※この作品はR-18です。

「ハーレムルートを目指しましょう、先生」   作:アキラゼミ

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「飴の味にも意味がありますのよ?」

 

「いやぁ〜……そうか、ハルナも学生だもんね……」

 

「そうですわよ?ふふふっ、こうして体操服に身を包めるのも今ならでは──言わば青春の1ページ。どうですか、先生?私の体操服姿は♡」

 

「うんッ……かなりイイと思う……。美少女感が更に際立つというか……正直、目のやり場に困る……

 

「いやですわもう先生ったら、美少女だなんて♡」

 

 拝啓、神様。どういうワケか弊シャーレに体操服ハルナがやって来ました。大変、目のやりどころに困ります。私はどうすればいいでしょう────。

 

「ところで先生?先程の話に戻りますけれど」

 

「……」

 

アカリさんと繋がった(・・・・・・・・・・)──というお話。アレは、事実と受け止めてよろしいのですね?」

 

 そう、私は今、朝っぱらから執務室にてハルナに詰め寄られて、拷問に近い尋問を受けているのだ。私の目の前には、たゆんたゆんと揺れる、たわわな乳房が──いやダメだ、目を奪われては。

 なんでも、アカリと交わったあの後、美食研究会内部にて、私の精液の味がどうのこうのとアカリが散々語り明かしてくれたらしく……。

 ジュンコは引き、イズミは目を輝かせた。そしてハルナは────。

 

「私のミスでしたわ。美食研究会の中で最も先生と親しいのはこの私だと、先生と肉体的な関係に到達する生徒も、美食研究会の中ではこの私なのだと、そう、高を括っていましたの。だからでしょうね、先生との情事についての詳細なお話を聞いても尚、私は、素直にアカリさんの事を祝福できなかった。アカリさんに嫉妬心をぶつけそうになる自分が酷く醜く思えてしまったのです」

 

「……」

 

「どうせなら、誰も味わった事のない先生の味を、私が自らの口で、身体で味わってみたかった。先を越されてしまい、悔しい想いでいっぱいです……」

 

「……」

 

「ですから、どうか────せめてどうか、先生の今日一番を!今日の朝一番を、この私に味わわせて頂けませんかっ!?」

 

 余計にマズイ事になった気がする。というのも、今日の朝一番は、カヤに射精したからだ。朝勃ちがあまりにも酷くて、撃たれそうな恐怖だとか生徒を泣かせたトラウマを思い出そうとしても、上手くは思い出せないくらい性欲に脳内が支配されていて。

 一番搾りが狙いのハルナに知られたら、どういう反応になるのやら分からない。

 一番搾りが狙いだからこそ、ハルナは、カフェに来た生徒や、ただシャーレに遊びに来た生徒などが執務室に来るより前、それこそ業務開始よりも前に執務室前に来ていたのだから……。

 

「フン……朝一番が狙いでしたら、残念でしたね」

 

「……はい?元代行、何かご存知なのですか?」

 

 ──おい待てカヤ何を言うつもりだ。

 

「ご存知も何もありません。なにせ、本日の先生の朝一番を受け止めたのはこの私、不知火カヤです。それについて、何か文句でも?」

 

「………………」

 

「おやおや凄い目ですね。これだからテロリストは困るのです。たかが精液、朝一番も朝二番も大した差はありませんよ。キヴォトスで一番に先生と肉体関係に至ったこの超人が言うんですから、甘んじて真実だと受け入れなさい」

 

「………………………………」

 

「あ。でも〜、まだ先程の射精から1時間すら経過してませんね?なら少し薄いだけかもしれません。ですが、テロリスト風情には薄まった精液で十分。自分の身の丈に合った、味の薄い精液を噛み締め、テキトーに吟味し、堪能しているといいです♪」

 

「「………………………………………………」」

 

 凄いな。マジで凄いよ。美食をトコトン探求する美食研究会のハルナに、よくそんな事を言えるね。地雷原でタップダンスやブレイクダンス踊ってる?

