「ハーレムルートを目指しましょう、先生」 作:アキラゼミ
「ふぁ〜ぁ……ねっむ…………やっと終わりだ……」
今日の仕事もどうにか頑張って日付が終わる前に終わらせられた。午前の緊急の出張や会議のせいで執務室を離れなくちゃいけなくなった時は焦ったが今日の当番はセミナーの書記、ノアである。
ぶっちゃけ、メッチャクチャ頼りになる。仕事は早くて丁寧だし、幼カヤの面倒見も、母親に見えたアルちゃんクラス。今はもう寝ているが、幼カヤとノアの絡みは尊かったね。どちらも白を基調とした服装だから、余計に。
「先生、ちょっとお時間いただけますか?」
「お。夜、しかもノアだけのは初めてだね。いいよいいよ、私の時間、どんどん貰っちゃって♪」
「ふふっ、ありがとうございます♪」
あぁ〜だめぇ……山みたいなお仕事を処理し終えたばかりで今に熱暴走しそうな脳ミソがシュワシュワ蒸発していく……。
ノアの声、ミチルとまた別ベクトルで脳が溶けるような感覚がするんだよね。もはや聞く麻薬だよ。スレンダーな見た目に着崩した上着、声に顔に服に体型にと、もうエッチさの塊なんだよ。はぁ。
ノアみたいな美人さんを表す言葉って、えっと、何があったっけ。眉目秀麗?
透き通るようなノアの白い肌……ピッタリすぎる。
「39回──この回数、何だか分かりますか?」
「うーん……?」
ノアのおっぱいを見た回数か?タイツ、というか太ももを見た回数?トイレに行った回数でもないしモモトークを開いた回数にしては少ない。パソコン閉じた回数かな。カヤと会話した回数にしては凄く少ないし、ノアと会話した回数にしては多いかな。
「ヒントは〜……えっちなコト、ですよ♪」
「ッ!?」
ノアが「えっち」って言った?──えっこれ夢?ノアが、ノアが……。ユウカですらもほんの数回しかその言葉を言ってくれてないのにそんな容易くそのワードをその口で……あっヤバい勃起した。
「まぁ♪……これで40回目です♪」
「へ?」
「正解は〜……先生が勃起した回数です♡」
ぱちっ、と可愛らしくウインクしたノアは事務用回転椅子に座る私の前にしゃがむと、スリスリ私の太ももを撫で始めた。
「のののののノアッ!?ちょ待ってまだっ……」
「ダメですよ〜。ユウカちゃんとはエッチしたのに私とは何も無しですか?」
「何で知ってるの!?ユウカから聞いたの!?」
「ユウカちゃんはそんなコト言いません。でも〜……シャーレって、色んな子が出入りしてますから♡」
ジィ〜ッ……と私のズボンのチャックを下ろして、パンツと一緒にズボンを下げると、ブルンッと赤く勃起した肉棒が前後に揺れながら現れた。
「わぁ♡……一体、ナニを見て、想像して、こんなに大きくしちゃったんでしょう♡」
「っ……ノア……」
「聞こえませ〜ん♡ ふーっ、ふーっ♡」
「ひゃっ……」
裏筋に息を吹き掛けてくる。ビクッ、ビクンッと跳ねるペニスに、スレスレまで鼻を近づけて匂いを嗅ぎ、恍惚とした表情を浮かべる。
「ムレッムレで、すっごい匂いになってますよ……♡オスくさいと形容すべきでしょうか?ふふっ……」
「の、ノア……うっ……♡」
「何に興奮したか素直に言えたら、先生のお好きな方法で、気持ちよ〜く射精させてあげますよ……♡」
「ノアの……ノアの、足……黒タイツ……っ」
「あらあら?先生ってば、ユウカちゃんの太ももが好きなんじゃないですか?」
「どっちも好きなんだ……どっちも……それと……」
「?」
「ノアの匂いも好き……」
「うふふ……先生、私の匂いで興奮してるんですか?中々に変態さんだったんですね……♪」
「……ん……」
