「ハーレムルートを目指しましょう、先生」 作:アキラゼミ
「う……っ」
「っ!先生っ……」
「シロコ……?」
知ってる天井だ。保健室?どうして私が保健室で寝てるんだっけ?記憶が、どこか朧気だ。どこまで覚えてるっけ。昨日あたりの事から思い出すか。
確か昨日は、朝からロードバイクでアビドスまで向かって、着いてから徹夜でシロコとシャワー室や教室でエッチしてイチャついて、朝になったから、対策委員会の皆が来る前に、ロードバイクを学校に放置してシロコと一緒にシャーレまで帰ってきて、それからは……えっと……?
「ごめんなさい先生……私が先生を襲い過ぎた……」
スンスンと、鼻を鳴らして涙を浮かべるシロコ。少しだけ思い出した気がする。
そうだ。シャーレに帰ってきてから、カヤに軽く説明して、残りの少ない仕事を押し付けてシロコと追加でエッチしてたんだ。──覚えがない腕にまで咬み跡があるから、きっとそうだね。
「大丈夫だよ。いつもよりも少し疲れてたみたい。心配させちゃってごめんね」
「先生、急に様子がおかしくなったから……たまたまシャーレに来てた救護騎士団の子に頼んで……」
「……セリナ?」
「今回はこのハナエです!」
「ハナエ!」
ひょこっと、シロコの後ろから飛び出してきた。シロコの後ろのどこに隠れていたんだか。ハナエのツインテールとか全く見えなかったよ。
「診察のお時間ですよ♪」
「……ごめんね先生。無理させた」
「私の方こそごめんね、体力が無いせいで……。次も手加減しなくていいからね!鍛えとくから!」
「……。えっと……そろそろ、アビドスに行くから、帰るね。でも……最後にキス、して……ほしい……」
「ハナエが見てるけど……いい?」
「見られてても関係ない。私は先生とキスする」
「わぷっ」
「わぁ……///」
ハナエが見ている目の前にも関わらず、シロコはベッドで寝かされる私に、そぉっと唇だけのキスをして、最後にやんわりと頬を緩めて微笑みながら、手を振り、保健室を後にした。
「……シロコさんとお付き合いしてたんですね!」
「違うけど、違わないかなあ……。ところでハナエ、私はどうしてここに?ただの気絶じゃないの?」
「先生の脈が乱れて死にかけてたんです!ですが、もう安心してください!脈は落ち着いていますし、足りないものを補う為の薬も投与してますから!」
「……?足りないモノ?」
「はい!シロコさんのお話を聞くに、一晩中ずっとエッチしてたようですねっ!だからじゃないかなと思ったので、点滴に精力剤を混ぜてみましたっ!」
顔面からサッと血の気が引いていくのがわかる。寝ぼけて、どこかほんのりと温かかった私の顔は、血の気が引いたことにより温度を失う。
それと同時に、私の気持ちと裏腹に、掛け布団の中では、私の萎んでいたイチモツがグググと重たい布団を持ち上げ始めていた。
「ハナエ……もう抜かれてるみたいだけど……点滴に直に入れたの……?」
「はいっ!もちろん、無害なモノですよ♪」
そりゃ精力剤だもの身体には無害だろう。そしてキヴォトスの特別製の精力剤なら血中に混ざっても問題は無いんだろう。それは分かる。分かるけど、今の状況は、その……生殺しにも近いくらいキツイ。
私の目の前で、ハナエの小ぶりながらもまん丸の巨乳が、ハナエが身体を揺らす度にぽよんぽよんと可愛らしく揺れるんだ。精力剤を注入された私が、耐えられるハズがないじゃないか……。
「…………………………」
「わ……わぁ……/// こ、これで大丈────」
……これは真ん中一択、だよね。流石にこの選択は間違えたりしないよね、うん。レイプはまずいし、急に下半身を露出するのは、ハナエ相手なら、切断されるかもしれない。
「何とかしてほしいな」
「へ?」
「こんなんじゃ執務室に戻れないよ。何回か抜けばスッキリすると思うからハナエ、抜くの手伝って」
