「ハーレムルートを目指しましょう、先生」 作:アキラゼミ
半分承った。残り半分はまた今度!
「────山海経には何とも不思議な薬を精製する生徒が居るものだね……未だに信じられないよ」
「ねー!まさか先生が若返っちゃうなんて!しかも年代的に、私達と同じくらいじゃないっ!?」
「そうだね、肉体年齢は大体高校2、3年くらいに思える。体力の全盛だよ。お陰様でトリニティまで徒歩で来られた。時間は掛かったけれど」
「徒歩で?しゃ、シャーレからかい……?」
「……わーお、体力バカ……」
「み、ミカさん、直球過ぎですっ!……しかし先生、それでいいのですか?肉体が若返るのは良いとして先生のお話だと既に3日目になるのですよね?」
「解毒薬は持ち歩いてるから大丈夫だよ。その気になればいつでも元に戻れるさ」
「そんな、某小さな眼鏡の名探偵みたいな……」
「?……ま、もう少しだけこの身体で遊んだら、元の身体に戻るさ。今はまだ……このまま────」
もう少しだけ、か。初めて若返ったシュンが元に戻るのを拒んでいた理由が、今ならよーく分かる。体力はあるし、失った体力もすぐに回復はするし、精力は増えるし……。
昨日、アスナとエッチしてデートしたあと、またミレニアムに戻ってユウカ、ノアとも何回かエッチしたけれど、普段ならここらで打ち止めになるはずなんだ。流石に疲れるし時間を置けば賢者タイムも定着して中々興奮してくれなくなる。
だから何回もエッチする時はあまり間を置かずに続けるのがベストなんだ。それなのに昨日は、一度デートの時間を挟んでもそれが無かったかのように普通に興奮できた。……自分でも思うけれど、きっとこれも、思春期男子の恐ろしさってヤツだね。
「でもさでもさー、若い頃の先生ってなんだか新鮮だよね!先生ってばまだ若いのにさ、いつも疲れたような顔してるし」
「そうだね。疲れが取り切れてないように見える。普段の先生に元気があるように見えるのは、女子とエッチな話をしている時、エッチしている時とか、それくらいじゃないのかい?」
「嘘でしょ?そんなに疲れてるように見えてんの?そんなつもりは無かったんだけどな……」
「先生は────表情豊かですし、普段から元気に振る舞っているとは思います。ただ、こう、なんと言いますか。元気に振る舞おうとしている……ように見えてしまう時が、少なくないんです」
「確かに、ナギサのその表現が近いかもしれない。割と普段から無理をしているように見えるのだよ、先生は。私とミカは……ほら、婚約者だろう?そんな私達の前では、普段より無理して明るく見せているような……そう、違和感があるんだね」
「え……?」
「最近は秘書さんのお陰で助かってるっぽいけど、やっぱりこれまでの疲れが溜まってるんだろうね。私から見ても最近の先生は
「それについては、性行為のし過ぎといった明確な原因があるような気がしますが……」
「ハーレム広げるのも大変だね〜」
疲れが取れてないという自覚は無かった。だが、周りからはそう見えていたらしい。当の私が元気に振る舞ってるから、この子達は、私に言いたくても言えなかったのかもしれない。……申し訳ないな。
性行為──エッチの頻度については、基本的には毎日だ。別に毎日カヤとヤッてるワケじゃないが、当番の子や彼女、シャーレに遊びに来た子などと、それなりの頻度でヤッている。
だから、私の性行為の頻度は基本的に毎日になるワケだ。減らそうと思えば減らせるけど、仕事中の数少ない癒しの時間でもあるんだよな……。
どうしたものか──と天を仰いでいると、ポンと手を打ったミカがとんでもない事を言ってのけた。
「……あ、そーだ!たまにはさ、エッチ無しで休んでみたらどうかな!?」
「え?」
「それが原因で身体の疲れが取れていないのなら、禁欲もやむ無しだろう。原因療法というヤツだね。ミカの考えにしては理に適っている」
「私の考えにしてはって何よ、私そんなにアホの子キャラだっけ?それともセイアちゃんには他の子がアホの子に見えるのかな?」