「よく言えました♡……じゃ……どうやってスッキリしたいですか?♡」
「……キスしながら……手で……っ」
「分かりました♪」
何の躊躇いもなく、流れるような動作で立ち膝になるなり、ちゅくっ、ちゅるり……と、最初から舌を絡めるねっとりしたキスを仕掛けてきた。右手では指をカリに絡ませて亀頭を重点的に刺激してくる。
「っ……ぉ……ふぅ……んっ……」
「ふぇんふぇ……♡ んっ……んん♡……ぷぁ♡ ん、先生の唾液、少し甘みがありますね♡」
「さっきまでピーチティー飲んでたからね」
「じゃあ私も、先生のお口を経由して……、先生味のピーチティー、飲んじゃいますね♡」
言うなり再び、ちゅっ、ちゅっ……と唇でのキスをした直後、にゅるんと温かい唾液をまとった分厚い舌を滑り込ませてくる。
「〜♡」
「っ……♡」
透明の、トロトロの粘性の低いカウパーが溢れ、それがローション替わりになって、ノアの手コキも益々激しくなってくる。
手のひらで、車のシフトレバーでも撫でるように亀頭をクリクリ、クチュクチュと撫で回す。思わず腰が引けてくるが、ノアはそれを許さず、ふふ、と熱い吐息を漏らしながら、グッチュグッチュと更に手コキを強める。
「ン゙ッ……お゙っ……んぐっ……ひぅ…………んんっ♡」
「……♡」
「イクッ……あっ……あうぅっ……くっ…………」
「イク時は私の名前、呼んでください♡」
「ん゙っ……イクよノア……ノアッ……イクッ、あっ……えっ…………のっ、ノアぁあぁああっ!?」
イク直前まで手コキだけだったのに、イク直前に鈴口を舌先でチロチロとエグるように舐めるので、腰を思い切り突き出し、一部ノアの口に突っ込んで射精してしまった。ただ、全部は口に入らなかったようで、残りはノアの顔に……。
私は腰を浮かせた反動で椅子から転げ落ちるが、ノアは口に入った精液を手に吐き出している。
「わぁ♡……すっごい
「ノア……」
「?……あぁ、もしかして、飲んでほしいんですか?ふふっ、先生の変態度は青天井ですね♪」
ぢゅるるるるっ♡……ずるっ、じゅぞぞぞっっ♡♡
ドロドロのゼリーを飲むような下品な音を立て、手に吐き出した唾液混じりの精液を飲み干した。
「はぁ〜い、美味しく頂いちゃいました♡ 先生の時間も……精液も♡」
「っ……」
「手もヌルヌルしてて大変♪ ふふっ、ちょ〜っと手を洗ってきますね♡」
「あ、ノア……」
「ふふっ♡ 続きはまた今度……ですっ♡」
精液まみれの手で人差し指を立て、唇に当てる。精液まみれながらも、未だに勃起が治まらない私の陰茎は、ぴくん、ぴくんと、呼吸とは違うリズムで痙攣するように動いている。
ノアが笑顔で、綺麗な手で戻ってくるまで、私はその場で荒い息も整えられずに、下半身裸のまま、床に座り込んでいた。
◆
「せ〜んせっ♡」
「っ!の、ノア……」
「21時57分26秒……私が当番の日は平均より数時間単位で仕事を終えるのが早いですね♪……えぇと〜?今日は昨日に比べて2時間16分29秒も!」
「ふふっ、秘密です♡」
シャーレの夜間のセキュリティを素通りしたり、監視カメラにも映らないで建物に侵入したセリナの件もあるし、この子達、ちょっと怖いよ……。
まさか執務室の中にまだ監視カメラでもあるの?盗聴器とか?いや、もう無いよね?とっくに物品は入れ替えたんだし、大丈夫なはずだ。
「そんなことより♡ お仕事を頑張った先生には、ご・ほ・う・び♡……必要ですよね♡」
「!!」
「前回の続き……シますか?」
ゴクリと喉を鳴らして唾を飲み込み、私はノアと2人でシャワー室へ。初めて見たノアの乳房は私が思っていたより丸く、大きく実っていて、無意識のままで、薄ピンクの綺麗な乳首に吸い付いていた。
