※この作品はR-18です。

「ハーレムルートを目指しましょう、先生」   作:アキラゼミ

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すまんこ〜〜〜〜〜〜〜!!(気軽な挨拶)
リクエスト消化するのにめちゃんこ時間掛かって、ホントごめんなさい。
キサキはガチで難しいんじゃよ。( ߹ᯅ߹ )‪



言わぬが花

 

「ふむ……。先生、この類の書類はどのように処理をすれば良いかえ?」

 

「あぁ、それは──」

 

 山海経の生徒会「玄龍門」の門主・竜華キサキがシャーレに来るようになりしばらく経った。病弱な彼女が働ける時間は他の生徒に比べて短く、絶対に無理はさせられない。

 とはいえキサキ自身の元からの資質か、はたまたそうならざるを得なかったのか、仕事を覚えるのも実際に仕事をこなすのも、段違いで早かった。

 玄龍門における普段の仕事の早さは、病弱が故に活動時間が短く、早く処理しなければならない事に起因してるのだろう──と酷く痛感させられた。

 

「此度の仕事はこんなものかの」

 

「お疲れ様、キサキ。ほんとに仕事が早いね」

 

「なに、大したことなどない。門主として選ばれた以上こうならざるを得なかったからの。門主としてかくあるべしと、適応したのみよ」

 

「そうだとしても、それは決して誰にでもできる事じゃない……。本当に、凄いと思う。尊敬するよ」

 

「ふふ、『先生』が『生徒』を尊敬する、と。妾が尊敬する其方にそう言うのならばともかく……逆などそうは聞かぬ。現に妾は初めて聞いた」

 

「『尊敬』っていう感情は、別に、一方通行でしか起こりえないものじゃない。年上年下なんてのも、ましてや身分の差、大人子供なんかも関係ないよ」

 

「そういうものかのう……」

 

「相手との間に生まれる『感情』ってのは、良くも悪くも先生と生徒の垣根を越えて生まれるものだ。もちろん『尊敬』も決して例外じゃあない」

 

「感情は垣根を越えて──か。嬉しいことを言ってくれるのう。そう言うなら、妾も人の事は言えぬ。先生の言葉、素直に受け取っておくとしよう」

 

「ありがとう。……さ、仕事も終わったし、ゆっくり休むとしようか」

 

「そうするとしよう。なにせ時間はまだたっぷりとあるからの……」

 

 キサキとの仕事は、普段よりも早く終わる。

 それはキサキの仕事の手際が良いから──という当たり前の事は抜きにして、単純に仕事量の問題もあるのだ。

 前述の通り、キサキは活動できる時間が他の子に比べて短い。なんなら、予知夢の能力を失った今のセイアよりも短いと言えるだろう。

 私は、そんな状態のキサキに、仕事漬けの時間を過ごしてもらいたくない。だから彼女が当番になる前日のうちに、仕事を多めにこなしておく。

 それくらいしないとキサキとの時間が作れない。

 他の生徒は仕事も遊びもできるのに、キサキだけその活動時間の短さのせいで仕事しかできない──そんなの、あんまりじゃないか。

 そもそも、子供というのは青春を謳歌すべきで、当番制で私の仕事を手伝ってもらってるこの状況が既に生徒達に対しかなり申し訳ないレベルなのに、活動時間における仕事の割合がもっと増えるなんてそんなのあんまりじゃないか。

 ──と、そのように考えた私は、キサキが来ると分かったら前日に仕事を多めにこなすよう決めた。当然、昨日もそうした。今日、彼女が当番であると知っていたから。

 だから……。

 

「…………」

 

「先生……眠いのかえ?」

 

「んぁ……? いや、眠くないよ」

 

「焦点も定まらぬまま言われてものぅ。先生のことじゃ。大方、妾が来る前日に、コンを詰めて仕事をしておったのじゃろ? 夜更かし──否、その様子ならば徹夜でもしたか」

 

「あはは……バレちゃったね。どうも、昨日は仕事が多くてね。余った仕事が今日になだれ込まないようどうにか終わらせたくてね……」

 

「──ふむ。先生は誤魔化しがあまり上手くないと見える。正直者も、ここまでくるとのぅ……」

 

