「ハーレムルートを目指しましょう、先生」 作:アキラゼミ
2話に分けました。
「あ、先生。相変わらず時間通りなのだ」
「先生として、大人として、約束は守らないとね。それで……サヤ」
「皆まで言わなくとも分かってるのだ。先生からの依頼は完璧のハズ。トリニティ製の最高級チーズを買ってもらった恩、これで返せるといいけど……」
「恩返しについてはコレで十分だよ。──念の為に聞いておきたいんだけど、副作用はどんな感じ?」
「ネズ助達で試したけど、副作用という面では特に問題は無かったのだ。ただ、副作用ではないけど、1つだけ注意点があって……」
「……?」
「効果が切れる時の事なんだけど────」
◆
今回はサヤに、若返りとはまた違う種類の薬品の精製を依頼した。というのも、以前、トリニティで最高級チーズをご馳走した事があったので、恩返しさせてくれと彼女に言われた事がキッカケだった。
特に恩返ししてほしいなどと考えていなかった私だったが、彼女にとってはそれくらい嬉しかった事らしいので、恩返しとして、私の依頼を1つ受けて欲しいとお願いしたのだった。
そうして手元に来たのが、この薬。女体化薬だ。
そう──私は、女になってみたいのだ。
「フフ……」
「薬1つで女体化なんて、そんな安直な。それじゃ医者も涙目ですよ?」
「薬子サヤの医学薬学は世界一ィィィ!できん事は無いイイィ──────ッ!!……って感じ?」
「いや知りませんて」
「……それじゃ、そろそろ飲みますか。不在時の事は任せたよ。頼りにしてますよ、私の秘書さん」
「口ばかり……そういう所が嫌いなんですよ……」
悪態をつくカヤの頭を撫でると、いつも通り手を振り払われる。いつも通り過ぎて、寧ろ安心する。ブツブツ呟きながらパソコンへ向かう彼女を後目にサヤから受け取った女体化薬を飲む。
──効果はすぐに現れた。
胸、主に乳首の辺りに違和感がある。擽ったさに始まり、ムズムズが胸全体に広がっていく。やがて髪も伸び始め、ズボンがキツくなってくる。何だかお尻が1回りか2回り大きくなったようだ。
大きくなったお尻を見つつ自分で揉んでいると、伸びてきた髪が視界に入ってくる。結構な長髪だ。リンちゃんくらいはあるだろう。
──と、お尻やら髪やらの変化に驚いていると、段々と胸の辺りが苦しくなってきた。ブチッと音を立ててワイシャツのボタンはいくつかハジケ飛び、ブルンと弾力のある胸の谷間を、惜しげも無く服の隙間から披露している。
「およ?……私、結構おっぱい大きい?」
「ぎゃあああッ!?なっ、なんですかその胸っ!?で、デッ……お、大き過ぎやしませんか!?」
「んっふふ〜……遠慮なく揉んでいいんだゾ♡」
「しかも萌え声がゾワゾワする!気持ち悪い!?」
「気持ち悪いなんて心外ねェ……酷いわ?」
「なんで口調まで女に!?そういう所まで薬1つで塗り替えられるんです!?」
「あ、いや、口調は演技だよ。身の回りに女の子が多いしね、女の子っぽい口調のエミュは完璧だよ」
「うげぇ……」
「じゃ!いってきま〜す♡」
「……マジで女のまま出掛けましたね……」
◆
向かった先はアビドスである。今日はこれから、対策委員会とアビドスの今後についての話し合いを行う予定だからだ。そう、例によって黒服も居る。
──がしかし、その前に。アビドスで楽しむ前にハイランダーだ。
ノゾミ、ヒカリに事前に連絡を取り、何時何分のどの路線に乗るかを伝えてある。だから、その後は普通に列車に乗り、2人から呼び出しが掛かるのを待つのである。
そして目的地まで橘姉妹とパンパンパン♡──がいつもの流れ。果たして、今日はどうなる事やら。駅のカメラで私が列車に乗り込んだのは確認済みのハズだ。でも今日の私は女、いつも通りではない。はてさて……。
『えーと、車内アナウンスでーす』
『でーす』
『シャーレの先生〜、シャーレの先生〜。本列車にお乗りになっていましたら、至急〇号車までお越しくださ〜い』
『お越しくださ〜い』
『……先生、ホントに来てんの?』
『知らなーい、見てなーい』
『なんか今日は来てる感じしなかったよね?』
『駅の監視カメラにも写ってなかったー』
『でもモモトークで「もう乗ったよ」って連絡が来てるんだよね……』
『んー……先生、透明になった?』
『パヒャッ、まっさかー!』
『あ、先生から連絡。「マイク切れてないよ」だって』
『ウソッやばっ』
「ふふ……」
あの2人も、それなりには混乱しているようだ。そりゃそうだ、いつも監視カメラで私が来たことを確認してからの車内アナウンスなんだから。
それなのに私の姿は確認できずに、乗ったという連絡だけが来たらそりゃ疑いたくもなる。
