※この作品はR-18です。

「ハーレムルートを目指しましょう、先生」   作:アキラゼミ

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【閲覧注意】嘔吐及びそれに伴う汚い?描写アリ。
ジュンコ推しの人は特に閲覧をオススメしません。
そういう方は、次回の第100話を待ってて。
AVメーカー「ジェイド」にありそうな、フェチに特化した話です。



ワカメも同類♡

 

 

「…………」

 

「……………………あの……ジュンコ……さん?」

 

「何よ!今は話しかけないで!」

 

「スミマセン……」

 

「ったく……!」

 

 今日の当番はジュンコである。結構ヤバい被害を出している美食研究会の不憫枠でありロリ枠であり少食枠でもある、色々と可哀想で可愛い子だ。

 今日は、いつになく気が立っているようだった。というのも、シャーレに来るまでの間に食べ歩きをしようとしていたら、風紀委員会支部に帰る途中の風紀委員に見つかって特に深い理由も無く何故だか追い掛けられ、食べ損ねたり──クレープは地面に落とし、銃撃に巻き込まれてタイヤキは爆散して、遂には手持ちのお金も尽きたそうで……。

 ここまで来ると、不憫枠というよりはただの不幸体質なのでは……?不運にも程があると思う。絶対にソシャゲのガチャは回させたくないくらいだ。

 

「あーもうっ!限界!先生、食堂借りるから!!」

 

「え、うん。何か作るの?」

 

「何かテキトーに食べてくる!!」

 

「デリバリー頼もうか?」

 

「いい!どうせまた食べれないのがオチよ!!」

 

「そんな事は無いと思うけど……」

 

「それに、どっちにしても胃袋の拡張訓練もするんだから!デリバリーじゃ足りないわ!」

 

「ちょっと待って、また乾燥昆布を吐くまで食べるワケじゃないよね?」*1

 

「そんなワケないでしょ!もう、あんな苦しい目に遭うのは嫌よ!」

 

「だ、だよね……」

 

「ったく、先生は私をなんだと思ってるの?流石に吐けば学習するわよ」

 

「ごめんごめん……」

 

「とりあえず!お腹いっぱい食べたら戻るから!」

 

「はーい」

 

 ジュンコなら、食堂を好きに使わせたってあまり問題は起こさないだろう。別にゲテモノを作るワケじゃないし、何か生命を創造するワケでもないし。その辺の事は、割とあの子を信頼していたりする。

 

 ◆

 

 ジュンコが食堂に行ってから、1時間くらい経過している。特に、問題が起きたような気配や予感もしないが、彼女の帰りが遅いのが少し気掛かりだ。

 

「……何かあったのかな」

 

 少食な彼女は素であまり食べられない。なんなら私より食べる量は少ないとさえ言える。ましてや、出会った頃より今の私は運動量も増えているから、食べる量もそれだけ、必然的に増えている。

 そんな彼女がこんな長い時間戻らないというのはどうにも不自然であり、どこか胸騒ぎがした。

 

「ジュンコ〜?居る?」

 

「……ぁ……せ、んッ……せ……?」

 

 食堂に行くと、床に蹲って、顔を真っ青にさせたジュンコが居た。彼女の手には乾燥ワカメの大容量パックが空になった状態で握られていた。お味噌汁などに使うアレだ。

 

「まさか……乾燥ワカメ(それ)、食べてたの……?」

 

「だ……だって、乾燥昆布よりちっちゃいもん……!な、なのに、こんな膨らむとか聞いてな────」

 

 ジュンコの動きが止まった。カッと目を見開き、口も腕も足も全てが時が止まったかのように完全に動きを停止してしまう。この「時間が止まるような瞬間」については、私は身に覚えがあった。

 

「………………うっ」

 

「────ッ!!」

 

 瞬間ッ!!私の身体はまさに、光にも思えるかのような超越的な速度で動いた。意図してのものじゃない、あくまで脊髄反射的なものだった。

 ケコケコと飼い猫が嘔吐(えず)くのを聞いた飼い主が、口を開いたビニール袋や、瞬時にティッシュ箱から錬成した幾重ものティッシュを、サッカーのゴールキーパーのような速度で飛び出して、猫の口と床の間に滑り込ませるかのように!

