間だった。
絵里香のアパートに今日は淳美が来ている。
大学帰りに寄ってそのまま泊まる予定だ。
講義が一限目からある日の前日は絵里香の家に泊まって一緒に大学に行くのが習慣だ。
今日はお互いにアルバイトがあったので駅で待ち合わせてファミレスで夕食を食べてから帰ってきた。
風呂に入ってお茶を飲んでリラックスしているところだ。
大抵こういう時間はベッドの前にクッションを敷いて座って寄り添っている。
身体の密着がこれからする肌と肌の触れ合いの準備とリラックスの役目をする。
「あたし、ちょっとトイレ」
そう言って絵里香は立ち上がって。
「うん、わかった」
淳美は笑顔でそう言った。
ごく日常的なことだ。
だが、淳美は絵里香がトイレに行くことを軽く意識した。
絵里香は大をするのか小をするのかは言っていない。
小ならこの家では淳美と絵里香は異なる姿勢でおしっこをする。
淳美は絵里香から立っておしっこをしていいと言われている。むしろして欲しいと。
自身の男性器に拒否感を持たずに女性として育った淳美は家では小さい頃から立ってしているし、胸が膨らむ前のショートカットにしてボーイッシュな出立ちだった小学校の頃は知り合いに出くわす恐れのない場所では男子トイレで立ちションをしていた。
それを知っている絵里香は淳美のそういう所に彼女自身のアイデンティティがあると考えて他所ではまず出来ない立ちションを推奨しているのだ。
淳美は絵里香が便座に腰掛けておしっこをしてる所を想像して軽い興奮を覚えた。
絵里香には淳美がこの家出している立った姿勢でのおしっこが出来ない。
ちんちんが無いから出来ない、そのことを意識するとペニスに血が集まるのを感じた。
当の絵里香はトイレであらゆる用事を果たす際にする便座に腰掛ける動作をして先ほどの違和感を確認した。
パンツのクロッチに軽く血がついていた。
「あーぁ、来ちゃったか」
生理が来ていた。絵里香は立ち上がり頭上の棚に置いておいたナプキンを取り出して開封するとパンツに着ける。
今すぐパンツを洗いたいところだがとりあえずこれで対処をしよう。
生理が来たということはこれから楽しみにしていた事が今日は出来ない事を意味する。
絵里香はため息をついたがふと前からやってみたかったがタイミングを逃し続けていたことを思い出した。
今日それをするのはちょうどいいかもしれない。
今日しようとしていたことを決めると絵里香はおしっこを出して股間をトイレットペーパーで拭いた。
トイレットペーパーを見ると経血が付いていた。
セックスをする気になっていたところにとんだ邪魔が入った。だが、絵里香はこれの機会を利用できないかと考えた。
これまで淳美とセックスをしてきてやってみたかったがやるタイミングを逃し続けていた事がある。
その行為は絵里香の股間を使わない。それなら今がちょうどいいのではないか。
絵里香は立ち上がりパンツとズボンを履くと水を流してトイレから出た。
洗面台で手を洗った後、淳美の隣に戻る。
「おかえり」
「なぇ、淳美」
「どうしたの?」
「来ちゃった」
「来たって、生理?」
「うん。ちょっと早いんだよね」
「そういえばそうね」
「あたしの生理周期、把握してるの?」
「そうじゃないけど、だいたいこのくらいの時期ってあるでしょ?」
「淳美もそろそろじゃない?」
「わたしは遅れてるみたい」
「そうか。同じタイミングならいいのにね」
「どうして?」
「エッチできない期間が半分になるでしょ?」
「確かにそうね。でも余裕がなくなるからお互いに余裕がないのはちょっと辛いかも」
「あたしが生理でイライラしてる時、淳美優しいもんね。いつも助かってる」
「女の子同士だとこういうところがいいよね。わたし、男の人と付き合った事ないけど」
「あたしもそうだけど、他の子の話は聞くから大変そうとは思うな」
生理が来たときのいつも通りの会話をしていたが絵里香はそっと淳美の股間に手を伸ばした。
「絵里香!?」
「勃ってる。あたしが座っておしっこする事に興奮した?」
「そんな事ないわよ!」
「嘘つき。ちんちんは正直なんだから嘘つかないの。しっかり勃ってるよ」
「そ、そうなの」
「かわいい。照れてる」
「もぉ……」
いつも通り性的な話に照れて顔を赤くする淳美に可愛いと思いながら絵里香はスウェット越しに淳美のペニスの裏筋を撫でる。
「エッチできないんだから刺激しないでよ……!」