 ほらぁ、ハルナの笑顔の中に黒い闇みたいなのが見え隠れし始まったじゃないか……。

 

「そうですか、先生の一番搾りは元代行が────それなら致し方ありません。元代行は実質、先生と同棲中ですものね?」

 

「フッ。ええ、そうです。同棲中ですよ。婚約者の聖園ミカ、百合園セイアですら及ばない領域に私は立っています────が、それが何か……?」

 

 うわウザ。もしミカが聞いてたら殴ってそうだ。私も苦笑いしかできない。都合のいいタイミングで犯せるようにとシャーレに住まわせているけれど、まさかあのカヤがこんな堂々と宣言するようになるなんて思わないじゃない。

 まぁ、カヤが仕事がデキるようになるのも全くの予想外だったんだけれど。

 ハルナもそりゃ黙って黒い笑顔を向けてライフル構えちゃうよ。誰だってそーする、私もそーする。

 

「……どうぞ、撃ちたければ撃ってみてくださいな。執務室内は発砲禁止ですので追い出されますがね」

 

「……」

 

「おっとっと。余計な事を言ってしまいましたか。ま、一度目は警告の意味も込めて教えてあげます。次はありませんがね」

 

「フフッ。寛大なお心遣いに深く感謝致しますわ、元代行。となればここは大人しく、先生の朝一番を狙うのは、また別の機会に致しましょう」

 

「ええ、ええ。是非ともそうしてくださいな」

 

「────言質、取りましたわよ」

 

「……はい?」

 

「『機会』とは!伺うモノではなく己の手で作り!そして掴み取るモノッッ!!私はこれより『先生の朝一番』を得る為の『機会』を作りッ!己の手で、掴み取ってみせますッッ!!!」

 

「……?よく分かりませんが、やってみてください。どうせ来週の総決算までは仕事に余裕があるという見通しですし、どうぞどうぞ、ご勝手に」

 

「専属秘書さんから許可も降りた事ですし……」

 

 ハルナの紅色の瞳が、私を真っ直ぐ深く射抜く。一瞬だけビクリと身体を震わせてしまうが、そんな私を見てもハルナは優しく微笑むだけ。……そして。

 

「先生!私と一緒に来て頂きますっ!」

 

「えっ?え、えっ?えええっ!?」

 

 ギシギシと関節が音を立てそうな程に、強固に、ガッツリと縄で縛られてしまった。手だけでなく、足まで縛られ、完全に抵抗できない状態になった。

 目にも留まらぬ早さで私を縛り上げるとハルナは芋虫のような私をお姫様抱っこしてシャーレを出、予め用意しておいたらしい軽トラ?の助手席に私を投げるかのように放り込むと、運転席に飛び乗り、ブルンとエンジンを吹かして走り出した。

 

「ね、ねぇ、ハルナ?この軽トラ……」

 

「あぁ、給食部のモノではありません。廃車寸前の車を安価で買い取り、メカニックに依頼して、改造してもらったのです。戦闘にさえ使えますよ」

 

「……どこに向かってるの……?」

 

「近くのホテルに。まだ朝ですが、まぁ私でしたら決して先生を退屈させませんから」

 

「ホテル!?」

 

「……普通のビジネスホテルですよ?ですが、先生が望むならラブホテルでも構いませんが……♡」

 

「よし行こうビジホ!ラブホは……うん……ちょっと問題になるかな……?」

 

「ふふっ、アカリさんとは行ったクセに♡」

 

「うっ!?」

 

 笑顔の中に、鋭い棘が見え隠れしている。美しい花には棘があるように、ハルナの笑顔にもまた棘が含まれているらしい。ハルナにも嫉妬なんて感情があるのか。それも、よりによって同じ美食研究会のアカリに嫉妬するのか。

 

「……ハルナ、この縄、解いてくれないかな。やっぱ椅子にはちゃんと座りたい」

 

「構いませんが……逃げませんか?」

 

「逃げないよ。カヤも言ってたけど、来週まで少し余裕があるもんでね。丁度、生徒と遊びに行こうとしてたくらいさ。決算期に備えて仕事を終わらせておいたから、逆に、今は手が空いてるんだよ」

 

「あら、では先生を連れ出して正解でしたか」

 

「やり方に問題はあるけどね」

 

 ハルナ曰く、ギッチリ結んだようでそうでもないらしく、軽くひと巻きして八の字にクロスさせて、ひと巻きしてクロスさせての繰り返しらしく簡単に解けるとの事だった。

 よくよく縄を見てみると、確かに縄の軌道が単純明快で、驚くほど簡単に解くことができた。対象を逃がさないよう、早さ重視で縛る為の技術らしい。

 

「……もしかしてフウカを縛る時も?」

 

「あぁいえ、フウカさんの時は普通に縛ってます。先生と違い力が強いですからね、力を入れられないよう、主に関節部をキメるように縛っていますよ」

 

「全くもう……」

 

「フウカさんといえば──キッチンでの性行為は、やはり、普通の性行為とは違うのでしょうか?」

 

「……やっぱり見てたんだね」

 

