中3で身長145センチのショタである高坂和希君は異世界転移にて最弱の勇者【弱体術師】となり召喚された王国から迫害され最初に泊まった宿屋で衛兵女にちんちんを犯されたのでもうこの世界のことなんて知らん! 作:カイトGT
高坂和希【弱体術師】レベル12
HP ・75
MP・235
力・20
守り・28
素早さ・43
知力・50
器用さ・22
攻撃魔力・0
回復魔力・0
妨害魔力・347
耐性『精神系無効』
EXスキル『【魔物テイム】【薬草目利き】【毒草目利き】』
魔法『【攻撃弱体化】【防御弱体化】【速度弱体化】【知力弱体化】【毒付与】』
「こうしてみると色々増えたな」
そう思いながらも自分のステータス画面を吟味する。
やはり目を引くのは最大MPと妨害魔力だろう。
流石は【弱体術師】と言うべきステータスをしていると思う。
ただしHPと防御力が低いので打たれ弱い事だけには注意しなくてはならない。
EXは取得条件がいまいち分からないが、今のところ全て有能スキルな為、出来ればはやめに解放していきたい所だ。
方向性は既に定まっているのにそれに必要な装備品が手に入らないのは少し悔しい。
「まあ、できる事をやるしかないか...」
そう思いながらメニュー画面を見てみると『アイテム合成』と言う項目が増えている事に気がついた。
「アイテム合成?」
そう思いながらも試してみる事にした。
「えっと...、薬草と薬草で上薬草ができるのか、毒草と毒草で上毒草ができると...」
とりあえず上薬草を作ってみると合成に必要な時間が表示された。
30分程度で一個上薬草が作れるようだ。
合成中は他の合成ができないようなので仕方なくそこらで依頼対象の魔物を狩る事にするのだった。
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依頼対象を倒していると合成が完了した。
「どれどれ...」
アイテム合成のメニューから上薬草を取り出してみる。
「おぉ! 凄いな! 薬草2個分弱程度の回復量があるじゃないか」
そう思うと試してみたい事があった。
また30分かけて上薬草を作りそれを前に作った上薬草と合成する。
すると今度は1時間と出て特薬草ができた。
「特薬草の効力はだいたい薬草5個分か」
若干だが能力が上がっている事に満足した。
ちなみに買取金額はどうなのだろうか?
俺は依頼を達成するとギルドに特薬草を持ち込む。
「お帰りなさい、依頼は達成したみたいですね」
「ああ、それよりも買い取って欲しい物があるんだ」
そう言いながら特薬草を見せる。
「これって特薬草ですか?」
「ああ、知ってるのか?」
「勿論です、中級冒険者が主に使っていますが、回復魔法の使えない上級冒険者も愛用の品ですからね! 買取なら2千700ラピス程ですがいかがなさいますか?」
「2千700ラピスか...」
薬草が500ラピスほどで売れるので時間をかけてこの程度とはなんとも微妙な所だな...。
薬草を4個売るよりかは高いが少し高いといったくらいだ。
少し考えたが時間を考慮すると利益は出ると信じて今回は売っておく。
「分かった、買い取ってくれ」
「毎度ありがとうございます!」
俺が2千700ラピスを受け取ると早速特約草の量産体制を整える。
再び特薬草を作っていると『アイテム合成の練度が上がりEXスキル【薬草合成短縮】を取得しました』
それを取得すると上薬草を作るのに20分、特薬草を作るのに40分で作れるようになった。
もしかすると更に練度が上昇するかもしれないな...。
そう思うと夢が広がる。
俺は暇さえあればアイテム合成を確認する癖をつける。
こいつは自動で金を稼いでくれる最高の機能だ。
活用しない手はないと思う。
そうやって薬草を作りながら毒草もいくつか特毒草を作っておく。
これさえあればもしも毒魔法無効みたいな敵が出てきてもアイテム効果で毒状態にできるかもしれないからだ。
色々な可能性は考慮しておいた方がいい。
こう言うファンタジー世界だと余計にそうだろう。
魔法無効とか物理無効みたいな敵が出てきてもおかしくはないのだ。
アイテム効果で敵を倒す事も考えておいた方がいいだろう。
依頼をこなしながらこちらでも金を稼げるようになったのでだいぶ金策になった。
大体10万ラピスほど貯めるとこちらの世界に来てから1週間が経過しているのだった。