「ハーレムルートを目指しましょう、先生」 作:アキラゼミ
アキラゼミはリクエストを5件受注しました!
(UNちゃんは5話目で書いてるので、お待ちを。恐らくURちゃん、YSちゃんは早いと思います。あとSSちゃんもお楽しみに)
敢えて伏字。
これは、ゲマトリアのシャーレ侵入から、ほんの数日前のこと。私は、黒服に誘われて、ゲマトリア本部に遊びに来ていた。というのも、一応、用事があっての事ではあるのだが────。
「遅いぞ、黒服。呼び出したのはそちらだろう」
「申し訳ありませんマエストロ。少々、客人と話が盛り上がってしまいましてね……クックック……」
「そういえば、お客を呼んだという話ですが……」
「どういうこった?」
「ええ、では入って頂きましょうか。──お待たせしました先生、どうぞお入りください」
「どもー。うーん、相変わらずこの赤い部屋、目に悪いなぁ……」
黒服に誘導され、私は会議室に入る。そのまま、かつてベアトリーチェが居たらしい不自然に空いた空間に通されるので、大人しくそこに立つことに。
「なっ……先生ッ!?」
「本物……ですか?」
「どういうこった……?」
「ええ、その通りですよゴルコンダ。紛れもなく、シャーレの先生その人。ご本人です。ククッ……」
「「「……!?」」」
「ベアおば以外の全員、本当にちゃんと居るんだ?久しぶり、元気してた?」
「「「────っっっ!?!?」」」
「あれ?全員固まってるよ?これ、ホログラムとか置き物じゃないの?黒服?」
「いえいえ。全員、紛れもなく本人ですとも。先生本人がここに来るはずなど無いと、そう思っていたものですから……硬直もしますよ。ね、皆さん?」
「……それは、否定のしようがない」
「事実ですからね」
黒服とは会う頻度も多いから私からすればあまり違和感は無かったんだけど、そうか。マエストロやゴルコンダ、デカルコマニーはそこまで会う頻度は高くなかったか。
せいぜいが、総力戦の前口上を聞きに行くとか、その程度だったかな。
「えっとね。今日、ここまで来たのは他でもない。マエストロ、あなたに用があって来たんだ」
「私に?」
「そう。……マエストロ。あなたの芸術は、完全には理解できない。でも、単なる見た目の綺麗さとか、造形美とか……そういう所だけなら、芸術に無頓着な私にも分かるつもりだよ」
「……!」
「ヒエロニムスもそうだけどグレゴリオも凄いね。グレゴリオの場合は音楽も凄く綺麗だった。アレは喝采したくなるよ。でも私的にはね、あくまで私の意見だけれど、こと造形美という点においてなら、ヒエロニムスが原点にして頂点、最強に思えてさ。シンプル・イズ・ベストじゃないけどさ」
「……先生…………嗚呼、あなたという人はッ!まさか私の『小さな成功』を認めてくれるのか……!」
「綺麗なものに対して綺麗だと言ってるだけだよ。そこで、マエストロに頼みたいことがあるんだ」
「!?」
「擬人化って分かる?……ヒエロニムスを擬人化した女の子のラブドール、作ってくれない、かな……?」
「なんと……!」
「マエストロの芸術観なら、きっと可愛い女の子が作れる……と思う。どうかな。報酬としては────マエストロの芸術鑑賞会に参加する、とか?」
「「
「うっさ!?急に叫ぶな!」
「先生のお話がそれだけ嬉しいのですよ」
「えぇ……マエストロに得あるの?これ?完全に私得なんだけど……」
「マエストロ!この仕事、完璧にやり遂げなさい!でなければ貴殿をゲマトリアから追放しますよ!」
「そういうこったぁ!!」
「望むところだゴルコンダ!任されよう、先生ッ!貴方のその依頼──このマエストロ、完璧なまでにこなしてみせようではないか!黒服、ゴルコンダ、デカルコマニー、協力しなさい!!」
「勿論ですとも、協力は惜しみませんよ!」
「そういうこったあああっっ!!」
「クックックッ……それでは私は先生をシャーレまで送ってきましょう」
「丁重に送り届けるのだぞ黒服ッ!この私の大事な顧客なのだからな!!」
「それ以前に、先生ですから」
「そういうこったぁッッ!!」
◆
マエストロは身体をゴゴゴゴと鳴らして震えて、デカルコマニーはゴルコンダを抱えながら、全身を震わせている。修復から戻ってきたらしい黒服は、ニヤケ顔を更にニヤケさせて喜びを全く隠そうともしない。
「────というワケで今日はその進捗を報告しに来たのだよ。依頼されたからには、依頼主と意見を擦り合わせるのが必須──そうだろう、先生?」
「う、うん……」
やっば……つまりこれ、完全に私のせいじゃない?