「しようよ、エッチ」
「な……!」
絵里香の思わぬ提案に淳美は少し怒った様子で驚いた。
「ダメに決まってるでしょ。絵里香、自分の事は大事にして」
「うん、だからあたしはあそこを使わないでしようよ」
「えっ……?」
淳美は困惑した顔で絵里香を見る。
「そのさ、あたしが淳美のちんちんを刺激するの。淳美も溜まってるでしょ? 溜まるってあたしには分からないけど、あたしもエッチな事したいし、どうかな?」
「それって女の子同士のやり方は不公平になるならしないって決めたでしょ」
淳美は二人がセックスをするようになった頃にお互いに決めた約束の話を出す。
初めてのセックスの時、恋愛対象が女性である絵里香がペニスに対して抵抗を持っているんじゃないかと考えた淳美は自分は下半身を脱がずに指を絵里香の膣に挿入する気でいた。
だが、絵里香はせっかく淳美には男性器があるのだし、指の挿入では淳美にとってセックスがただの奉仕になるのが嫌だと男女でするのと同じセックスを望んだ。
それが今の二人のセックスにとっての基本となる約束になってる。
今の絵里香の申し出はそれを反故にするように淳美には思えた。
「生理の時はエッチできないから、淳美が気持ち良くなって欲しいな」
「でも……。それだと不公平でしょ」
「だから、淳美が生理の時は同じようにして欲しいの。それならいいでしょ?」
「それなら。本当にいいの? それで欲求不満にならない?」
「ならないよ。ムラムラするけどあたしは溜まらないからね。だって付いてないから」
絵里香がそう言うと淳美のペニスに力が入り硬さが増した。
ただその様子を感じた絵里香は苦笑いをする。
「そ、その。これは……」
淳美は自分のペニスの様子に絵里香が気づいたことを悟り誤魔化すように言う。
「出したいでしょ? 出させてあげるから」
「いいの?」
「今日は触りたくてたまらないの。脱がすよ」
そう言って絵里香は淳美のズボンに手をかけた。
「ちょっと待って!」
「どうしたの?」
「お互い上くらいは裸にならない? 触ってくれる前にいつもみたいに抱き合いたいの」
「おう、そうね」
「あ、でも。それでムラムラしちゃわない?」
「しちゃうけど、それより淳美の体温で安らぐって方があるかな? じゃあ、あたしに脱がしてね」
そう言うと絵里香は淳美をベッドに座らせてルームウェアのボタンを外していく。
胸の大きな淳美の上半身の大きな凹凸に沿って上から下の順番で素肌が露わになる。
胸部はナイトブラをつけているがそれ以外の部分は淳美の色白な肌がはっきりと見える。
上を流した後、ナイトブラを外し淳美は上半身裸になった。
毎度のことながら絵里香は淳美の巨乳ときめ細かな素肌に興奮を覚えた。
絵里香にペニスがあったなら今、淳美がそうなっているように股間が盛り上がっている所だろう。
「次はわたしが脱がしてあげるね」
今度は淳美が絵里香のカットソータイプのルームウェアの裾に手をかける。
絵里香は手をバンザイの姿勢にして淳美に脱がされていく。
淳美ほどじゃないが絵里香も胸は大きい。
淳美の服を脱がせる動作と絵里香自身が上げていた腕を下げる動作で胸が揺れる。
そんな様子を見て淳美は興奮し息を呑んだ。
揉んだら舐めたりしたいが生理でそれ以上のことをすることができない絵里香にそうするのは生殺しだろうと思い気持ちを抑える。
お互いに上半身裸になりこの段階では女の子同士の姿に他ならない。
絵里香は淳美を抱きしめ、自分の乳房で恋人の乳房の感触を味わい始めた。
同時にキスをする。舌を入れて濃厚に口づけしていく。
お互い大きさと柔らかさのある胸の為、触れ合う感触は胸部の性感帯を刺激していく。
同じように絵里香のするキスも身体の芯からむず痒い気持ちよさを湧き上がらせる。
絵里香は唇を下に向かわせ淳美の首筋を舐め始める。
「あふっ……」
淳美は声帯を震え損ねて息を漏らす。
この息が絵里香は好きだった。
恋人の感じている様子にじんわりと割れ目の中が熱くなるのを感じた。
今日、挿入してもらえないのは残念だと思った。
だが、生理なのだから仕方ない。
それでセックスをいつも通りしようとしたらベッドを汚してしまうしお互いの身体の衛生上もよくない。
だから感じることは出来なくてもたっぷり興奮してやろうと思った。
胸をくっつけあっていたところから身体を離し今度は淳美の乳首を舐め始める。
舌でコロコロ転がしていくと淳美は可愛い顔で喘ぎ出す。