 見られていたなら良かった。見られても尚、手を出されなかったという事は、あの行為は間違いなくフウカ防衛の役に立ったという事の裏付けだ。

 ならこれからフウカを守る時は普通にシャーレでエッチすればいいね。一石二鳥だな。

 

「無論です。お邪魔してはと思い、あの場は素直に退散しましたが。それで、どうなのですか?やはり普通の行為とは違うのですか?」

 

「そうだね、全然違うよ。新婚夫婦感というかさ」

 

「!……新婚夫婦……ふふっ、成程……。それならば、是非ともこれから、私ともキッチンで────」

 

「んん……それはちょっと良くないかな」

 

「え?」

 

「違いを理解する、知るには、まずは『普通』のを味わっておかないと。白米の味や感触とかも何にも知らないのに種類が違うお米を食べさせられても、普通のモノと何が違うのか、分からないでしょ?」

 

「っ!」

 

「朝一番は明日だとして、今日は普通に楽しも?」

 

「それでキチンと『朝一番』の味になるのでしたら是非とも……♡」

 

「大丈夫大丈夫、夜にゆっくり休めばいいからさ」

 

「あらら、そうなのですね。では、ビジネスホテルではなく──ラブホテルにしてしまいましょう♡」

 

「お、いいね。この辺だと確か……」

 

「既に、ラブホテルも含めてリサーチ済みですわ♡ 最高速度で向かいましょう、先生っ♡」

 

「あ、安全運転でお願いします……」

 

 私のそんな願いはどうにか聞き入れられて、軽くドライブを楽しんでからホテルに向かう事に……。

 軽トラだから本来は2人しか乗れないはずだが、魔改造されているので、美食研究会の4人、それと1人程度なら乗せられそうなサイズ感はある。多分というか確実にフウカ用のスペースなんだろうな。仲良しか。

 なまじ見た目は軽トラなのに少し大きいから脳がバグりそうになる。車内は乗用車のように快適だし何故見た目は軽トラのままにしたのか分からない。

 

「ハルナ運転上手いね。右左折も車線変更も、こう滑らかというか……どこか優雅さがあるような」

 

「フウカさんのを間近で見ていますからね」

 

「……念の為に聞くけど、免許はあるんだよね?」

 

「ありませんわよ?」

 

「私運転していい?」

 

「ふふ、先生は隣でお座りになっててくださいね」

 

 同乗者も責任に問われるから言ってるんだが……。

 まぁでも、ここはキヴォトスだし、戦車も街中を走ってるくらいだから、道交法も私の居た世界とは違うんだろうな。……うん、不安は拭えないな。

 

「そんな事より先生、飴玉でもいかが?こういったお菓子くらいでしたら常備していますので♡」

 

「おお!」

 

 ドライブのお供に丁度良さそうなお菓子が幾つか置いてある。飴にチョコレートにラムネにと、中々選り取りみどりじゃないか。

 

「んっ♡ イチゴ味の飴ですわ♡……ほら、先生♡」

 

「っ!?」

 

 赤信号の折、ハルナは飴玉を口に含み嬉しそうな顔を見せてくれる。んっ、と私に飴を見せてくれるのはいいが……。

 体操服ハルナが舌に飴を乗せているその光景は、まさに、シコビュル値1000万級の激シコだ。こう、見ているだけでも勃起、いやそれどころか射精感が高まってきてしまう。

 

「まぁ♡ 先生ったら……股間がぷっくりと……♡」

 

「いや……あの…………。そんな顔されたら興奮するに決まってるでしょう、私だって男なんだから……」

 

「ふふっ、嬉しいお言葉ですわね♪……じゃあ〜……この飴は、先生に差し上げますわ♡」

 

「え?」

 

「んっ♡……へんへぇ……♡」

 

「!?」

 

 目を瞑り、舌に載せた飴玉を見せてくる。これを受け取れだなんて、なんて無茶な────しかし、これを受け取ってこそ(おとこ)というものだろう。

 ゴクリと喉を鳴らして、唾を飲み込む。そろりとハルナの両肩に手を置き、少し震えながらも、顔を傾けて彼女と隙間なく唇を重ねた瞬間──コロンと甘い唾液を纏ったイチゴ味の飴が、私の口の中へと転がってきた。

 飴も受け取ったので唇を離そうとする私だったが私という獲物を捕らえたハルナがそう簡単に離してくれるハズもなく、首の後ろに手を回され強制的にキスを継続してくる。

 

「……ちゅ……んむ…………はぅ、んっ……はぁ……♡」

 