うわヤバいめっちゃ生徒達に睨まれてる。待ってカヨコ、ユキノ、睨まないで。ハナコニヤけるな、憐れむような目で見ないでニコ……!
「────して、どうかな先生。我が作品、擬人化ヒエロニムスは。まだ外見を作り始めた所なのだが既に私としては20%程は満足している」
「それでもまだ2割なんだ……」
透き通るような金髪、白黒ではない異端な配色のシスター服。そしてダメ押しのロリ巨乳だ。これぞまさにヒエロニムス、いや、ドエロニムスだ。
「せ〜ん〜せ〜い〜?」
「あっ」
ヤバい。ハナコ、ニヤけてるんじゃない。普通にキレてるだけだこれ。
カヨコは呆れたような目で見てくるし、ハルカとアルちゃんはオドオドしている。ムツキはニヤニヤしているが止めてくれる気配は無し。
ユキノは軽蔑するような目を私に向けてくるし、オトギは引いてそうだし、ニコは苦笑い、クルミに至っては今にも手や足を出てきそうなくらい怒りを顔に出して隠そうともしていない。
「せ、先生?きっとそのアレよね?フィギュアとかそういうのと同じような感覚でしょ?ラブドールはよく分からないけど、『ドール』なんだし……!」
(アルちゃん、ピュアだなぁ♪)
「社長……流石にフィギュアと同列扱いは無理があるでしょ……ましてやヒエロニムスを擬人化って……」
「と、等身大のフィギュアっていうのも世の中にはあるのよ!擬人化だって、一応おかしくはないわ!世の中にはそれなりにありふれてるものよ!」
「へぇ〜?アルちゃん、そんなの知ってるんだ〜?誰かへの贈り物の為に、好きそうなモノをリサーチしてそう♪」
「へぁっ!?」
「仮にそうだとして。その、フィギュア?のようなものの製作を依頼する仲なのに互いの連絡先すらも交換していないというのは些か疑問に感じますが」
「ま、まぁまぁハナコ、落ち着いて……」
「それはだな、生徒達には計り知れぬ事だろうが、我々と先生の関係はキヴォトスと『色彩』のように複雑に絡み合っているのだ」
「マエストロ。混乱のあまり、比喩が下手になっていますよ。そう、我らと先生の関係は『今日の友は昨日の敵』のようなもの。かつては愚か者のせいで対立しましたが、今は平和協定を結んでいます」
「そういうこったぁ!!」
「ゴルコンダも混乱しているではないですか。平和協定など結んでいません、口約束とはいえこちらが敵対しない旨を宣誓しただけです」
「何なんだコイツらは。……意味が分からない。頭が痛くなってくる。全く意味不明だ……」
「まぁまぁ。大人の事情ってヤツだよユキノ」
「なんだそれは……」
「っ……ざけんじゃないわよ……!」
「……?どしたのクルミ」
「怪物を擬人化とか狂ってんの!?先生!?」
「ソシャゲでは何かの擬人化とかあるあるだよっ!クラブ・ふわりんだって擬人化キャラは居るよ!」
「意味わかんない!しかも金髪とか有り得ないわ!バカにしてんの!?私ともろにキャラ被ってるし!ていうかっ……ッ……私じゃ満足できないワケ……?」
「「「「「「「…………ん??」」」」」」」
ゲマトリアの3人、便利屋の4人、クルミ以外のFOX小隊は私、もしくは、クルミを見て硬直した。失言に気付いたのか、クルミは目を逸らして口笛を吹く。
「流石にそれで誤魔化されないよ!?」
「クルミ……いやFOX3、先生とどんな関係……」
「遅れました!RABBIT小隊、到着です!」
「……って、なんか修羅場ってないか?」
「先輩達と便利屋さんと、変な人が居ます〜……」
『え、なになに?どういう状況〜?』
「クックックッ、更に説明すべき生徒さんがご到着ですよ先生」
「遅くなりました、あなた様!あなた様の為にこのワカモ、参上です♡」
「あー!あの時の狐仮面!」
「?……!SRTの……どうして……ッ!」