「抜く?……えっと、よく分かりませんが、精力剤が効きすぎたんでしょうか?」
「そういう事。手伝ってもらえるかな?」
「……おっ、お任せ下さいっ!経験はありませんが、先生なら優しく教えてくださると思うのでっ……が、頑張りますっ!!」
多分、行動のベクトルがほんの少し違うだけで、この子としては間違いなく善意でやってくれてるんだよね。足りないから補給してあげた、これだけの話なんだろう。
お腹が空いたなら食べ物を食べる。睡眠が足りていないなら眠る。それと同じような感じで、精力が足りてないから精力を足してやる────きっと、彼女としてはこんな流れなんだろう。……うーむ。
「でっ、では先生!触診から入りますので、パンツ脱いでください!」
布団を捲り、ベッドの縁に座ってからノソノソと病衣、パンツを脱ぐ。その様子を、まじまじと興味深そうに観察するハナエの目線がペニスにグサリと突き刺さる。
私は決して露出狂なんかじゃない──と思うが、見られている事に興奮しているのも、否定できない事実。ムクムクと、亀頭のシワが無くなって綺麗にパッツンパッツンにハリが出る程に勃起している。
「わぁ……す、凄く赤くなってます……!怪我とかで腫れてるんじゃないん……ですよね……?」
「うん、腫れているワケじゃないね。血が集まって膨らんでる……みたいな感じかな」
「な、なるほど!それで、これを……」
「握って、上下に動かして。ローションあるかな?無くてもいいけど……」
「ローション……って何ですか……?」
「ヌルヌルしてる液体……かな?」
「んー……無いですぅ……」
「じゃあ、ハナエの唾液を垂らして。それでクチュクチュって動かして」
「ふぇえっ!?だ、唾液なんて、汚いですよっ!」
「そんな事ないよ。さ……ほら」
「う、うぅ〜……先生がお望みなら……」
ハナエは照れながらも口内をクチュクチュさせ、ツゥ……と唾液を垂らして、それをペニスに纏わせ、上下に手を動かし始めた。
「ハナエ、キスして」
「え……ふえぇっ!?せ、せんせぇっ!?」
「ハナエみたいな、ハツラツとした可愛い子が好みだからね」
「!」
「前に当番の時に言ってくれたセリフだよ」
「もっ、もちろん覚えてますとも!自分で言った事ですからっ!で、ですがその、先生はシロコさんとそういう……指輪もしてらっしゃいますし……」
「私が正式に付き合ってるのはミカだよ」
「へ?ミカ……って、ミカ様ぁあっ!?ウッウソ!?そうだったんですか!?それなのにシロコさんともエッ……エッチしてて、私ともだなんて!」
「……嫌かい?」
「い、嫌というか……ちょっぴり、びっくりしただけですよぉ……あはは……」
「……」
「わ、分かりました……ちゅー、ですね……?」
ゆっくりと目を瞑り、くちゅくちゅ水っぽい音を立てながらペニスをシゴくハナエと、そっと優しく唇を触れ合わせる。すぐに離れようとしたから私は彼女の背中に手を添えて、離れられないように。
するとハナエは、観念したように、唇に力を込めながらもキスを継続してくれた。
「っ……せんせ……///」
「そろそろイケそう……。もうちょっと強く握って、速めに動かしてみて」
「えっ?つ、強くですか?」
「潰さない程度にね」
「え、と……これくらいですかっ?」
「あ゙っ」
「あっ!?痛かったですか!?」
「今のイイよ、今くらいの力で……そうそうそうそう上手いよハナエ、イクッ……!!」
「ひゃああっ!?」
スポイトで吸い上げた水を発射するかのような、そんな勢いでハナエの手で射精に至る。ぶっかけはできなかったが、服は汚せた。
「す……凄い射精しましたね!お疲れ様でした!」
「まだ終わりじゃないよ」
「へ?」
「今度は……ハナエの胸で挟んでもらおうかな」