「っ……ハルナ…………」

 

 信号、青になってるよ──と言おうとした瞬間、後ろの車両からクラクションを鳴らされてしまい、強制的にキスを中断させられてしまった。

 すると、先程カヤに色々言われた時のような暗いモノを表情に宿し、ポケットから何かを取り出すと無造作に窓から後ろへと投げ捨てた。

 途端に響き渡る爆音、広がる爆風、悲鳴────ハルナが後ろに投げたのは爆弾だったのだと遅れて気付かされた。

 

「え……ハルナ……えっ、今の……は?えっ??」

 

「私達のキスの邪魔をしたんですもの、これくらい許されますわ。ねぇ、先生……♡」

 

「え、ちょ、待っ」

 

 キスくらいホテルに着いてからでもいいじゃん、という私のセリフは、遂に口を出る事が無かった。瞳にハートマークを宿したハルナによって、再び、唇を塞がれてしまったからだ。

 ちゅるんと柔らかく熱く滑り込む甘い舌は、私の口内で先程私に譲り渡したイチゴ味の飴を舐めては口内にその味を散布する。そして彼女の唾液もまた私の口の中へと広がってくる。

 されるがままになるのは私らしくないと思い直し私もハルナの舌を舐めたり、または吸ったり、軽く甘噛みしてみたりと、舌を絡めるキスをする。

 しかしそれもまた長引く事は無く────。

 

「あのー。すみませーん……」

 

 助手席側──私の席の方から窓をコンコンと叩く音と共に何者かが窓越しのままに話し掛けてきた。ギロリと睨むハルナと、口元に糸を引きつつ惚けた顔のままの私──。

 窓越しに目が合ったのは、この辺を巡回中らしいヴァルキューレの生徒だった。

 

「は、はい……何かな……?」

 

「私と先生の邪魔ですが?」

 

「あっ……先生でしたか。お取り込み中すみません。えっと、突然、近くの車が爆発したとさっき通報が入って。それ、この車の後ろの車じゃないですか。何かしらご存知だったりしないです……?」

 

「何も。突然爆発したので、ビックリしましたわ」

 

 いけしゃあしゃあと凄い事を言うな。

 

「……私も知らないかな。赤信号で、隣の彼女と少しイチャついてたくらいで……」

 

「そ、そそ、そうですよね〜失礼しました……。あ、それから、信号が変わったら速やかに発進するようお願いしますね。これからこの交差点、この事故も相まって長めの渋滞が予想されますので……」

 

「分かりましたわ、ではこの辺で」

 

「気を付けるね」

 

「お気を付けて!」

 

 ヴァルキューレの生徒に見送られ、再出発する。本当はもっとあの場でイチャつきたかった気持ちもあるにはあるが、世の中には、仕方ないものという自分ではどうにもならないものも存在するのだ。

 今回はこれがまさにそれ、仕方ないものなのだと自分達を納得させ、彼女は大人しく車を走らせる。

 やがて到着するのは、個室タイプのラブホテル。フロントというものが無いので誰と入ったかなどがホテル側にバレにくい形式のラブホだ。

 

「……割とシャーレの近くにも、このタイプのホテルあったんだ……」

 

「規模は小さめの施設ですが、それでもリサーチは欠かせません。リサーチの際は、網の目を細かく。どのような個人経営のお店だろうとも見逃さない、美食研究会での研鑽の日々の賜物ですわ」

 

 適当な場所に車を停めると、ルンルンした様子で部屋へ向かう。周囲を警戒しつつ歩く私と違って、どこか吹っ切れたかのような、いつもより数段軽く明るく見えてならない。

 

「先生、時間は限られています。お早めにっ♡」

 

「……そうだね」

 

 やはりラブホテルというものはオーソドックスなモノなら造りが大体同じで助かる。初めて来る場所なのに、まるで何度も来た事があって慣れてるかのように行動できるから。

 部屋を見回してそんな事を想い安心していると、ハルナは体操服の上着をハンガーに掛け、世間話の延長のように話を振ってくる。

 

「──ところで、先生?先程私が先生に食べさせたイチゴ味の飴の意味、お分かりになりましたか?」

 

「え?」

 

「……飴の味にも、意味があるのですよ。花言葉や、石言葉……カクテル言葉のように」

 

「そうなんだ……気にした事も無かったな」

 

「例えばブドウ味は『酔いしれる恋』、レモン味は

『真実の愛』────そして、先程のイチゴ味は、まさにセックス……」

 

「セックス!?」

 