さて。橘姉妹が指定したということは、〇号車はヤリ部屋になっているハズだ。一般の客が乗れないように、臨時の貨物車のように偽装しているはず。
橘姉妹がその権限にて私の指紋も登録したから、指紋認証でそれを開け、中で2人と合流を果たす。
「お待たせ〜♡」
「!?」
「はっ!?だ、誰!?」
「女になったけど、シャーレの先生だよ〜♡」
「ウソでしょ!?」
「うぉー……監督官よりおっぱいおっきぃ〜……」
「うぉっ、でっか……じゃなくて!!ホントに先生?指紋くらい偽装できるんだからね!先生ってんなら証拠見せてよね!」
「ヘイローが無いのは証拠にならない?私以外に、そんな人間……キヴォトスには居ないよ?」
「「!!」」
「ノゾミには『生意気娘へのお仕置きセックス』をしまくったね。ヒカリにはフェラ教え込んだよね。2人揃って飲み込みが凄く早いから、今日も楽しみだったんだ〜」
「え……え?先生、ホントに女になったの?」
「怪奇現象、特異現象、謎現象〜……」
「あくまで一時的なものだから安心してね。今日は
「えっ……あ、そうか、女になったから……」
「んー?それじゃあ、今日はどんなエッチする〜?女の子同士……で、エッチできるっけ?」
「道具とか使えば、まぁ……って、先生、そういうの持ってきたの?」
「道具なんか無くたっていいんだよ。さぁおいで、2人共。先生の胸に飛び込んでおいで……♡」
◆
橘姉妹を授乳手マン、69などでイかせまくって本日の逢瀬は終了した。座席は、相変わらずビシャビシャになってしまったが……後始末なんかは2人に任せよう。
それにしても、こちらが授乳する側になるとは。普段ノアやノノミに授乳手コキをしてもらっている私が、する側に回るとは誰が思うだろう。やはり、人生とは分からないものだ。
「どれどれ……アビドス高校、行きますか〜」
橘姉妹との行為では、私が攻めるばかりであまりイケなかったので、早くアビドスに行き話し合いを終わらせ、ホシノやシロコ、皆とエッチがしたい。
シロコだったらイかせまくってくれるだろうな、というある種の信頼がある。
「……先生?」
「お?」
駅から歩いていると、背後から、くぐもった低い男性的な声が飛んでくる。こんな声の持ち主、私は1人しか知らない。
かつての宿敵、今では同僚のような存在──。
「やっ。黒服」
「やはり先生、でしたか。どうされたんです?」
「あー……
「ええ。何やら、ただならぬ事が起きていると推察しますが」
「凄いよね。キヴォトスの医学薬学は世界一だね」
「まさか……女体化手術?いえ、薬によるもの?」
「ご明察。山海経のとある生徒の、ね」
「……薬子サヤですか」
「ククッ、流石に分かるか。元先生だもんね」
「────何故?」
「単なる興味さ。それ以上でもそれ以下でもない。今回は24時間の制限付きだ……好きに楽しむさ」
「…………」
「どした?何か言いたい事があるんなら、生徒達と合流する前に頼むよ?」
「いえ、何も。彼女の製薬技術が私の知るレベルを遥かに超えていたもので。……少々、驚きました」
「そぉ?……んじゃ、そろそろ学校向かおうかぁ」
「そうしましょう」
道中、黒服と合流を果たした私は、あれやこれや雑談を重ねながらアビドス高校へと向かう。初めて来た時と違って、足取りは強く、確信を持ったものだった。
もう何度目になるだろう、アビドスに来るのは。数え切れない程の回数、こうしてアビドスに来てるハズだ。黒服と来るようになったのは10回にすらも満たないだろうが……。
(人間の頃の
黒服の妙な視線を感じつつも、とうとうアビドス高校に到着した。対策委員会の教室に入ると、皆、一斉に顔を向け……そして一斉に顔を引き攣らせた。
「黒服さん!?だ、誰よそれぇっ!?」
「システムの不具合でしょうか、侵入者として検知できませんでした……一体何故……!?」
「黒服さん、説明をお願いします〜♧」
「先生っぽいけど、先生じゃない……?」
1年生と2年生は混乱しつつも銃を構えている。発砲の気配は無いのであまり焦らないし、そもそもこうして警戒されるのは分かっていたので、私も、苦笑いしか出てこない。
黒服が彼女達を宥めている間、どうやって説明をしたものかと思案していると唯一何も言わなかったホシノが、恐る恐る口を開いた。
「…………先生が女になった?」
「「「!?」」」
「な、何言ってるのよホシノ先輩!?女になるとかそんな、漫画やアニメじゃあるまいし……!」
「個人の意思で隕石を落としてくるような人が居る世界だよ?女体化くらいできそうだと思わない?」
「いやいや、でもさぁ……?」
確かに。ミカなんて、隕石降らせてくるもんね。それに比べたら女体化などファンタジーじゃない。まだ現実的な範囲だ。……現実的って何だ?
