「ハーレムルートを目指しましょう、先生」 作:アキラゼミ
茜色の空、槍のような光
冬の息吹を求めど意味は無し
近頃は夕方も暑いもんね
何となく通じてきてるね
じゃあ後は省略しよう
この前お願いしたアレ、どう?
イイ感じになったかな?
イイ感じだと思うよ
そっかそっか、それはいいね
明日の放課後頃、予定ある?
予定か……
入るかもしれないし
入らないかもしれない
そっかー
じゃあ今度でいいや
厳しいかもだけど
現状維持でお願いね
実は今さ
私からもモモトーク
送ろうとしてたからさ
タイミング良かったよ
?
ナツは明日の放課後に
何か予定あるかな?
にひ
相思相愛だー
これぞ恋人って感じする
ロマンティックでいいね
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ナツとそんなやり取りをした次の日の夕方。私とナツは、トリニティの校門前で待ち合わせをする。付き合い始めてから何回目のデートになるだろう。ナツは自分で「旬の女子高生」と言うだけあって、結構、こういう等身大の子供っぽい所があるんだ。
「やぁやぁお待たせ〜。先生、早いねぇ」
「ナツこそ。さっき放課後を
「少し早歩きで来たんだ。せっかくの放課後デートだから、時間にゆとりを持って行動しなくちゃね。先生も忙しいでしょ?」
「そんなに気にしなくてもいいのに」
「私がそういう気分なの。……んじゃ、行こっか」
まだ生徒の目があるから手は繋がず、腕も組まずただ横に立ち、ナツについていくように歩き出す。でも、ナツとの距離は、少し前に比べてほんの少し近くて────風が無くてもふんわりと女子特有の甘い香りと、お菓子の甘い匂いが漂ってくる。
「今日はどうするの?」
「んーと、場所はリサーチ済みだからついてきて。トリニティ西部の外れの方にある、幹が太く3つに分岐している街路樹が目印らしくて……」
「へぇ、2つじゃなくって3つに分岐してるんだ。目立ちそうだね」
「まさに。でも、トリニティを象徴してるみたいでいいよね」
「?……あぁ、『3』……」
「そーそー」
トリニティ、三位一体。他にも、何かと「3」に関連するワードに使われがちだ。トリニティだと、ティーパーティーによる三頭政治なんかも「3」の数字に関わってくる。
すぐに彼女の意図に気付けなかったのは、素直に悔しいが、トリニティの生徒らしい発想だと思う。
「いやー、探すのにホントに苦労したんだよねー。どのホテルも、過剰に汚すのは禁止されてて。もし目を付けられたら使用履歴を調べられて厳重注意。入口にしか監視カメラは無いみたいだけど、かなり悪趣味だよね。ロマンの欠片も無い」
「そ……そんなに汚しはしない、よね?」
「さーて。それは先生次第じゃないかな?」
「……覚悟しておくよ」
「にひっ。大丈夫だよ、先生なら。今日の為に準備してきてくれたんだよね?」
「まぁね……色々と大変だったけど」
「誰にも『試食』させてない?」
「うん。そういう約束だったもんね」
「うむうむ。美食を探求しているワケじゃないし、先生の『ハジメテ』に成れたワケでもないけれど、こういう時くらいは────先生の『味』は、私が独占したいからさ」
「……」
「わ……無言で撫でないで先生……///」
射精を1日10回以上、これを10日間継続。これが本気で辛かった。そりゃエッチすればこれくらいの回数は超えるけれど、次にエッチするまで、大体は何日か置いてるからね。別に、毎日生徒達とエッチしてるワケじゃないんだから……。
だからその10日間は、私にとっては、精神的にも肉体的にも激務と言えるものだった。
過剰なまでに射精する意味としては、私の身体に新しい精液を作り出すのをドンドン促す為である。
人間の肉体とは、バカなのか優秀なのか、私にはよく分からない。というのも、肉体というものは、感じ取った環境に適応するようにできているから。
だから、精液を消費しまくれば、それを補う為に自然とこれまで以上に精液を生産するようになる。
その「人間の肉体が有する環境への適応能力」に目を付けたのが、ナツだった。
「この前見た記事通りなら、多分今頃、先生の精液良い具合に甘くなってそう。今から楽しみだな〜」
「甘くなってる、かなぁ。『試食』が禁止されてたお陰でぶっつけ本番なのが怖いや」
そう、全ては「精液の味変」の為である。たったそれだけの為にここまでしている。