「いや、そうではなく。先生が禁欲するという事は私やミカも先生とエッチできなくなる、という事を意味しているんだよ?私はスイッチが入らなければ性欲も弱い方だが、ミカは我慢できるのかい?」
「……え?先生とエッチできないの……?」
「自分で言った事の意味も分かってないのかい?」
「いや分かるし!分かるよ!先生とのエッチが無しなのは私以外の子に決まってるじゃん?」
「「は?」」
ミカのトンデモ発言についナギサとセイアの声が重なる。私も声を出しそうになった。というより、声を出して笑いそうになった。
「え、だってそうじゃないの??私は婚約者だよ?何事にも例外ってのはあるでしょ」
「それを言うなら私も入るんだが」
「あーそうだね、じゃあ私とセイアちゃんだけで、それ以外の子は先生とエッチ無しの生活をするの!しばらく続ければ、相対的に先生のエッチの頻度は落ちるんだから、疲れもこれまでよりは溜まらないでしょう?」
「それはそうだろうが……。もし実行してしまえば、ハーレムのメンバーから君へのヘイトがえげつない事になるよ?私もだが」
「ヘイトなんて何のその!魔女だの何だの言われた私だし?今更そんなの、どうって事ないって☆」
「「「………………」」」
何も言えないなぁ〜……。
つまりはそれって、しばらくの間ミカとセイアで私を独占するって事でしょう?流石にそれはなぁ。良くない気がする。色んな子とエッチするからこそハーレムが成り立っているのであって、独占などが起こってしまうと、バランスが崩壊するんだよな。
というか、ミカにヘイトが向かうのは私の胃袋にチーズみたいにボコボコ穴が空くからやめてくれ。ミカが耐えられるとしても私が耐えられないんだ。ミカが悪く言われてると思ったら、もうそれだけで腹が立ってしょうがない。
「ミカ。独占したいって思ってくれるのは、1人の男として、心から幸せに思うよ。だけどね、ミカにヘイトが向かうのは、私が嫌なんだ。だから、その考えだけは、胸の中にしまっておいて。できれば、そのまま忘れてほしい」
「……わかった。ごめんね、先生。私も、また先生を怒らせて……先生に銃なんか使わせたくない」
「!」
「こんな考えを言っちゃったの、ここで良かった。ナギちゃんとセイアちゃん、先生だけだもん」
「ミカ……」
「……だろうね。話し相手が私達だからこそ言える、特別な本音……みたいなモノも、中にはあるだろう。今のは、まさにそういうものさ。だからまぁ、特に気にするな」
「ですね。気の置けない仲だとしても、言える事、言えない事というのはどうしても存在するもの……。気にしてはいけません」
「……そだねっ!」
やっぱりティーパーティーのこの3人って、割とバランス良いんだね。パッと見はそう見えないし、そうは思えないけれど。何となく絶妙な噛み具合で歯車が噛み合っているような、そんな感じがする。
「思ったんだけどさ?セイアちゃんとナギちゃんも中々言い出せない本音みたいなの、あるの?」
「「えっ」」
「先生もさ?」
「んっ!?」
「私は言ったよ?中々言えない本音を。先生を独占してみたいなーっていう、私の本心。──じゃあ、セイアちゃん達も言わなきゃね?」
「何故そうなるんだ。さっきのはミカが勝手に吐露しただけ。私達に、それを強制するな……」
「そ、そうですよ、ミカさん。それに、そう簡単に言えたら苦労はしません……本音というのはそういうものですから……」
そうだそうだー!と賛成したいところだが、今はミカに味方してみようかな。そうすれば、流されて2人もガチ本音を漏らしてくれるかもしれない。
今この場には4人居る。ミカは本音聞きたい派、セイアとナギサは言いたくない派。私もそうだが、それ以上にセイアとナギサの本音を聞いてみたい。
だから、多数決にはならないだろうが、ここは、ミカの味方をしてみる事にする。この流れが少しは変わるかもしれない。
「……『仕事から逃げたい!!』ってのが本音かな。若返ってから、そう思うようになったんだけどね」
「「「先生ッ!?」」」