「そう、意味は『子孫繁栄』……!!恋や結婚という意味もありますが先程の私としては『子孫繁栄』の意味でお渡ししました……♡」

 

「……有名というか、オーソドックスな果実の味なら大体意味があったりするの?」

 

「そうですわね」

 

 オレンジ味やメロン味なんかも気になる。しかしやはり「飴の味」と聞いて気になるのは────。

 

「……リンゴ味の飴って、意味、あったりする?」

 

「リンゴ味は即ち『運命の人』。慎ましやかながら確かな愛を伝えるのに合っているかもしれません。それ程までに『運命』という言葉には甘美な響きがありますから……」

 

 運命の人──セイア、まさか?

 私の考えすぎだろうか。例えば、モモイとかなら私の考えすぎだなと一蹴してしまうかもしれない。しかしセイアなら────セイアならば、或いは。

 キスする口実に飴を口に含み、その味を当てた時なんかは「大吉だ」と口にした。もしかして、味も全て計算通りだったのか?

 

「……リンゴ味の飴に、何か、心当たりでも?」

 

「……うん」

 

「あら。でしたら、その生徒の事は──とびっきり大事にしてあげなくてはいけませんね。きっとその生徒は、飴の意味の1つまで考慮して先生にお渡ししたのでしょう。内に秘めた熱い想いと共に……」

 

「ッ……」

 

「──折角ですし、良い機会ですからお菓子の意味なんかもお教えしましょうか?きっと、ハーレムを形成する上で役に立つと思いますし♪」

 

「……お願いします」

 

 お菓子────そうだあの日、セイアはわざわざお菓子を手作りして用意してくれていた。それならそれらのお菓子にも何かしらの意味を込めていてもおかしくないだろう。

 飴玉1つの味まで考える、セイアなら。

 

 ◆

 

 あの日に食べたお菓子を全力で思い出し、それをハルナに伝え、意味を教えてもらう。そうしていく内に、セイアがどれだけ意味を考えて用意したかを理解した。何と言うかもう、頭が上がらない。

 どれだけ脳死でパクパクと食べていたのやら。

 

「──これだけのお菓子を手作りで用意するとは、その生徒さんは、余程、先生がお好きなのですね。フフッ、嫉妬してしまいそうです……♡」

 

「どう……すれば、その想いに応えられるかな……」

 

「そんなの決まってますわ。先生も同じくらいに、その生徒さんを全力で愛する事。これ一択ですわ。下手でも不器用でも、想いとは伝わるもの。そう、まさに私のように。全力で伝えれば相手にも届く。想いとは、まさにそういうものですわ」

 

「……そうだね。ありがとう、ハルナ。助かった」

 

「うふふっ、では今度は……先生が私の想いに応えて頂けませんか?♡」

 

 ぺろん、と体操服を捲る。その下には可愛らしいおヘソが。ヒヨリじゃないんだからおヘソなんてと思いながらも、汗の滲む彼女の素肌に思わず生唾を飲み込む。

 

「……私、結構重いよ。他の子にも手を出すクセに、自分は独占欲が強めの最低男だよ?……いいの?」

 

「バッチコイですわ♡」

 

 身体を預けてくるハルナ。それを受け止めながら彼女に流されるようにベッドへと押し倒されると、私の肩に手を置き、真上から見下ろしてくる。

 

「こうして先生を組み伏せる様を、一体これまで、何度夢に見たことか。しかしそれは夢に留まらず、遂に現実のものとして叶えられるのですね……♡」

 

「……お手柔らかにね?」

 

「それは先生次第です♡」

 

「えぇ〜…………っ……」

 

 ズボン越しにスリスリ股間を撫でる。ゆっくり、ゆっくりと。それはまるで目も開いていないような小さすぎる子猫を慈しむように。

 

「……私のも、触って頂いて構いませんよ?」

 

「!!」

 

「それとも……先生は、一方的に触られる方がお好みですか?♡」

 

「い、いや、ハルナのも触らせてもらうよ」

 

「直接でもブルマ越しでもウェルカムです……♡」

 

 ならばと、すらりとした長い足を撫で、スベスベモチモチしている肌の感触を楽しみつつ、体操服とブルマの隙間に手を入れて、直接、陰部を指で刺激してみる事にした。

 服で覆われた肌に直接触れるだけで温かいのに、下半身の方に手を進めれば進めるほど、その熱さも段違いに変わってくる。

 遂に私の指はパンツの縁に触れる。ふとハルナの顔を見れば、艶やかに微笑んで、こくりと頷いた。覚悟を決めた私はパンツの中へ指を滑り込ませて、とうとう指先は陰部に直接触れた。

