それは、ライザたちの拠点ができてから数日経った日のこと。
「小妖精の森に変な魔物が出た?」
いつも通り、ザムエルは自宅でライザとクラウディアの二人と床を共にしていた。枕の代わりにライザの太股で膝枕をしてもらう一方で、クラウディアを股間に跨らせて騎乗位で腰を振らせている。
「あぁぁっ、んぅっ、はぁあっ、あぁんっ!?」
「うん。全身が硬い甲殻みたいなもので覆われた、白くて変な魔物。レントが振り下ろした大剣を受けても、ビクともしなかったんだ。まあ、レントの一撃が弱かっただけかもだけど、明らかに普通じゃなかったよ」
クラウディアが踊るように体を揺らしてザムエルのチンポを膣内で扱き続け、ライザがザムエルの頭を撫でながら今日の出来事を報告する。
「怪我は……してねぇな」
「あ、ごめんね。心配させちゃって。怪我はないから大丈夫」
「クラウディアはどうだ?」
「んぁっ、はいっ、私はアトリエで待っていて、そもそも魔物と出会っていなかったので大丈夫です……お気遣い、とっても嬉しいです、ザムエルさんっ……。嬉しいので、もっと激しくお尻振っちゃいますね? あんっ、あんっ、あぁっ……!」
「そうか。なら良かった。お前らは大事な嫁だからな。何かあったら困る」
ザムエルの言葉を受けて、二人が堪えきれない様子で口元を綻ばせる。ライザはザムエルの赤い顎髭を撫でつけ、クラウディアが前屈みになってザムエルの顔を覗き込みながら、宣言通りに尻を叩きつける。
「ザムエルさんっ、本当に優しくって、格好良くて、大好きですっ……! あぁあっ、んぁあっ、おチンポ、気持ちよくなってくれてますか……? いつでも、ねばねばザーメンをおマンコに吐き出していいですからね……? 今日も一滴残らず全部、子宮で赤ちゃんの素を受け止めてあげますからね……?」
「だってさ、ザムエルさん。クラウディアにいっぱい出してあげてね?」
そう言ってザムエルに膝枕をしているライザの胎には、ザムエルの精液が詰まりに詰まっている。子宮の入口付近にやけに濃い精液が貼りついていて、逆流することができずに内側で留まり続けている。
満足げなライザを羨ましそうに見つめるクラウディア。彼女の懸命なおマンコピストンの甲斐もあって、膣内で揉んでいた肉棒が膨張を始める。押し寄せる膣壁を逆に押し返し、硬くなった亀頭が子宮に強く食い込む。
「んはぁぁあっ……!」
自らの腰振りでクラウディアは子宮に衝撃を浴び、背筋をピンと伸ばす。ザムエルの唾液に濡れ、接吻痕が刻まれた白い美乳をぷるんっと揺らす。その際に受けた強烈な膣の締めつけがザムエルの興奮を一気に引き上げ、絶頂へと導く。
「ぅ、ぐっ……!」
「ぁぁああぁああっ……!?」
直後、ザムエルは強い快楽に襲われ、精液を放出する。子宮に撒き散らされたそれは、既に何度も達していたクラウディアをも絶頂させる。クラウディアは子宮に熱い精液の奔流を浴びながら、幸福に緩む顔を天井に振り上げていた。
「あ、ひぃっ……!? 精子っ……! ザムエルさんのせーしぃい……! 旦那様に種付けされてっ、クラウディア・マルスリンクの赤ちゃんのお部屋が喜んでますっ……。あぁあ、これ、本当に、幸せぇぇぇえ……」
天井から目線を下げたクラウディアが、締まりのない微笑をザムエルに送る。それは十七歳の少女が見せるにしてはあまりにも淫らだった。クラウディアの父親が、ザムエルのスキルによって心を操られることなくこの場面を目撃すれば、いったいどんな反応を見せてくれるだろうか。
そんなことを考えながら、ザムエルはクラウディアの子宮に子種を詰め込む。
「もっと気持ちよくしてあげる」
体が弛緩するほどの快楽に包まれたザムエルの頭を、座る場所を移したライザの太股が左右から挟み込む。ライザの肉厚柔らか太股がむにゅにゅっとザムエルの両耳を塞ぎ、頭をゆっくり圧迫していく。
「ぅ、ぉお……」