精液とは、その人の食生活や体調なんかで、味が変わるとされている。ナツはとあるネット記事からそんな知識を得たので「あの味を変えられるのか」という実験に踏み切ることに……。
フウカやルミにも頼み、インスタントではなく、野菜や甘いフルーツ中心の食生活に切り替えた他、肉を少なめにした。
私もネットで調べて、色々と情報を集めた。私はタバコなんか吸わないから、それはいいとしても、カフェインを抜くというのが辛かったのは、今でも記憶に新しい。
カフェインを絶つ為に、常飲していたエナドリも禁止した。お陰で初日の方は本当に仕事が捗らず、大変だったな。カヤと当番の生徒だけじゃまだまだ手が足りないからと、当番の生徒を、追加で2人も呼んじゃったりなんかして……。
体調を整える為に、当然のようにしていた徹夜も禁止しなくてはならなかった。だから仕事なんかは何がなんでもその1日で終わらせる必要があった。
そして最終日──味変の為の調整を開始してから遂に11日目にあたる昨日は、完全に射精を禁止して精液を溜め込む事に終始した。
そう、全てはこの日の為に────。
「先生には無理させちゃったね。今日はその労いの為に、私が色々と味わったら、先生の好きなだけ、エッチしようね……♪」
「……正直ありがたいかも」
「にひひ。じゃ、ホテルにインしよーか。とうとう見えてきたよ、先生。あの三股の木。アレだね」
「ホント分かりやすいね……」
「尤も、先生は三股どころじゃないけどね」
「うっ」
「今度、スイーツ部の子と会う時には覚悟した方がいいよ。レイサちゃんに色々と聞かされたからね」
宇沢ァ!──いやホントにヤバイな。シロコから聞かされたノノミも色々と凄いらしいし、あんまり安心して彼女らに1対1で会えそうにないな。
多分だけど、搾られるどころじゃない気がする。特にカズサはヤバいだろう。元からあの子は私への絡み方が他の子と少し距離感が違うし……。
「さてさて、目標も見えたし、全速前進だー」
「おー」
三股に分かれる街路樹の傍のラブホテルに入る。ホテルはホテルでもフロントがある形式ではなく、敷地内に個室と駐車場がセットになって点在してる形式のラブホテルだ。
だから、フロントで年齢確認される事もないし、制服で入っても問題は無い──のだが。
「ナツ、私の上着、着て」
「んぇ?……彼シャツ的な?」
「や、監視カメラ対策。トリニティの制服だから、念の為にね。もう遅いかもだけど気休めにはなる」
「むぅ。それはご尤もだけど……うわ、暑いなあ」
「近くの部屋に入ろう。それですぐ脱ごっか」
「そだね、そうしよう」
幸いな事に、夕方とはいえまだ早い時間だからかどこも空室だった。私とナツは、入口から近くて、何かあってもすぐに避難が可能と思われるあたりに目を付け、小走りで中に入る事に。
「おー、すっごい薄暗いねえ。既にエロい雰囲気が完成されてるね」
「その発言でエロい雰囲気も消し飛んだけどね」
「そう?先生もまだまだだねぇ」
「えぇ……?」
「じゃ、シャワー浴びよ。
「ん」
ナツはシャワー浴びる派だ。汗という雑味により本来の味が損なわれ、楽しめないから──という話だったが、私としては「そうかな……そうかも……」みたいな反応になってしまう。
とはいえ、一度目は毎度恒例の私の「お願い」でシャワーを浴びないでの行為だった事から、ナツのその発言は、経験則によるものなんだと分かる。
だから、所詮は女の子に「お願い」をしているに過ぎない私は、以降はずっと、ナツに従っている。私だって、ただ希望を通すより私との逢瀬を彼女に楽しんでもらいたい想いもあるしね。
「……はふ……」
「うわ。ご注文は私の残り香?まさかその為に私に上着を貸したの?」
「いや、今思いついたから嗅いでる……」
「どっちにしろ変態だね」
ナツが脱いだ私の上着の匂いを嗅ぐ。私の匂いが8割、真新しいナツの匂いが2割くらい。これもうセックスだよね。えっろ。
「どれどれ、そろそろシャワー浴びよう」
「汗でムンムンしてるね。湯気が見えそうだー」
「ははっ、違いないね。さ、行こう行こう」
「ゴーゴーレッツゴー」
こうして2人きりになったら、本格的にナツとの時間が始まる。程良く
初めはいつも私から。でも、少し受け身なだけでナツもそれなりには積極的に求めてくれる。こう、私が彼女を抱き締めて口付けすると、ナツの方から私の腰に手を回して、唇を窄めて、ちうちうと軽く吸うように口を動かすのが何とも可愛らしい。
「っ……おまんこも触っていーよ……せんせ♡」
「本当に?今日は『味わう』為に来たんでしょ?」