「え……?」

 

(ちこ)う寄れ。膝枕じゃ。共に休もうではないか」

 

「え、でも」

 

「門主命令じゃ。──なんて、シャーレ(ここ)での妾にはそんな権限は無いがの。……ほれ、先生。教え導き、諭し、愛すべき生徒が先生を待っておるぞ?」

 

「え、あ……うん……」

 

 ソファに座り、私を待ち構えるキサキ──そんな彼女の隣に座り、おずおずと、彼女の太ももに頭を乗せる。キサキ1人の重みだけだと浅かった窪みが私の重みも加わることで倍くらいに深くなる。

 

「あの……キサキ……さん?」

 

「妾が何も知らぬと思うたか? 初めてシャーレに来た時は違和感に思う程度であったが二度目以降はずっと気付いておったよ。先生が、前日のうちに、妾の仕事をもこなしていた事は……な」

 

「……なんで……」

 

「妾の為を想って、そうしてくれていたのじゃろ? 申し訳なさを感じさせぬ為なのじゃろうが、先生はわざわざ『キサキの分もやっておいたよ』などとは言わぬ。ならば、妾も、言わぬが花──と思った。しかし、それはもう止めじゃ。身体を壊すようでは意味が無い。今後は妾の仕事を前日に済ませるのはやめてくりゃれ?」

 

 単に寝不足なだけで身体を壊したワケではない。眠いだけだ。──しかし、キサキは、身体が弱い。眠いだけだと気付きつつも、私の身体を気遣って、敢えてそのような言葉を選んでいるのだろう。

 気を遣ったつもりが、逆に気を遣われるなんて。全く、「先生」としてどうなのやら……。

 

「仕事が多かったのは、ホントにたまたまで……」

 

「本当かの? 妾が当番に来る日は、不定期じゃ。なのに、たまたま(・・・・)、妾の日だけ仕事が少ないと?」

 

「……」

 

「すぐにバレる誤魔化しはやめることじゃの。逆にこちらが申し訳なくなる」

 

「……ごめん。せっかく、玄龍門の門主じゃなくって竜華キサキとしてシャーレに来てもらってるのに、仕事ばかりしてもらうのは気が引けたんだ」

 

「それから? それだけ……ではなかろ?」

 

「その……身体の事もある。シャーレでは、息抜きをしてもらいたいんだ」

 

「その気遣いは嬉しい。感謝する。……じゃが、妾に気付かれるようではの。まだまだじゃの、先生よ」

 

「キサキってば、本当に鋭いね……よく気付いたね」

 

「なぁに、単純な事じゃ。妾は玄龍門の門主。顔も広いし、自然と情報は集まる。それに加え、ルミもミナも、他の何人もの山海経の生徒がシャーレにて当番をした経験がある。ならば当然──事前に情報くらい集めておくべきじゃろ?」

 

「あ……!」

 

「中でもルミの説明は分かりやすかった。やはり、会長をしているだけある。どんな仕事がどの程度の量あるのか──ルミの分かりやすい説明によって、事前に知る事ができた。だのに、妾が見た仕事量はルミから聞いていた量には遠く及ばぬもの……」

 

「……」

 

「一度ならず二度までも。三度までも。仕事の量がこれくらいに減る事などほんのたまにある程度だと言っておった。──あとは、分かるな?」

 

「そういう時は決まって私が眠そうにしてたから、前日のうちにやっていたのだろうと察した……と」

 

「やはり其方は話が早い」

 

「……」

 

「もう、気を遣う必要など無い。お見通しじゃよ。妾の身体の事など気にしなくともよい。妾は遊びに来るのではない。無論、仕事だけをしに来るのでもないが──妾は、先生との(・・・・)時を過ごし(・・・・・)に来ている(・・・・・)。内容など仕事でも休憩でも漫遊でもなんでもよい。しかし……先生の役に、立ちたいのじゃ……」

 

「キサキ……」

 

「わかってくれたかの……? 妾の負担を減らそうと考えてくれるのは嬉しい、心底な。しかし、妾とて先生の役に立ちたい。『仕事』も、負担ではなく、先生と過ごす貴重な時間じゃ。今のような休憩とも同様に、尊い時間。……次からは、頼むぞ?」