「どう? 気持ち良いでしょ」
太股の弾力と体温が両側から迫ってきて、埋もれる感覚にザムエルは震え上がる。明らかに射精の勢いが増して、それを胎に流し込まれたクラウディアは嬉しそうにしながらも、少しだけ不満そうに頬を膨らませていた。
「もう、ライザったら……」
自分の力だけでザムエルに極楽気分を味わわせたかったのだろう。ザムエルの意識が完全にライザへ向いてしまうのを阻止するように、クラウディアは上体を前に倒してザムエルに抱き着く。
そして、顔を近づけ、唇をザムエルと重ね合う。
「ん、ちゅっ、くちゅぅっ、ぬろぉぉっ、ぐちゅっ、ちゅぅっ……!」
嬉しそうに目を細め、ザムエルと至近距離で視線を重ね、クラウディアは舌をザムエルの口内に差し込む。ザムエルが動かずとも問題ないほどに積極的に舌を動かし、唾液を絡ませるように混ぜてくる。
「ん、はっ、ぁっ、ぬちゅっ、ぐっちゅっ、ザムエルさんの胸板、とっても熱い……。鼓動と一緒に私の体に伝わってきて……。今、ザムエルさんが傍にいるんだなって、感じられて、すごく安心します……」
「ああ、俺もだぞ、クラウ」
「え……? い、今、クラウって……」
「ライザから聞いたぞ。父親からはそう呼ばれてるんだってな。この愛称は嫌いか?」
「いえっ、そんなことないですっ……」
クラウディアはすっかり信頼しきった様子でザムエルに抱き着く。二人を隔てるものは何もない。生まれたままの姿で肌を重ねて、繋がり合ったまま互いの吐息の音を感じ取るように声を抑える。
「それじゃあ、そろそろあたしも……」
枕を手にしてザムエルの後頭部の下に差し込んだライザは、隣に移動するとベッドに横になった。ザムエルの太い腕を胸の谷間に挟んでしっかりと抱きかかえ、同じ枕に頭を乗せて添い寝を始める。
「眠くなるまで、あたしが耳元で囁いてあげる……」
ライザの可愛く熱のこもった声音で鼓膜を癒され、クラウディアの膣内でチンポをビクつかせながらザムエルはライザの声に耳を傾ける。
そうして紡がれたのは、先の報告の続きだった。
アトリエから少し離れた場所だが、小妖精の森の中に見慣れぬ魔物が現れた。どうやらその魔物には明確な敵意はなかったようで、そのままライザたちから離れて森の奥へ消えていったらしい。
魔物がまたやってくる前にとライザたちは逃げ出して、そこであったことを、リラと相棒の錬金術士に相談したらしい。何やら事情があって旅をし、クーケン島を訪れた二人ならば、その魔物についても知っているのではないかと思ってのことだ。
「二人は何か知ってるみたいで、しばらく監視のためにアトリエに住むことになったんだ……。だから、少しの間はアトリエに来ないほうがいいかも……。一応、ザムエルさんも泊まれるようにベッドを用意してたけど、またあの魔物が来ると危ないし……。それにザムエルさんって、まだアンペルさんと面識ないよね……?」
「ああ……」
アンペル。それが、ライザが師事している錬金術士の男の名前のようだ。
しばらくは、こうして自宅でライザたちと過ごすのが良さそうだ。そろそろ拠点でも生活できるようにと準備していたのだが。
「いや、魔物風情に遠慮するのも癪だな……」
「え……?」
それに、怪我がなかったとはいえ、自分の女に恐怖を味わわせたのは許しがたい。
またその魔物が来るというのなら、蹴散らしてやればいい。自由を重んじていて、妻のライザたちにも自由な生活を送らせているザムエルは、その障害となるものがのさばるのをただ指を咥えて見ているつもりはなかった。
「決めたぞ。明日からアトリエで寝泊まりする」
襲いくる睡魔を感じつつ、ザムエルははっきりと告げた。それを聞いたライザとクラウディアは目を軽く見張って驚いていたが、すぐに安心しきった表情に変え、ザムエルとの密着を深めた。
二人の雌から感じられたのは、強い雄に対する揺るぎない信頼感だった。