「ハーレムルートを目指しましょう、先生」 作:アキラゼミ
怖いなぁ(棒)
「おはようございます、先生。今日も一日よろしくお願いしますね」
「おはよう、ユウカ。こちらこそよろしくね。早速だけど、書類の整理を頼んでいいかな?一応カヤと日付順に並べ直してあるんだけど、念の為に確認をお願い。その後は手前の山から片付けてほしいな」
「分かりました、すぐにやります。……あれ?先生、領収証入れ、また一段と太くなっていませんか……?領収証は逐一まとめるよう、前にもちゃんと言ったじゃないですか」
「う……どうも億劫になっちゃって……」
よし、まずは
怒らせてしまって申し訳ないとは思いながらも、こうして小言を言いながらも────ほら。
「全く……。先生の領収証や帳簿をつける生徒なんて私くらいなんですからね!」
「ありがとねユウカ、助かるよ」
まぁ書類が多いと他の業務にも支障が出るしね。なんなら最近、他の学園に出張に行けていないのは事実だもの。トリニティにしか行けていないしね。しかも仕事としてではなくミカとの逢瀬としてしか行っていないから、トリニティでの仕事はなんにも進められていないというのが現実。
いや、ホントに現実は非情だ。アビドスにも最近顔を出せていないもの……。
またシロコの匂いを嗅いで、アヤネと資材整理をしたり、ノノミに膝枕されて、ホシノとまったりと昼寝して、セリカのバイト先に皆で遊びに行って、ラーメンを食べたいところだね。
しかし、それよりまずは、ユウカと────。
「ん……?ヤケに高級そうな領収証……ええっ!?」
気付いたらしい。あの領収証を見つけたユウカは顔を真っ赤にさせ、口をパクパクさせ、それ以外は硬直している。ふとカヤの方を見てみると、目線はパソコンに向かいつつも、目の下のクマを歪ませてニタリと笑っているようだ。私の視線に気付くと、口元に手を当ててクスクス笑う。笑いを隠そうともしていない。少し怖いね、この子。
「え、えっえっ、エンゲージリングですって!?」
ユウカ攻略の時間が、ようやく始まった。まずはユウカの言葉責めに耐えて、そこから私のターンにしなくては。
「せっ、先生、なんですかこの領収証は!お値段もそうですが、エンゲージリングって一体!?先生が婚約指輪だなんて、誰に渡すつもりですか!?」
「もう
「…………え」
この瞬間までユウカに見せていなかった左手を、空中にハイタッチでもするかのように見せてやる。ユウカは、私の左手薬指で銀に光る物体を見つけて今度こそ動きを止め、行動不能になってしまった。
「……だ、れ……に……です、か…………」
「ミカ。3年生だから、来年には卒業だしね。色々計画も立ててるよ」
「ッッ────!先生って……聖園ミカさんが、好きだったんですね……」
「……そうだね。大好きだよ。何ヶ月分かの貯金を、全部指輪の購入資金にするくらいにはね」
「やっと……やっと無駄遣いせずに、スマホゲームのガチャに課金もせず、節約し始めたと思ったら……。そうですか……そういうこと、だったんですね……。おめでとう、ございます……」
声の調子も、目線もドンドン落ちてくる。しかし私はそんなユウカの後ろに立ち、いつものテキパキした手つきとは全く異なる、ノソノソした手つきで領収証を整理するユウカに、後ろから抱きついた。
「でも私はユウカも好きだよ」
「っ……何を言って……婚約までしてるのに……」
「ミカは『皆で幸せに』って、言ってたよ。どう?ハーレムみたいな感じになると思うけど、ユウカも私達と一緒に来ない?」
「…………ッ」
「ユウカは私の事、嫌い?」
「嫌いなわけっ……な、ないじゃない、ですか……!ですがその、ハーレムとかそういうのは不純です!真摯に相手に向き合うべきかと!」
「……そっか、残念。カヤ〜、仮眠室行こ」
「朝っぱらから何なんですか先生は……仕事中くらい休ませてくださいよ……」
「仕事中に休んじゃダメでしょ。ほら、行くよー。
『先生の言う事はなんでもきく』んでしょ?」
「……はあぁ〜……仕方ありませんね……」
渋々という様子で立ち上がり、背伸びするカヤ。パキポキと背骨が凄く鳴っているのが、数メートル離れている私達の方にまで聞こえてくる。そのまま2人で仮眠室、今は普通に私の寝室として使ってる部屋に向かおうとすると、ユウカは、椅子を飛ばす勢いで立ち上がり、私に詰め寄る。
