「ハーレムルートを目指しましょう、先生」 作:アキラゼミ
9月1日、深夜0時直前────。
「うぅ……やっぱり、調子に乗ってお酒なんか飲むんじゃなかった……。黒服のヤロォ…………今度会ったらスープレックスしてやる……。アイツ私をおだてるの上手すぎるんだよぉ……くっそぉ〜……」
「先生もちょっと乗り気だったじゃないですか♪」
「っ!……ノノミ……」
「まぁ、その場のノリと勢い……でしょうけれど」
「そーだね、間違いない」
私が酔っ払ってダウンしてから、しばらくして、大半の生徒達が帰宅しパーティはお開きとなった。片付けは後日、という話にもなっていたそうだが、ダウンしてる隙に有志の生徒が片付けをしてくれたようだ。
準備から片付けまで生徒に任せるなんて、全く、大人としてどうなんだろうか……。
そして現在、私はちょっぴり冷たい風を浴びに、ベランダに出ている。アルコールに負けた脳ミソは未だにズキズキと刺すような痛みを届けてくれる。こうして水を飲んでいても、痛みは引かない。
「ところで、いいんですか?カヤさん、色んな子にボコボコにされてましたけど」
「そりゃハーレムメンバーが多数居る中で『先生の童貞を奪ったのはこの私だ』なんて言えばね……」
厳密には「キヴォトスに来てからの」だが、多分意味合いとしては大差無いんだろうな。
1人のオスとして嬉しい事だけれど、それなりにモテるお陰で多くの生徒と肉体関係を持てている。しかし、だからこそなのか生徒の中には「順番」を気にする子も居るとか居ないとか。
カヤが私の誕生日をネットで流したのもそうだしボコられるのが分かっていてそんな事を言ったのもきっとそうなんだろう。
優越感に浸りたいのか皆を見下したいだけなのかよく分からないけど、カヤも、久しぶりに痛い目に遭って大変そうだな。
「さっき、ミカさんを抑える為だってホシノ先輩とヒナさんが手を組んでましたよ」
「えっ見たかった」
「その時先生、トイレで
「あの時かぁ」
「大荒れになるのが分かっていたから、黒服さん、先生にお酒を飲ませてダウンさせたのかもですね。屋内戦と呼ぶのも烏滸がましいくらい狭いですし、先生が怪我するのは避けられなかったですよ」
「……」
「だから、黒服さんにスープレックスするのは勘弁してあげてくださいね」
「……そーね、そうしよっかな」
そういや生徒達ってば、ゲマトリア連中が普通にパーティ参加してても普通に受け入れてたな。まぁロボットが店員やら教員やらをやってる世界だし、マネキンみたいなマエストロが動いても、頭が無いデカルコマニーが喋っても、絵の中のゴルコンダが喋っても、顔が割れてる黒服が喋って飲食しても、あまりロボットとかと大差無いんだろうな。
特に、黒服とゴルコンダは違和感少ないはずだ。黒服は見ての通り人型、ゴルコンダは絵の中だけど
「タブレットでのビデオ通話」みたいなモノとして考える事はできるからね。
何より、私と同じく「キヴォトスの外から来た」みたいな事さえ言わなければ違和感も少なそうだ。
──流石にアリウススクワッドのメンバーを初め警戒心を露わにしていた生徒は他にも居たけれど、そこは仕方ない。エデン条約の時、ベアトリーチェだけじゃなくて、ベアトリーチェの事を迎えに来たデカルコマニー、ゴルコンダとも面識があるのは、仕方のない事だし。
「ねぇ先生?私に誕生日プレゼント──くれるって言ってましたよね?」
「……言ったね」
言ったっけ。言ったか。言ったような気もする。確信は持てないけど、どちらにせよ、生徒に誕生日プレゼントは渡すものだからね。
「もう、私以外の生徒は帰りました。カヤさんへの手当も済ませてます。──今は2人きりですよ♡」