綺麗なソプラノでよがる淳美はとても美人に思えた。
腰に抱きつく姿勢で絵里香は淳美の乳首を舐めていく。
絵里香は腹部に硬いものの当たる感触を覚える。
それは淳美が普通の女の子だったらないものだ。
勃起したペニスの感触を絵里香は感じて興奮し乳首を舐める舌に力が入りその動きが激しくなる。
「あぁっ! あんっ!」
淳美は先ほどより強く喘ぎ声を出す。
絵里香の下の動きが激しいのもあるが、淳美は乳房が感じやすいのだ。
感じている淳美も相当に興奮しているが絵里香も舌で感じる淳美の乳首の感触に興奮を覚えている。
ちんちんだけじゃなく乳首も勃起してコリコリした感触になっている。
もう十分な頃だろうか。
絵里香は淳美の乳首から口を離してそこから舌と唇を這わせて身体の下の方に向かわせる。
淳美の肌はきめ細かく舌に触れる感触は滑らかで心地よかった。
少しずつ下がっていくと舌にジャリジャリした感触を感じる。
陰毛だ。
「絵里香……?」
淳美は絵里香の行為に驚きながら固唾を飲んで見守った。
絵里香の口は淳美の股間に生えているものに到着する。
「えっ……? あぁっ」
突然の感覚に絵里香の行動を見ていた淳美は声を上げた。
絵里香は淳美のペニスを根本から裏筋を舐めていったのだ。
「はぁ……。絵里香、何してるの?」
淳美はならない感触に声を振るわせながら絵里香に尋ねる。
絵里香は上目遣いになってアイコンタクトをする。
淳美はそのアイコンタクトの意味を分かりかねて困惑する。
絵里香は顔を赤ながら舌を這わせてカリクビを経由して亀頭を舐め始める。
淳美は仮性包茎でほとんどの両性具有がそうなのと同じように亀頭は皮をかぶっているが先端の皮の終わりに舌を入れて尿道口の周りを舐める。
「ああっ! 絵里香、どうしたの!?」
淳美は喘ぎながらも困った口調で言う。
だが淳美のペニスは先ほどよりも強張っている。絵里香が舐めることに感じているらしい。
「嫌かな? あたし、今日は淳美に口出してあげたいの」
絵里香は淳美の男根から口を離すと顔をあげて言った。
「嫌じゃないけど、びっくりした」
「気持ち良くない?」
「気持ちいいわよ。おちんちん舐められるなんて初めてだけど絵里香の大事な所に入れるのとは違う気持ちよさがあった」
「ならいいでしょ?」
「いいけど。今までしたことないから戸惑ったの」
「最近、あたしね、淳美に『ついてること』に興奮するんだ。だから今日はあたしの大事な所では出来ないから下と手で淳美のちんちんを楽しみたいの」
「えっ……?」
淳美は絵里香の言葉にドキッとした。
これまで淳美は絵里香に自分の身体にあるちんちんがないという事実に興奮してきた。
絵里香に告白されるまで恋心を持つのもオナニーのおかずにするのも男性だったが、両性具有である淳美が女性である絵里香に性的興奮を覚える事を知った性癖が「ちんちんがない事」だった。
絵里香はその逆の性癖を持ってると言う。
という事は絵里香は今、淳美のペニスや睾丸に興奮しているのだ。
女の子を好きな女の子である絵里香にとって乳房で喜ばせる事はできても股間で喜ばせる事は出来てないのではないかといつも不安だった。
自分の股間には余計なものが付いてる、割れ目がない、女の子の股間じゃないのだ。
本当なら嬉しいと思う。確かにこの頃、絵里香は淳美のペニスを愛撫したりを積極的にしている。
淳美を気持ち良くさせたいから、その後の挿入にスムーズに入りたいからという理由だろうと思っていたが男性のものである自分の股間で絵里香は受け入れてくれているように思えた。
絵里香が「ついていること」に興奮している。それは淳美の男性器が絵里香にとってエッチなものだという事だ。
女性として女性を好きな絵里香がそう思ってくれた事がとても嬉しくて淳美は目頭が熱くなりそれを誤魔化すために精一杯微笑んだ。
「嬉しそうだね、淳美。そんな顔されたらあたし、恥ずかしくなっちゃう」
「嬉しいの。だって女の子を好きな絵里香がわたしの身体の男の子の部分に興奮してくれてるんだもん」
「前は挿れられるから興奮してたけど、淳美のちんちんの魅力に目覚めたの。あたしのあそこは今日は使えないから大好きな淳美のちんちん、たっぷり味わせてね」
「うん……。えっ、絵里香!?」
淳美は絵里香がとった行動に驚いた。
絵里香は口を開けて淳美のペニスを咥え始めたのだ。
「汚いよ。そんなことしなくても……」