「ちょちょちょ、待ってください先生!カヤさんと何をするつもりですか!?」
「何って、性行為……エッチだよ?」
「……!?」
「もう何回もヤッてますので、私の方はもう何とも思ってないですよ。『超人』ですので。ただダルいだけですがね。……疲れますし」
「カヤも一応ハーレムメンバーの1人だからねぇ」
「そんな……そん……。いつの間にか……私が知らない所で、そんな事に……?」
「だからユウカも誘ってみたけど、断られたのなら仕方ないからね。強制はしないから安心してね」
ポンポン、と頭を撫でて再び背を向ける。しかしその直後、ユウカが後ろから、私の腰に手を回して抱きついてきた。
「……先生。今から、という事は……その……ムラムラしてるんですね?」
「ん……うん。かなりね」
「でしたら私が相手します!私も先生のハーレムに入れてください!もう、先生のくせに私が知らない行動とらないでください!抜け駆けはナシです!」
「ホントにいいの?」
「いいんです!私だって先生のこと好きです!多分カヤさんよりずっと!」
(そもそも私は、先生のこと好きじゃないですし。あなた方と同列に騙るのは辞めてほしいのですが。聖園ミカに指輪を渡すと聞きショックを受けたのは先生が好きだからではなく、どこか、謎の虚しさを感じたからですので。はぁ虚しい、虚しいですね。まさに、Vanitas vanitatum, et omnia vanitas……。はぁ、ばにたすばにたす……)
「じゃ……ユウカ、ちょっとお願いしたい事があるんだけど……いいかな?」
「はい!なんなりと!」
◆
ユウカを寝室に連れ込んだ私は早速行為に及ぶ。ただし私だけ脱いで、ユウカは普段の格好のまま。しかし着衣エッチではない。そう、これは──。
「……先生が私の太ももをよく見てるのは、気付いていましたが……。まさか……」
「ユウカの太ももでシゴかれるのヤバいっ♡」
「まさかこんな変態だったなんて……。んしょっ……んっ……これ、ちゃんと気持ちいいんです?」
「うんっ!ユウカの太ももに挟まれて……っ、もう、イキそうっ……!」
「えっ!?い、イキそうって、そ、それって……っ」
カヤとの行為の為に用意しておいたローションをまさかユウカに使う事になろうとは思わなかった。
ユウカは、私の身体の上に、アヒル座りのように座って、その太ももに私のペニスを挟んで、上下に動かしている。そう、ただそれだけだ。
しかしユウカの太ももといえば?────そう、圧倒的な「太さ」。肉厚も肉の圧も凄まじく、軽く挟まれただけでもビクンビクンと跳ねてしまう。
スベスベ肌に挟まれた私のペニスは、ほんの少し動かれただけで射精に大きく近付いていく。それも仕方ない。ユウカの太ももなど、高嶺の花だった。触りたくても触れないはずの「生徒」の太もも。
そんな太ももに、男性の性欲の象徴とも言える、勃起したペニスを挟まれる────こんなの射精を我慢する方が無理だろうね。
(先端が赤黒く膨らんできた……?もしかして先生、本当に私の脚で射精を……!?)
ユウカの太ももって、アリスと比べたら2〜3倍くらい太かったはず。エロすぎでしょ。ユウカってもしかして、太ももの「神秘」なのかな。じゃあ、ユウカの「神秘」が「反転」したら、細くなるの?
────絶対に防がなきゃダメだ、そんな事態。そんなの、ユウカの太ももに対する冒涜だ。当然、許せる道理などない。
「ユウカ、もう少し早く動かしてっ……!」
「え、こ、こうですかっ?」
「お゙ッ!?ユウカのパンツ見えゔっ!」
「きゃっ!?」
今日は白のパンツらしい。太ももを注視していたからか、スカートが少し浮いた瞬間にパンチラし、小さなシミのある下着が目に入る。
そして私はその瞬間、我慢していた欲望を一気に溢れ出させ、余すことなく全てユウカの顔に、服に掛けてしまった。
「……ふぅ……ってヤバッ!?ごめんユウカ、えっとティッシュ、ティッシュ……!!」
「先生ッ!?顔に掛けるなんて……!」
「ごめんっ、そんな飛ぶとは思わなくて!」
「そういう問題ですか!?」
「太ももとパンチラの組み合わせがエッチすぎて……我慢できなくって……」
「全ッ然、理由になっていませんからね、それ……。ホント、変態で……サイッテーです……っ♡」
口元に垂れてきた精液を、ペロリと舐め取った。それを見て、賢者になり掛けていた私は再び、欲に身を任せる獣になった。