「……らしいね」
「どうしますか?……エッチしちゃいます?」
「まだ酔ってるから、今度でお願い……ごめんね」
「え〜?でもでも、もうすぐで折角の私の誕生日が終わっちゃいますよ?」
「……。だよねぇ……」
「先生に、私の処女、プレゼントさせてください♡ 私も先生とのエッチする時間が欲しいので♡」
「プレゼント交換、だね」
「はい♪」
「……分かった。だけど、歩くのも大変だから、もし良かったら……肩を貸してくれるかな?」
「はいっ♪」
酔っ払ってさえいなければ、このベランダですぐ始めていたんだけど。でも今の私だと、下手するとベランダから落下しそうで怖いからね。仕方ない。
ノノミは私の前にしゃがみ込み、背中に乗ってと合図してくれた。初対面のシロコの背中にも乗った前科があるんだ、今更ノノミの背中に乗るくらいはどうって事はない。
そして、寝室はカヤが寝ているからと、ノノミは仮眠室の方に向かってくれた。全く、有難い事だ。まぁ、もしカヤが先に起きればどちらにせよバレるだろうけれど……。
仮眠室に到着したあとは、ノノミが私をベッドに横たえてその傍にギシッと座る。太ももをスリスリ撫で、その手を少しずつ股間の方へ持っていく。
「んッ……」
「あら。もうギンギンじゃないですか、先生♡」
「ん……おんぶされてた時からね……」
「あー。さっき背中に当たってたのって、やっぱりおちんちんだったんですね……!」
「……」
「ほ〜ら……膝枕される度に目の前にあった、先生の大好きなおっぱいですよ〜♡」
服を開くと、目の前に現れる2つの巨大な果実。アビドス随一のその巨乳はまさにメロン、スイカ。どんな丸くて大きいもので形容したものか……。
「先生のズボンもパンツも脱ぎ脱ぎしましょうね♡ ふふ、おっきぃ……♡」
反り返るペニスを露出させると、躊躇いなく胸で挟んでしまった。亀頭すらも、ほんのちょっとしか顔を出してくれない。どれだけ大きいんだ、ノノミおっぱいは。
「ふふ……。こうする日を、ずっと夢見ていました。先生を初めて膝枕した、あの日から……」
「結構前だね」
「ええ、まぁ。シロコちゃんみたいな、愛情表現がストレートな子を優先してあげようかなってずっと思っていたので。セリカちゃんとアヤネちゃんは、思っていたより奥手ですが……。まさかホシノ先輩がシロコちゃんに続くとは思いませんでした」
「……」
ツゥッと唾液を垂らす。にゅちっ、ずちゅっ、と重い音と共にゆったりパイズリしてくれる。流石の乳圧だ、こんなのすぐにイッてしまう。
「ふふ、ピクピクしてて可愛いですね……♡」
「んっ、く……ノノミ、待ってストップ……っ♡」
「んっ……♡ ペロペロしちゃいますね♡♡」
「あ゙っ♡♡」
「……♡」
尿道をほじくられるように舐められて、つい腰を浮き上がらせ、ノノミの顔にぶっかけてしまった。白く、ドロドロに汚れた彼女の顔を見て、興奮が、更に高まっていく。それなのに……。
「っ……」
「身体を起こすのもしんどいんですよね?大丈夫、先生が動く必要はありません。私が動きます♡」
「!!」
パンツを脱いだ彼女は、既にトロトロ〜に蕩けた陰部に指を入れ、にゅちっ……と開いて見せる。
私に跨ると、反り返りすぎてお腹の方へと倒れるペニスを手で起こして、ぐちゅり、と押し当てる。熱くて、既に亀頭が飲み込まれそうな感覚だけど、まだ、当てただけだ。ノノミの陰部が私のペニスを飲み込まんとしている────。
「あ……ゴム……」
「あれ、今までそんなの気にした事ありました?」
「なんていうか……。変な言い方になるかもだけど、ノノミは……もう『産めそう』だから……」
「ふふ、確かにそうですね〜♡」
「……」