「よく分かったね、ホシノ。流石だよ」
「だって、顔が先生なんだもん。多少髪が伸びて、ボンキュッボン♡……な身体になったって、ね?」
「ククッ、それもそーだね♪」
「いやいやいやいや!確かに顔は先生っぽいけど、本当に先生だって説明できる!?──そうよ、もし先生だって言うなら、私達しか知らないようなこと何か言ってみなさいよ!」
「いいの?恥ずかしい目に遭いかねないよ?」
「先生かどうかも分からない不審者さんを学校内に入れておくよりマシよ!」
「セリカとはこの前、モデルの仕事が終わってから他学区の生徒と私とで3Pしたよね」
「なッ……!!」
「アヤネとはまだエッチしてないけど、ノノミとはこの前、耳掻きからシームレスに授乳手コキに移行して、そのままエッチしたよね」
「ふふっ……♡」
「シロコは……色んな体位で搾ってくれたよね」
「ん」
「ホシノとは、ゴロゴロと昼寝をしながらおっぱい談義を楽しんだね」
「うへ〜……黒服が隣に立ってる事からも察せたけどホントに先生なんだねぇ。でもま、先生って元からカッコイイ系じゃないし、おっぱいあっても違和感あまり無いかも?」
「えっ!?」
「女性的というか、中性的って感じかな。髪型とか服装、身体つき、声とかでやっと男って認識できる感じ。顔だけを見て男女を判別するなら、割と意見分かれると思うよ〜?」
「生意気な事を言う口はこれかぁ〜!?」
「うへぁっ!?んむ、うぅ、引っ張らないでぇ〜……せんせぇ〜……」
「このこのォ〜♡」
◆
そんなこんなで話し合いも無事に終わり、解散。黒服はゲマトリアの本部に帰って行った。セリカはこのまま柴関ラーメンにてバイトらしいので、送るついでに皆でそのままラーメンを食べる事に。
「……おッ!?せっ……先生、か……!?」
「どうも、大将。やはり、分かります?」
「お、オウ……。常人よかちったぁ鼻が利くからよ。けど、なんだってそんな……。まさか女装かい?」
「クックック……さぁて。普段が『男装』かも?」
「ッ!?」
「冗談です♡」
「だ、だよなあ……あはっ、ははは……」
「ふふふ……♡」
ラーメンを作る大将の両手が震えている。言葉で惑わすのは、こうしてやってみると面白いものだ。まぁ……あまり派手にやるのは良くないが。
「んー……今日はどれにしよう?ねぇ、ホシノはもう決まった?どれにしよっか?」
「あ、あのぉ……せ、先生ぇ……?」
「うん?どうしたの?」
「き、距離が、そのぉ……近いよぉ……。おっぱい、当たってるしぃ……♡」
「ア・テ・て・る・の♡……コレ、好きでしょ?」
「う、うへ〜〜〜〜〜……♡♡♡」
「せっ、先生っ!あんまりホシノ先輩で遊ばないでください!オーバーヒートしちゃいますからっ!」
「遊んでないよぉ。ねぇ、ノノミ?」
ホシノを抱き寄せて胸に彼女を押し付けながら、ホシノを挟んで反対側に座るノノミに声をかける。すると、私の意図を察したらしいノノミもこちらに身体を寄せ……ホシノを私の胸と自分の胸で
「そうですよ〜♡ それより、ホシノ先輩?早めにメニュー決めちゃってくださいね♡♡」
「〜〜〜〜〜〜っっっ♡♡♡」
声にならない声を上げ、ギュッと目を瞑ったままビクビクと身体を震わせる。足元を見れば、足先をピンと伸ばしている。
彼女の小さな顔を左右から胸に挟まれているので表情はよく見えないが、唇を触ってみればすっかり脱力しているようで、ふにふにのぷるぷるだった。
「おっぱい星人ホシノも
「……うへ……♡」
「ん、ん、ん、ん、んっっ!!!」
「シロコ先輩ステイです!待ってくださいっ!」