「どっちにしろセックスはするから、イイよ♡」
「さっき言ってたけど、私の為に無理はしなくてもいいんだよ?折角楽しみにしてたんだから」
「無理なんかしないよ。何の為にわざわざ授業中もホテル探ししてたと思ってるのさ?」
「授業中は授業に集中しようか」
「先生とのアレコレが楽しみ過ぎて手付かずだよ。そんなの、わざわざ言うまでもないでしょ?」
「……ナツ……」
「ん♡」
小陰唇のビラビラを弾くように指を動かしながら舌先をツンツンと触れ合わせるキス。とっくの昔に私のペニスはギンギンで、彼女の腹に突き刺さらんばかりに硬く、反り返っている。
「っ……♡」
舌を離すと透明の糸の橋が架かる。元から蕩けたような柔らかい表情のナツが、更に蕩けたような、触れば崩れそうな緩い表情を作っている。
「……私が流すよ」
「……お願い、先生……///」
ナツをスケベ椅子に座らせ、私が後ろにしゃがみナツの全身を洗った。前も後ろも、そして前の穴も後ろの穴も、軽く洗う。その間も胸を揉んで乳首を責めたり、クリの皮を剥いて弱めたシャワーを軽く当てたりなどして責めるのは忘れないし、何より、キスは欠かさない。
「じゃ……選手交代。お次は私が責める番……♡」
「お願い」
今度は私が座り、彼女が背後に。トロリと冷たいボディソープが首筋に落とされ背中に流れていく。するとナツは背後から私に抱きつき……。
「私はおっぱい小さいからねー。全身で洗う必要があるんだなぁ……。これなんて言うのかな?パイズリじゃないから……全身ズリ?」
「さ、さぁ……」
小さい、しかし確かに存在する柔らかな膨らみと硬い豆粒のような感触。さっき両方の乳首を責めたからか、彼女の乳首は未だに勃起しているらしい。
「んしょ……んっ……これスゴ……このボディソープ、ローションみたいにヌルヌル強くない?気の所為、じゃない気がする……っ」
「確かに。前に使ったローションくらいかも」
「ね。……あっ……ん……乳首擦れる……///」
殆ど耳元のような距離なので、ナツの喘ぎ声と、熱い吐息が掛かって、それが気になって仕方ない。ビンビンのギンギンに勃起しているペニスからは、とっくに先走り汁が溢れてきている。
早くイキたい、などと思っていると、そんな私の心を読んだようなタイミングで、ナツの手が赤黒く膨らむ私のペニスを鷲掴みにした。
「おぉー。すんごいヌルヌル、いや、にゅるにゅるしてる……我慢汁だっけ?……ほんのりしょっぱい」
その後、彼女に真面目に身体を洗ってもらって、手を繋ぎながらベッドへ移動。私はベッド端に座り足を広げ、ナツは開かれた足の間にしゃがみ込む。
フーッと可愛らしく私のペニスに息を吹きかけて両手で太ももをスリスリとしてくる。
「本当にベッドに乗らなくていいの?」
「うん。2人共ベッドに乗っちゃうと、ちょっと、私は舐めにくい。だからこれでいいよ、先生は全く気にしないで」
「ん……分かった」
「あと。この前は顎が疲れちゃって2回でリタイアしたけど、今回は大丈夫」
「どうして?」
「先生が色んな女の子に
「ナツ……」
「昨日1日の射精禁止、頑張ったね。今日は私に、好きなだけ
そう言って微笑むと、ナツは私のペニスの裏筋にチュッと軽くキス。ビクンと跳ねるペニスを掴み、可愛らしく口を開けたかと思うと、くぷぷっと音を立てて咥えてしまった。
「あっ……」
「ん゙っ♡ んぷっ……ちゅぼっ、ちゅっ……。ふぅ、んぐっ……ん、ぢゅるる……んぐっ♡」
「お゙っ!?タマ揉みっ……お……ふおぉっ……!」
(おっ、良い反応。溜めてたとはいえ、もう少しでイキそうだね)
「ナツ……あ゙っ!イク……イクよナツ……っ!!」
精液が物凄い勢いで尿道を駆け上がってくるのが分かる。連日連日、多少強引にでも10回以上は射精してきた私のペニスや、それだけの精液を生産した私の睾丸は、タマ揉みにより射精を促され────スポイトから飛び出す液体のように勢いよくナツの口内へ目掛けて発射された。
「ん゙っ♡……んぐんぐ……ゴクッ…………ぷはっ……」
「はーっ……はひ……はぁ…………タマを揉むのなんて、どこで覚えたの……?」
「先生が私のおっぱい揉むから、真似してみた」
口元に垂れる精液を指で掬い取り舌先でチロッと舐める。その仕草1つだけ見ればショートケーキのクリームを舐め取っているように見えるが、実際に彼女が舐めているのは私の精液。数え切れぬ精子が液中で渦巻くザーメン。クリームみたいに見えて、クリームではない。その事実が、更に強くエロスを掻き立てる。