淳美がそう言うと絵里香はペニスから口を離す。
「気持ち良くない?」
「えっ? その、びっくりしたのといきなりだったし」
「どうやったら気持ちいいかな? あたしにないものだからどうしたらいいかわからなくて」
「手でしてくれればいいから。汚いわよ」
「汚くなんてないよ。淳美は汚いものをあたしの中に挿れてたの?」
「それは……」
「おしっこが出る場所なのは確かにそうだけど、ここは綺麗な場所だよ。将来、あたしたちの子供になるものが作られるんだから」
前にも淳美の精液に触れた時に言った言葉だ。
今二人の間で行われているコミュニケーションとしてのセックス、将来するであろう子供を産むためのセックス。ちんちんはそのためにある器官だ。
確かに排尿器官を兼ねているが淳美のものがこの形をしているのは女性と子を成すためなのは確かな事。
そこに絵里香は口というデリケートな場所で触れようとしている。
それは汚いんじゃない。その視点は精液を排泄物と認識している淳美にはなかった視点だ。
以前は男性に恋をして男性の身体を思い浮かべてオナニーをしていたがその視点はなかった。
それは現実に男性と今絵里香との間にある関係を築いた経験がないからだろうが。
でも、かつて振った男子と付き合っていたら今の絵里香と同じようにちんちんに触れていただろう。
それが自分についているものだとしても。
「そうね。わたしも絵里香のあそこを舐めたりしたいもの。汚くなんかないよね」
「そうだよ。それにあたし、淳美に自分に無いものが付いてるのに今、すごく興奮してるんだ。子供できちゃうからあそこで淳美のちんちんの感触はまだ知る事ができないけど、口なら粘膜の触れ合いができるよね。だから、させて欲しいの」
「絵里香……」
「普段はお互いに気持ち良くなりたいもん。これはあたしが生理の時じゃなきゃしないだろうし」
「いいの?」
「させて」
絵里香は語尾にハートマークを付けたような口調で言った。
淳美はその可愛さに興奮して男性器で興奮した時に感じる睾丸の鈍くて弱い痛みを感じた。
身体で興奮を実感した淳美は嬉しいと思った。
絵里香は慣れない様子で舌を出して淳美のペニスの裏筋を舐め始める。
指でこの部分を撫でられた事があるので想像はついていたがそれでも舌の柔らかく湿った感覚で触れられると指でそうされるよりも気持ちよかった。
絵里香は動画で見たのを頼りに根元から先端に向かって舌を這わせる。
「くぅ……」
淳美は恋人の粘膜が直に大事なところに触れる感覚に感じてしまい小さく声を出す。
ペニスの先端にも透明な水滴がついている。我慢汁が出たのだ。
淳美のペニスを舐めながら絵里香も自分のあそこが濡れているのを感じていた。
股間がじわりと生暖かい。
自分についていないものの感覚で愛する人が感じている。
ペニスのない自分にはそれがどんな感触かわからない。
だからこそ興奮する。
もっと気持ち良くさせてあげたい。
カリクビをしばらくペロペロしたあと絵里香はゆっくりと先端から淳美の亀頭を口に含んだ。
口を窄めてしゃぶる動作をして口腔内の粘膜です刺激する事を試みる。
口の中で感じる勃起で硬くなったペニスの感触はなんだか面白く感じた。
妊娠してしまうわけにいかないので当たり前だが、これまで淳美と絵里香の粘膜は薄いゴムに隔てられてきた。
だが、絵里香の方は性器でないとはいえ粘膜同士が接触している。
舌の粘膜と皮を剥いて露出した亀頭の粘膜が触れ合い、唾とカウパー氏腺液が混ざり合っていく。
(変な味だなぁ。ちょっと苦い? これが淳美の興奮の味なんだなぁ)
絵里香は下で丁寧に淳美の亀頭を舐めながら恋人の分泌物を味わった。
淳美の鼠蹊部が近すぎて目の焦点が合っていない状態だったがそこから淳美の顔に視線を向ける。
淳美は口を手で押さえながら顔を真っ赤にしていた。
よがるのを必死で堪えているようだった。
淳美も遠くを見ていたがこちらをチラリと視線を移し絵里香と目が合う。
「絵里香、見ないで。恥ずかしい……」
絵里香はそう言われても口が塞がっているので何も言えない。
淳美はその事にも恥ずかしさを感じた。
絵里香が喋れない理由が自分のペニスだからだ。
目を細めてうっとりした表情を作ると絵里香は亀頭先端の我慢汁の出所、尿道口をそっと舐め始めた。
「あっ、それは、ちょっと痛い」
「ごめん、穴は痛いんだね」
絵里香は淳美の声に慌てて口をちんちんから離して言う。