 私自身がジュンコの(・・・・・・・・・)口と床との間(・・・・・・)に割り込みッ!(・・・・・・・)

 胃の中で増えた乾燥(・・・・・・・・・)ワカメを今にも(・・・・・・・)嘔吐しそうな(・・・・・・)ジュンコへ(・・・・・)唇を密着させる(・・・・・・・)キスをしたッ!!(・・・・・・・・)

 

「!!?!??!?ッッッッおごぇえ゙っっ!!」

 

 ああ、熱い。熱くて、すっぱくて、しょっぱい。それでいて鼻を突き刺すようなツンとした匂いが、雪崩よりも凄まじい殺人的な勢いで、ジュンコから溢れ出してくる。

 私はそれを、私自身の胃袋で受け止めている。

 水を一気飲みする際、気管を閉じペットボトルを手で押し潰して水を胃に押し込むのと同じように、ジュンコの口の下に割り込んだ私も気管を閉じて、彼女のワカメ色でワカメ味の吐瀉物を受け止めた!

 

「ッッッッ〜〜〜〜〜〜!!!」

 

 私から離れようと暴れる、しかし私は離さない。普段はされる側(・・・・)だが、今は、私が彼女にだいしゅきホールドをして、嘔吐が止まるまでキスを続ける。

 嘔吐により手足に力が入らなくなるのも、彼女が私を振り解けなかった要因の一つなのだろう。遂に観念したジュンコは、涙を流しながら嘔吐を続け、とうとう、私の中に吐き切った。

 今度は私の方が「うぷっ」となっている。

 最後は、舌を挿入して、可能な限り彼女の口内や唇を掃除してから、口を離すに至る。胃液か唾液か分からない液体が、ツゥッと2人の唇の間に透明な橋を作った。

 

「ぷはっ……!」

 

「うっ……ふぅ…………」

 

「な……っ、な、なに、考えてんのよ…………っっ!?いッ、今、わ、私のゲロ、飲んだでしょ……ッ!?」

 

「…………前に、乾燥昆布を吐いた時、あったよね。実はあの時……戻す(・・)のを見て、ドキドキしたんだ」

 

「!?」

 

「苦しかったよね、辛かったよね……分かるよ、私も子供の頃は何回も消化不良とかで戻した事あるし、食後の体育とかでやらかした事もある。それでも、苦しいものと分かってても、相手がジュンコだからなのかもよく分からないけれど、どうしようもなく興奮してしまって……」

 

「は……はぁ!?」

 

「今もそうだ。ジュンコが吐くと分かった瞬間に、身体が勝手に動いたんだ」

 

「……!?」

 

「ごめん、軽蔑しても構わない、咄嗟の事とはいえ変な事をした自覚はあるし……」

 

「軽蔑……っていうか……」

 

「?」

 

「今のッ、私にとってはファーストキスだったんだけどッッ!?!?」

 

「?……?────あッ!?」

 

「ど、どうしてくれるのよっ!?せっ、せっかくのファーストキスがゲロ味って……おえ゙っぷ……」

 

「ジュンコッ!!」

 

「ちょ、こっち来んな……んむっ!?」

 

 ジュンコを抱き締め、私は床に倒れ込んだ。私に彼女が覆い被さるような体勢にしてからトントンと優しく背中を叩くと、胃の奥に残っていた吐瀉物がドロッと塊のようになって流れ込んでくる。

 汗ばむ頬を指の背でそっと撫でて、吐き終わったジュンコをキュッと抱き締め、再び口を離す。

 

「な、なんでこんな……チューするのよぉ……」

 

「ジュンコの吐く姿が好きだから……!!」

 

「……それでゲロ飲むとか意味分かんない……」

 

「ごめん……でもどうしても抑えられなくて……ッ」

 

「ホンット最悪……胃はムカムカするし、ファーストキスはゲロの味……うぅ……泣きたくなる……」

 

「吐きたくなる!?」

 

