ヒウンシティでお祭りを楽しんだ後、ジムリーダーのアーティと勝負、これに勝利してバッジを手に入れ、カイト達はライモンシティに辿り着いた。
「着いたわよ、ライモンシティに」
カトレアがカイトにライモンシティを紹介した。
「遊園地とかステージとか楽しい施設があるんだよ」
ベルが楽しい娯楽がある事をカイトに言った。
「でも、何だか凄い賑やかだね・・・」
アイリスが街が人々の声で賑わっている事に気付いた。そして街中に大きな花火が飛び交った。
「わあ、花火が飛んでる!」
「何かあるのかしら?」
飛び交う花火にアイリスとカトレアが驚いていた。
「あら、貴女達も来てたの?」
そこへ一人の女性が紳士服を着た二組の男性を連れてやって来た。
「カミツレさん、それにノボリさんにクダリさんも!」
ベルが見るとコートに半ズボン、マフラーを巻いたカミツレと、シルクハットを被ったサブマスの兄弟だった。
「ライモンシティへようこそ、あら、そちらの子は?」
カミツレがカイトの存在に気付いた。
「さあ、カミツレさんよ、自己紹介なさい」
「あの、僕、カイトです」
「カイト君ね、初めまして、カミツレです。こちらはサブウェイマスターのノボリさんとクダリさんよ」
「皆様、今日は素晴らしい日です。ライモンシティの創立記念日でございます!」
「だから、皆わいわい盛り上がってるんだ!」
ノボリ達が今日はライモンシティの創立記念日で賑わっている事を伝えた。
「あら、もうそんな時期だったのね・・・」
「今、遊園地でお茶会が開かれているの、貴方達も行ってみない?」
カミツレがお茶会に誘うとカトレア達は頷いた。
「いいですね、とても面白そう!」
「カイト、貴方も一緒にどう、楽しいわよ」
カトレアがカイトに一緒に行こうと誘って来た。
「うん、行ってみるよ」
「それがいいわ。じゃあ、案内してあげるわね」
カミツレ達に案内されてカイト達は付いていった。
そしてお茶会の場に付いて・・・。
「えへへ、美味しいお菓子が沢山あるね!」
ハロウィンの衣装を着たアイリスがはしゃいでいた。カトレアもハロウィンの衣装を着てお茶を飲んで微笑んでいた。
「うふふ、サービスがとてもしっかりしてるわね。それにお菓子もお茶の味も格別いいわ」
「皆も勝負したりして楽しそう」
ベルがお茶を飲んだりポケモン勝負をしたりして楽しんでいる人達を見て心が躍る気分になっていた。
「カイト、遠慮しないでお菓子を食べたり、お茶を飲んだりしていいのよ」
「うん、分かった」
カトレアに勧められてカイトはケーキを食べたりきのみのジュースを飲んだりして楽しんだ。
「お菓子、美味しい?」
アイリスがお菓子は美味しいかと言うと少年は食べながら頷いた。
「良かった、ここのお菓子、すっごく美味しいもんね!」
「喜んでいただけて何よりです」
そこへお茶を持ちながらノボリとクダリの兄弟がやって来た。
「皆様、お茶をお飲みになりますか。よろしければ私達がもてなして差し上げましょう」
「あら、嬉しいわ。よろしくお願いするわね」
兄弟はお茶を注いでカトレア達に差し出した。
「うふふ、兄弟の注いだお茶、これもまたいいわね」
「うん、美味しいお茶だね!」
カトレアとベルはお茶の味を楽しんでいた。
「喜んでいただけて何よりです。私達兄弟、普段は勝負を嗜んでいますが、今回はバトルは忘れて、皆様に精一杯、おもてなしをしましょう」
「感謝するわ」
会場でお菓子の味を楽しんだ後、カイト達は会場内を歩き回った。
「今日も色んな人達がいるね!」
アイリスが行きかう人々をよく見ていた。
「ええ、皆、お茶会を楽しんでいるのよ。カイト、貴方も色んな人達を見ておきなさい。こうして様々な営みがあるのを学ぶのもトレーナーの学ぶべきところよ」
カトレアに言われてカイトも色んな人達を見て回った。
「お菓子やお茶ばっかりじゃ物足りないわ!やっぱ勝負しないと!」
「トウコ、ちゃんと味わって食べないと・・・」
「トウコさん、お茶には注いだ人の真心があるんです。それをよく堪能しないと・・・」
すると聞きなれた声が聞こえて来た。
「あれ、トウコお姉ちゃん達?」
「あら、カイトじゃない!貴方達も来てたの?!」
見るとトウコ、トウヤ、N、そしてメイがいた。トウコがカイト達に気付いて駆け寄った。