※この作品はR-18です。

ライザのアトリエ 〜赤き獣とツガイの雌〜   作:早見 彼方

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第10話

「んぁあっ……! あぁっ……! ひぃっ、ぅうっ、ぁぁああっ……!」

 

 暗い寝室に響くクラウディアの声。裸でベッドでうつ伏せになる彼女の背中に被さって腰を振っているのは、夫であるザムエル。雄々しく勃起した肉棒が今日処女を失ったばかりの膣穴を乱暴に掘り返し、子宮口に亀頭をめり込ませていた。

 

「ふ、んっ……!」

 

「ぉぉぉおっ……!?」

 

 股間でクラウディアの尻を押し潰し、圧し掛かって重たい一撃を食らわせる。クラウディアは低い声を大きく奏で、ベッドの上でブルブルと震えていた。

 

「クラウディア、気持ち良さそう」

 

 ザムエルたちと同じく全裸のライザがベッドに腰掛け、クラウディアの乱れた金髪を指で梳いている。ついさっきまでハメ倒されていたライザの膣内には精液が大量に残っているのだが、ザムエルに愛されるクラウディアを羨ましそうに見つめている。

 

「ザムエルさん、次はあたしね」

 

「ああ、少し待ってろ」

 

「んぉぉおっ!? ぉぉおおおっ!?」

 

「あはっ、凄い声」

 

 育ちの良いお嬢様が出しているとは思えない声を耳にして、ライザは微笑ましそうに、ザムエルは愉快そうに笑った。クラウディアがこうして乱れるのは望むところであり、むしろもっと品性を欠いた嬌声を出させようと躍起になる。

 

「おいおい、クラウディア。レントに丸聞こえだぞ?」

 

「あたしのときもそうだけど、絶対にレントはシコってると思うよ。隣の部屋との壁すごく薄いし。しばらくクラウディアがオカズになっちゃうのかな。可哀想。レントみたいな、クソ雑魚雄の性欲の捌け口なんて、なりたくないよねー!」

 

 ライザがわざとレントに聞こえるように大声を出すと、隣から物音がしてきた。動揺したのだろうか。声一つで翻弄されるレントを想像したのか、ライザが嘲笑うような表情で壁の向こう側を指差した。

 

「聞いてる聞いてる……」

 

「そうか。じゃあ、もっと聞かせてやらねぇとな。ほらっ」

 

「ん、ほぉぉぉおっ!? ぉおっ! ぉっ! ぉぉんっ!?」

 

 クラウディアの後頭部を片手で掴み、少し体重を掛けながら、ザムエルが乱雑な腰振りをお見舞いする。暴力的な攻めにクラウディアは目から涙をこぼしていたが、口元は緩んだまま大きく開いていた。

 

 クラウディアはザムエルに手荒く扱われることを、酷く喜んでいるようだった。

 

「クラウディア、レントの野郎に聞かせてやれ。今どんな風に犯されてるかをな」

 

「ぁぁあ、はいぃいっ……! レントくんっ……! よ、夜遅くにごめんねっ……。今ね、ザムエルさんに寝バックで犯されてるのぉおぉっ……! あ、レントくん童貞だから、寝バックって言われてもわからないよね……? ごめんねっ……! 私今、ベッドでうつ伏せになっているんだけど、背中にね、ザムエルさんが、ぁあぁあっ……! 圧し掛かってくれてぇ……! ぉっ……! ぉんっ……!? ぉ、おマンコにぃ……、ぶっといおチンポねじ込まれてぇっ、ぁ、はぁぁっ……膣奥まで掻き回されちゃってるのぉっ……! ぉ……ぁあぁあんっ……!?」

 

「うわ、荒い息遣いが聞こえてくる。気持ち悪っ」

 

 壁に耳を当てたライザが、馬鹿にしたように笑った。

 

 ライザたちの推測は正しく、レントはザムエルの部屋に向き合うようにしてベッドで胡坐を掻き、ビンビンに勃起したチンポを扱いていた。クラウディアの喘ぎ声、ライザの悪口。全てを聞き入れて興奮を抑えられず、ただ無言のままセンズリを繰り返していた。

 

「レントくんと違ってね、ザムエルさんのおチンポって長くてっ、太くてぇ、本当に逞しいのっ……! おマンコの隅々まで制圧されちゃってっ……に、逃げ場なんて、なくって……! あひぃぃっ……! ぁ、ぁああっ……! 何度も、何度もぉっ、子宮を亀頭で突かれてぇえっ、ぁあぁあっ、気持ちいいぃいっ……! ザムエルさんのおチンポぉぉおっ……!」

