リラの相棒が帰ってきて邪魔されないようにと、ザムエルとリラは別の空き家に足を運んだ。急な客が来ても泊まる分には問題ないよう、定期的に掃除されている。各部屋はがらんどうに近いが、寝室に当たる部屋にはベッドも用意されていた。ベッドについては、いつでもザムエルが使えるようにと命じたものだ。
リラの肩を抱き、その部屋に入った直後、ザムエルはリラと向き合った。そして、自らを抑えることができなくなって、リラの唇にしゃぶりつく。
「ん、ぷぅっ!? んんっ、ぢゅるっ、ぐぢゅっ、ぶちゅっ、ぐぢゅぢゅっ!」
ザムエルの勢いのある接吻にリラはよろめきそうになるが、何とか踏み止まった。しかし、突然のキスに対する狼狽までは隠せていない。紫色に染まる右の眼と、長い前髪に隠れた左の赤い眼を微かに大きく見開いている。
ザムエルはリラの背中に両手を回して支えながら、身長差故に上から彼女に顔を寄せ、舌を口内で暴れさせる。クラウディアと同じくこうした経験はないようで、自発的に動くことは少ないが、それでも問題ない程度にはザムエルの蹂躙が続いた。
「ぶぢゅっ、ぢゅるっ、ぐぢゅぢゅっ、ぬちゃぁ、ぁあっ、んっ、んふっ!」
次第に順応していくリラ。求めてくるザムエルに対し、どうすれば良いのか自分で考え、行動するようになった。その結果、リラの舌がザムエルに絡みついてくるようになって、ザムエルは口周りの髭を唾液で濡らしながら口の端を持ち上げた。
しばらく二人の間で舌同士の戯れが行われた。
「ぷは……」
ザムエルが顔を離すと、リラは開いた口で息を吸い込む。ザムエルの舌から伸びていた涎の糸がリラの口内に垂れ落ち、中に溜まっていた唾液と一緒に飲み干した。
「これで、満足か?」
少し顔を赤くしつつも、まだ平然とした様子でリラが聞いてくるものだから、ザムエルは鼻で笑った。
「キスだけでセックスになるか。これからに決まってんだろうが」
「そうか。ならば早く済ませ――んんっ!」
リラが喋っている最中に、ザムエルはまたリラの唇を塞いだ。
村にはいない神秘的な容姿の美女。それも爆乳女とあっては、がっついて味わいたくなる。顔の角度を変えて、リラの胸を腹で押し潰して感触を楽しみながら、ぶぢゅっ、ぐぢゅぢゅっと唾液を纏った舌を絡ませる音を鳴らす。
「ぐちゃぁ! ぬぷぅっ! ぐぢゅぢゅっ! ぬちぃっ! ぐぢゅっ! ぢゅるっ!」
そうしてまた、ザムエルとリラは先ほどよりも長い時間を掛けて、唾液を混ぜ合わせた。
「ん……あぁ……」
再び口を離し、リラはたっぷりと口内に二人分の唾液を溜め、少しずつ嚥下する。その様子を眺めながら、ザムエルもごくりと一息に飲み下した。美味い飲み物を飲んだ後のように口周りを舌で舐めていると、リラもようやく完飲した。
「キスばかりだな」
「すまんな。待ちきれなかった?」
「……別にそういうわけではないが……んぁ……」
ザムエルはリラの背を抱き締めていた手の片方を下げ、尻に這わせた。衣服に包まれたそこは、やはりライザよりもデカい。五本の指を大きく広げて強く掴みかかると、指が沈みながらもよく跳ね返してくる。
「ガキをたくさん産めそうな体だな」
「そんな風に言われたのは初めてだ」
「なんでぇ。てめぇが出会ってきた男共はお行儀がいい奴ばっかりか?」
「少なくとも、お前ほどあけすけではないな。言うにしても、もう少し言葉を選ぶだろう」
「言ってくれるじゃねぇか」
「っ……」