「ええっ!?も、もう射精したんですから……」
「まだ治まってないもの。鎮めてもらわないとさ、お仕事にならないから……ねっ?お願いっ!」
「……胸で挟むって……どうやるんですか……?」
「……♪」
ハナエは照れながらも、保健室に鍵をかけ、窓もカーテンを閉めて、密室を作る。それから服を脱ぎ下着姿になると、私の視線を気にしながらも全裸になってくれた。
「おお……!服の上からでもわかってたけど……!」
すんごい、それはもう凄い巨乳だ。爆乳みたいなそういう大きさではない。ハナエの身長、体型などそういった情報と組み合わせて考えると、やはり、かなり巨乳だ。
大きい球体のような丸さの巨乳ではない。小さい球体ながら、まんまるに実った胸……素晴らしい。
「おっぱいで、挟む……んしょ……こう、ですか?」
「おぉおっ……すんごいモッチモチ……」
「えへへ、柔らかさには自信があります♡」
「……上下とかに動かしながら、舐めてくれる?」
「っ!?お、おちんちんを、ですか……?」
「おっぱいから出てるところだけでいいから」
「わかり、ました……んっ……んぅ……♡」
「ふぉおっ……きもちいっ……!」
ハナエのパイズリフェラは凄まじい。スベスベな手触りの、細かいビーズが入っているクッションで両側から挟んでいるかのような、パイズリの感触。それに加え鈴口をほじるかのようなハナエの小さい舌での愛撫。
「あむっ……ちゅぷぷっ……ちゅるるっ♡……んんっ♡ろぉれふか、へんへぇ……んぅ……♡」
「サイコー♡……イクよハナエ、
「はい、射精しちゃってくだ……ふあぁあっ……♡」
今度こそ顔面にブッ掛けた。ハナエの童顔、いやロリ顔が私の精液でドロドロに……あぁ、ハンカチで拭いた。まぁ拭くよね。
「これで治ま…………治まってませんね、これは……」
ジト目でペニスを見る。ツン、と指で弾かれるとビクンと跳ねてしまう。クスクスと笑うハナエは、やはり可愛らしい。
そしてその後、どうにか言いくるめてハナエともセックスに至ったが、初めての刺激すぎて、1発でダウンしてしまった。
◆
「よっこいせ……ふぅ。ハナエ、柔らかかったぁ」
「はひぃ……♡ しぇんしぇ……♡」
「よく寝てるね。……さて、私ももう少し休むかな」
ハナエを私のベッドと違う方に移動させ、布団を掛けて寝かせてやる。精液は拭き取ってあげ、服は着せているので他の子が来ても大丈夫だろう。
私もさっさと服を着なくては……とは思いつつも、シーツの感触が心地よくて、全裸のまま布団の中に潜ってしまう。
「あったかぁ〜……んふふ……もう一眠りしよ……」
その時、スマホにモモトークの通知が来た。
「あ、シロコだ。どーしたんだろ」
さっきはごめんなさい
私のせいで先生のことを
大変な目に遭わせてしまった
謝っても謝りきれない
「シロコ……」
そんなに気にしてたのか。気にしなくていいのにそうもいかないのかな。笑顔で見送ったしシロコも笑顔を見せてくれたけれど……作り笑いだったか。
シロコって元々あまり笑顔を見せない子だから、ちょっと笑顔見せてくれるだけで嬉しいんだよな。だからもう大丈夫だって勘違いしちゃったな……。
謝らないで
シロコがそれだけ私のことを
好きなんだって知れたから
むしろ嬉しかったくらいだよ
私の方こそごめんね
身体が弱いばかりにシロコに
迷惑をかけてしまった
先生は悪くない
悪いのは私
だからもう先生には会わない
本当にごめんなさい
いや待て、どうしてそうなる。
────あれ?これもしかして、バッドエンドに直行してない?プレナパテスになるのは良いけれど皆を酷い目に遭わせるのは本意じゃないんだよ。
バッドエンドだけは回避しなくちゃいけないのにどうしてこうなった?私が弱いから、か。やっぱり全てはそこに行き着くのかな。
一体、どこで選択を間違えた?