今にもこの廊下で乱戦が始まりそうだったので、私は捨て身でFOX小隊とワカモの間に割り込んで、どうにか宥めた。そして、あまりにもお騒がせだと非難轟々だったので、高級素材を使ってシャーレの敷地内でバーベキューをすることに。
マエストロ達は私に進捗報告をして満足したのかそのまま帰りそうになったから、慌てて引き止めて黒服、マエストロだけは顔認証に登録した。
その上で、黒服とマエストロ、デカルコマニーの3人とは連絡先を交換しておいた。
次回があるなら連絡はほしい、とだけ言い含めてお帰り頂いた。擬人化ヒエロニムスが「生きてる」事だけは驚いたけれど、完成した暁には────。
◆
その後。ワカモはFOX小隊を見て機嫌を悪くして帰ってしまったが、他の14人とバーベキュー開始。ワカモにはまた今度、私個人で埋め合わせしようと約束を取り付けた。
FOX小隊は、カヤに思う事があるようだったが、たまたま今の人格が幼い方だったので、自分達から話しかけはしないが、普通に接してはいるようだ。
しかしその間も、焼きながら、または食べながらクルミと私の関係について色んな子に詰められ……。
「あーもーっ!そんなに気にするような事じゃないでしょう!?」
「気にするのが自然だ。それに、余計な秘密などは隊の中に軋轢を生みかねない」
「そうそう、これ以上の抜け駆けはダメだよ〜?」
「……そういう事じゃないと思うよ、ニコ……」
(先生、色んな子と寝るらしいし……あのクルミって人も、こっそり先生と寝たのかな。私はまだ先生と昼寝しかしてないけれど……いつかは……)
(多分、あの人の言ってる事ってアレよね。先生、前に「ポリアモリー」とか何とか言っていたから、多分、遊びってワケではないんでしょうけど……)
(2人共ギスギスしてるなー。ハルカはいつも通りみたいだけど)
(話についていけない……)
「クルミ先輩は、既に先生と特別な関係にあるようです。私達はどうしますか、サキ」
「何で私に聞くんだ!?私には関係ないだろ!」
「そりゃあ、サキがクルミ先輩と同じポイントマンだからでしょ〜?……あ、このお肉おいしっ♪」
「た、多分、そういう事じゃないと思う……」
クルミは、助けを求めるような目でこちらをチラチラと見てくる。ニコとオトギに関しては、本当は知っているというのに、どうして彼女をイジるのか分からない。クルミは反応が可愛いから、きっと、それが楽しくて仕方ないんだろうが……。
「知らないったら知らないっ!」
「あ、クルミ?どこ行くの?」
「トイレよ、トイレ!」
バーベキューの場所から一番近い入口から屋内に入っていったクルミ。数分後、私は別のルートから同じように「トイレ」に向かうことにした。勿論、クルミを探しに行く為だ。
「ひっく……ぐすっ…………うぅ……!」
「クルミ……」
クルミは、階段の裏の隙間に入って蹲っていた。彼女が入って行った入口から程近い、それでいて、完全に死角になるところに。
私が彼女の前に現れると、クルミは私の接近には気付かなかったのか、ビクリと身体を跳ねさせて、おずおずと顔を上げる。
「っ……先生……何しに来たのよ!バカ!」
「クルミの迎えに」
「余計なお世話よ!誰のせいでこんな思いしてると思ってんの!?この嘘つき!」
「嘘?」
「あんだけ私やニコに好き好き言っておきながら、私達の知らないとこでは巨乳のラブドールモドキを外注してました、ですって?舐めんのもいい加減にしなさいよ!私達がどんな思いで、いつもあんたに抱かれてたと思ってんの!?」
「!」
「貧乳がコンプレックスな私達の事、可愛いって!巨乳なんかじゃなくても可愛いよって言ってくれたでしょ!?それが嬉しくて……ホントに……ホントに嬉しかったのにぃっ……!うわあああぁぁん……」
最悪だ。まさかあの邂逅がこんな結果を生むとは予想できなかった。タイミングが悪過ぎたと言えばそれまでだが……。ここから挽回するのは無理か?