およそ「先生」らしからぬ発言だろう。当然だ、これもれっきとした私の「本音」なのだから。
そして、私らしくない発言だからこそ今の発言はより「本音」に聞こえたはずだ。
「へ、へぇ〜……徹夜上等の先生がそんな……」
「意外だな……」
「意外です……」
「私だって普通の人間さ。超人じゃない。お仕事が嫌になる事なんて、そりゃ、一度や二度じゃない。でも、私も大人としての責任を……負ってるからね。その責任感で仕事は全てこなしてきたが、その上で逃げ出したくなるってのは……あるにはある」
「……先生……」
「……やはり先生は、私達に分からない所で苦しんでいるんだろうね。中々に辛いものがあるのだろう」
「心中お察し致します……先生」
「さ、これで私も話した。もし良ければ、セイアとナギサの普段は言えない本音──聞かせてくれると嬉しいな」
「「あっ」」
私が話した事で、状況としては2対2になった。しかし、他でもない私が言ったというのが大きいんだろう。これ以上は「言わない」といった選択肢を選ぶのが難しいんだろう。2人は揃ってモゴモゴと口ごもり、顔を赤らめて黙り込んでしまった。
「2人共、聞かせてよー♪」
「聞かせてよ〜♪……まぁでも、別に無理はしなくていいからね」
「────最近、性欲が強くなりつつあるのがね。少し、ツライというか……疲れるというか。まぁ特に気にしてもらわなくてもいいんだけれど」
「そうなのっ!?セイアちゃんってばそんなに性欲強くなってきてるの!?」
「なりつつある、だよ。なんというか、オナニーの頻度が増えてしまったのは言うまでもない。先生と交わる前は数ヶ月に1回有るか無いかで──対して現在は、1日1回以上は殆ど確定的……」
「すんごい増えてるね!?!?」
「ミカ程じゃない」
「え〜?でも、私はそんなに変わらないと思うよ?エッチ前は1週間に5回とか、そんな感じかなぁ?エッチしてからは1日5……よ、4回とかだし?」
「訂正しても大差無いよ。あとやっぱり、君の方が増え方が凄まじいよ」
「そうかなぁ。ねぇ、ナギちゃんのオナニー事情も教えてよ〜♡」
「い、言いませんよ!そもそもそんなはしたない事この私が……」
「えー?オナニーは普通だよ、はしたなくないよ?寧ろオナニーしない方が異常なまであると思う!」
「それは言えているかもね。だが性的な事は簡単に言い出せるものでもない。ナギサに話させたいなら話題を変えよう。ウブな少女を虐める性癖は私には無いからね。先生はどうか知らないが」
「私も無いよ。ギリギリ言える範囲で、普段ならば言えないような本音……を聞いてみたいかな〜、とは思うけどね」
セイアも言ったのだし、ナギサだけ何も言わないなんて事は彼女のプライドが許さないはずだ。多分何かしらは言うはずさ。脳のメモリに焼き付けて、よく記憶しておかないとね。
「……先生」
「うん?」
「もし先生が、ちょっと恥ずかしい系の本音──を言ったら、私もそうしたいと思います。ミカさん、セイアさんも……エッチな話題でしたし……」
「うーん……そっかぁ……」
(よし、これで回避できr……)
「そーだなー。最近はね、より一層、足に興奮するようになったかな!!」
「「「へ?」」」
「ユウカに始まり、イオリ、ナツ、アカリ……ふふ、やっぱり足って良いよね!!太ももは最高だけど、太ももに至るまでのラインがこう、凄く好きなの。抱きつきたいしキスしたいし舐めたい!ふふっ……!ダメだね、自然と口元が緩んじゃうな。ミカ、後で足舐めさせてくれない?」
「ちょ……ちょーっと考えさせて……」
「そっかー……セイアは!?」
「やれやれ全く、いつもの事だろ。聞くまでもなくいつも通り君の好きにするといいさ」
「そうなの!?!?じゃあいいよ舐めて!!」
「楽しみにしてるね、ミカ♡」
「うんっ♡」
(ダメですねこの人達、早く何とかしないと……)
やはりと言うべきか、相変わらずミカはセイアに対抗心を燃やしているようで、セイアが是とする事ならば無条件でミカも許可してくれるらしい。