 

「ひゃっ……んふふっ、遂に触れちゃいましたね……私のおまんこに……♡」

 

「熱い……ビラビラが指に絡んで……っ」

 

「あん♡ そんなに、指で弾かなくても♡」

 

 ハルナの陰部は肉厚だった。プルプル弾く感触と揺れる感触が堪らない。反応を見る為にも、そりゃ指で弾きたくもなるというものである。

 

「っ、ふぅ……はぁん♡ 先生、そこばかり……♡」

 

「クリ好き?膣内が好き?」

 

「……♡ どちらもです♡」

 

「欲張りさんめっ……!」

 

「んぐぅっ♡ せんせっ、そんな強く押したらっ、あっ、あぁっ♡ ひぁぁああっ、んああぁっ♡♡」

 

 身を捩って快楽を全身で示すハルナ。膣口辺りを指先でニュチッニュチッと攻めつつ、クリを強めにグリグリと押してやると、もう私のペニスを攻めるどころではなくなってしまう。

 私への攻めが無くなったので少し場所を移動し、後ろからハルナを抱き締める体勢に。そこから更に陰部を掻き回すように指を動かしてやると、面白いくらいあっという間に、ブルマも脱がずに呆気なく達してしまった。

 

「はぁっ……はぁっ……。あーん、もう……。ブルマが濡れちゃいましたわ……♡」

 

「脱ごっか。洗濯機に入れよう」

 

「ここ、洗濯機もあるんですのね……。これで私達、洗濯を口実にゆっくりできますわね♡」

 

「私達の関係に口実なんて要るの?」

 

「っ……!!」

 

 後ろから抱き締めながら頬にそっとキス。すると顔を赤らめ硬直したハルナはされるがままになり、振り向いては先程と同じようにチュッと軽くキスをしてくれた。

 

「そうですね。今の私達には『口実』なんてモノ、必要ありませんわね♡」

 

「そうでしょ」

 

 下から胸を持ち上げるようにして両胸を揉む。

 見れば分かるが、丸々と実った2つの果実は手に確かな柔らかさと重さを伝えてくれる。ズシッと、ただし、たぷんと。小刻みに手を動かしプルプルと揺れるのを堪能する。

 

「……外すね」

 

「はい……♡」

 

 片手で下から胸を揉み、片手でパツンとホックを外し、脱がせてみる。思ったよりもずっと大きい。カップ数がパッと見で分からないくらいだ。

 服の上からの胸も良いが、やはり触るのなら生が良い。しっとりと汗で肌に張り付き、体操服の下に広がる肌色を外に透けさせる着衣もいいが……。

 

「っ……先生って、足がお好きだと思ってましたが、胸もお好きなんですのね……?」

 

「え?……な、なんで、足が好きだと……好きだけど……

 

「いつも、イオリさんとデートされてる際、足など撫でてばかりのような……?この前もベンチで……」

 

「見てたの……?」

 

「えぇまぁ、遠目からですが……」

 

「……」

 

 もしもイオリに知られたら、蹴られるどころじゃ済まないな。ハルナの事だから、無闇に広めたりはしないだろうが──今後は野外でのボディタッチは少し控えよう。少しイオリに夢中になり過ぎていたかもしれない……。

 

「ですが私の方がイオリさんよりは大きいので……。足がお好きな先生が胸に夢中になってしまうのも、仕方ないのかもしれませんね♡」

 

「……間違いない」

 

 チュッ、チュッと音を立てて首元に吸い付いて、軽くキスマークを残してみる。肌に吸い付くような彼女の柔らかな生乳を堪能しつつ、乳首は、指先でコリコリと転がしては軽く引っ張ったりして的確に重点的に攻めていく。

 

「あん♡ そんなに引っ張っちゃ……♡ んんっ……そんなに執拗に揉まれては、出るハズのないモノも出ちゃいますわ……♡」

 

「出たら飲ませてね?」

 

「ダメですわ、母乳は赤ちゃんのですもの♡」

 

「……ハルナは子供も欲しい派?」

 

「そうですわね、我が子と共に美食を追求するのも悪くはありませんし、異なる見識を持たせ親子共々議論するのも面白そうです」

 

「……じゃ、避妊は?」

 

「ナマでお願いします♡」

 

「わかった」

 