 

 全てを見透かした目で真っ直ぐに見下ろされる。私の頭が彼女に預けられているように、心もまた、キサキに預けている──否、握られている。ならば私の答えは、1つしかなかった。

 

「……わかった」

 

 ただ一言そう答えると、ほんの少し口元を緩ませどこか嬉しそうに「うむ」と小さく呟き、私の頬に小さくて温かい手を添える。

 子供体温とでも言うべきだろうか。年齢なんかは関係なく、そして精神の成熟など関係なく、彼女の手のひらからは、電源を入れてしばらく放置されたコタツのような、包み込まれる安心感のある温度が伝わってきた。

 その温度を感じているうちに、ドンドン、鉄球を吊り下げたかのように、瞼が閉じてきた……。

 

 ◆

 

「っ……ん……?」

 

 ジュルッ、ジュルルッ、ちゅぽ、ぢゅぽっ……と、なにやら聞き覚えしかない水音が耳に届き、意識が現実に舞い戻る。夢を見ていた気もするが、今ではなんの事やら思い出せやしない。

 お漏らしでもしたように、股間が熱い。重い瞼を持ち上げ目を開けると、そこには……。

 

「む……ん。ふぅ………………もう起きてしまったか」

 

「キサキ……さん?」

 

「所謂、朝勃ちという現象じゃろ? 聞いておる。尤も今は朝ではなく夜なのじゃが、寝起きといった意味では朝勃ちでも強ち間違ってはおるまい」

 

「いや、あの……そうではなく」

 

 何故キサキが私のペニスを掴んで、舐めてるの? と聞きたいのだが。

 

「其方を膝枕してから、ものの数分で眠りに落ちてしまった。余程、疲れておったのだろう。しばらくそのまま過ごしておった。そうさな──大体3時間程度かの。気が付けば、先生のコレがズボンの中でパツパツに膨らんでいるのを見付けての。妾が楽にしてやろうと脱がしたのじゃ。──ここまで聞いて何か気になる事は?」

 

「気になる事しかないんだけど???」

 

「ふむ。舐める行為については、ルミに教わった。おはフェラ、とか言うのだったか。舐めて起こすと喜んでもらえると言っておったものでな。初めてのおはフェラじゃが……どうじゃ?」

 

「…………驚きはしたけど、気持ちよかったよ」

 

「そうかえ。そう言ってもらえるならば、頑張って舐めた甲斐があったというもの。なにせ、ペニスは口に入りづらい。太すぎる。口唇が裂けるかとすら思ったくらいじゃよ。ロールキャベツをただ一口で丸ごと頬張るかのような……」

 

「それは大袈裟」

 

「大袈裟なものか、顎が外れるかと思った程じゃ。まぁ……これを舐めて気持ちよくさせる事で、其方に少しでも恩を返せたならば、嬉しいのじゃが……」

 

「恩?」

 

「仕事を減らしてくれた恩、じゃ。共に仕事をする時間こそ減ったものの、逆に言えば仕事以外を共にする時間は増えた。それそのものは、素直に嬉しく思っているからの」

 

「キサキ……」

 

「して……これは恩返し云々ではなく、単なるお願いでしかないのじゃが。聞いてくれるかえ、先生?」

 

 唾液の絡んだペニスを、にゅちっ、にゅちっ、とゆっくり上下にしごく。唐突に再開された快楽に、表情の変化が隠せそうにない。

 

「……腹がの。疼いてしまって、仕方ないんじゃ」

 

「腹?」

 

「腹。下腹部(この)あたりじゃ。其方のコレを挿入したい挿入したいと、妾の身体が叫んでおる。──勝手に挿入するのはよくない、それくらいは知っておる。故に、許可を求めた。──挿れてもいいかえ?」

 

 チーパオをぴらりと捲り上げると、細い太ももにとろりと何本もの露が垂れているのが目に入った。挿れたい挿れたいと舐めながら感じていたらしい。口内にも性感帯があるという話を聞いた事がある、フェラで刺激されたならそれなのかもしれないが。

 

「……身体は大丈夫?」

 