それなら、開発を進めるのはミカより先に……。
「さぁ、先生は言ったよ?ナギちゃんもいい加減に暴露しちゃおーよ?普段は言えない、恥ずかし〜いエッチなホ・ン・ネ♡」
「……そうですね、そういう約束でしたからね」
スー、ハー、スー、ハーと何度か大きく深呼吸。胸に手を当て、きゅっと目を瞑った。小さく、浅く呼吸を何度か繰り返すと、意を決したようにキッと目を開くと私を真っ直ぐに見つめ……。
「私もっ!……せっ、先生で……オナ……じゃなくて、じ、自慰、行為……を…………シテ、ますし……っ……!なっ、なんなら……じ、実際に、体験……したいとすら……」
「「!?」」
「わーお……思ったよりストレートなのキタぁ☆」
「ほ、本音を述べるという約束は守りましたから!ちゃんと聞きましたよね、先生っ!?私の本音を!嘘偽りない本心を!!」
「……」
正直驚いた。ナギサとて年頃の女の子なのだし、そういう事に興味を持つのが自然と言える。しかもミカとセイアはナギサが居ても猥談するような子。2人の話は生々しいから嫌でも頭に残るだろうし、実際にそういう妄想をしてしまうのも仕方ない。
だからと、オナニーまでするとは思わなかった。本音を述べるっていうこのシチュエーションに便乗して、サラッと「先生とエッチしたい」ってコトを私に伝えてくるあたり、やっぱ策士だなと思う。
「まっ、私とセイアちゃんは既に先生とエッチ済みだもんね。寧ろなんでナギちゃんには先生も未だに手を出してないのか不思議だったくらいだしさー。良い機会だしエッチしちゃいなよ、2人共〜♡」
「私から見て、ナギサは、そういうのにあまり興味無いように見えてさ。だから、手を出さないようにより一層気を付けてたんだ」
「あー、真面目そうだもんね、ナギちゃん」
「ミカよりは何に対しても真面目だろうさ」
「え〜???」
「そもそも、そんな目で見られていたのですね……。気が付きませんでした……」
「ナギサさぁ……いやナギサだけじゃなく大体の子がそうなんだけど。自分の可愛さもっと自覚しろよ、こっちがどんだけ我慢してると思ってんのさ……っていつも思ってるからね?こっちはさ……」
「え、えぇ……そんな事を言われましても……」
「だからミカみたいに距離が少し近い子とか本気で困るんだよ。いや今は付き合ってるからいいけど、付き合う前とかさ。もぉ〜ドキドキしっぱなしで、心臓がもたないの!」
「あはは……なんかごめんね☆」
「ミカも知ってる通り私は翼フェチだから、正直、ナギサと2人きりでもドキドキしているんだよね。それでも私は、こんなんでも一応は『先生』だし、できる事なら受け身で居たいんだ。自分から生徒を襲うとなると、また少し話が変わってくるからね、色んな意味で」
「大人が子供を襲う。まぁ、普通に犯罪だろうね。恋愛ならともかく、身体を重ねるとなるとこれまた話は変わってくるだろうしね、先生が思い悩むのも仕方ない事と言えるだろう。分かったかいナギサ?つまり我々は、その存在自体が先生にとっての興奮材料なのだよ」
「ええ……。それだと先生は、何に対しても興奮する変態みたいな……」
「……その認識で間違ってないんじゃないかい?」
「間違ってないだろうね☆」
「そだね、間違ってないかも」
「……」
そこから更に話は進んだ。どんな事がしたいだのどんなプレイに興味があるかだの、猥談が始まってしまえば留まる所を知らない。
セイアは特殊プレイを勧めがちだが、ミカは割と普通寄りというか、平均的なプレイを勧めていた。
やはり初めては幼馴染のオススメにノるらしく、私とナギサは2人に見送られ、できるところまで、ヤッてみる事にした。
別々にシャワーを浴びて、ナギサの個室へ。既にそこには、ホカホカと湯気を上げるバスローブ姿のナギサの姿があった。一応ベッドに腰掛けているが肩まで凝り固まった様子で、厳粛な式典にでも出席しているかのような、あまりにも綺麗な姿勢で私を迎えてくれた。
相変わらずティーカップで紅茶を飲んでいるが、その手はプルプルと震えている。それこそ、寒空の下で、全裸のままで紅茶を飲んでいるのかと思ってしまうくらいにカタカタと震えている。
