中3で身長145センチのショタである高坂和希君は異世界転移にて最弱の勇者【弱体術師】となり召喚された王国から迫害され最初に泊まった宿屋で衛兵女にちんちんを犯されたのでもうこの世界のことなんて知らん! 作:カイトGT
僕は【回復薬】を3つ作り新たな回復薬を作る。
「【回復薬】3つで【回復薬・大】が作れたな」
【回復薬・大】
『基本的な回復薬の成分を3分に濃縮した物。HPが960程度回復する』
完全に回復しすぎだな。
今の僕たちには【回復薬】でも充分なのにこんな強力なアイテムまで作れてしまった。
と言うかこれ買い取って貰えるのか不安である。
(過剰すぎる回復ってダメージにもなりえるんだよな確か)
肉体細胞が過剰に回復すると、細胞が増えすぎて内部破裂を起こすと聞いたことがある。
(という事はむしろ攻撃アイテムじゃないか? これ)
勿論HPが高い物に使えば問題はないだろうが、僕たちのレベルでこれを使うのはリスクが高すぎる。
「一旦保留だな。次は【痺れ薬】だ』
【痺れ草】は感電状態を引き起こす【痺れ草・特】を2つ合成した物である。
僕はそれを3つ合成した。
(どうだ?)
結果は...。
『痺れ薬が合成中に突然変異しました。よって合成先が【麻痺薬】となります』
突然変異、そんなのもあるのか。
できた薬を見て僕は効能を見る。
【麻痺薬】
『痺れ薬の上位版【麻痺】を引き起こす薬』
と書いていた。
「麻痺? 感電とは違うのか?」
試してみよう。
【幻惑の杖+4】と【麻痺薬】を武器合成してみた。
すると...。
【幻惑の麻痺杖+4】となった。
【幻惑の麻痺杖+4】
力+100
妨害魔力+145
『幻影を見せると言われているウルフミラージュの素材で作られた杖を+4に強化した物。相手に【幻惑】を付与する効果を持ち確率で【麻痺】を超抵確率で【魔封じ】と【感電】状態にする』
『魔法【麻痺付与】を取得しました』
「よしっ! 【麻痺付与】ゲット!」
しかしここで一つ疑問が生まれてしまった。
「待てよ...【感電】と【麻痺】の差ってなんだ?」
そう思った僕は優男の状態異常について記されている本がないか探してみるのでした。
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「状態異常百科...これか」
僕は蔵書を捲り状態異常について調べてみた。
【感電】
『感電の状態異常になると全身が痺れて動きにくくなり素早さのステータス低下を引き起こす』
【麻痺】
『強力な神経毒により身動きが殆ど取れなくなる状態異常。素早さと守りのステータス低下を招き、更に動く事が殆どできなくなる』
「なるほど、実質的に【麻痺】は【感電】の上位版か!」
【毒】の上に【猛毒】がある感じに【感電】にも【麻痺】と言う上位版があると考えると理解しやすい。
一応その書物を漁っていくと面白い状態異常に【菓子化】や【動物化】そして【鬱】なんかもあった。
「【鬱】って状態異常扱いなのかよ!」
思わず笑ってしまったが状態異常について更に深く知り得たと思う。
『EXスキル【状態異常知識】を取得しました』
「だ〜か〜ら! そう言うのは自然に覚える前に習得してくれよ!」
自分が覚えた後に習得されても微妙な気分になるだけなのだ。
まあ、ステータス画面の表記が増えるのは嬉しいけどさ。
色々と面白い状態異常の知識がついたので悪くはないのだが、ちょっと気になる部分があった。
そう【呪い】のステータス異常だ。
優樹の【回復術師の呪い】を消すことのできる可能性があるアイテムの存在が分かった。
【聖水】である。
【聖水】は呪いを打ち消す水。
これを僕が【アイテム合成】で更に上位の物に変えることができれば優樹の呪いを消してやれるかもしれない。
「試してみる価値はあるな...」
僕は財布の中身を確認した後、教会に向かって歩くのでした。