中3で身長145センチのショタである高坂和希君は異世界転移にて最弱の勇者【弱体術師】となり召喚された王国から迫害され最初に泊まった宿屋で衛兵女にちんちんを犯されたのでもうこの世界のことなんて知らん! 作:カイトGT
「じゃあお前が優樹を呪いから解き放つとでも言うのか!?」
「ええ、神に祝福された私が悪魔から【回復術師】様を救い出すのです! 貴方には呪いで侵されてしまった彼女を救い出す事は出来ないでしょう?」
確かに僕には呪いを解く術はないが、論点はそこではないだろう。
「元はと言えばお前がちゃんと聖水を渡していればこんな事にはならなかっただろうが!!!」
僕の激しい怒りの声をぶつけると彼は冷ややかに笑う。
「いえそれは違います。愚かな【弱体術師】を浄化する為の呪い薬をあろうことか【回復術師】様に服用した貴方こそが悪! 私は善なのです!」
凄い理屈だ。
要するに僕を殺すために渡した呪い薬を誰に使おうと僕が悪い事になるのだから...。
「なんだそれ...。お前がただ都合のいいように解釈しているだけだろ!!!」
「なんとでも言いなさい、話は終わりです。貴方はこの私の【
彼はそう叫ぶと白銀に輝く槍を装備した。
(なんだあの槍は!? どう見ても序盤に手に入る槍じゃないぞ!?)
「愚かな【弱体術師】に神の裁きを与えよ! 【ジャッジメント】!」
奴がそう叫んだ時だった。
僕の周りを魔法陣が取り囲み、銀色に輝く星の粒子が襲いかかってきたのは!
「ぐあああああ!!!!」
苦しむ僕を見てニヤつく神父。
「どうですか? 私の裁きの味は?」
「ぐっ...!」
膝をついてすぐさま【回復薬】一本飲み干して反撃に回る僕。
「デバフ!」
「【アンチデバフ】』
彼が槍を横に振るうと僕の魔法は殆どがかき消されてしまった。
「なっ!?」
「...なかなか強いデバフのようですね。少しだけ【感電】の状態がついてしまいしたか...。流石は【弱体術師】。神によって清められたこの体に弱体化をかけるとは...」
(嘘だろ? 一気に全部のデバフをかけたってのに通用したのは軽度の【感電】だけとか、あいつの耐性どうなってるんだ?)
いや、それよりも【アンチデバフ】なる技名が気になります。
(技名的に僕に対する魔法だろうが、かなり耐性が上がるみたいだな)
僕は再び杖を握りしめて奴の隙を窺うのでした。
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