「んっ♡……あ、あんっ♡ せんせぇ……い゙っ♡」
「ノアって着痩せするタイプだったんだね……。少しキツいブラなのかな……?」
「そう、ですね…………んぁっ♡……最近はセミナーの仕事も忙しくって、ゆっくりィ、下着を買いに行く時間も、取れなく……あ゙っ♡ せんせ、指……♡」
ノアの陰部に指を添わせ、くちゅくちゅと表面をなぞるように動かしていると足をカパッとガニ股に開いて、誘うような表情で言う。
「いいですよ、指……挿れてください♡」
「っ!」
「知ってますよ先生……。ここ最近、色んな女の子とエッチしているから、爪には気を使ってるって♡」
「ん……そう、だね……」
「あんっ♡ そんな手前ばかり……ひぁあっ♡♡」
「っ……」
「……先生の身体、見る度に嫉妬しそう……♡」
「え?」
「よっぽど熱く盛り上がるエッチしてるんですね♡先生の身体、見る度に、戦闘では負わないような、妙な傷が増えてますよ?♡」
「!!」
「ふふ、まるで狩猟にでも行かれたかのようです♡特にその、首や肩、腕の噛み痕……飢えた狼にでも、ガブッ♡……とイカれたみたいな♡」
「これは……その……アハハ……」
「会う度にこんなに痕が残るエッチしちゃって……。先生ったら、本っ当にエッチなんですから〜……♡ 嫉妬しちゃいますね♡」
「!」
「私も痕、つけちゃってもいいですか?今くらい、先生を独占しちゃいたいです♡」
「っ……うんっ……!」
「では失礼して……♡」
するりと指を絡ませて手を繋ぎながら、チュッ、ちゅ〜っ……ちゅぱっ……舌を触れ合わさないキスをしたと思うと、ノアは私の首の方に口を運び、軽くちゅっ、と口付けをしたかと思うと、ぺろりと舌を這わせ、耳裏までツツー……と舐め上げてくる。
「ひゃっ!?」
「女の子みたいな声ですね♡ かわい〜♡」
「ノア……ッ」
「口寂しいですか?……ふふ、ふふふ……そうやって寂しそうな顔するの、可愛くて仕方ないです♡」
「っ」
「先生ったら、キス、大好きですもんね♡」
「ノア……ノアぁ……っ」
「ちょっと待ってくださいね〜♡ 私も、この狼の噛み痕みたいに『消えない傷』、つけたいです♡」
「?」
「痛いですよ?……やめておきますか……?」
耳元で囁かれ、背筋がゾワゾワゾワッと震える。ただでさえ脳がシュワシュワ消えていくような声に聞こえるのに、耳元で囁かれたら、射精に導かれるだけじゃない、意識まで飛びそうになる。まさに、聞く麻薬。意識も何もかもトンでしまう。
「傷つけて、ノア……痛くてもいいからぁっ……!」
「わかりました♡」
にっこり微笑むと、ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、と唇、右頬、右耳に連続でキスしていき、右耳からのキスの音に脳が揺れた瞬間、耳たぶに痛みが走る。
「い゙っ……!?」
「……♡」
ノアは痛みを忘れさせる為か、手でクチュクチュ亀頭を責めてくるし、指先で鈴口をクリクリするし手でのピストンを早めてくる。その間も耳たぶから痛みは来るが、痛みと快感で頭が白くなってくる。
「んっ♡……先生の血、ちょっぴりしょっぱさが強いですよ?塩分の摂り過ぎでしょうか……?それとも、男性はこんなものなのですか?」
ぺろりと耳たぶを舐める。何が起きたのか、目で確認できないから分からなかったが、手で触って、何となくわかった。噛んで、右耳たぶに切り込みを入れたんだ。耳たぶが一部、離れている。
「の、ノア……さん?」
「先生、まるで猫ちゃんみたいに可愛いですから♡つい、噛んで、消えない傷をつけちゃいました♡」