近くのテーブルにティーカップとお皿を置くと、ぎこちない笑顔でベッドに戻り、古びたロボットのようなカクカクした動きで座る。
「……よっろろ、よろしくっ、お願いしみゃす!」
「……こちらこそよろしくね。隣、いいかな?」
「はは、はいっ、お好きにしてくださいませっ!」
かなりパニックになっているらしい。こんなにも慌てるナギサは初めて見た。グルグル目というか、焦りまくっているのがよく分かる。
私はナギサの隣に腰掛け太ももの上で組んでいる手に自分の手を載せる。
「ぴゃっ!?」
「大丈夫?」
「なっ、なに、がですかっ?」
「なんだか焦ってないかなーって。あの2人、割と押しが強いところあるものね。もしも、今からするエッチが不本意なら、無理はしなくていいからね」
「いえ、無理はしていません!断じて!決して!」
「本当に?」
「は、はい……!」
「……わかった。なら心置き無くエッチできるね」
「はい……お願いします……っ!」
肩を抱き寄せ、身体ごと距離を縮める。ほんのり赤らめていた顔も、今では発熱しているかのように赤くて、ツンと額同士をくっ付けると焼けるような熱さを感じる。
「ひゃっ……せっ、んせ……っ!?」
「熱いね、ナギサ。ドキドキしてる?」
「それは、もう…………ハイ……///」
「現ティーパーティーのホストのナギサも、やはり1人の女の子だった……ってワケだね。いっつも肩に力入れて仕事に取り組んでるんだ、こういう時には肩の力抜いてみよう?」
「……そうですね……こういう時ですもの……」
「私に、任せてくれる?初めてだもの、色々と私がシテあげたい事も沢山あるし」
「わかりました。全てお任せします。だから先生、どうか……優しく、シテくださいね……?」
「もちろん。痛かったらすぐに言ってね」
バスローブを脱がし、自分のも脱ぎ、簡単に畳みベッドのそばに置く。腕で胸を、股間を隠している彼女を、綿飴でも触るかのように優しく抱き締め、首筋に口付け。
「んっ♡ せ、先生……?首、だなんて……」
「イイ声漏らすじゃない。もっと聞かせて」
「あッ♡ んくっ♡ く、くすぐったい……♡」
キスマークはつかない程度の強さで軽くチュッ、チュッと音を立てて吸ってみる。そこを舐めたり、また吸ったり。ナギサの息も荒くなってきた頃に、トサリと軽く押し倒してみた。
やはり最初は正常位がいいのだろうか。セイアに比べると性知識もあまり無いようだし、体位などは全てリードした方が良さそうだ。
ナギサは初めてだし、正常位からにしてみよう。私の好きな体位にすると、対面座位ばかりになる。騎乗位とかね。
「……触るよ?」
「はい……っ///」
声を漏らす程には興奮していたからか、割れ目に手を伸ばすと、愛液がちょっぴり垂れてきていた。膣外に垂れるくらい興奮しているのなら良かった。
「ひぁっ♡ あんっ♡ んっ、んぅ……ううっ♡」
「痛くない?」
「大丈夫れす、むっ、むしろ、気持ち……イィッ♡ ひぁぁっ、あぁっ♡」
「じゃ、指から挿れてみるよ」
「はい、キテください……あっ!うっ、んくっ、う、うぅっ……んんっ♡♡」
「凄いな、膣内なんてもうトロトロじゃない。興奮してくれてるんだね」
まだ動かしていないのに、こちらの指の根元まで愛液が垂れてくる。熱いし、膣肉は絡むし、やはりオナニーしていただけあって良い具合だ。
何もしていない完全な生娘よりもよっぽどイジり甲斐があるし、反応を見るだけでも興奮してくる。
「だって、こんなのっ……指だけで、こんな、奥に、クるなんて……んぁ、はううっ♡♡」
「ナギサの指じゃここまでは届かないもんね。普段ナギサはどんなオナニーしてるの?教えて?」
「それ、は…………指、で……」
「うんうん。ナギサがディルド使ってる様子なんて想像できないしやっぱり指だよね。それでそれで?指を……何に見立てて、どう挿入してるの?」
「ッッ……せ、先生、の……お……ッ」
「お?」