「無論じゃ。問題があれば、斯様(かよう)なことは言わぬ。信じて、挿れてくれるかの……?」

 

 そう言って妖艶に微笑んだ彼女からは、年齢にも外見にも不相応な、恐ろしいまでの色気を感じる。キサキの手中で天を衝かんばかりに上を向いているペニスが、もう一回り大きくなった気がした。

 

「……どうやら、了承を得られたようじゃの。妾も、準備はとうに整っておる……挿れるぞ、先生♡」

 

 今度は陰部を見せ付けるように大きくチーパオを捲る。パンツは履いておらず、先ほど目にしたあの何本もの露の出処が外気に触れた事で淫らな香りがふわりと広がる。

 くちゅりと愛液に濡れる陰部と亀頭がキス。上の口より先に下の口でキスする事になるなんて、誰が思っただろう。

 

「……どうした、先生? 何か言いたげじゃが?」

 

「ここは休憩室のソファだ。もう少し遅い時間ならともかく、まだ早い時間だから、誰かしら来るかもしれない」

 

「そうか。……ならば、ホテルにでも行くかの?」

 

「ホテっ……」

 

 寝室や仮眠室などというワードが出ないのは何故だろうか。キサキが寝室程度も思い付かないハズが無いだろうに。まるで、寝室などを避けているかのような妙な誘導と振る舞いが──。

 

「……」

 

誰か来るか(・・・・・)もしれない(・・・・・)──のではなかったか?」

 

だから(・・・)、鍵を閉めただけだよ」

 

「……ふむ」

 

 これは完全に憶測でしかないが────。

 キサキにとって「寝室」とは、身体を休める為の場所であり、性行為に及ぶ場所ではない、みたいな認識なのではないだろうか。

 寝室が空いていると分かっているのに、狭くて、立ちバックなんかでもなければ不安定になりやすいこんなソファでの行為を望むなんて……。

 ──いや。違う。

 身体が弱いキサキにとって、寝室は休む場所で、同時に、休まされる(・・・・・)場所でもあるんだ。

 レッドウィンターとの交流会さえ途中で抜け出し休まざるを得ない程のあの病弱さ。純粋に性行為を楽しみたい時に「強制的に休まされる場所」などに場所を移してしまえば、それが強いノイズとなり、性行為を楽しめなくなるのではないか……? 

 まだ活動したいのに休まなくてはいけないなんてキサキにとっては不本意極まりないだろう。もし、寝室というものがそんな存在になりつつあるなら、寝室を選ぶよりホテルを選ぶのは納得がいく。

 ──「他の生徒とエッチした場所で自分もエッチしたくない」という、ある種の嫌悪のようなモノも少しくらいはあるのかもしれないが、今のところ、彼女からそこまでの独占欲やそれに似たモノは殆ど感じられないというか、なんというか……。

 まぁ、湿度はかなりあるように感じられるが。

 

「神妙な顔をして、どうしたんじゃ? 妾の身体はそんなに魅力が無いか?」

 

「そんな事は無いよ」

 

「そうじゃろうな、でなければ勃起(それ)を持続させる事など出来るはずもなかろう」

 

「……」

 

「妾の身体が心配かえ?」

 

「心配だよ」

 

 嘘ではない。疑問に思う事は多々あれど、純粋に彼女の身体を気に掛けている事も事実だ。本当に、今のセイアより病弱にも思えるし。

 

「案ずる事はない。大丈夫じゃ。妾の身体の事は、其方よりも妾が誰よりも知っている。──かような問答にて、余計に時間を減らす方が無益……。頼む、先生。一時のワガママだと思って、病弱で仕方ない妾を、先生の好きに抱いてくりゃれ……」

 

 ソファの上に正座になり真っ直ぐに見つめてくるキサキ。据え膳どころの話ではない。既に、そんなラインを超えている。ここまで明確に言われては、断ったり先延ばしにする方が失礼というものだ。

 ──とダサい言い訳を自分にしながら、目の前の少女の両肩を掴み、目線を合わせて……何かを察した彼女は、ゆっくりと目を閉じる。

 

「……っ」

 