「泣きたくなる!!って言ってんの!!吐きたくもなるけどさぁ!!」

 

「そ、そうだよね……ごめん……。相手が私ってのも嫌だったね、本当にごめん……」

 

「相手はいいの、それはともかくシチュエーションだったり味だったり、もっとこう、あるでしょ!?それが最悪だったって言ってんの!先生相手だから尚更そう思うのよ!!」

 

「ごめんなさい……」

 

「もっとこう、さぁ!前みたいにデー……食べ歩きの帰りにさ、街灯に照らされながらとか……そういうの妄そ……想像したりとかしてたのよっ!それがまさか食堂で、しかもゲロ味って……ゲロ味ってッ!!」

 

「…………」

 

 ベシベシと私の太ももを叩く。痛い痛い、しかしそれ以上に腹が満たされて何とも言えない気分だ。息がすっぱくてクサイ。

 

「それで──どんな味だったのよ。私とのキスは」

 

「すっぱくて……ちょっと、しょっぱかった」

 

「しょっぱかった??……あぁ、乾燥ワカメの味か。塩味がついてるもんね」

 

「そーそー」

 

「……吐きたくならないの?」

 

「まぁ……大丈夫かな?」

 

「えぇ……」

 

「胃に入れば何でも同じさ」

 

「同じじゃないからね!?他人のゲロを飲むのは、決してただ食べるのとは違うからね!?」

 

「まぁまぁ。……それより、その、ファーストキスはその……ごめん、本当に意識してなくて」

 

 土下座する勢いで頭を下げて床に額を擦り付け、精一杯の謝意を伝える。長ったらしくて言い訳にも聞こえてしまいそうだが、精一杯の想いを伝えた。

 するとジュンコは大きくて長くて深い、ゲロ臭い溜め息をついて……。

 

「……しばらくの間は、私との食べ歩きは、ぜーんぶ先生の奢りね。それで許してあげる」

 

「そんな事で良いのなら喜んで」

 

「ったく、キスすらダメなら初エッチも散々な事になりそうね。今から憂鬱よ」

 

「その時は気を付けるよ……暴走しないように」

 

「暴走って、先生は機械か何かなの??」

 

「はは……」

 

「────って、何言ってんの私!?先生とエッチしちゃう前提!?いやまぁそれ以外に選択肢なんて無いんだけどッ………………〜〜〜〜〜ッッ、ムードもへったくれも無いの、私も同じだったわ……」

 

「疲れてるんだよ、きっと。吐いたからね」

 

「間違いなく先生のせいで疲れてるのよ」

 

「そりゃごめんなさい」

 

「フンッ……ホンット変態ね、先生」

 

「よく言われます……」

 

 そしてジュンコとのハジメテも、この件から僅か数日後に、無事に済ませる事となる……。

*1
絆ストーリー4話参照




次回────第100話記念にほのぼのエッチ書く。

性癖暴走した気がする。後悔はしてない。
閲覧注意って書いたけれども、引き返さずに読んで後悔した読者さんは居ますか?
最初で最後のゲロキスだから許してくださいな。

ジュンコゲロキスシーンで書きながら抜きました。チェンソーマンでのゲロキスは抜けないけれども、ジュンコなら抜ける。不憫可愛い。

ジュンコ、ブルアカ始めたての頃は最推しレベルで推してたなぁ。ロビーも彼女にして愛でて撫でて、ニヤニヤしまくってた。
メモロビ、普通にデートしてるって感じでホントに好きなんだぁ。分かる人、おりゅ?おりゅよね。
ちなカイテン大決戦チナトロ余裕www(数日後に集団ヒソカに抜かされゴルシルトロ堕ちする模様)

イブシコOK派とイブシコNG派が割と拮抗してるこのアンケート結果、面白いですね。
最初はNG派が大きく上回っていたのに、危機感を覚えたOK派が投票した事で今は追い抜いてます。

はは、もっと争え争え〜。
これが「一票の格差」かぁ……と痛感しています。

イブシコアンケートは2月18日23:59までです。
投票お願い致します。

イブシコは────

  • OK!!
  • イブシコはダメだ!!これを肯定する理由が
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