「ピリってするの。その周りは大丈夫だったけど」
「じゃあ、その辺を舐めればいいかな?」
「恥ずかしいよ。おちんちん舐めるなんて思わないし」
「するって言ったでしょ?」
「でも……」
「嫌?」
「嫌じゃないけど……」
「あたしは自分についてない淳美の大事なものに興奮してる。淳美も興奮してるなら続けたい」
「してる」
「それなら?」
「して欲しい……言わせないでよ。恥ずかしいじゃない。女の子におちんちん咥えて欲しいなんて言わせて!」
「恥ずかしがり屋だね、淳美は。そこが可愛い。余計に興奮しちゃう」
「もぉ……」
淳美は顔を真っ赤にしていた。
絵里香も淳美の可愛さと目の前の自分の彼女のちんちんへの興奮で上気した顔をしている。
目を潤ませながら絵里香は再び淳美のペニスを舐め始める。
裏筋からカリクビへと。亀頭を円を描くようにと舐めていく。
口の中に苦味のある味が広がる。
ある程度まで舐めるとそこで止めて絵里香は淳美の陰嚢を持ち上げた。
「えっ……?」
淳美は絵里香のとった行動に驚き、どうしようとしてるのか予想がつかずじっと見守る。
絵里香は陰嚢の裏の部分に顔を近づけて舌を伸ばした。
「んんっ……」
淳美は感じた声を出す。
絵里香は淳美のタマタマの裏にある女性器を舐め始めた。
小陰唇の内側を螺旋状に掘り進めるように膣の中へと舌を進めていく。
淳美の膣でのセックスはこれまで何度もしている。
絵里香は女性で両性具有の淳美と違いペニスが無いため双頭ディルドをお互いの膣に入れてする。
その時に比べたら弱い快感だが確実に淳美の女の子の部分を絵里香の舌は刺激した。
「ああぁ……」
淳美は小さな声だが確実に感じている声を出す。
(こんな感じで舐めても感じるんだ)
絵里香はこの部分の快感については自分にもあるもののため検討がつくため実感をもって淳美の声の意味を聞いた。
淳美の膣はペニスの先端に比べて湿潤だった。
愛液は我慢汁よりはるかに多い。
そのため先ほどペニスの先端を舐めたときよりも強く味蕾にその味が伝わる。
苦いと感じた我慢汁と違い愛液は酸っぱさがあった。
同じ人から、同じ股間に付いているものから分泌されるものでもこんなに味が違うのかと絵里香は驚いた。
だが、それもどうだと思った。ペニスと膣では役割が違う。
例えば女性である自分が相手なら淳美のペニスは子を為の役割があるが膣はその役割がない。仮に自分が男性なら膣が子を成す役割がある。
産ませるための器官と産むための器官。同じ人の身体にあってもその分泌物に必要な成分は大きく違うのだろう。
膣の中は酸性に保たなければいけないのは性教育や生物学関係の雑学でよく聞く話だ。
ペニスから出る液体はそうではないのだろう。
同じ人のペニスと膣の分泌物でも味が違う。こんな発見は両性具有である淳美と付き合ってるからこその発見だろう。
持ち上げてきた陰嚢を戻して再びペニスを舐め始めると絵里香は女の子らしい外見に二つの性を持つ淳美がとても愛おしく思えた。
「絵里香……」
「何?」
「わたしの女の子に舌、入れてくれたのね」
「うん」
「どうだった?」
「凄いよ。我慢汁と愛液って味が違うの」
「ちょっと想像つかないかも……」
「だよね。あたしは愛液しか出ないから経験させてあげられないのが残念」
絵里香がそういうと淳美のペニスが力が入ったのか小さくピクンと動いた。
「何エッチなこと考えたの?」
「その、絵里香の大事なところを舐めるとこ」
「あたしのちんちんがないところをどんな風に舐めるの?」
「もう、そんないいかなしないでよ。ムラムラしちゃう」
「これから気持ち良くしてあげるんだからムラムラしなよ。で、どんなの?」
「割れ目を舌でなぞるの」
「それはエッチだな。あたしも淳美が両性具有だって知らない頃にオナニーでそれは想像したよ」
「絵里香が想像したおちんちんのないわたしの割れ目?」
「そう」
「想像つかないかも」
「あたしが今、淳美が勃起してるのがどんな感じかわからないのと一緒だね」
「そうね……」
じわっと淳美のペニスの先端から我慢汁が一滴垂れた。
「分からなくても気持ち良くはさせてあげられるから、あたしも興奮しちゃってるし」
「あぁっ!」
そう言って絵里香は淳美のペニスを咥え始めた。
唇で締め付けて顔を前後に動かしながらちんちんを刺激していく。
それは絵里香の膣でいつもしている動作を口でした形だ。