 

 澄んだ声音で下品に鳴くクラウディア。レントに報告をする彼女を、ザムエルはニタニタと笑いながらブチ犯す。より卑猥な声を出させて、息子の自慰を捗らせてやろうと。これは悪意ではなく善意だ。レントの精子を搾り出して、気持ち良く明日を迎えてもらおうという親心だ。決して、情けない息子を馬鹿にして愉悦感に浸ろうと思ってはいない。

 

「はははっ……!」

 

 ザムエルは怒涛の勢いでクラウディアの膣穴に肉棒を抜き差しする。そのたびに、中に貯まった愛液がエラで掻き出され、シーツに染みを作る。それでも掻き出しきれないほどの愛液に濡れた膣穴に再びチンポを押し込むと、ぢゅっぷん! という小気味良い音が鳴ってしまう。

 

 きっと、この音もレントは耳で拾っているだろう。

 

「ぁんっ……! ぁああぁあっ……!? ひぃいいんっ……! ぁあああっ……!」

 

 クラウディアの喘ぎは止まらない。

 

「レントぉ、ザムエルさんすごいよ……? レントと同世代の可愛いお嫁さんを力尽くで組み伏せて、大人の最強おチンポでおマンコハメパコしまくり……。ねぇ、羨ましい……? 羨ましいよね……。レントには絶対に無理だもんね……。ぁははっ、弱い雄って、本当に情けなくて惨めだよねっ……」

 

 ライザはレントを徹底的に言葉で追い詰める。こうやってレントを苛めてあげれば、後でザムエルに可愛がってもらえると理解しているからだ。薄い壁一枚隔ててレントと向き合い、嘲笑しながら背後のザムエルに向けて尻を振る。

 

 じっとりと汗に濡れた魅惑的な肉付きの尻が左右に揺れて、膣穴から精液をごぽりと垂らす。それはザムエルの目にも留まって、湧き上がった興奮は全て、クラウディアの膣穴へとチンポ突きという形で発散される。

 

「ぁひぃぃぃいっ……!? ぁあああっ……!? ザムエルさんっ……! も、もうっ、私っ……! あぁああっ、イクッ、イクイクイクゥウッ……! うぅううっ……! ぁぁあああああぁああっ……!? イッグゥゥウウウゥウウッ!?」

 

 ザムエルの手で頭を掴まれたままクラウディアは顔を上げ、レントの部屋へと絶頂声を投げ放つ。声に合わせて膣内が狭まって、膣の最奥まで届いていたザムエルの肉棒をガッチリと掴んだ。

 

「クラウディア! 俺の子種で孕みやがれぇぇええっ!」

 

 レントにわかりやすく伝えながら、ザムエルは臨界まで達した興奮を爆発させ、子宮口に宛てがっていた亀頭の尿道口から精液を解放する。ぶびゅるるるるっと飛び出た精液は子宮の底を叩き、見る見るうちに器を白濁に染めていく。

 

 クラウディアの膣がむぎゅぎゅっと絡みつき、子宮口が亀頭にしゃぶりついて精液を啜り上げていく。ごくごくと飲み干されていき、クラウディアの子宮はあっという間にマルスリンク家の血筋を後世に残すための子作り袋へと成り果てる。

 

「れ、レントくん……。ザムエルさんの、精子、重たいよぉ……。レントくんのカスみたいな、弱い精子と違って……。ねえ、レントくんって、本当にザムエルさんの子供なのかな……? 髪色とか体格は似てるけど、実は血が繋がってないんじゃないのかな……? なんて、ごめんね……。でも、こうやってレントくんを馬鹿にするとね、ザムエルさんのおチンポがおマンコの中でビクッビクッて震えて、精液いっぱい出してくれるんだぁ……。だから、本当にごめんね……? レントくんって、ザムエルさんの搾りカスみたいな存在だよね……。ザムエルさんの才能を受け継いでこられなくて、残念な人生だったね……。ふふっ……あはっ……ぁはははははっ……」

 

「いいぞ、クラウディア」

 

 心を痛めながらも、ザムエルに喜んでもらおうとレントを馬鹿にする。直後にザムエルに褒められ、頭を撫でられ、クラウディアは口元に笑みを結ぶ。そうすることで、レントを馬鹿にしてもいいのだと思い込ませていく。

 

 ザムエルはそうやって、性格最悪で、容姿最高の嫁を育成していく。

 