「!」
「ピアスの穴と違って、噛み切っちゃえば簡単には治りませんよ♡……噛み痕より治りにくいハズ♡」
「……ノア……」
微笑むノアの可愛さと、たっぽたぽのおっぱいの柔らかさと、3連キスの音と気持ちよさと、右耳のズキズキした痛み。それらの全てが、闇鍋のようにゴチャゴチャに混ざりあい、言葉にできない何かに昇華されていく────。
「あ〜あ!本当なら、私が先生を独占したいくらいなのに♡……けれど、恋愛も早い者勝ちですからね。先生がハーレムを作っている情報を知らなければ、こうして共にシャワーを浴びる事なんか無かった。そう思ったら、なんだか、私と先生が全裸で過ごすこの時間────奇跡みたいだと思いませんか?」
「……うん。奇跡だと思うよ、本当に……」
「うふふっ、本当に素晴らしい時間ですよね♪」
「知りたいですか?……教えません♡」
「むぅ」
「口を尖らせる先生も可愛いです♪ 恥ずかしさを誤魔化すユウカちゃんみたいな可愛さで……♡」
「……確かにそれは可愛い」
「……せんせ、そろそろベッドに♡」
「っ!うん……行こ……!」
さっと身体を拭き、手を繋いで寝室へ向かって、そのまま大した前戯もせず重なり合う。シャワーを浴びたからか、それとも軽い前戯で興奮が高まっているからか、ノアの陰部も、指が滑り込むくらいにニュルニュルに、アツく濡れていた。
もちろん避妊なんかせず、孕ませる勢いで何度も中出ししたはいいが──セックスの主導権は、終始ノアに握られていた。
カヤ、ミカ、ユウカ……その他、数人の女の子達と身体を重ねてきたが、私が主導権を握られっぱなしだったのはノアが初めてだった。
特別な「感情」ではないけど、他の子とは違う、特別な「感覚」がしたのは、カヤ、ミカ、シロコを除いて、初めての事だった────。
◆
「すぅ……すぅー…………」
(ふふ……先生ったらスッカリ寝ちゃって……可愛い顔で寝てますね♪……後で写真撮ってユウカちゃんに送ってあげようかしら)
深夜、目を覚ましたノアは水を飲もうと、純白のシャツだけを羽織り、水道へ向かおうとする。が、マットレスのある部分に手をついたその時、奇妙な違和感に気付く。
(……?マットレスの奥に硬い感触が……?ベッドの枠組み……スプリング、でもないですね。カメラではなさそうですし────盗聴器でしょうか?)
キッチンに向かい、コップ一杯だけ水を飲むと、包丁を手に取り寝室に戻る。それから、音で先生を起こさないよう気を使いつつ、マットレスの側面に手が入るサイズの穴を開け、そこから手を入れる。
マットレスの中には、ノアの見立て通り、小型の盗聴器が仕込まれていた。
ヴェリタスの子が使用するタイプではないのは、同じくミレニアム生徒のノアだから分かっていた。
とするとコレを仕込んだ犯人は、最近「先生」を狙い始めたと専らの噂*1になり始めている「慈愛の怪盗」かもしれない────。
ノアは口角を釣り上げ、盗聴器を手に取り囁く。
「もしもーし、盗聴主さーん。聞こえていますか?もしまだあるのなら、明日中に、全ての盗聴器を回収してくださいね?ミレニアム生なら逆探知できますし……何より、先生は私のモノですから……♡」
クシャリと盗聴器を握り潰したノアは、カケラを無造作にゴミ箱に投げ捨て、寝息を立てる彼の腕に絡みついて、満面の笑みで眠りについた────。
次回────ロッカー系ロリ。乞うご期待。
先生のキズ
サオリによる腹の銃創(一生治らない)
シロコによる首〜腕周りの噛み痕(数日で治る)
シロコによる左肩筋肉の陥没痕(手術すれば治る)
ノアによる右耳たぶの切り込み( 〃 )