淳美は突然の快感に声をあげたがそうせざるを得ないほどに気持ちが良かった。
「ちょっと待って、絵里香」
「どうしたの?」
絵里香は淳美のペニスから口を離した。
「皮、剥いてほしいの。そっちの方が気持ちいいから」
「ああ、そうなんだ。こんな感じ?」
絵里香は淳美の言葉にいつものセックスの時に皮を剥いてからコンドームをつけてることを思い出しながらそっと皮を剥いた。
カリクビのあたりまで剥けるのは知っているがペニスの皮を剥くのは絵里香にとって初めてだ。どうすれば痛くないか淳美の表情を確認しながら剥いていく。
「うん、それで大丈夫よ」
「良かった。痛くしたらどうしようって思ったから。この方が気持ちいいんだね」
「皮がおちんちんの間にあるからね」
「なるほどね」
絵里香は淳美の言葉に包皮には性感帯がないのかと思った。
クリトリスも皮をかぶっているがそのままでも刺激は十分強い。
ペニスとクリトリスは解剖学的に同じもので神経の数はクリトリスの方が多いという。体積はかなり小さいからそれが感度の違いなのかと考えた。
まずは目の前にある彼女のちんちんを気持ち良くさせることだ。
一人の時に見たアダルト動画の中でしていた様子を思い出しながら真似して淳美のペニスを咥えた状態で顔を前後に動かす。
唇で亀頭の太くなっている部分を刺激していく。
「あぁっ……」
淳美はしばらく絵里香の様子を見守りながら大人しくしていたが突如声を上げた。
堪えていたのが耐えきれなくなって出た声のようだった。
絵里香はそのまま口淫を続けていく。
「あっ、あぁん、あん……」
口の動きに合わせて淳美は喘ぎ声を上げていく。
絵里香はその声をうっとりしながら聴いていた。
女の子が好きだと気づいてから女同士のアダルト動画を見ながら魅力に感じてきた女の子の感じる声だ。
絵里香は口で淳美はちんちんでお互いの粘膜を接触させて上げる声はとても可愛かった。
淳美の高くて細い声が絵里香は好きだ。そんな女の子らしい淳美の声は自分がちんちんを刺激することで出ている。
それを聞いていると絵里香はじわりと股間が生暖かく濡れるのを感じた。
(淳美のちんちん、挿れて欲しいな)
今日は無理な相談だが素直な願望だった。
生理の時は衛生上の問題からセックスをするべきではない。
出血してるのだから子宮の収縮が起こる性感を伴う行為全般が好ましくない。
だが、愛する彼女の男根をデリケートな口腔粘膜で感じているとエッチな気持ちは抑えられそうになかった。
「絵里香……。わたし、きもち、いい……」
淳美は途切れ途切れになりながら言う。
ペニスを絵里香の口での愛撫で激らせながらいかにも可愛い女の子の声で快感を表現していく。
絵里香もそれに答えるように快楽に繋げられない今の状況の代替かのように口淫を激しくしていく。
「あぁ! あん!」
淳美の声に合わせて絵里香の口には苦味のある味が増えていく。
我慢汁がどんどん淳美の男性器から出ているのだ。
口の中の味は正直不味いがその味に色気を感じて絵里香はうっとりしていく。
次の瞬間、口に微かな振動が伝わった。
淳美のペニスが脈打ったのだ。
(これって……)
絵里香はこの部屋最初の日のオナニーの見せ合いを思い出した。
男性器のオルガズムで起こる現象でその部分は脈打ってたのが頭をよぎる。
「あっ……」
現象より頭の声の方が遅かった。
淳美が小さな声を漏らす前に彼女の男根は大きく脈打ち絵里香の口の中に発射したのだ。
「うぐっ……!」
絵里香は咄嗟に喉を締めて淳美のちんちんから口を離した。
「絵里香、ごめん!」
一瞬苦しそうな顔をした後、絵里香は驚いた顔をしてしばらく黙った。
ほんの一瞬とも言える短い時間だったがその静寂は二人の間にゆっくり流れた。
絵里香は急に立ち上がり手をパタパタと振ると洗面所に走っていった。
その時、絵里香の目には心配そうな淳美の表情が映った。その様子に心配性の淳美がこちらも心配になった。
洗面台に着くと絵里香は口の中にある淳美の精液を吐き出した。
すぐに水を流したがかなりドロっとしているようでうまく流れないので水の勢いを強めた。
精液の質感をここまでじっくりと見るのは自分の身体では作られることのない絵里香には大きな発見に思えた。
愛液はどちらかというと粘りはあるがサラサラしている。
こんなにドロっとしたものからあの小さなペニスの先端の穴から出てくるのは不思議だ。