「んー……。不安になったら満足に楽しめそうにないですから、ここは素直にゴム付けちゃいますね♡」
ちゅぽっと亀を引き抜く。私にゴムの置き場所を確認すると、ノーパンのまま小走りで取りに行き、すぐに戻ってくる。──箱のまま持ってくるとは、やはり、やる気満々か。
「はいっ、これで安心です!」
「着けるの上手いね」
「流れに沿って装着するだけなので簡単ですよ?」
「……それもそうか」
「じゃ、気を取り直して!挿入しちゃいますね♡」
ちゅぷ、ツププッ、ズプンッ、とゆっくり段階を経て挿入する。しかし一度挿入すると、後はタガが外れたように、ユッサユッサと上下に激しく動く。ゆっくり挿入してきたあの優しさが嘘のようだ。
「はぁあんっ♡ すごい♡ 酔ってるからですか? すっごく、熱いですよぉ♡ しかも、んっ♡ 奥のキモチイイところ、コツコツって、当たってるっ♡ はぁ、はぁっ……あぁっ♡ んっ……あんっ♡」
「ノノミ……スゴく、キモチイイよっ……」
思考がまとまらなくなる程の快感。それ自体も、とてつもなく凄まじいが──騎乗位であるが故に、ノノミのはちきれんばかりのおっぱいが、目の前でたぷたぷと上下に揺れているのが目に毒すぎる。
全裸ではなく、上半身は服をはだけるだけ、一方下半身はパンツを脱いだだけなのでスカートは健在である。ノノミとはまさかの着衣エッチが初めてになってしまったが、これはこれで……。
結合部はバッチリ隠されていて見えないものの、ギュポギュポ締め付けられる感覚があるので、目に見えなくとも確かに挿入してると分からせられる。
「んあぁっ……あん♡ はぁ、はぁ、はぐっ、ん♡ 先生っ、せんせぇっ……はぁあっ、ああっ♡」
「っ、い、イきそ……っ」
ただの騎乗位が、段々と杭打ちピストンになる。根元から亀頭まで外気に触れそうな程に大きく動きまだ酒臭い私の口にそっと口付けしてくれる。
本当は、間接的とはいえ、未成年にアルコールを摂取させてしまうかもしれないと思ってキスは拒否したかったけれど、口内の水分を根こそぎ持ってくような、貪るようなノノミのキスに抗えず……。
「ん……ちゅっ♡ ちゅる……じゅるるるるっ♡♡ ぷはっ……ズルルルッ、じゅずっ♡♡」
「まっへ……お酒……くしゃいから……♡」
「この程度で臭いなんて思いませんよ♡」
「……んむ、んっ……♡」
交尾する蛇かナメクジのように舌が絡まる。もし舌がもっと長ければ、絡まったままで解けなくなるかもしれないと思ってしまうくらいに絡まる。
とうに回りきったアルコールと、ノノミの杭打ちピストンと舌が絡まったディープキスで、頭の中は白く弾ける……。
「イクッ……ノノミ、イクッ……!!」
「はいっ、ゴム越しですから、好きなだけ
ちゅ〜ッと唇で吸い付くようなキスをしながら、腕だけで抱き合い、そのまま射精。ゴム越しなので子宮を満たす事は無く、膣からペニスを引き抜き、精液でたぷんと膨らんだゴムを外す。
「ふふっ、こんなにたっぷり……いただきます♡」
「……うぅ〜ん……」
「……けぷっ♡……あら?先生?せんせー……?」
ゴムに射精された精液を手に出し、わざとらしく下品な音を立てて啜り、ぐっちゅぐっちゅと咀嚼、嚥下する。しかし私は、それを見届けると同時に、酔いが限界に達し目を回して気を失ってしまった。
翌朝、そのまま仮眠室で目を覚ました。すっかり通知の溜まったモモトーク。ノノミとのトークには
「また今度ゆっくりエッチしましょう」の文字が。
実を言うなら半ば夢心地だったノノミとのエッチだったが、やはり現実のものだったらしく、お酒に弱いのも考えモンだなと苦笑いするしかなかった。
次回────遂にあの兎が動き出す……?