「あれー? レントもイっちゃった? ザムエルさんとタイミング合わせたの? ねえ、どれくらい精液出た? 明日聞かせて? あ、今からそっちの部屋に行く暇はないからね。これからあたし、ザムエルさんにまた種付けしてもらうんだ」

 

 クラウディアよりも少し先輩であるライザは、率先してレントを揶揄っていた。

 

「ライザ」

 

「待ってました!」

 

 しかし、クラウディアの膣から肉棒を取り出したザムエルに声を掛けられると、すぐにその場を離れてザムエルに飛びついた。ザムエルはライザを抱き留め、尻や太股を掴む。ぐにぃっ、むにゅっと手の中で形を歪める肉の感触を確かめながら、胸板に顔を擦りつけてくる可愛い雌をベッドの端に運ぶ。

 

「ぁぁああ……ザムエルさんにせっかく出してもらった精液、勿体ないよぉ……」

 

 クラウディアはうつ伏せになったまま、開いた股の間から精液を垂れ流している。シーツに白濁溜りが出来上がっているのだが、クラウディアには膣を締めて逆流を防ぐこともできない様子で、ぐったりとしていた。

 

 だが、声は出せるようだ。

 

「レントくん……」

 

「あぁ、ザムエルさぁん、むちゅっ、ちゅうっ、ぬちゃぁ、れろぉぉ、ぢゅるるっ!」

 

「ライザがザムエルさんとキスを始めたよ……?」

 

 ザムエルとライザが熱い抱擁を交わし、唇を密着させ、舌を絡ませている。背後から聞こえる音を頼りにクラウディアが実況し、壁の向こう側のレントに伝えている。

 

「レントくんって、ライザのこと好きだったんだね……。当然だよね、ライザは明るくて、可愛くて、同性の私から見てもすごく魅力的な女の子だもん……。こんな幼馴染がいて、恋心を抱くのは普通だよね……? でも、レントくんはその可愛い幼馴染を、お父さんのザムエルさんに奪われちゃった……。こういうの、寝取られって言うらしいよ……。自分より優れた男の人に、大好きな人を奪われちゃうの……」

 

「ぢゅるるっ、ぐっちゅ、ぬちゃぁぁ、ザムエルさん、唾液もっとちょうだぁあい、ぁあ~、ぐぢゅるるっ、うわぁあ、すっごく粘ついてるぅ、さすがザムエルさん、ぁああんっ、ぐぢゅぢゅぢゅっ、ぢゅぶっ、ぐっぢゅぅうっ……!」

 

「あ、でも、レントくんとライザは付き合っていたわけじゃないから、正確には寝取られじゃないのかな……。ごめんね、女の子と付き合ったことのないレントくんには、ちょっと難しい話だよね……。えっと、簡単に言うと、レントくんの恋は叶うことなく終わっちゃったの……。でも安心して……。レントくんの代わりに、ザムエルさんがライザと目いっぱい愛し合ってくれるから……。レントくんはね、黙ってそれを眺めて、今後使い道のないチンポから精液をひり出して、ゴミ箱に捨ててくれればいいんだよ……」

 

「ぷ、はぁ……。ぅ~ん、ザムエルさんの唾液美味しいぃ、ねぇ、ザムエルさん、クラウディアみたいにあたしにも寝バックしてぇ? 思いっきり頭掴んで、組み伏せてぇ、おマンコの奥までチンポねじ込んでほしいなぁ。駄目ぇ? 何でもするからぁ。また今後、レントを苛めまくってあげるからぁ」

 

「レントくんはそうやって、他の女性と一生結ばれることなく、最低な人生を送って生きていくのが似合ってると思うよ……。ザムエルさんの玩具として、心をすり減らしながら生きていくの……。うん、それがいいよ……。きっと、そのために生まれてきたんだと思うよ……?」

 

 自分が気持ちよくなるために、ザムエルを喜ばせるためだけに、クラウディアは最低な言葉を投げかける。それを聞いているレントが、自分がぶち撒けた精液で濡れた壁を絶望した面持ちで茫然と眺めていることにも気づかずに。

 

「一緒に、ザムエルさんのために生きていこうね……?」

 

 いや、既に気づいた上で、追い打ちをかけているのかもしれない。

 

 柔らかい微笑みを浮かべて、そんなことをしてしまえる程度には、クラウディアの心は邪悪な快楽によって汚染されていた。もう元の純粋な彼女には戻れないだろう。これからどんどん、ザムエルの妻に相応しい女に成長していくに違いなかった。

 

「満足するまでたっぷり寝取られ射精を楽しんでね、負け犬のレントくんっ……」

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