 まぁいつも生なんだけども、相手が相手だしね。いつもは避妊してます風に装うのも大事ではある。そういう認識を持たせておけば、いつか、保険にもなるだろう。

 ハルナは遂にパンツを脱ぎそれを見た私も裸に。改めて、ベッド上で全裸のまま向き合う。せめて、テロリストじゃなきゃ完璧に思えるハルナの肉体はとても美しくて──細身ながらも、出る所は出て、引っ込む所は引っ込むなどのメリハリがある。

 

「先生。私が上になってもよろしくて?」

 

「!……うん、おいで」

 

 騎乗位だろうか、座位だろうか。女性が上になるオーソドックスな体位といえばコレだろう。

 彼女の言う体位はどれなのかと考えている内に、ハルナは私の肩に手を置くと、もう片手でペニスに手を添え、ゆっくりと腰を下ろして挿入を始めた。どうやらハルナの初めては対面座位らしい。

 動きながらでもキスしやすいので、結構というかかなり好きな体位だ。

 

「んっ、ぐ……凄い圧迫感ですわ……先生ぇっ……♡」

 

「痛くない?」

 

「ええ、この程度は……風紀委員長の弾丸に比べれば痛くも痒くも……っ♡」

 

 そりゃヒナの攻撃は痛いわ。ゲヘナ最強でしょ、ヒナって。そりゃ痛いよ。それが嫌なら、さっさとテロリスト辞めなさいな……。

 

「んあぁっ♡ はっ……入ったぁ……♡」

 

「1回イッたからかな、凄い熱く蕩けてる……っ」

 

 湯煎で温めたオナホールなんかは比較にならないくらいに熱く、ハジメテ特有の包むようなキツさを維持しながらも、フォークに絡むとろけるチーズのように、ペニスに深く絡み付いてくる……。

 ハルナが腰を浮かせればそれだけ擦れ、下ろせば擦れながらもハルナの重みがペニスに直に届く。

 

「んぁっ♡ 奥がっ……ジンジンします……っ……♡♡ 熱くて、でも、離れる度に切なくて……はあぁっ♡ 腰が、勝手に動いて……なんでぇっ♡ んっ、あん♡ はぁ、はぁっ、んぅっ……先生っ、せんせぇ♡♡」

 

 ピストンの度にスキップするように跳ねる乳房に目が奪われる。流れるような汗が目に入りその度に激痛が走るが、それを拭う暇すら惜しい。

 迷わずにハルナの乳房に手を伸ばす。片方は揉み指先で乳首を弄び、片方は赤子のように吸い付き、ちうちうと吸いながらも、舌先で乳首を転がす。

 

「ふぅ、んっ、んぐっ♡♡ 舐めたり吸ったりっ、先生、本当に……私のおっぱいが、好きなんですね♡ いいですよ先生、好きなだけ、堪能してください♡ たくさん吸ってっ……たくさん、突いてぇっ♡♡」

 

「っ……うっ……そんなに強く抱き締められちゃ……」

 

「嫌ですわ、今はこうしてっ……先生を独占したい♡ 身も心もっ、私が……私がぁっ♡♡ はぁ、はぁっ、うんっ、はぅっ……はぁ……あぁんっ♡♡」

 

 ならそれでいい。私もハルナを強く抱き締める、それだけだ。

 そしてピストンを早めて突いていくと、ハルナが感じる度に彼女の尻尾もビクビクと震えているのに気が付いた。面白い。

 そんな尻尾を掴み取り、幼子がなんでも口に含むように、私もハルナの尻尾を咥えてみた。

 

「ひゃんっ♡ あ゙っ……はぁぁん♡ せん、せぇ♡ そんなところっ……舐めちゃ……んあ゙ぁっ♡♡」

 

「性感帯……って程ではない?……のかな?」

 

 そりゃそうか、そこまで敏感なら普通に外気には晒せないか。けど、それはそれとして敏感ではあるようで、甘噛みしたりすると乳首とそう変わらない可愛い反応を見せてくれる。

 

「先生、私、もう……またイッちゃいます……っ♡♡ はぁ、はぁ……イッても、い、イイ、ですか?♡」

 

「好きな時にイッちゃって……私もハルナの膣内(ナカ)で、イクからっ……!」

 

「せんせっ、はぁ、んうっ……んむ……はぅ……ちゅ、んっ♡ ちゅぷっ……はぅん…………〜〜〜〜〜っ♡♡」

 

 イキそう、もうイける。そう感じた瞬間に彼女に口付け。尾を踏まれ暴れるヘビのような勢いで舌を挿入し、彼女の舌を絡め取って吸い出す。

 今度は私が、彼女をガッシリと掴んで離さない。ハルナの声が途切れ途切れになり、息が上がっても離さない。意識せずとも早くなったピストンを以て遂に彼女への射精に至った。

