小妖精の森の中を、ザムエルはゆっくりと歩いていた。
目的は、ライザたちが鉢合わせたという魔物の発見と住処の確認。そして、場合によってはその場での討伐だ。いつでも戦えるようにと大剣を抜き身のまま片手で握っている。
だが、こうして構えていても当の魔物は勿論、元々森に巣食っている魔物と出会うこともなかった。森の奥に引っ込んでいるのだろう。時折その気配は感じさせるものの、目視する距離に入る間もなく逃げ去ってしまう。ザムエルから発せられる殺気を本能で鋭敏に感じ取っているようだ。
「つまらねぇな……」
当然の如く右手だけで持っている、本来は両手で扱う質量の大剣を肩慣らしに振り回す。これは、ライザに依頼して錬金術で作ってもらった新しい武器だ。アトリエに置かれていたこれを回収して握ったときにも感じていたが、初めて触れたにしては妙に手に馴染み、攻撃力を含む各種ステータスが高まっていた。
是非、試し切りをしたい。そう思ってアトリエを離れて森を散策し始めたのだが。
「根性なし共め……」
また、遠くで魔物が姿も見せずに脱兎する気配を察知し、ザムエルは舌打ちをした。
「まあ、仕方がないだろうな」
そんなザムエルの呟きに答える者がいた。
ザムエルの左腕に抱き着く女。リラ・ディザイアス改めリラ・マルスリンクだ。旅の相棒であるアンペルの目の前でガッツリとハメ犯され、妻として完全に堕とされてからずっと、こうしてザムエルの傍を片時も離れようとしない。
「ザムエルほど図抜けた強者を前にして、のこのこと姿を晒す愚か者はいないだろう」
「その愚か者に会いたいんだけどな」
「そうか。では、魔物たちが逃げ疲れるまで、気長に散歩を楽しむとしようか」
言って、リラはザムエルの腕に胸を押しつける。普段リラの乳房を固定している黒い帯は今、外されている。そのおかげで胸の谷間に腕が挟まり、見事に実った乳袋が左右から包みこんでいく。
むぎゅっ、ぎゅむぅっ、と柔らかく温かな胸の感触がザムエルの腕に浴びせられる。ザムエルがリラを見下ろす形で視線を送ると、リラは白皙の頬をほんのりと紅潮させ、緩んだ口元と潤んだ瞳でザムエルを見ていた。
「まだ発情してんのか?」
「当然だ……。愛する夫の傍にいるのだからな……」
はぁ、はぁと息を軽く乱し、開いた口から微かに覗く舌が左右に揺れ動いている。艶めかしい動きにザムエルは興奮を抱き、足を止めてリラをじっと見下ろす。
「まだ、胎に俺の子種が残ってるよな?」
「ああ……。子宮にこびりつくかのように精液が滞留している……。尋常ではないほどに粘り気が強く、塊のようにまとまっているから、しばらくは出てこないだろうな……」
リラの言う通り、リラの子宮はザムエルの子種汁で満たされ、白濁一色に塗り替えられていた。膣内に射精されて随分と経つが、搾り立てとさほど変わらない程度には熱を内包し、情交の後もリラの体を内側から温めているようだった。
「温かくて、非常に心地いいぞ、ザムエル……」
微笑みながらリラが左手を伸ばした先は、ザムエルの股間だった。リラの色気に中てられて膨れ上がっていた股がリラの白い手に包まれ、擦られる。上目遣いにザムエルの顔を見つめながら雄の一物を服越しにスリスリと撫で擦る雌は、とても淫靡だ。
放っておくと、リラは身を擦りつけるようにしてザムエルの腕を胸で挟んだまま上下に体を揺らし、むくむくと大きくなっていくザムエルのチンポをズボンの上からトントンと指で叩く。眠れる獅子を呼び起こす気満々のようだ。
「……休憩するか」
「そうだな……。それがいいだろう……」
感情表現がそれほど激しくないリラではあるのだが、そのときに見せた表情は、雄ならば誰でも魅了されるほどの蕩けた笑顔だった。性欲の薄い男でも肉棒が震えるのを抑えられないだろうそれを目にして、十数人の男が束になったような底知れぬ性欲を有するザムエルが、いつまでも我慢できるはずはなかった。
開けた道から茂みの奥に入ったザムエルは、大木の前で交尾を始めることにした。
ザムエルは武器を地面に突き立て、邪魔な衣服を脱いで肌を露出させる。リラも同様に服の拘束を解き、大木に両手を突いて尻を突き出す。着衣したまま、交尾の邪魔になる下半身の布地を最低限解いて暴かれた白い尻が、むっちりとした安産型をザムエルの前で存在を示す。
「ザムエル……」
夫の名を呼びながら、リラがふりふりと尻を左右に振る。背後に向けられた顔には期待感が広がっている。愛する雄に早く味わってもらいたいようだ。ぷっくりと膨れた大陰唇が刻む縦筋の中からこぼれた愛液が、糸を引きながら地面に滴り落ちていた。
そこへリラが片手の指で陰裂を捲り、秘所を表出させた。こぽりと大量の雌汁が漏れ出て雌の匂いを周囲に拡散させる。背後に立っていたザムエルはこれ以上傍観してはいられなかった。