いや、違う。どうにか誠心誠意、心からの想いを伝えればギリギリ持ち堪えられる……ハズだ。
「違うんだクルミ……アレは……」
「何が違うってのよ!?」
「アレはその……」
「気分転換の為とか言うワケ!?私達には先生しか居ないってのに!先生はイイわよね、他にも沢山の女が居るんだから!よりどりみどりでさァ!!けど私達にはあんたしか居ないの!他の女と関わるならせめて私の目の届かない所で関わってよ!!先生が他の女に触るのも他の女と話すのもイヤなのよ!!先生には他の女が居ても私には先生しか居ないの!なのに先生はっ……あんな作り物の巨乳なんかを見てニヤケたり!かと思えば気付いたように私達の方を見て焦ったり!貧乳の私にご機嫌取りなんかしてるつもりッ!?舐めてんじゃないわよ!!」
バシバシと、床を叩いて泣き叫ぶ。こうなったらもう私にはどうにもできないかも────と流石に思い始めてしまうが、それをどうにかしなければ。
「違うんだよクルミ。アレは、生きたお手伝い兵器というか、警備の為というか……周辺警護というか、そういう意味もあるんだ、決して性的な意味だけで外注したワケじゃなくて……」
「少しでもその意味があるんじゃ、ダメじゃん!」
「クルミにはクルミの良さがあるんだ、胸の大きさなんかで決まるモンじゃない……!」
「……」
「私はっ、貧乳も巨乳も等しく好きなんだ!バカにするような意図は微塵も無いけど、クルミの貧乳、とても大好きだ!ヒエロニムスとクルミ、そんなの比べるまでもない!クルミの方が好きだ、大事だ!クルミとの行為で満足してないなんて、そんな事、絶対に無いんだよ!」
「……ほんと……?」
「本当!もうクルミ達とああいう事できなくっても構わないから、許してほしい!この通り……!!」
先日の黒服がホシノに土下座したように、今度は私がクルミに思い切り土下座する。もし私の肉体がキヴォトス人のように頑丈だったら、床が少しだけ陥没していたかもしれない。
「……ホントに、貧乳でいいの?先生のおちんちん、胸を寄せても挟めなかったのよ……?」
「挟めなくていいんだ!貧乳には貧乳だけの良さが間違いなくあるんだ!貧乳はステータスなんだよ!決して、バッドステータスなんかじゃない!そんな気にする必要なんか無いんだよ!」
貧乳の良さ、私が貧乳を好きなポイントなどを、それはもう必死に熱弁する。するとクルミは、涙を拭き、時には嬉しそうな顔をしたり、時には口元を引き攣らせて、様々な反応を見せてくれた。
「……はぁ。なんか、アホくさ。なに、そんな必死になってんの?……涙も引っ込むわ」
「クルミに嫌われたくないから。必死にもなるよ」
「ま……少し評価は落ちたわね。言うまでもない」
「だよ……ね……」
「……で?それで諦めんの?先生ってそんな雑魚?」
「……そうは、思いたくないけれど……」
「じゃあ……いつものアレ、ヤッてよ」
「え」
「なによ、こんな泣き腫らした顔でバーベキューに戻れっての?どうせ顔洗ったりシャワー浴びるならナニしたって変わんないわよ。……そうでしょ?」
「……じゃあ……」
「今回だけは、その土下座に免じて許してあげる。次もし私の前で巨乳を見てニヤケたら、グーパンかそれ以上ね。ニコやオトギが無条件で許してもね、私はタダじゃ許さないからね。覚えときなさい?」
「きッ、肝に銘じます……」
「なら良し。……ほら、さっさとベッド行くわよ」
