中3で身長145センチのショタである高坂和希君は異世界転移にて最弱の勇者【弱体術師】となり召喚された王国から迫害され最初に泊まった宿屋で衛兵女にちんちんを犯されたのでもうこの世界のことなんて知らん! 作:カイトGT
「くそっ! 離れないな!」
僕が焦っていると優男が入ってくる。
「どうかしましたか? 和希様」
その言葉を聞いた瞬間に僕の心拍数が跳ね上がる!
(まずい!!)
勝手に彼の集めた本の一冊を消費してしまった事をどう説明したら良いか分からずに動揺していたのだが、ここは素直に謝ろう。
「悪いな、この本が勝手に僕のメニュー画面に入ってしまって手放せなくなってしまったんだ」
「メニュー? それにこの本は?」
「知らないのか?」
「【弱体術師の旅路】? はいここにそのような本はありませんよ?」
優男も知らない本?
「ちなみにここにお前が知らない本はないよな?」
「はい、そのはずですが...」
不思議な事もあるもんだなともう一度【弱体術師の旅路】の内容を見てみると...?
(あれっ? 読めなかった部分が少しだけ読めるようになっている?)
気になったので少しだけ読んでみると、この本の中の主人公は僕と同じ【弱体術師】で幼馴染は【勇者】に選ばれていたらしい。
ちなみに名前の部分は全て黒く塗りつぶされているせいで誰1人として登場人物の名前が分からなかった。
(まあ先代の【弱体術師】が何をしていたかなんて僕には関係ないが、興味はあるな)
この本が修復された原因は分かりませんが、もしかしたらここに【弱体術師】が嫌われている原因が記されているかもしれません。
それに手放せないのなら持つしかないでしょう。
(メニュー画面の肥やしだがまあ良いか)
僕は渋々その本をメニュー画面の中に戻して再び読書を続けるのでした
『【弱体術師の心得】を取得した事により以下の魔法を取得します。【攻撃弱体化・大】【防御弱体化・大】【速度弱体化・大】【知力弱体化・大】【束縛付与】EXスキル【弱体化範囲増強・中】を取得しました』
✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎
優男の書斎で読書をしながらふと自分のステータス画面見る。
高坂和希【弱体術師】レベル28
HP ・157
MP・328
力・55+80+10
守り・56+57
素早さ・84
知力・120
器用さ・58
攻撃魔力・0
回復魔力・0
妨害魔力・560+120+90+(100)
可愛さ・100
耐性『【精神系無効】【電撃耐性・小】【幻惑耐性・小】』
EXスキル『【魔物テイム】【弱体術師式・魔物成長促進】【薬草目利き】【毒草目利き】【薬剤師の心得】【アイテム合成】【アイテム合成短縮】【薬草合成短縮】【武器合成】【防具合成】【武器鑑定】【防具鑑定】【装備補正・弱体術師】【叛逆の意思】【弱者の怒り】【怒りの魔力暴走】【憎悪の杖】【慈愛の弱体術師】【鉱石入手率UP】【弱体化範囲増強・小】【弱体化範囲増強・中】【人間隷属】【隷属者・成長補正】【本を愛する者】【速読】【異世界文字理解】【弱体術師の心得】【♀化の呪いレベル3】』
魔法『【攻撃弱体化・小】【攻撃弱体化・中】【攻撃弱体化・大】【防御弱体化・小】【防御弱体化・中】【防御弱体化・大】【速度弱体化・小】【速度弱体化・中】【速度弱体化・大】【知力弱体化・小】【知力弱体化・中】【知力弱体化・大】【毒付与】【猛毒付与】【堕落付与】【鈍化付与】【感電付与】【魔封じ付与】【幻惑付与】【束縛付与】』
装備品
武器【幻惑の杖】
力+80
妨害魔力+120
『幻影を見せると言われているウルフミラージュの素材で作られた杖。相手に【幻惑】を付与する効果を持つ』
防具【ウルフミラージュの鉄革鎧】
守り+57
『幻影を見せると言われているウルフミラージュの素材で作られた鉄革鎧。【幻惑】に対する耐性が向上する』
一通りステータスを見た僕は読書で得られた技能も多いのだと実感し笑みを浮かべた。
「やっぱり良いよな自分のステータスの向上を見るのは」
少しずつでも自分が強くなれているのだと実感できるこの瞬間は楽しい。
異世界に来てから唯一の楽しみはこのレベルUPした後のステータス画面を見る事だと思う。
初期に比べて圧倒的に増えたスキルと魔法の数々に自信を持てそうだ。
「メジャーなデバフ系は大体習得したみたいだけど、まだまだデバフには種類があると思うからな」
まだ見ぬ魔法やスキルの数々に僕は少しだけワクワクしているのでした。