私に渡されたティッシュで顔を拭いている彼女を押し倒し、強制的に枕に頭を沈めさせる。こんなの襲わない方が無理だ。私は聖人じゃないんだ。
「キャッ……せ、先生……?」
「どうしようユウカ……今日のところは太ももで1回抜いてもらって終わりにするつもりだったのに……」
「え?えっ?」
「……挿れていい?」
「っ!?」
「ゴム、ちゃんとするからさ……?」
「じゃあ……これを……」
懐に手を入れたユウカは、ピンクの小さい四角の袋に入ったゴムを、おずおずと、差し出してきた。頬を赤らめ、視線を泳がせ、口を震わせて……。
「……何でユウカがコンドーム持ってるのか……は、聞かない方がいい?」
「聞かれても聞かれなくても、『計算通り』としか答えられませんっ!」
「『カンペキ〜♪』まで言って」
「それ必要ですかっ!?」
「必要」
「〜〜〜〜〜〜〜ッ!!……け……っ……『計算通り。カンペキ〜♪』……何なのよもう〜……///」
耳まで真っ赤にさせて、両手で顔を覆うユウカは本当に可愛い。今すぐ抱き締めてキスしてやりたいくらいには、胸がキュンキュンしている。可愛くて癒される。照れるユウカからしか得られない栄養、あると思うね。これはきっと食事からは得られない栄養だね、間違いない。
「先生と、いつかこうなるって……
「!?」
「まさか、その先生から誘われるとは思ってませんでしたけど。しかも他の生徒と婚約してからなんて有り得ないですよ。……だから、私も最初は断ったんですけど、お陰で私も、良い想いができましたし……ミカさんに、感謝しなくっちゃですね……っ!」
「そうだね。ミカには感謝しなくっちゃ。……じゃ、それなりに濡れてるみたいだし軽く挿れてみる?」
「先生っ!渡したんですしちゃんと使って……って、いつの間に!?」
「ユウカが自分で顔を覆ってた時に」
「……なんて早業……。先生、まさかエッチなことは手慣れてます?」
「いやいや〜。そんな事はないよ」
「ふ、ふーん……まぁどっちでもいいですけどね……婚約者とまで言うんです、何より先生の事ですから既にミカさんとは交わってるのでしょうし……」
「……そうだね」
「あとさっきの流れからして、カヤさ────」
指を絡ませてモジモジするユウカの頬に、そっと唇を押し当てる。何が起きたのか把握できなかったらしいユウカは、目をぱちくりさせるばかり。
「……へ?」
「ユウカはほっぺたも柔らかいね。つい、ムニムニしたくなっちゃう」
「せ、せん、せ……何を……して……」
「チューしちゃった。ほっぺ、柔らかそうでさ」
「ち、ちゅう……しちゃっ、た……!?せ、先生が?私に?……先生とチュウ…………あぁ〜〜っ……///」
何だこの可愛い生き物……いつもはあんなに気丈に振る舞っていて、ゲーム開発部からは魔王のように恐れられていた(?)時期もあったのに……。
◆
「あ゙っ♡ はぁ、あんっ♡ せん、せぇっ♡ 指、そんな激しっ……くぅっ♡ あぐっ、んうう……♡」
「イイ感じにほぐれたね。……じゃ、そろそろ……」
指を1本挿入して軽く解してからは、2本同時に挿入。それからも時間をかけ、挿入する為に膣口を少しだけ拡張した。これで挿入はできるはずだ。
「は、はい……お願いします……んぐぅっ!?」
やはり最初は正常位だろう。他の体位はこれからゆっくりじっくりねっとりヤッていく事にしよう。
くぷぷぷっ……と亀頭を押し付ける毎に形を変えるユウカの可愛らしく狭い陰部。先端の先端がやっと挿入できた。もっともっと強く押し当て続けないと挿入は厳しい。
「……ユウカ、大丈夫?」
「だい、じょうぶです……挿入してく……ひぐっ!」
「……今日はやめとく?」
「気にしないで、早く挿入してくださいっ!」
「痛そうに見えるよ?……泣いてるし」
「これはその、汗です!」
「そんなベタな……」
指を挿入するのもキツかったし、きっとユウカは指を挿入するオナニーなどあまりしないんだろう。いや、少し待て。という事はつまり、もしかしたらユウカは
「……」
「ひゃうっ!?せ、せんせっ……あんっ♡ ちょっ、待ってくらさ……んぁっ♡ ひぁあん♡」
「ユウカ、こっちの方が好きなんだね。可愛いよ」
「せ、せんせぇっ♡ せんっ、せえ♡ んぉ゙おっ♡そ、そこばっかり責めちゃ……んあぁっ♡♡」
「!」