ギチッ、とザムエルが手の握力を強める。リラの表情に一瞬苦悶が広がるが、それも見ていないとわからなかったレベルだ。肉体的には頑丈で、ザムエルの暴行にも耐えられそうだ。試しに村の女の腹に軽く拳をお見舞いしたことがあったが、そのときには聞くに堪えない悲鳴を上げていたものだ。おそらく、ザムエルが軽く殴った程度ではリラは動じないはず。
「いいな、お前。俺の嫁にピッタリだ」
「そうか……」
リラの耳元で生温かい息を吹きかけると、リラが目を背けた。
それでも、ザムエルを表立って拒絶することはない。
スキルに侵されたリラにとって、ザムエルは絶対的な存在なのだから。
「ベッドに行くぞ」
リラの尻を掴んだまま、ザムエルはリラをベッドに誘導した。
ギシリと二人分の重みを受け止めた古いベッドが軋む。ベッドの端に隣り合って座った二人は恋人のようだ。
「どうなってんだ、こりゃ」
ザムエルがリラの股の間に指を這わせる。リラの服装はやはり複雑で、どこを起点として脱がせていけばよいのかがわからない。
「これはここからだ」
そう言って、リラはタイツの上からその身を縛る帯を緩めていく。
着ている服は本人に任せたほうが良さそうだ。
その間にと、ザムエルは自分の服を脱ぎ捨てる。程なく、鍛え抜かれた浅黒い肉体が剥きだしになる。どれほど恋人や旦那の裸を見てきた女でさえ、はち切れんばかりに隆起した筋力を有するザムエルの体には圧倒される。同じ戦士として戦いの経験値を重ねてきたであろうリラからしても、驚くに値するものだったようだ。
「よく修練を積んでいるようだな」
「ああ、地道に積み上げてきたもんだ」
「その顔にしては意外に努力家なんだな」
「意外ってのは一言余計だ」
軽口をたたき合いながら、互いに服の拘束を紐解いていく。リラの白い肌が露出度を高めていくのを見て、着衣状態での交尾やパイズリにも惹かれたのだが、それはまた別の機会に楽しむことにした。
今は、何の隔たりもなく肌と肌を重ねてみたい。
そして、肉体の隅々までこの女にマーキングをするのだ。この女は自分のもの。他の男には絶対に渡さない。強い独占欲を滲ませながら、ザムエルは一足先に裸になった上半身に続き、下半身も曝け出す。
「これは……」
ザムエルの股間で垂れ下がる蛇のような肉の塊。半勃起状態のそれがビクビクと震えている。ザムエルが片手で掴んでリラにもはっきりと見えるように裏側を見せる。
「これほどのものが……」
ザムエルの股間と顔を交互に見つめ、リラは唾を飲んでいた。
ザムエルの体が強靭とはいえ、ここまで逞しい一物を有しているとは思わなかったのだろう。驚きと好奇心。リラが遠慮のない眼差しを肉棒に向けていると、肉棒が徐々に鎌首をもたげていった。
斜め上を向いて屹立する肉棒。反り返ったエラ。質量で女を叩きのめし、掻き毟って快楽を与える。女の内側をぐちゃぐちゃにすることに重きを置いたそれは、大きな陰嚢を携えて、堂々とした威容を見せていた。
「ぁ……」
本性を現し、真の雄とは何たるかを知らしめるそれを前に、リラは呆然としていた。
「おい」
「……ああ」
ザムエルに呼び掛けられ、リラは止まっていた手を動かした。
黒衣や帯、ベルトなどを外し、タイツも脱いだリラ。誰にも踏み荒らされたことのない新雪のような肌色が全面に押し出される。ザムエルとはあまりにも対照的な美しい女体だ。柔らかそうな曲線は至る所で確認でき、特に、頂をピンク色に染める我が儘な双丘がザムエルの目を引いた。
これは、食い応えがある。
ご馳走を前にしてザムエルは涎を啜る。胸と恥部を手で隠そうとするリラの手を掴んで開かせながら、ベッドに押し倒す。
仰向けになったリラの前髪がさらりと横に流れ、左右で色の違う瞳が同時にザムエルの姿を映し出す。
「綺麗だぞ……」