「おちん、ちん、に……み、見立てて……指の根元、まで挿入、して……あんっ♡」
「根元までっていうと……こうかっ♡」
「ひぁあ、あ゙ぁんっ♡♡ そ、そこぉ♡ 指で、とっ、届かなかった、とこ、にゃのにィ……♡♡」
「腰が逃げてるよ♡」
ゾクゾクしてしまう。私はMのはず。それなのにナギサには、どんな事をシテるのか聞き出したいしそれをやってあげて辱めたい──という欲が湧いて仕方がない。
「イイねぇ。ナギサの反応、ゾクゾクするよ」
「フーッ、フーッ……んぐっ、ううっ……♡♡」
「ッ……にしてもすんごい濡れてるな、そんなに興奮する?指でこんなに濡れてちゃ本番もたないよ」
「はっ……はっ……はぁ……はぁっ……」
「……舐めてみていい?」
「へっ……?な、舐め……え?」
「ナギサの……ココ♡」
「!?だっダメです、ダメ!洗ったとはいえ舐めるトコではありませんしっ……!」
「えー?でもナギサのココ、私の指にキュウキュウ吸い付いて絡んで、もっと刺激してほしい〜って、私を待ち構えてるよ?」
「そんな事は……で、でしたら、先生のおちんちんを私にっ……!」
「もう少し解した方が痛くないよ?」
「っ!でしたら、ゆ、指で、というのは……」
「指で解すにも限界があるんだ〜」
「っっ……」
「悪いようにはしないからさ。ね?」
舐められるのは恥ずかしい、というのは分かる。この羞恥心を超えてこそ真の快楽が訪れるなどと、言葉巧みにナギサを誘導。すると、舐められる事に同意してくれた。
いよいよナギサの陰部ご開帳だ〜、と舌なめずりしていると……。
「〜〜〜〜〜ッ……どうすれば、いいですか……?」
「脚を開いて。M字開脚って言って分かるかな?」
「言葉の響きで、なんとなくは。M字というと──こう…………え?まさ、か……まさか……っ!?」
股間を開けっぴろげにするのである。舐められるからには、これくらいしなくては。
しかし、この足の開き方に抵抗があるナギサは、瞳を潤ませて股間を手で覆ってしまう。ナギサは、最強の拒絶タイプか何かだろうか。意外にガードが緩まってくれない。膣内は既にトロトロなのに。
「はは、これじゃV字だね。……じゃ、舐めるよ?」
「ひぅ……んっ、あぁ゙っ♡」
「……ナギサの味だ」
「どういう意味で……く、んぅ……あ゙っ♡ せんせ、舌がっ……あぁっ、入っ、て……きてぇっ……♡♡」
めいっぱい舌を伸ばすが愛液が舌に乗りまくってやばい。膣内が乾燥しちゃうんじゃないかと思ってしまうくらいに溢れてくる。
「……やばいな、そろそろ挿れたくなってきた」
「ください、先生……」
いやもうここは挿れる一択だよね。何を迷う事があるってんだ。これで私はティーパーティー3人と交わった事になる……ってことか。感慨深いな。
対策委員会の5人、ゲーム開発部の4人も未だにコンプリートできてないのに、先にこっち達成するなんて誰が予想できただろう。ゲーム開発部4人とエッチする方が先だと思ってたよ、私は……。
「……挿れるね」
「はい……っ、あ……ぐ、うぅっ……!!」
「痛い?」
「痛くない、です……っ……ただ、圧迫感が……」
「……それは我慢して……ッ!」
ムニムニの太ももに手をかけ、逃がさないように押さえつけながら腰を押し進める。カリまで入れば後は緩やかな太さの変化しかないし、そこまで気を遣う必要は無い。一層足を押さえて、強めに、腰を叩き付けるように、一息に挿入してやる。
「カハッ…………あ゙っ……ぐぅぅっ……!!」
「……ごめん、急ぎ過ぎたかな?」
「い、いえ……苦しいのは事実ですが……。大丈夫、痛くはありません……」
「なら……動くね?」
「どうぞ、動い……はぐぅっ♡ んっ、んぅっ……」
枕をギュッと掴み、歯を食いしばる。ゆっくりと動くが、ナギサの反応は相変わらず。空いた手では口を塞ぎ声を押し殺している。
「ナギサ。手、邪魔。ほらどかして?」
「んっ……フッ、し、しかし、声がっ……」
「いいじゃん、ナギサの可愛い声もっと聞かせて。普段のお淑やかなナギサからは想像できないくらいエッチな声、聞かせてよ。ほらぁ……もう、手、私が押さえつけちゃうから」