クリトリスやその周辺を指で責めていると彼女はグンッと腰を上げ、ガクガクと強く腰を震わせる。ボタボタと愛液のような潮のような液体が落ちて、シーツを濡らしていく。
「はぁ♡ はぁっ♡……ふぅ……はぁ♡ お゙っ?!♡ふぉおおお゙っっ!?♡♡」
「おぉーっ……
「っっ!!??!……は、はひっ……!?」
イッた後はギュウギュウ締め付けてくるが、その力が抜けた瞬間は少し緩くなるので、その隙を突き挿入してやった。ユウカは目を白黒させ、上半身をプルプル震わせて目を見開いている。
この「包み込まれている」感覚──たまらない。
「は……はっ、はいっ……おっ……おなか……っ」
「どう?分かる?奥の奥まで届いてる感あるよ」
「は……はいっ……き、キテます、奥に……っ♡♡」
「動くよ」
「んっ……せんせ……ぇ……あっ♡ はぅっ♡ んっ、ふぅっ……ふっ、ふぐっ……んいぃっ♡ はぁあっ、あっ、はぁあんっ♡♡」
最初からそんなに感じてくれるものなのかな、と思いつつ、とりあえず感じてくれるなら良かった。ゴムもしてるし、安心してイケそうだ。
「すごっ……ねぇユウカ、この太もものお陰かなっ?締め付けもかなり強いよっ!」
「うる、さいれす、よぉっ♡ んっ……ふ、ふぅ……はぁ、はぁっ……はぐっ♡♡ ふぅ、んぅ……そんな太もも、太ももってぇっ♡♡ 私のこと、太もも、しか……取り柄のない女と、思ってませんかっ?♡」
「そんな事ない!太ももは魅力の1つに過ぎない!ユウカは可愛いし真面目だし!怒りながらも、私を想って怒ってくれてるのが分かるし!そりゃ勿論、このムッチムチの太ももで顔面を挟んで欲しいとか思う事もあるというかいつもそう思ってるけど!」
するとユウカは声を抑える為か口元を手で覆い、時々言葉を詰まらせながらジト目で苦言を呈する。ユウカのジト目……可愛すぎる、見るだけでも精液がのぼってくる……っ。
「先生?……もしかして、私だけ何故か着衣でエッチしてるのって、このスカート履いてた方が太ももが映えるとかそういう事を考えてたり……?」
「!……バレた?」
正常位は正常位でも、上から見下ろすこの構図が好きなんだ。視野を広く持てる気がして、より強く深く突いてやりたくなるから────。
「せ〜〜ん〜〜せ〜〜い〜〜〜っっ!?」
「いひゃい!ほっへひっはははいへぇっ!」
「ちゃあんと唇にちゅっ……キスしてくれないとっ、許しません!もうほっぺたへのキスなんかでは私は誤魔化されません!許しませんからねっ!」
そう言うと、私の頬を引っ張っていた両手を首の後ろに回して、一気に引き寄せる。力強く窄ませた彼女の唇と私の唇が、正面衝突した。
「んっ……♡」
「っ!」
「んん゙ん〜〜〜っっ……♡♡♡」
ヤバいと直感した。ユウカの唇の柔らかさを脳で感じたその瞬間、太ももコキ以来の、本日二度目の射精。意図せぬ射精だったからか、ちゃんと種付けプレスはできなかったが────動きながらでも、奥にコツッと押し付けてやり、子宮口らしき硬さを感じながら射精し尽くした。
「ぷはぁ……♡ イキましたね……せんせ……♡」
「うん……はぁ……すっかり搾られた気分……」
欲を言うならもう少し動いて、奥にちゃんと強く押し付けて射精したかったけど、まず私は早漏だしユウカの不意討ちキスは流石に予想外だったから、今回のところはこれでヨシとしよう。うん。そう、今はとりあえずそう思っておこうか。大事なのは、今より未来なのだから。
「ふぅ……ゴム取らないとね……あれ?」
ちゅぽ……とユウカの膣からペニスを抜く。しかしその見た目に、どうも違和感がある。精液溜まりに溜まっているはずの私の精液が……殆ど無い。
結構射精したはずだけど、気の所為だったのかと思っていると、ペニスを抜かれて、私が手に持ったゴムから、ボタッボタッと重くて白い雫がシーツに垂れ落ちた。
「え……ウソ…………ユウカ、ごめ────」
どうやらゴムに穴があいていたようだ。まずい、ゴム渡されたのに穴があいていたら、激怒されるに決まってる。私は慌てて謝ろうとするが、ユウカはどこかワルい笑みを浮かべ……。
「──計算通り。カンペキ〜……♡」
ハメたつもりがハメられていたのか────とかギャグっぽい事を思いついたが、どうせ、ユウカにゴムを渡されなきゃ生でエッチするつもりだったし関係ないか。
ユウカは照れ屋さんだから、
次回────「ん、アビドスは先生と私の子供達でトリニティより大きい学校にする」の狼系美少女。