「……気持ち良かったよ、ナツ」
「ん……。先生の精液も、ちょっと甘み?いや、甘みというよりは、青臭さが無くなってて、まろやかな感じが出てて、その……美味しかった……よ?」
上目遣いで、どこか遠慮がちに言うナツを見て、少し柔らかさが出てきていたペニスが、ピンク色の水晶の埴輪のような硬さを再び取り戻した。
前回私の精液を口にしたあの時に、色々と言葉を浴びせたのを、少し申し訳なく思ってるのだろう。罵倒でもない罵倒だったんだから、そんな、萎れて申し訳なさそうな顔しなくてもいいんだけど。まぁ可愛いからそれはいいとして……。
「ナツッ!!」
「うわぁっ!?ど……どうしたの急に?甘えん坊さんしたくなったの?」
「……うん」
胸がキュンとした勢いに任せて、そのまま、床に彼女を押し倒してしまった。困惑するナツ、しかし胸に顔を押し付けると、母親が子供をあやすようにふわりと頭に手を乗せて、ナデナデと手を動かす。
「よしよし……。先生、よく頑張ったね。私の為に、ありがとうね。美味しかったよ。……でも、もう1回飲んでみたい……かも……?」
「ナツのおっぱい飲んだらまた飲ませてあげる」
「んっ……♡ 母乳なんか出ないよ、妊娠してないんだから……あ゙っ♡ ん……はぁ、はぁっ……ちょっと、せんせぇ……乳首、そんな舐めないでぇ……♡」
「ナツの乳首、小さめで可愛い……っ」
「何それ、褒めてるの?……っ……はぁ……んっ♡」
ちょっぴり乳輪まで赤くなるくらい吸い続けて、やっとセックス本番──と思いきや、今度はフェラではなく、また別な方法で搾り取ろうとしてくる。
「先生って匂いフェチなんだよね。私のソックスで興奮できる?」
「できる。というか興奮しかできない」
「そ、そう……じゃあ失礼してと」
「?」
シャワー前に脱いだソックスを二足私に渡すと、ベッドに座る私を軽く押し倒し、私の上に座った。騎乗位で挿入するのか、と思ったが……。
「太ももで挟むね」
「なっ……!?」
「先生、私の足、好きでしょ。よく見てるもんね」
「うぐっ!?」
「だからこれは、今回頑張ってくれたご褒美だよ。私のソックスの匂いを嗅ぎながら、太ももで、こう擦られて……私の顔にぶっかけるくらいイッて♡」
なんて「圧」だ。ユウカと比べるのは可哀想だがかなり近い
チラ見えする白パンに、まるでセックスのような肌と肌がぶつかる音に、段々と息が荒くなるナツ。それから、今日1日彼女が使用していたソックスの匂い。興奮するなと言う方が無理がある。
「ナツ、イクよ……っ!」
「っ!──なんか前より早くない?……まぁそれだけ気持ちよくなってくれてるんなら、嬉しいけどね」
にひ、と頬を緩ませると顔や服にぶっかけられた精液を指で掬い、ペロペロと舐めていく。2発目も中々に濃いようで、ひと舐めする毎に、恍惚とした表情を見せてくれる。
「────そうだ。そろそろアレやろ、先生。練乳フェラ……!」
「っ!……あはは……何種類持ってきたの?」
「今日は5種類だけだよ。練乳にチョコレートに、ジャム類を幾つか……にひひっ♡」
「…………」
そう、味変した精液を更に味変するのだ。だからナツは堂々とベッドなどを汚す事ができるホテルを探していた。何ともまぁそれの少ないこと。私も、自分で探したりはしたけど、確かにレアだった。
ブルーベリージャムなんかは少しでも零すと中々跡が落ちないから、事前に調べておかないと、多分ブチギレで履歴とか調べられるんだよね……。
「おッ……ん……」
「ちょっと冷たいと思うけど我慢してね」
「ン……大丈夫、まだ耐えられる」
「にひ、今度は先生のソーセージにぶっかけだ〜」
「そう言われるとなんか地味にエロいなぁ」
「んね。よーし、そろそろいっかな。うん、これでよし、と。それじゃ、いただきま〜す」
「あッ♡……」
────その後、ナツによって、何度もフェラでイカせてもらった。
次回────猥談ティーパーティー。
ナツもかなりイイ太ももしてるんですよね。好き。
そしてナツの言動のエミュもかなり難しい。
フロントにホテルマン居なくて部屋選ぶタイプと、フロントも無く個室などが点在してるタイプなら、後者の方が気楽に入れるので、オススメです。壁が薄くても、隣の部屋と繋がってないので、隣の事を気にする必要が全くありません。
でも前者の方が「コンドームやローションご自由にお取り下さい」のコーナーがある確率が高いので、それについては素直に助かっています。
安全とは言いませんが。