「やめっ……せ、せんせぇっ……力、入んなくてっ……あっ♡ らめ、声ぇっ、出ちゃうんれふっ……んっ、んうぅっっ♡♡♡」
「イイ声出てきたじゃない。興奮するッ……」
「だっ、てぇっ♡」
「それに、手があるとさ、キスできないじゃない」
「!!」
ぱちゅっ、ぱちゅっと静かに、しかし確かな音を立てながら腰を打ち付ける。その最中に、ナギサの手を押さえ付けながら、唇に迷わず唇を落とした。
すると驚いた事に、私の唇を迎えるや否や彼女の唇は開かれ、中から唾液に濡れた舌が現れて、私の唇を濡らし始めた。
行為中のキスは舌を絡めるもの──のような事はナギサも知っているらしい。だが、何が何でも舌を絡めようとするあたりは、知識不足といった所か。
予想外ではあったが、私にはそんな彼女がどこか愛おしく思え、柔らかな彼女の頬を撫でながら唇を開くと、2人の狭間で舌を合流させる。
「はぅ……んッ♡ はッ……ハァ……はぁんっ♡♡」
「ナギサ、サクランボの茎を結ぶの苦手でしょ」
「ッ!?や……やった事、ありませんが……」
「じゃ今度やってみよっか。でもその前に、2人の舌を結ぼっか♡」
「……はい♡」
サムいセリフだー、と内心ドン引きしつつ彼女と舌を触れ合わせる事はやめない。
彼女の歯並びを確認するように口内へ侵入させ、縦横無尽にねっとりと舌を這わせ、舐める。ツン、ツン、ヌルンッ、と舌が滑るように触れる度に軽い反応を見せるナギサは本当に可愛らしい。
舌が触れる度に膣も軽く締め付けが強くなるので本当に「下の口」は正直だなと思う。
「ぷぁ……♡ はぁ、はぁ……♡」
「っ」
糸を引きつつ唇を離すと、すっかり蕩けた顔で、キスが終わったのが寂しいと言わんばかりの潤んだ目で私を見てくる。そんな顔で見るなと言いたい、しかしそんな彼女を見て射精欲がグンと高まった。
「イきそー……ちょっと、激しくさせて……っ!」
「ふぇっ!?せっ、せんせっ、あんっ!?はぅっ、んぃっ、せんせっ、待って、あんっ♡ そんなっ、急に激しくっ……あぁ゙っ♡ 奥ばかり、そんなっ、そんなに突かないれくらはぃっ、そんなの、んっ、わた、わたしっ、知らにゃいっ♡♡」
「指じゃ届かないでしょ、こんな奥!待っててね、イクからっ……あっ……膣内に射精すよナギサっ!」
「っ、はいっ♡ れもっ……しぇき……責任っ、は、とってくださいっ♡ もし、赤ちゃん、デキたら、絶対にっ……んんっ♡ けっ、結婚してくれないと、許しゃないんれすっ、からぁっ♡♡♡」
「デキなくたって結婚するよ!そー、じゃないと、セックスなんてっ……デキない、からぁ……っ!!」
「────っっ♡♡♡」
……やっぱ最低だ、私。フツーに抜いてお腹にでも射精すりゃいいのにどうして中出ししてるんだか。しかも、付き合うとかそういう話もしてないのに。いやそれはいつもの事か。いやそれが「いつも」になってる事自体がマズイんだよな……。
「はぁ……はぁっ……。私の膣……お、おま……んこ……き、気持ち良かった……ですか……?」
「それはもう……すごく。ありがとうね。ナギサも、私のペニス──チンチン、気持ち良かった?」
「ええ……もう、自慰ではイケないんじゃないかと、思ってしまいました……」
「ハハッ……それは嬉しいや。男冥利に尽きますね、そりゃ。ま、普通にイケるさ、大丈夫」
「はい……♡」
ツポッとペニスを抜くと、トプトプと粘性高めの精液が溢れてきては彼女のお尻に垂れて、シーツに広がっていく。ゼリー状過ぎて、染み込むのも遅いらしい。
賢者タイムが訪れたか、ボーッとしながら彼女の体重で押し潰されてるまぁるいお尻を見ていると、両足を震わせながら身体を起こしたナギサが、私の股間に顔を埋め、愛液と精液に濡れたペニスにペロリと舌を這わせた。
「ッッ!?ナギサ!?」
「あん……動かないでください、先生……♡」
「!?」
「ミカさんとセイアさんから流れは聞いています。射精後は『お掃除フェラ』……ですよね♡」
2人共、ナイス!!