それは、リラを褒めようとして紡がれた言葉ではなく、自然と口を衝いて出たものだった。あまりにも直球で賞賛され、リラは羞恥とはいえないまでも、どこか居心地の悪さを感じるように視線をさ迷わせていた。
だが、すぐにその視線はザムエルの顔に収束する。
「ああっ……」
ザムエルは正面からリラの高い双丘に両手を置くと、果実を収穫するよりも乱暴な手つきで乳肉に指を沈めていく。ザムエルの大きな手であっても根元まで指先が届かない。綺麗な丸みを帯びたその中腹にギリギリと指の圧力を加えていき、開いた指と指の間から乳肉がせり上がってくるほどに握りしめた。
冷たさを感じる見た目とは裏腹に体温は高く、ザムエルの手を癒す。
「お、女の胸は、そうやって扱うものでは……んくっ……!」
「なんだぁ? 俺のやることにケチをつけんのか?」
「ち、違う……そういうわけでは……っ……!?」
普通の女ならばはっきりと声を上げてもおかしくはない握り方をしているのだが、リラは声を抑えている。こういう風に何かを耐える女の様子を眺めるのも悪くはないが、ザムエルとしては、クールなリラが乱れるのを早く見たかった。
「どうだぁ?」
「っ、う……!」
一次的に形が歪むほどの乳揉みを体験し、リラはようやく大きな声を絞り出した。豊かな胸と尻に反して括れた腰をしならせ、悶えている。その姿を少しの間眺めた後、ザムエルはゆっくりと手を離した。
「こいつは、予想以上にいい胸だ」
ザムエルが労わるように乳房に指先を這わせ、乳首をカリカリと爪で引っ掻く。
「ん……今度は胸ばかり……」
「お前の体はどこも美味そうだからな」
唇の後は胸を重点的に攻め、ザムエルはリラの反応を確認する。どこが感じやすくて、どういう切り崩しの仕方が効率いいのか。そういったことを調べながらも、できる範囲で自分の欲望に従っていく。
「ぁっ……」
リラに見せつけるようにザムエルは口を開き、白い乳房にてピンクに色づく乳輪にしゃぶりつく。
「ぢゅくっ、ぢゅ、ぢゅ、ぢゅうっ……!」
「そんな場所を、吸って、も……ぁあっ……!」
出産後でもないのだから母乳が出ないことは百も承知だ。リラはわかっていない。男が女の乳首を吸うのは母乳を貰うためではなく、母性に触れ合うためであることを。舌で唾液を擦りつけ、乳首を中心として乳房を汚していく。
「っ……はっ……」
そのうち、リラは浅い呼吸を繰り返すようになった。その原因は髭面の大男に胸をしゃぶられるという状況に対する嫌悪感か、それとも別の理由か。反応から察するに後者のようで、乳首がぷっくりと膨れ始めた。
「はぁっ……!?」
歯で噛める程度には大きくなって、ザムエルはそこを甘噛みする。軽くとはいえ、リラには敏感な刺激となったようだ。コリッ、コリッと歯ごたえを確かめるように噛み、乳首の先に舌先を押しつける。
「ぢゅ、ぐぢゅぢゅっ、ぬぢゅっ、ずじゅっ、ぢゅるるっ!」
「は……あ……ん……ぁ……」
感情がわかりづらいリラだが、今はもう明確に感じていると見て取れる。少しずつ体の強張りが解けているのをザムエルは実感し、そろそろ頃合いかと思い、名残惜しいとは感じながらも胸から口を離した。
「ぬ、はぁ……」
胸と口の間に唾液の糸が数本伸びる。それをリラは茫然と眺めていた。ザムエルに向けられる反応は決して悪くはない。嫌悪はあるだろうが、それ以上に男から求められることで得られる性的刺激が彼女の意識を溶かしている。
ザムエルは体を起こすと、そんなリラに股間の一物を見せつけた。
リラの視線がそちらに釘付けになる。
「どうして、ここがこんなに膨れているのかわかるか?」
「私のせいか……?」