「ホシノ先輩だけズルい、私、私も堪能する……!」
「何でもいいですから店内で騒がないでください、先生もですよっ!」
「あぅ……。アヤネ、ごめんね……?」
(ッ……!?この人は……自分の
「……アヤネ?」
「……もういいです、知りません。干からびるまで、シロコ先輩に襲われちゃってください」
「なんでぇ!?」
「そうでもしないと……先生、
「……!」
「ん……OKが出た。食後は覚悟してほしい。帰って犯す」
◆
食後からはスゴかった。シロコ達の手によって、嵐のような勢いで拉致られた私は──シャワー等を浴びる暇すらも与えられず、くっつけ合わせた机にタオルだけを敷かれた状態で寝かせられ、女性器に口付けをされ……。
貪るような
息継ぎすら難しい舐め合いの中、私も彼女の舌で強引にイカされ、私のを舐める事で発情したらしいシロコの陰部も舐め、吸い、舌でエグり舐めると、何度も何度も絶頂し全身で快感を表現してくれる。
「んっ……はぁっ、はぁっ……♡♡」
「うぅ……はぁ、はぁ……♡」
「ね、ねぇねぇ、次はおじさんもイイかなぁ……!?の、ノノミちゃん、先生っ!」
「はい♧ 先生と私のおっぱいで、ぱふぱふ〜♡」
「ぱ、ぱふぱふ〜♡」
昔、子供の頃にプレイしたあるゲームで、酒場やカジノに居るバニーにお願いすると「ぱふぱふ」をしてくれる──というものがあった。
子供の頃は「ぱふぱふ」が何か分からなかったが大人になっていくにつれ理解できるようになった。そして今では、私が「ぱふぱふ」を
「うへぁぁ〜……♡♡ しあ……わ、せぇ……♡♡」
「ホシノのおまんこ、ぐしょぐしょ……♡ コーフンしてるんだ?エッチな子は大スキ……♡」
「ん゙ッ♡ あ゙ぅっ♡ まっ、そ、そんな、奥ぅ♡ エグッちゃらめ♡ あ゙ッ♡ ひぁあ゙っ♡ んッ♡ 指っ、奥に届ぐよぉ゙ッ♡ イクッ♡ いぐぅ♡」
「あん♡ ペロペロだけで、良いんですかぁ?♡♡ ホシノ先輩のだ〜いすきなおっぱい、吸っても──そう、好きにしてもイイんですよ♡♡」
「……っ♡ 私のとノノミの、両方ナメるなんて♡♡ ワガママで、エッチで……やっぱり良い子だね♡」
シロコに陰部を直接舐められるよりは弱い刺激、しかし乳首を執拗に舐めてくるホシノの攻めもまた強力で、ジワジワと私を絶頂に導いてくれる。
ノノミも同様だ。しかも、ノノミとは乳首同士が触れ合い、擦れ合っている。ホシノの舌とまた違う刺激が与えられ、これまた気持ちがいい。
◆
「いやぁ〜……おじさん、満足しちゃったぁ……♡」
「それは良かったです♪」
「じゃ……ずぅっと見てたアヤネ♡」
「はっ、ひゃいっ!?」
「アヤネもエッチ、シよっか♡」
「はいぃぃっ!?」
「興味あるからずっと見てたんでしょう?今なら、何も気にせず楽しめるよ♡」
「い、いえっ、わわわ私はそのっ、えっと……!」
「遠慮しないでください♡」
「セリカちゃんももう少しでバイトから戻るしさ」
「ん……。楽しむなら、今」
「はわわわわわ……!!」
その後、帰還したセリカも含め6Pを楽しんだ。その後しばらく、対策委員会の教室はイカのような磯のような香りで充満していたという。
黒服=人間の頃は女先生だった設定で書いている、というのは以前も書いた通り。うちの先生が女体化したら、人間の頃の黒服と瓜二つです。
そんな「先生」がホシノとガチ恋イチャラブしてる様子を見たら、黒服、脳破壊どころじゃ済まないのでしょうね。
誕生日になんちゅーモンを上げてんだ私は。
会社は予告も無く倒産するし、給料は未払いだし、今年も波瀾万丈な1年になりそうです。
助けてアロナ。