心の中でガッツポーズをキメた私は、私の返事を待たずに再びペニスを舐め、遂には口に含み始めた彼女の頭を撫で……セイアやミカよりも丸いお尻を、サワサワと撫で回す。
するとちゅぽんと大きめの音を立てて口を離し、頬を膨らませながら、抗議するかのような目で私を見上げる。
「あの……先生?そうやってお尻ばかりを触るのは、どうかと思うのですが……?」
「え……?」
「私……ミカさんやセイアさんより、少し……その……えっと……大きくて……」
「自覚あったんだ……」
「はい!?」
「ナギサの魅力が詰まってるから、大好きだよ」
「私の魅力の大半がお尻にあるかのような……」
「それは邪推しすぎだよ!大丈夫、お尻が普通でもナギサはナギサ!お淑やかだけどエッチで喘ぎ声が恥ずかしくて声を殺しちゃうような可愛いナギサ!変わらないよ!」
「それは……褒められてるんです……かね……?」
「ふふ、それはもちろんっ!大好きだよ、ナギサ。今度からはもっと私から絡んでいい?」
「……私からも、もっと、先生に絡みに行きますね。その時には、よろしくお願いしますね……♪」
口元に唾液の跡を残しつつ微笑む。何とも言えぬ可愛さが、今のナギサにはあった。キュウウウッと胸が締め付けられるような感覚に襲われ、衝動的にナギサを抱き締め、そのままベッドに倒れ込んだ。
「……ね、ナギサ」
「はい?」
「実はさっきからずっと気になってた事があったんだけど……」
「?」
「ナギサ、ちゃんと食べてる?忙しさにかまけて、あんまり食べてないんじゃない?」
「っ!?……なっ、なに、を……」
「だって、ほら。抜き差しする度にお腹がポコッてしたんだもの。ミカはこうならないかな、ぷにぷにしてるからね。セイアはこうなるよ、元々がかなりスレンダーというか、ほっそりしてるから。でも、ナギサくらいだともう少しこう、肉付きが良いのが自然に思えて。だから、あんま食べてないのかって心配になっちゃったんだ」
「っ……それは……ん っ……ふぅ、んぐっ、そうかも、しれませんが♡ ソコ、ぷにぷにしないで……♡」
「じゃあ今度、ガッツリ食べれる中華屋さんとか、一緒に行かない?良いお店知ってるんだ」
無論、ルミの玄武商会のことである。
「!……はい、ぜひ……ご一緒させて、くださいっ♡ 私も、先生と……デート、したいので……♡」
「そう?よかった!!」
「〜〜〜〜〜〜っっ♡♡♡♡」
クリクリとクリトリスをいじめていると、綺麗に潮を吹いて、グッタリと倒れ込んでしまった。
ヘイローも消えてしまったので、グチャグチャのシーツの上に彼女を横たえ、ペロペロと純白の翼の付け根から首筋、足裏から陰部まで、くまなく全身舐め始めた……。
◆
「それにしても──ミカとセイアは婚約者なのに、ナギサだけ普通の『彼女』で良いの?」
「っ!……そこまで強い拘りはありませんが……」
「どうせなら統一した方が纏まりもあっていい気がしたんだけど、まあナギサがいいのならいいかな。将来的には重婚になると思うけど、ハーレムなんて作ってる時点で今更だったね」
「ふふ、確かにそうですね……」
ナギサが目覚めてからは、やはりまた交わった。初めてのナギサにとっては慣れない事だらけ。少し交わっては休み、交わっては休みたくなるのもよく分かる。
いつもなら、こんなに休憩を挟むと賢者タイムで使い物にならなくなる私のペニスだが、今の私は、思春期男子のそれ。すぐに復活してくれる。
しかし流石に夜ともなると、性欲はあっても色々都合が悪くなるものである。
今日はここで終わりにしようと交代でシャワーを浴びて、身支度を整える。
「……今日はありがとうございました、先生」
「こちらこそ。ナギサとお付き合いできるだけでも嬉しいのに……」
「それなんですが……やっぱりその……えっと……」
「?」
「先生。……不束者ですが────」
そして──照れながら紡がれるナギサの言葉に、私は、二つ返事でOKと答えたのだった……。
ティーパーティーだと自然と文字数が増えるな。
平均して文字数増やしたいから、少し悔しい。
4Pはまた近いうちに。
今回のイベスト、イオリが可愛すぎた。
イオリ出てきた時の私と先生の反応、シンクロ率が400%超えて∞記録しましたよ。たまんねぇっす。
このイベは本作でもチラッとIF書きたいですね。
なにせ本作の中では正義実現委員会と風紀委員会は親睦を深めているワケですから……。
あと、先生のイオリへのフォローの無さ。
いくらカスミに利用されていたとはいえ、ちょっとアレは頂けない。(イオリ推し)
だからよ……TTTのIF……待っててくいよ……。