黒服の言葉にノッたのが間違いだったの?いや、違うな。黒服の言葉でもミカの許容でもない。甘い誘惑に負け、私自身の意思でハーレム作ろうとした所から既にバッドエンドに向かい始めていたのか。
………………ふざけるな。そんなの、許せるものか。たとえ、このキヴォトスに「色彩」が来なくとも、それ以外の意味での終焉を迎えたら意味など無い。
そもそも、ハーレムを作り始めたのは「色彩」を遠ざける為なんかじゃない。私がそうしたいから、始めたんだ。「色彩」を遠ざける為という理由は、後から黒服が持ち込んだだけの、
言い訳なんか許さない。ミカが許しても、黒服が許しても、シロコが許しても、私が許さない。
絶対に、どんな手を使ってでも、ここでシロコを繋ぎ止めてみせる。
私はシロコに会いたいよ
今すぐ会いたい
会わせる顔が無い
先生を殺しかけてしまった私が
どんな顔で先生に会うの?
いつもの顔でいいんだよ
真顔でも笑顔でもどの顔でも
だってそれが砂狼シロコだよ
私の会いたい砂狼シロコは
いつも明るくて元気で
興奮して咬み付くような
そんな愛情表現をする子だよ
あの時はどうかしてた
傷付ける愛情表現なんか
どう考えてもおかしいでしょ
先生に傷を負わせてしまった
ごめんなさい
私は嬉しいよ
シロコに咬まれて痕が残って
それを見る度に
シロコに愛されてるなって
ニヤニヤできちゃうんだよ
好きな人に咬み付くだなんて
きっと普通じゃない
だからもう会わない
どうやら、私が思っていた以上にかなり固く決意しているらしい。────それなら仕方ないよね。
ちょっと汚い手だけど、少しアプローチの仕方を変えてみる他に、手はないだろう。
シロコが好きだよ
私も先生が好き
でももし先生に会いに行ったら
また咬み付くかもしれない
また襲っちゃうかもしれない
先生を気絶させるかもしれない
私はそんなの嫌だ
それは私のセリフだよ
もうシロコに会えない方が
ずっと嫌だ
これだけは譲れない
先生を傷付けたくないから
もう会わないようにする
その方が私の心を傷付けてる
それはいいの?
ごめんなさい
身体を傷付けるよりマシだと
私は思ってる
先生は身体は弱いけど
心は強い人だから
きっとすぐに元気になるよ
先生は聖園ミカと婚約してる
私なんか最初から関係ないから
ほぉ〜………………マズイ、めっちゃくちゃ強情だ。
こうなったら仕方ない。「大人」の手を使おう。これなら絶対シロコも落ち着いてくれる。シロコがやろうとしている事を、実際にやって見せたなら。実際にそれをされた者がどう思うか分からせよう。
二度と会えない辛さ、分からせようじゃないか。今のシロコは、私ともう二度と会わないつもりだ。あの黒いシロコが感じたあの「別れ」の痛みを私に味わわせようとしている。
なら私はどうするか?「それ」を振りかざして、強引にでもシロコを止める。「二度と会わない」?そんな馬鹿な言葉、それこそ二度と言わせないよ。
嫌いになったのなら分かる。それなら仕方ない。でもね。好きなまま私から離れるなんて、そんなの絶対に許さないからね。
シロコ
本当にもう会ってくれないの?
もう会わない
これは決めたことだから
電車にももう乗る
そっか
今までありがとう
こっちこそありがとう
でも対策委員会のみんなとは
これまで通り接してあげてね
先生が来るとき私は席を外す
さようなら
さようなら、シロコ
バイバイ
最後の「バイバイ」のメッセージを送った直後、間髪入れずに、私の所有するベレッタの写真を送信してやった。もちろん、今撮影したものだ。純白のシーツが背景だ、今撮影したんだと分かるはずだ。
きっとシロコだったら、私から通知が来れば見てくれるはず。すぐに、モモトークをブロックしたりなんかしないはずだ。
そしてそんな私の予想通り、シロコはすぐ返信をくれた。
待って
先生
送信ミス?