リラの細腰を掴み、ビキビキと怒張する己の分身を膣穴へと詰め寄らせる。
そのまま腰を前に動かす。言葉にすれば、ただそれだけの単調な動きだ。
しかし。
「んはぁぁあああっ!?」
雌に唆されてブチ切れたザムエルが繰り出したそれは、一瞬で膣穴を穿ち、子宮口を亀頭で叩きのめした。リラはたったの一突きで余裕をなくし、両手で大木に縋りついて背筋を海老ぞりにする。
暴力的な一撃を与えたザムエルはと言えば、リラほどではないにしても、一息で膣穴にチンポをぶち込んだことによる強烈な刺激を味わっていた。
高熱が支配する肉の蜜壺。入れてすぐに愛液が根元まで絡み、肉棒に雌の匂いを纏わせようとしてくる。そんなマーキングにも負けずに雄の濃い臭いを放ちながら、膣壁をカリで引っ掻いて手前に引き戻す。
「ぁあぁあっ……!」
リラが首を横に振る。表情に刻まれた悦楽を見れば、抵抗を示しているわけではないことがわかる。ただザムエルの一挙一動に翻弄され、雌として、妻として、身の底から湧き上がる悦びで反射的に身を震わせているのだった。
その振動をザムエルは、窮屈な膣穴で絶えずマンコに圧迫されながらチンポで直接感じ取る。雌と繋がっているのだという実感が強く湧く瞬間であり、もっと疼かせてやろうと躍起になる。
「あぁんっ、んぁあっ……! そうだっ、力任せで構わない……! 思う存分、子宮を突いてくれぇっ……! んっおぉぉっ……!? ぉぉおっ……! き、亀頭が子宮口に叩き込まれてぇっ……!?」
「言われなくても、好きにやらせてもらうぞ」
リラに求められずも、ザムエルは元よりリラに対しては手加減する気はなかった。如何にもお嬢様といったクラウディアはともかく、リラは戦士だ。この程度の扱いで壊れる心配もなく、雄の劣情を盛大に叩きつける。
「ぅぁぁっ……!? はぁっ、ぁぁっ……! んひぃいっ……!?」
静かな森の中で、青姦を楽しむリラの大声が張り上げられる。現場を見ずとも、声を聞けば何をしているかなど丸わかりだ。いくら人間の寄りつかない場所とはいえ、外で堂々と交わる行為がリラの欲望を底上げしているようだった。
「ザムエルぅっ……! あぁぁ、ザムエルっ……! 大好きだっ……! んはぁぁっ、私の体で、好きなだけ気持ち良くなってくれっ……! もっと乱暴にっ……! んぐぅっ……! か、髪引っ張ってっ……尻も鷲掴みにしてっ……! ぁぁああああっ……!?」
普段の冷静な一面などかなぐり捨てて、リラは全力で交尾を楽しんでいる。
ザムエルも同じだ。上玉の雌。しかも、奪ったばかりの鮮度抜群だ。さしものザムエルと言えども、リラを相手にして感情を誤魔化すことなどできはしない。リラの綺麗な銀髪を力任せに掴み、尻肉に指をぎゅぅうっと埋める。
「く、くくっ……! はははははっ……!」
リラという雌を手に入れた幸福が再度胸中に広がる。激しく前後に振る腰遣いに合わせてリラの内側を出入りするチンポが歓喜に震え、亀頭の傘を広げながら奥へと突き進む。そして、最奥にて急激に膨張し、子宮口に強烈な突きを放った。
「が、はぁっ……!」
リラが膝をガクガクと痙攣させている。今にも倒れてしまいそうだ。
だが、ギリギリ踏ん張っているようで、リラは姿勢を保ったまま、ザムエルによる種付けを受け止めた。
「ぉ、ぉぉおぉぉおおぉおおお~……!? ぉっ……ぉぉおっ……! おぉおぉっ……!」
圧倒的質量の精液による殴打が、リラの胎にお見舞いされる。逃走は不可能。ザムエルがリラの体を大木に押しつけ、倒れない体勢にさせられた。その上長髪をザムエルの手に握られている。
ザムエルは完全にリラを支配し、口元に獰猛な笑みが浮かぶほどの快楽に震える。
「ははははははっ……!」
なおも哄笑し、リラの鼓膜を震わせていた。
「ざ、ザムエル……。愛しているぞ……。あぁあ、この雄に出会えて良かった……。私はきっと、この雄に出会うために、んぁっ……生まれてきたんだ……。いや、そうに違いない……。ザムエル……。ぉ、ぉぉおっ……私の体で、お前の欲を満たしてくれ……。お前の求めることは何でも受け入れるから……んぁぁっ……あぁぁっ……!」
「そうかよ。それじゃあ、もっと使ってやるよ」
リラが既にザムエルに依存しているように、ザムエルのチンポもリラの味に病みつきになって離れたがらない様子だった。射精をしている真っ最中だというのに、早くも次の射精に向けた準備をするように陰嚢にて精子が大量生産されている。
「アトリエに帰ったら、またアンペルの野郎に報告してやろうか」
外でリラをどれだけ抱いてきたか。どれほどの精液をリラの子宮に注ぎ込んだのか。
雄としての格の違いを思い知らせ、優越感に浸る。最悪の遊びがすっかり趣味になったザムエルは、雑魚の精神を叩き折る様を思い浮べて嘲笑し、抱き心地の良すぎる嫁の胎に赤子の素を隙間なくミッチリと仕込むのだった。