クルミに手を引かれて、寝室へ。窓の外からは、バーベキューを楽しむ皆の声が、風に乗って程よい音量で聞こえてくる。時折、アルらしき叫び声と、ムツキらしき笑い声が聞こえてくるが……。
「……シャワー浴びなくていいの?」
「はぁ?……先生が好きって言ったんじゃん……私の汗の匂い……。今日の先生、変よ?……寝不足?」
「あ、いや。泣いた後だしさ、いつもと違う対応がいいのかなって思って。余計なお世話だったね」
「何それ、意味わかんないわ。ていうかもう、私、怒ってないから。だからいつまでもそんなビクビクしないで。……いつも通りでいいからさ」
「……分かった。じゃ……寝てくれる?」
「ん……///」
着衣のまま、クルミをベッドに寝かせる。可愛いセーラー服をペロリと捲ってやると、それはそれは綺麗なお腹がひょっこりと現れる。ほんの少し汗が溜まった縦長のおヘソがなんとも可愛らしい。
「あれ?私の銃弾、お腹に当たったんじゃ?」
「あの話まだ信じてたの?嘘に決まってるでしょ」
「嘘!?」
「当たり前よ。こちとら盾持ちのポイントマンよ?ただ乱射されたって先生の弾なんか当たらないわ」
「じゃあ何で、様子見に行く前に、私のところまで下がってきたの?」
「ッ……このッ、ニブチン!オタンコナス!」
「えぇ!?」
「先生が居るからわざわざ下がったんでしょうが!それなのに敵がエレベーター内に居るって言うからまた前に出て!それで爆風で吹っ飛ばされてさ!!ホント、バカみたいよ!」
「……私が居るから?隣に立ちたくて、みたいな?」
「そっ、それもあるけどっ!それだけじゃないわ!いざ敵が急に現れたら盾持ちの私が先生を守るの!肉の壁なんかより、私の盾の方が役に立つもの!」
「……そっか。ありがとう、クルミ」
「言葉より行動で示しなさい!早くシテよ!」
「ん、始めるね?……と、その前に顎撫でさせて」
「ちょっ、待って…………ふにゃぁ〜……♡」
クルミはFOX小隊内で一番、顎を撫でられるのが弱い。寝かせていなければ、このまま顎クイからのキスがいつもの流れなんだけど。
「こぁ〜…………んふ〜……♡」
「ご満悦って感じの顔だね……」
「先生、ケモ耳女子の扱い、何気に上手いよね……。動物とか飼ってるの?」
「飼ってないよ?クルミを撫でてるだけ」
「誰が動物よ!」
「よしよし、落ち着きたまえ〜落ち着きたまえ〜」
「こゃんこゃーん♡……ってバカ!」
「はははっ、相変わらず可愛いや。じゃ、お腹の方失礼して……」
「んっ♡……ふ、うぅ……ん゙っ♡♡」
クルミの言う「いつものアレ」。それは、体外式ポルチオマッサージの事を指している。サキに腹を5発撃たれたあの後、マッサージやら何やらを私がした事があるのだが、セックス中にふと思いついてお腹を揉んでみたら、偶然、快感に気付いたそう。
後から私もネットで調べてみたが、ソレに類するものは、体外式ポルチオマッサージであった。
「ふぐっ♡ そこっ、そこぉおっ♡ あっ♡ そこグリグリッてぇっ♡♡ ヤバッ♡ せんせ、前より上手くなっ、てるぅっ♡♡ せんせぇっ♡ そこ、そこ好きぃっ♡ そっ、そぉ♡ もっとグリグリ、グリグリしてぇっ♡♡ ひぐっ♡ イグぅッ♡♡」
他の生徒にもやってみたからね、とは言わない。擬人化ヒエロニムスの件で分かったけど、クルミは思ったよりも嫉妬深いというか、そういった一面があるらしい。いや可愛いな、本当に。