なにしてるの
やてて
やめて
お願い
へんなことはやめて
先生
返事して
先生ってば
先生
先生
ねえ
先生
数分後。ニュース速報がスマホの通知欄に来た。
──「○○○行きの電車内にて謎の爆発が発生。幸い乗客は1人しか居なかったものの、その乗客が行方不明中につき、現在捜索が進められ────」
シロコだな。シロコがドローンか何かで爆破して電車を脱出したんだ。多分、シロコならもうすぐ……などと思っていると、保健室の入口の扉が吹き飛ぶような勢いで開けられた。鍵が壊された音がした。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ……ゲホッ……。せ、先生ッ……!!」
「……やぁシロコ。来てく────」
来てくれたんだね──と言い切る前に、シロコが私に飛び掛かってきた。ハナエの事を別のベッドに移動させておいて、本当に良かった。シロコは私のベッドに乗るなり、私に力強く抱きついてきた。
「よかった、生きてる……っ」
「……心配させたね。……会えてよかった、シロコ」
「何であんなの……っ……あんな事するの……ッ!!」
「シロコが『二度と会わない』って言うからだよ。私にとっては、死を選んでもいいくらい悲しくて、寂しい事だった。それくらい、私はシロコのことが大好きだよ」
「でもっ!先生に会うと私っ……好き、過ぎて……!また、強く咬み付きたくなるしっ……また、エッチもしたくなるの……!でもそうすると先生がっ……!」
「いいんだよ。あの時は、私は酷く疲れてたんだ。だからそうなった。今は違うよ。ゆっくり寝たし、ハナエの治療のお陰で昨日の朝くらい元気なんだ。まさにベストコンディションだよ。……だからもう、シロコの好きなだけエッチできるよ」
「咬まれたら痛いと思うし……傷になったら……っ」
私の肩を見て、一瞬手を伸ばそうとするが、顔を背けると共に手を引っ込める。現に、さっきまでのあの咬み痕は深い傷になっているからだ。
「シロコが私の事を好きっていう証だよ。だから、気にしないで。私はもっとシロコに咬まれたいし、傷を付けてほしいよ。もっと、シロコからアピールしてほしい」
「……アピール……?」
「咬み痕で、シロコは『私はこんなに先生が好き』みたいなアピールができるでしょ?私は、シロコがそこまで私を好きでいてくれるのが嬉しいんだよ」
「ッ……咬んでも、いいの……?」
「もっと深く強く咬んでいいんだよ」
「先生と、エッチしてもいいの……?」
「アビドスを、トリニティより大きな学校にするんでしょう?」
「先生っ……!!」
ドッと勢い良く押し倒され、私の頭はフカフカの枕に埋もれた。シロコは目にハートを浮かばせて、口元を震わせ、鼻の頭同士をスリスリ擦り付ける。彼女の汗で、ツルツルと、スルスルと滑らかだ。
「チューしていい……?」
「たくさんしよう」
チュッと軽いキス。
「エッチしていい……?」
「脱がそうか?」
「私が脱ぐ」
スカートのままパンツだけを下ろして、片足だけパンツから抜く。
「好きっ……」
「私も好き」
「私の方が好き」
「私の方が好きかもよ?」
「先生は聖園ミカが一番。ならせめて、私が先生の二番になる。──いつかひっくり返すけど」
さっきより強く唇を押し付けてくる。にゅるん、ちゅるりとシロコの舌が唇をなぞる。私も唇を開け彼女を迎え入れると、待ってましたとばかりに私の顔を両手で固定し、ぢゅるぢゅると唾液を零すのも厭わないで舌を絡みつかせてくる。
「ぷは……本当に咬んでいいの?」
「幾らでも」
シロコが左肩に深く咬み付いた。思わず呻き声が出そうになるが、シロコの唾液の甘味を、口の中で反芻して気を紛らわせた。
「咬み痕くらいじゃ我慢できない……っ」
「咬みちぎっちゃう?」
「っ!でもそれじゃ肩が上がらなくなる……」
「なぁに、問題無いよ。私は『大人』だよ。そんな簡単に壊れないよ」
「ッッ……でも……」
「咬んで。これは私からのお願いだよ」
「!!」
