中3で身長145センチのショタである高坂和希君は異世界転移にて最弱の勇者【弱体術師】となり召喚された王国から迫害され最初に泊まった宿屋で衛兵女にちんちんを犯されたのでもうこの世界のことなんて知らん! 作:カイトGT
取り敢えず町に戻り【パラライズスタッフ】2本を【武器合成】していると...。
「おっ! できたできた」
メニュー画面を開いて【武器合成】欄から新たな武器を取り出してみる。
【パラライズスタッフ+2】
力+70
妨害魔力+45
『パラライズサーペントの牙から作られた相手を感電させるスタンダードな杖を2本使い強化した物』
能力値の上昇量を見て「う〜ん」と唸る僕。
(言うほど上がっていないな。まあまだまだ充分な強化値ではあるけど、これを作るのに大金用意してたかだか20くらいの強化って意味あるのか?)
苦労と強化値が見合っていないような気もするが、まあないよりはマシだろう。
と言うか+2ってことは+2同士の武器を合成すれば更に強くなったりするのだろうか?
「うへぇ...」
思わず僕はそう呟いた。
(なんだこのシステム...。修行僧かマゾしか得をしないじゃないか....)
これだけの上昇量にいくつも同じ武器を重ねまくる瞬間は、まるでソシャゲに重課金しているような感覚に陥る。
ちょっとの差を手に入れる為に何万という金をドブに捨てているような気がしてならないのだ。
(ま...まあ出来るだけ強化して無理だと思ったらそこで止めよう。この強化方法は僕に向いていない)
ソシャゲは基本無課金でやってきた僕にとってこういう強化方法は受け入れられないのだ。
確かに有能だが今の僕たちにはこの強化方法試して行くだけの金がない。
はぁっとため息を吐きながら次に優樹のマイナススキルのアイコンをタッチして内容を見るのでした。
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マイナススキル『【回復術師の呪い】【弱体術師の隷属スキル】』
優樹には2つのマイナススキルがある。
【弱体術師の隷属スキル】は僕が彼女に付けたスキルなのでなんとなく分かるのだが、【回復術師の呪い】ってなんだ?
気になった僕はそれを除いてみる。
『【回復術師の呪い】とは【回復術師】に課せられる呪いである。攻撃力に関わらず相手に与えるダメージが90%カットされ、更に攻撃力が殆ど成長しなくなる(【回復術師】本人の攻撃力が高い場合に限り初期攻撃力が10となり成長しなくなる)』
「はっ!?」
僕は急いで彼女のステータスを見る。
そこには力10+93と表記されていた。
と言うことは優樹の奴は力が全く成長していないのか!?
元々カラテを習っていた事もあって優樹の実力は知っていたが、まさかそれがこんなところで足を引っ張るとは...。
通りでレベル42もあるのにダメージを与えられない訳だ。
どんなに凄い攻撃でもダメージを90%もカットされれば大した威力にはならないだろう。
(これひょっとしたら僕より酷いんじゃあ...)
【弱体術師】はなんだかんだ言って戦える。
ダメージは限りなく0に近いが相手の防御力を減らして杖で殴れば少々のダメージは入るのだ。
しかし、優樹はどうだ? 攻撃力10+93で武器の攻撃力が高いのに今日も1匹すら魔物を倒していない。
「これは重症だな...」
僕は彼女のステータス画面を一度閉じて次にシュナのステータスを開いて見るのでした。