「そうだ。リラがエロすぎて、もう我慢できねぇのさ」
ザムエルは竿を握って上下に揺らす。動きに合わせてリラの視線も揺れた。
そうして見せつけながら、ザムエルは空いた手でリラの股に触れる。
まだ大して触ってもいない秘所。下着も脱いでいるため、肉の割れ目に直接指を這わせられる。白い肌になだらかな起伏を描いて開いた縦の亀裂。そこに指を軽く埋めて横に開けば、ピンク色の粘膜が表れる。
使われた形跡のないそこは美しく、穢しがたい雰囲気がある。
だが、ザムエルは浅黒く太い指でそこをさらに開き、満開になった園にある穴を見遣った。
殆ど触れていなかったというのに、その穴から微かに透明な体液が垂れ出てきていた。試しに指先で触れてみれば、それは随分と粘ついていた。鼻を近づければ雌の甘い香りがし、ザムエルのチンポをますます怒張させる。
「お前も、期待してるんだろ?」
愛液で濡れた指を、ザムエルはリラにも見えるように眼前に移動させた。
「ただの、生理現象だ……」
リラは頬を赤らめ、目を逸らした。
ただの生理現象と呼ぶには、少々濡れすぎな気はする。まあ、本人がそういうのだからそうさせておこうと、ザムエルはそれ以上揶揄うのをやめた。それよりも、ようやく待ちに待った本番へと移ろうと、リラの太ももに手を掛けた。
ぐいっとリラの両足を開き、そこへザムエルは体を割り込ませていく。
「こんだけ濡れてりゃ、愛撫はいらねぇよな?」
ザムエルが問いかけるが、リラは恥ずかしげに他所を向いたままだ。
だが、ザムエルが亀頭を股に近づけると、発せられる熱を感じ取ったのか、リラが股間に目を向けてくる。自分の初めてが散らされようというのだ。せめて、その光景を見守ろうとでも考えたのだろう。
「本当に、挿れるのか……?」
「ああ。嫌か?」
「……お前が求めてきているのだから、断る理由はない。ただ、やるならせめて……」
そこでリラは言葉を止めたが、数秒ほど逡巡すると、続きを口にした。
「最初は、優しくしてくれ……」
強い雌が恥を忍んで頼んできたかと思えば、優しくしてくれなどという。
ザムエルは少々不意を突かれた形となった。
村の女たちと同じようにリラの心は常識を操られている。ザムエルが求めることを断れないだけで、否定的な態度を取ってきてもおかしくはなかった。
だというのに、蓋を開けてみれば、リラは素直なほうだった。
世間知らずなのか。それとも、変わった価値感でもあるのか。
ザムエルに向けられる負の感情は少ない。
自分が受け入れられている気分になってくる。凌辱をしている側であるのに、この女に優しい愛情をぶつけたくなってくる。
ザムエルは唾を飲むと、膣穴に亀頭をゆっくりと沈めていった。
「んぅっ……」
狭い穴に太い亀頭がメリメリと押し込まれる。リラは小さく声を漏らすが、それ以上大きな反応は見せない。目線は結合部に固定したまま、ザムエルという男が自分の中に入ってくる瞬間を待ち構えている様子だ。
丸く肥えた亀頭が埋まっていき、ささやかな抵抗感があった。
「く、ぁっ……」
それをブチッと破ると、リラの表情がほんの少し曇った。
何を破ったのかは、結合部から垂れ出てきた血を見ればわかる。
リラはこの瞬間、ザムエルを相手に純潔を喪失したのだ。
「これが、初めての……ぁ……あ……」
リラがうわ言のように声を漏らしていた。
処女膜を突き裂いた興奮がザムエルの心を惑わす。慎重に進めていた肉棒の圧力を高め、穴の奥へと進行していく。まだ異物を受け入れることに慣れておらず、行く先を妨げるように締め付けてくる穴を開拓していく。
ギチッ、ギチチィッ!