 絹ごし豆腐よりも柔らかく、ほんのり熱い感触が唇から伝わる。肩から頬に手を移す。彼女も、私の手に自分の手を重ね、彼女よりもずっと大きな私の手を弄び、赤子のように指を握るなど、手の感触を楽しむ。

 興奮が高まり手のひらで頬を押してみる。頬肉に連動して唇も動き、唇同士がより強く結びつく。

 デフォルメされたタコのイラストに似た口の形で唇を突き出している彼女を無意識に想像し、普段の威厳に満ちた彼女とのギャップに、ついつい笑いが零れそうになってしまう。

 

「其方は何を想っておる? 妾は、こんなにも──今すぐに其方を味わいたいというに」

 

 首の後ろに手を回されて、ガッチリとホールド。逃げる気は無いが、逃げる気が無くなるほどに強くホールドされているのだろう。シュエリンの姿でのシュンにさえ力負けするのだ、病弱なキサキからも力では逃れられまい。尤も、逃れる気など無いが。

 

「っ」

 

 獲物を前にした獣のような視線で私を見ながら、ほんの数ミリ、唇が開かれる。それと同時に、その狭き門を潜り抜けたピンク色の蛇が顔を覗かせた。

 彼女の頭を抱え込むようにして距離を詰め、先のキスよりも強く唇を押し付け合う。

 ついさっきまで、ソファの前に座るキサキの前に立っていたハズの私は、気付けば、彼女の隣に腰を下ろして全身で抱き合い、何滴もの雫が垂れるほど舌を絡め合っていた。

 山海経の料理にのみ見られる、独特のスパイスの後味を、ほんの少しだけ唾液の中に感じる。そんな分厚い唾液の層を何重ものオーロラのように纏った小さく柔らかい舌を、キャンディを舌の上で転がし味を楽しむように、自分の舌の上で味わう。

 唾液で滑りが良くなっているからだろう、彼女の舌は最高級プリンに似た滑らかな口溶けに感じる。

 しかしそんな口溶けもすぐに無くなる。大トロが舌の上で溶けて消えるように、唾液の層もまた舌を絡めて・飲んで・舐めるうちに自然と消えていき、やがては、舌同士のダイレクトなやり取りになる。

 

「……っ♡」

 

 2人の唾液が混ざりに混ざって、元々の味がよく分からなくなってくる頃。キスを継続しながら肩に手を添えたキサキは、肩に体重を掛け体勢を変え、私の腰に跨る。

 腹までぴったりくっ付く程に更に距離が縮まり、そんなに興奮してくれているのかと思ったその時。

 

「あ……ぁ゙ッ……♡」

 

 クチュッという水っぽい音と共に熱さを感じる。私のその反応を感じ取ったか、キサキは一気に腰を下ろし、対面座位の形で一息に挿入してしまった。

 

「き、キサキ……っ!?」

 

「……ふ、ふ……少しばかり、チクリとしたのぅ……。妾の腹の奥の奥──指などでは到底届かぬ最奥で、其方の熱いモノを……激しい鼓動を感じるぞ……♡」

 

 痛み故か目元に涙を浮かべながらも、そう言って気丈に振る舞う。頬を触れ合わせるようにキュッと抱き締め、全身で彼女を感じる。

 膣壁がペニスに密着し、精液を搾り取らんとして呼吸や鼓動と共に蠢くのを感じる。女体の神秘だ。

 

「……ん゙ッ♡」

 

 ほんの少し腰を動かせば、身体を跳ねさせる程に敏感に感じ、甘い声を漏らす。子宮口らしき感触を亀頭で感じ、ふと結合部を見てみると……。

 

「まだ少し……挿入(はい)りきってないね」

 

「ッ!? ……わ、妾の身体には合わぬようじゃ……しかして其方と妾は大人と子供、余って(・・・)しまうのも詮方なき事……」

 

「よく解さないで挿れちゃうから……」

 

「ソファに垂れる程に濡れておるのじゃぞ。それに妾も、早く…………其方と、繋がりたかったのじゃ」

 

 キサキの膣を出たり入ったりするペニスを見れば血が付着しているのが見て取れた。よく解せれば、破瓜の血を流させる事も無かっただろうに……。

 