そして味。正直言ってこれは絵里香には無理だと思った。
豆腐をかきこんだ時に感じる味に生臭さを足したような言葉では形容しがたい味。味らしい感覚ではないがそれが「濃い」のだ。
本当は飲み込もうと思ったがそうするには気持ち悪いと思ってしまった。
愛する恋人の身体から出たものをそんなふうに思ってしまったことを後悔している。
だが口の中にのこる味からは早めに遠ざかりたい。
絵里香はコップを手に取り水を注ぐと口の中をゆすいだ。
「はぁ。ふぅ……」
深く深呼吸をする。
フェラは楽しいしその際に口腔粘膜で感じた淳美のペニスの感触はとても気持ちよかった。
だが精液の味は今のところは無理そうだ。
またフェラをしたいが淳美は精液を吐き出す事をどう思うだろうか。
自分の分身をこうして吐き出したことについてどんな風に感じるのか。ちんちんのない絵里香には想像もつかなかった。
「あ、うがいしてきたよ」
絵里香は気まずそうに淳美の元に戻ると淳美は安心したような表情で見ていた。
「ごめんね」
淳美は立ち上がると絵里香に近づき両手を取りそう言った。
「何が?」
「精子。口の中に出しちゃって。出す前に言おうと思ったのに……」
「あたしこそごめん、飲めなくて排水溝に捨てちゃった」
「飲もうとしてたの!?」
「うん。だって、フェラってそうじゃないの?」
「わたし、出る前に口からおちんちんを出して一人エッチみたいにティッシュで受け止めるつもりだったの」
「そうするものなの?」
「エッチな動画だと口に出した後、女の子が口から手に出したり飲み込んだり色々だけど……」
「そうなんだ。飲むもんだと」
「汚いでしょ」
「あたしの方で散々気持ちよくなっといて言う事!?」
「それもそうね」
淳美も絵里香もお互いの言葉に驚いた後、それがなんだかおかしくなり笑った。
「前も言ったけど、精子は汚くなんてないよ。今は捨てちゃうけど将来、あたしたちの子供になるものなんだから」
「それはそうだけど、どうしてもおしっこと同じところから出るものだから」
絵里香は淳美の言葉に今までピンと来なかった事の合点が入った。
淳美が精液を汚いと感じていた理由。
男性器は男性も両性具有も共通しておしっこを出す穴と生殖細胞の出口が一緒だ。
絵里香は愛液と同じように考えていた。愛液は汚いという感覚はない。実際に先程、淳美の膣を舐めた時にも抵抗は全く無かった。
ペニスと違って膣は絵里香にとって自分の身体にあるものだし愛液も自分の身体から出るものだ。
自分のを舐めてみたいとは思わないが愛液一般に汚いという感覚はない。
もしかしたら淳美にとって精液は経血に近いものなのかもしれない。
経血には汚いという感覚は絵里香も持っているし淳美も同じだろう。
「この辺の感覚はわたしと絵里香で違うんだね」
「そうだね。淳美はああやって口の中に出すことは抵抗ある?」
「それは。やっぱりおしっこに近いものって感覚があるから。でもね、絵里香の言うわたしたちの子供になるものだってのはわかるの。だからそこは考えを変えてもいかないとなって思ってる」
「無理しなくていいんだよ。汚いものってのはわからないわけじゃないし。あたしがそう思わないだけで」
「そこはね、自分の分身っていう感覚はないといけないとは思うの。『男性として』精子はわたしの子供になるものなのを忘れちゃいがちだから」
「そっか」
絵里香は天井を見上げて淳美の感覚を色々と想像した。
「わたしね、射精するようになる前にひとりエッチをするようになったんだけど、初めて精子が出た時におしっこ漏らしたと思って焦ったの。その頃にはソーシャルワーカーから性教育を受けてたから精子だって分かったけど、実際に見ると汚いって思っちゃったのね」
「そっかぁ」
「ドロっとしてるし臭いし。でも、もう大人だから単に気持ちいい事した後に片付けないといけない排泄物じゃなくてそれ以上の意味があることはきちんと意識を変えなきゃって思ってるの」
「そう考えてくれると嬉しいな。あたしはまだナマでエッチができない以上は淳美が生理の時くらい口でして粘膜で愛したいの」
「絵里香……」
淳美は照れくさそうに感動した表情をする。
「嬉しい……」
「だから、無理しないくらいにはそう考えてくれるとあたしも嬉しい」
淳美は嬉しそうな表情で自分のちんちんを見下ろした。
射精をした後なので半勃ちまで収まっていて元々の小ささもありどこかかわいらしい。
「そういえばさ」