「乳首も勃ってるね。やっぱり貧乳はいいね、凄く敏感だもの」
「んお゙ぉっ♡♡ お゙ひっ、ひぃっ♡♡」
セーラー服の中に手を入れて、乳首を抓るような強さでつまむと、舌を出して、顔を仰け反らせる。乳首をクリクリと捏ねくり回し、たまに胸を揉み、やっぱり乳首を虐めて。それでいてポルチオは強く責め続ける。
「やめ゙てぇっ♡ 待って♡ 待ってよぉっ♡ も、もぉっ、グリグリひないれぇっ♡♡ イグのッ♡♡ イクの止まんらいのぉっ♡ んお゙ぉおっ♡」
パンツ越しでも分かるくらいに、スカートが軽く跳ねるくらいの勢いで潮を吹いた。身体を跳ねさせ目を白黒させて、だらしなくヨダレまで垂らして。イッた後は腰を上げたままでビクビクビクッと強く痙攣を続け、気が、そして力が抜けるのと同時に、ドサリとベッドに沈み込んだ。
「はっ♡ はっ、はぁっ♡ 先生、ちゅーしよ♡」
「また勢い良く抱き寄せるのは無しね」
「うんっ♡」
「んぎっ!?」
キスの為に覆い被さろうとすると、クルミは私の腕に手を回しギュッと抱き寄せてくると、私の首がポキッと小枝が折れるような音を立てる。しかし、クルミはそれも気にせず、嬉しそうな顔で強く強く唇を押し付けてくる。
「ぷぁ……♡ せーんせっ♡……もう私の前で、他の女のこと見ちゃダメだからね……♡」
「首ゴキッて鳴ったよ……強く抱き寄せるのダメって言ったでしょ」
「やーよ、先生が私を泣かせるのが悪いのっ♡」
「ん゙っ……」
「ん♡……ちゅる……ちゅぷっ♡……ぷはっ♡ 先生、先生っ♡……せんせぇ……もっと、ちゅーしてっ♡」
「クルミ、ホールドされてちゃ挿れられない……」
「唇が腫れるまでちゅーしたら挿れさせてあげる♡先生の唇、他の女の子がキスしたくなくなるくらい腫れるように、いっぱい吸ってあげるから♡」
「それは待っ……んぐっ……」
「……っ♡」
そして、本当に唇が軽く腫れるくらい、ちうちう吸われ、私もお返しとばかりにクルミの舌を吸い、ついでに首元のよく見える所にキスマークなんかもつけまくった。後で2人でバーベキューに戻ったら全員が察するだろう。
「先生……セックスはまた今度ね……♡」
「……パイズリでイかせて」
「できないってばぁ……ばーか♡」
「貧乳のパイズリはこうやるんだよ」
クルミの胸元に跨ると、ズリズリと擦る。口元に亀頭が訪れると、舌を出し、ちろちろと可愛らしく裏スジ〜竿裏のあたりまで舐めてくれる。
「んっ……裏スジ、良い……もっと舐めて……っ」
「動くのやめなさいよ……れるっ……ちゅぷ……♡」
「うっ……そろそろイクかも、飲んでクルミ……ッ」
「飲んであげる♡ 好きなときに
亀頭を咥えると、可愛らしく「んっ、んっ♡」と声を漏らしながら頭を前後に動かす。唾液を纏わせ舌を這わせ、たまに吸って────。
「ッ……!!」
「んんん〜〜〜〜〜っっ♡♡♡」
コクッ、コクッ、と可愛く喉を鳴らして、尿道に残った精液をも吸い出して、全部、飲んでくれた。
「ぷぇっ……ちょっと今日の苦味が強いわよ……?」
「……ふぅ……」
「聞いてる?」
「う、うん……ありがとう、気持ちよかったよ」
「そ……そう?それなら良かったけどさっ……♡」
その後、頬をすり合わせたり、また顎を撫でたりキスしたり……結局セックスはしなかったが、互いに満たされた時間を過ごした。
それから程なくして、手も繋がずバーベキューに戻ったものの、皆の反応は、お察しの通りだった。