 

「……っ…………はふぅ……」

 

「んもう……激し過ぎです……先生……♡」

 

 挿入したまま背中から倒れ込む。必然的に彼女は私の上に寝るような形になるが、ハルナは特に遠慮するような様子も無く、私の胸に耳を置き、心音を聞いてはウットリと目を細める。

 

「フフ……いつも冷静な先生が、私の為にこんなにも激しく躍動して……。1人の生徒として…………いえ、女として、こんなにも嬉しい事はありませんわ♡」

 

「ハルナ……」

 

「僭越ながら、私も、先生のハーレムに加入させて頂きたいのですが……宜しいでしょうか♡」

 

「勿論。来る者拒まずだよ。皆で楽しくやろうね」

 

「はい、先生っ♡」

 

 その後も、休憩を挟みながら幾度となくハルナと交わり続けた。食事はデリバリーで注文、けれどもほんの少しお高いモノを……。

 初日は下の口で私を味わい、次の日は予定通り、上の口で私を、そして──精液を味わい尽くした。アカリへの対抗心を燃やしていたのか、その回数も何もかも、大食いのアカリを上回っていた──。

 

 

 

───────────────────────

 

 

 

リンゴ味の飴の意味が分かったよ

あの日のお菓子の意味も

 

随分と遅かったね

まさか指輪の方が早いとは……

 

ごめん

 

飴の味やお菓子に意味があるとは

予想もしていなかったよ

 

そうだろうね

 

気付かなくてもいいと思っていたが

気付いてくれたならそれはそれでいい

 

もしもあの時……

私がリンゴ味の飴を手に取って

いなかったとしたら……

 

君と唇を合わせる事も交わる事も

決して無かったのだろうね

 

運命とは実に不思議なものだ

飴玉1つで変わるのだから

 

小さな事が大きな違いを生む

まさにバタフライエフェクトだが

 

運試しに勝った私の勝利さ

 

運試し……

 

次の逢瀬はいつにしようか

今から胸が躍るよ

 

……躍る胸も無いだろうって?

 

まだ何も送信してないよ

 

今度は4人で遊ぼうじゃないか

 

ナギサもハーレムに加わったんだ

仲間外れは良くないだろう?

 

そうだね

 

とはいえナギサはホストとしての

仕事が山のようにあるから……

 

いつになるかは分からないけれど

 

サポートできることがあればなぁ

手伝いに行きたいくらいさ

 

今、少しは余裕あるし

 

やめておきたまえ

 

先生に来られると彼女の集中力が

絶望的な事になるからね

 

 

世間では先生のような人を

ニブチンと呼ぶのだそうだ

 

鈍くないけど……

 

自覚無しはタチが悪いね

仕方がないから通話しよう

どこがダメなのか教えてあげるから

 

お願いします

 

 

 

 ────シャーレに帰宅後めちゃくちゃセイアと通話した。




次回────恋するゲマトリア。

「ゲマトリア過去捏造」タグ追加。

体操服ハルナのエロさは異常だと思うの。
個人的にバニートキを超えました。
天井したけど、天井して良かったとすら言えます。
セックスなんてしなくていいから凄くキスしたい。
その場面をイオリに見られて泣かれたい。泣いてるイオリと慰めチュッチュしてる所をヒナに見られてシナちゃんになるけど先生がハーレム作ってる事は重々承知の上だし、他の子達もちゃんとハーレムを受け入れてるからこそ自分も先生と付き合えてるんだって自分に何度も言い聞かせるけど、遂に限界が来て謝りながら先生を逆レイプして最後は罪悪感で散って仕事で忘れようとするけど過労でぶっ倒れて先生に看病されて、起きたら自室で先生と2人きりという甘々な状況と逆レイプのトラウマに挟まれて先生が見てる目の前でヘイローにヒビが入ってもう二度と正常には戻れないくらい派手に人格も精神も壊れてほしい。
シナがヒナってヘイローにもヒビが入って完全にテラー化した瞬間にその目の前で先生がテラー化の余波でサラッと死んで、でも神秘は無関係で先生は自分が殺したんだって嫌でも知らされる事になって無名の司祭関係なく世界を滅ぼすくらい自分の事を責めまくってこうなったのは世界のせいだと責任を世界に押し付けて世界を滅ぼすヒナテラー概念は、ちょっとだけ好き。(今考えた)
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