「シロコに咬まれたら……エッチしながら咬まれたらさぞかし気持ちイイんだろうなって思うよ」
「……挿れていい?」
「挿れて。ずっと焦らされてて我慢できない」
「ん、今すぐ挿れる……あぁああっ♡」
シロコの膣内は、熱かった。これまでに交わった誰より熱くて、誰よりねっとりと絡み付き、そして誰より激しくて……。
「ん゙っ♡ んぶっ……はぐぅっ♡ はぁ、はぁっ♡ふぇんふぇ……咬むよ……咬むっ……♡」
「咬んでシロコっ!」
「深く咬むよ……っ」
「深く咬んで!」
「傷付けるよっ……」
「傷痕、残して……!」
「痛いよ……?」
「上等!泣いてでも喜んであげるから……っ!」
ぢゅううううっ……と強烈にキスマークをつける。うっすら血が出ているんじゃないかと思うくらい、赤くて、赤紫で。およそ年頃の女の子にやっていい所業じゃない。分かってるよ、そんなの。だけど、生徒とセックスしてる時点でそんなの今更だ。
「咬んでシロコ!咬んでっ……!」
「うぅっ……ああぁあああっ!!」
ガッシリと熱烈に抱き締めてくれたシロコ。私は変わらず対面座位でピストンを継続する。シロコは本気らしい声を上げると、私の左肩────僧帽筋あたりに、深く、深く、深く、深く深く深く、その可愛らしい牙を突き立ててくれた。
プツッ、と妙な感覚が左肩に走る。ちょっぴり、左腕の力が入りにくい。──知るか、そんなもの。
「イイよシロコ、もっと!もっと咬んで……っ!」
「ゔゔぅぅぅっっ……ん゙ん゙ッ!!」
ブチッ。
かなり深く咬み付いてくれたらしい。これなら、消えない傷がついただろう。
クチュ、グチュ……ぺちゃ、ぴちゃっ…………耳元でそんな水音がする。挿入部からの水音、じゃない。確かにそっちも凄く濡れている。というかシロコは咬みながらも何回かイッていたらしく、まるで放尿してしまったようにシーツは水たまりができていて汁だらけになっていた。
「っ」
ごくん、と喉が鳴った音が。シロコは私の肩から口を離して、ニコリと安らかな、落ち着いた笑顔で微笑んでみせてくれた。だけど、涙も流していた。口元が私の血で真っ赤になっている。吐血したかのように、彼女の制服まで血だらけだった。
「──つけたよ。これ以上ないくらい……んっ…………先生の血の味も、覚えちゃった……♡」
「ここまでしてるのは流石にシロコだけだね……」
「私が一番……ううん、オンリーワン……♡」
「あはは……こればっかりは……うん、間違いない」
左肩の筋肉が少し持っていかれたな。でもまぁ、シロコが私のところに戻ってきてくれたし、片腕が上がりにくくなる程度、大した問題じゃないね。
「シロコ、大好きだよ」
「私もっ、先生のこと大好き……っ♡」
涙を流す血まみれのシロコと、それから暫くの間ずっとずっと抱き合っていた。
失血で両手両足、特に左手の感覚が無くなりつつあったが、次の日丸1日寝てフウカやルミの料理で胃を埋めつくして、どうにか事なきを得た。
なおその日の当番の生徒にはメチャクチャ事情を聞かれたので、階段から転げ落ちたという事にしておいたが……信じてくれたかは、定かではない。
当然、失血で1日を寝て過ごした事については、シロコをはじめアビドスの皆には秘密である。
次回────「○回。何の数字でしょうか?♡♡」記録系美少女のターン。乞うご期待……。
先生のキズ
サオリによる腹の銃創(一生治らない)
シロコによる首〜腕周りの噛み痕(数日で治る)
シロコによる左肩筋肉の陥没痕(手術すれば治る)
シロコって、余裕無くなると「ん」言わないよね。そんな所も可愛いよシロコ……。
シロコに咬まれた過ぎて先生の性癖が壊れました。俺の性癖も余裕で壊れちゃいました。この程度ではまだ壊れてない判定ですか?
遊ぶ性癖破壊爆弾、それこそがブルーアーカイブ。
そこから更に性癖を破壊してやるのが、
前回のカヤ虐はこちら。(ヒナと軽いイチャ?)
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