「く……っ、ふぅ、はァ……ン♡ あ゙っ……♡」

 

 キツさは超ハード級、しかし腰の動きに合わせてうねるその柔軟さは超ソフト級。幼い体型の生徒は総じてハードな刺激だが、柔らかく隙間なく全体を包み込まれる感覚は、そうは無い。

 

「トびそう、じゃ…………い、意識、がっ……♡」

 

 私の形になってしまったかのようなフィット感も感じるようになり、快感の密度が高まる。抱き潰すように強くキサキを抱き締めると、彼女もまた私を強く抱き締めてくれ、足まで絡めてくるように。

 あまりにも密着しているので、もはやピストンになっているのかどうかも分からない。ただお互いに抱き合って、ゆっさゆっさと上下に揺れているだけなのかもしれない。

 

「イきそっ……♡」

 

「妾もっ、ンッ♡ 何度も、達しておる、から……♡ 気にせず、妾に♡ 種を撒くがよいっ……っ♡♡」

 

「いいのっ? 本当に射精()すよっ……?」

 

「心残りの無いよう、射精し尽くせ……♡」

 

「わかっ、た……!」

 

「ゔっ、んっ……はぁ、はぐっ……ン゙ッ♡♡」

 

 爪が食い込むかと思うほど腕や手に力を込めて、ピストンにスパートを掛ける。キサキは比較的声を押し殺しているようだが、段々と声を漏らす頻度が増えてきている。

 再び唇を合わせ、服にソファに唾液が垂れるのも厭わず舌を絡めている時に、その瞬間は訪れた。

 

「────ッッ……!!」

 

「〜〜〜〜〜っっ♡♡」

 

 この一度の射精で、倍近くの量が出た──全身の痺れから、なんとなく、そんな感じがした。

 キサキの膣壁は、余すことなく吸いあげようと、ピストンをやめても精液を搾り取るように動いて、硬度が落ちてきたペニスを撫でるように刺激する。

 汗でほんのり塩っぽく感じた、何度目かのキス。抱っこするようにキサキを持ち上げ、私の太ももに座らせる。

 持ち上げると同時に抜いたペニスは、思ったより綺麗だった。まるで、膣内でお掃除フェラをされたように、綺麗に、彼女の愛液しか残されていない。

 

「はあ……思ったよりも……ふぅ。思っていたより、ずっと、疲れるのう……」

 

「疲れないと思ってた?」

 

「息切れするかしないか、くらいと思っておった。ルミのヤツめ、気持ちいい気持ちいいとばかり……。疲れるとは一言も言っておらなんだ。こればかりは完全に想定の範囲外であった。妾らしくないが──無知故に経験者に頼ろうとしたのじゃが、情報源を1人に頼りすぎたかの。要反省じゃ」

 

「……もう、しない?」

 

「無論、したい。先生さえ良ければ、じゃがの♡」

 

「キサキ……!」

 

「其方の種が妾の子宮内(ナカ)で芽吹くまで、何度でも♡ 妾は其方の全てを、受け入れよう……♡」

 

「……っ!」

 

「何か言いたげじゃの? 妾の身体を気遣う言葉は今は不要じゃ。それ以外であれば聞かせてたもれ」

 

「……次は……」

 

次は(・・)?」

 

「その…………もし良ければ、なんだけど」

 

「なんじゃ、ハッキリ言うてみい」

 

「えっと……キキ(・・)とエッチしたい……!!」

 

「ふぅ。……やれやれ、度し難い性癖じゃ……。幼女趣味も、ここまで来ると笑うしかないのう……」

 

「ダメ、かな……?」

 

「ふふ、心配するでない。誰が拒否するか。ただ、今日は用意(・・)が無い。また次回のお楽しみじゃの♡」

 

「キサキ……!!」

 

 この後休みを挟みながら滅茶苦茶セックスした。




前以て言っておくとカズサとキキョウは書けない。キサキより難しい。なんか、エロい目で見れない。
湿度娘は大体がそんな感じ。ビナーが反応しない。
故に書けません。ジュンコの嘔吐の方が抜ける。
私の性癖開拓が足りない証拠です。精進します。
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