絵里香はふと何かを思い出したようだった。
「さっき皮剥いてって言ってたけど一人エッチの時はいつも剥いてるの?」
「剥いてないよ。皮をこんなふうに動かして亀頭を刺激するの」
淳美はカリクビのあたりの包皮を摘んだ上下に動かしてみせた。
イッたばかりで敏感になってるのかその刺激を堪えるような表情をしている。
「あの時もこんな感じだったね。そっか、皮で本体を刺激するんだ」
「そう。直接触ると痛いから」
「それならさっき直接舐めたり咥えたりしたのは大丈夫だった?」
「口の中は柔らかいからね。その、オナホを使う時も皮剥いてるし……」
淳美は顔を赤らめて目を伏せて言う。
絵里香はそんな淳美の様子に可愛いと思った。
「包茎を気にしてたけど皮って剥いたままにできないの? あたしとしては被ってた方が可愛くて好きだけど」
「出来るけど、動いた時に戻っちゃうしパンツに擦れて痛いから。包茎治したいなら皮剥いて過ごしておちんちんを鍛えた方がいいんだろうけど」
「なるほどね。あたしには無いからピンと来なくてね。皮剥いたりする場面って全然無い感じ?」
「お風呂で洗う時とおしっこする時。おしっこは特に立ってする時ね」
「へぇ。立ちションする時なんだ」
「しないと皮に当たって逸れちゃうの」
「なるほどね。それは知らなかった」
「それで小さい頃によく床におしっここぼしてたから」
「それでいろいろ工夫してって感じ?」
「お父さんにそうしなさいって言われたの。わたしも弟もおしっこする時やお風呂で洗う時に皮を剥いてってお父さんに教わってね。それで今もそうしてる」
「なるほどね。あたしがお母さんにおしっこ拭く時に前から後ろに拭くように教わったみたいな感じかな?」
「そうなの?」
「うん。そうしないとお尻の汚れがあそこについちゃうでしょ?」
「ああ、なるほど」
淳美は女性には拭く時に障害物がないのでお尻からあそこまで一気に拭けてしまうのかと思った。
絵里香はちんちんに関する発見もこの会話からしてるようだが淳美も女の子のあそこに関する発見をしたのだ。
「でも、お父さんにデリケートな所の事を教わるのあたしは抵抗あるな」
「それはわたしもよ。正直、妹が羨ましかった。わたし、自分が両性具有である事を嫌だとは思った事ないけど男の子しかしない事はしたくなかったから」
「まぁ、そうだよね。女の子としてそこは抵抗あるよね」
「でも、お母さんには教えられないだろうし」
「それもそうか」
絵里香は前に写真を見せてもらったショートヘアの小さな頃の淳美が皮を剥いて慣れない手つきでちんちんを洗っている所を想像して可愛いと思った。
ちんちんを洗ってるのにとても女の子らしい所を想像した。淳美の仕草や喋り方は動画を見せてもらった時に今とあまり変わらず女の子らしい柔らかさを持っていたからだ。
それと同時に将来、自分と淳美の間に息子が生まれたらおしっこの仕方や洗い方など自分も知識としては知るだろうが、実際にそれを教えるのは淳美の役割だろうなと思った。
その子にとってお母さんからちんちんについて教わるのはやはり淳美が感じたように抵抗のある事なのかもしれない。
ただそれはまだずっと先の話だ。
「ねぇ、淳美」
「何?」
「今日、淳美のちんちんに口でしてあたしも気持ちよかったんだ」
「気持ちいい?」
「エッチな気持ちよさとは違う種類だけどね。これからも生理の時は舐めさせてね」
「その時は出る時きちんと言うようにするから無理しないでね」
「うん、わかった」
「わたしが生理の時、わたしも絵里香のあそこを舐めたいな」
「してくれるの? うれしい!」
「割れ目、舌でなぞりたいな」
「それだけ?」
「膣に舌入れたり、クリちゃん舐めたり……。どうしよう、恥ずかしい」
「あたしのあそこの話してるのに淳美が恥ずかしがってどうするの? でも、ちんちんがまた元気になっちゃったね。もっかい咥えようか?」
「いい!」
「冗談だよ。でも、淳美に舐めてもらうの楽しみだな。舌でたっぷりあたしに付いてないのを堪能してね」
絵里香は耳元で囁いた。
淳美は耳まで真っ赤になった。
絵里香は淳美のこのついてない興奮が今はわかる気がした。
今日、淳美のちんちんを咥えてる間、絵里香はずっと彼女に自分に無いものが付いてることに興奮していたからだ。
生理明けのセックスでは淳美に「付いてる」事に興奮しながら膣に入れられる事を考えると今から楽しみでしょうがなかった。