肉棒に何度も膣肉の強烈な抱擁が食らわされるが、ザムエルの動きは止まらない。この雌の奥深くまで掘り進む。その欲望に従ってベッドに両膝を突き、どっしりと構えて肉棒を前へと突き出す。
そして遂に、その瞬間がやってきた。
「ぁ、ぁああっ……!?」
ザムエルのチンポが、リラの肉穴に根元までねじ込まれる。愛する者を受け入れるための穴を中年チンポが堂々と支配し、リラの膣肉に全方位から絡みつかれている。常人ならば強すぎると感じる抱擁も、ザムエルにとってはちょうどいい。
「いい穴だな、これは……。これからハメまくってやるからな……?」
雄としての独占欲を、顔中に微笑みとして広げる。普通の女ならば、やはり恐怖の眼差しを向けていてもおかしくはない凶悪な表情。
だが、それでもリラの顔に否定的な色は見受けられない。
「……好きにしろと、言っただろ」
その態度が、ザムエルの肉欲を昂らせていく。
「んぁあっ! ぁ、ぐぅっ! うぁあっ!?」
ザムエルはじっくりと体を後ろに引くと、同じ速度で膣穴に肉棒を滑らせた。膣奥までたどり着いてもまだザムエルという雄を拒もうとする膣肉を引っ掻き、誰がここの主人であるのかを身を以て理解させていく。
「ぁっ、んっ!?」
纏わりつく肉を振り解いて、子宮口に亀頭をしっかりと突き込んでいく。
リラの体が跳ね、乳肉がぶるんっと揺れる。それは再びザムエルの興味を引き、唾液で濡れたそこをザムエルは両手で掴む。
「ん、っぅ……! あ、ぁあっ……!?」
胸を力強く揉み潰されながら、ザムエルの突きを食らうリラがベッドで悶える。シーツがぐちゃぐちゃになって皺を作っていく上で、リラという雌をザムエルという圧倒的な雄が食らいつく。
軋むベッド。そこで二人はさらに深く重なっていく。
「こいつは、すげぇな、はっ、はっ、ぅ、堪らねぇ」
リラの肉穴はザムエルに順応しつつあった。侵入してくる異物に貪欲に絡み、子宮が亀頭を求めるように吸いつく。忙しなく乱暴に押しつけられる亀頭の圧力を柔軟に受け止め、物欲しそうに口を開けていた。
やはりそうだ。
ザムエルはリラに対する違和感に、ある答えを導き出した。
リラの体は強い雄を求めている。
種の本能か。それとも、別の理由か。
自分よりも強い雄の存在を認識し、体が悦んでいる。
ただ認識を操っただけで、リラの反応が悪くなかったのはそれ故か。ザムエルに接したことでレベルの差を感じ取ったのだろう。自身よりも、ザムエルという雄のほうが強者であり、心よりも先に体が屈したのだろう。
あくまでそれは推論。しかし、そう間違いではないだろうとザムエルは思っていた。
「俺も、お前のような強い女は好きだ……。愛しているぞ、リラ……」
「な、何を……んぉおっ!?」
突然の告白にリラが困惑するが、直後には亀頭に膣奥を捻り潰されて悶絶する。
驚愕に染まった表情には苦痛は感じられない。
「ぁぁっ……はっ……ぅ、ああっ……!?」
あるのは隠し切れない高揚。自分を圧倒する雄との邂逅に震えている。
「は、ぁっ……!? だ、駄目だ……! これ以上は、な、なにかっ……! いぃっ!? あ、頭がっ……! 意識が遠退いてっ……! な、なにかが、くるぅっ……! なんだ、これはっ……! あ、あ、あ、あぁぁあああっ!?」
リラが地上に打ち上げられた魚のように大きく跳ね、表情にとある感情を広げる。
「んぁあぁあああああっ!?」
絶頂に伴う幸福。腰を持ち上げ、激しく痙攣する。
「ぐぅっ!?」
その痙攣に合わせて膣が急激に狭まり、ザムエルの肉棒を拘束する。ちょうど、膣奥まで押し込んでいたそれは引くこともできず、リラの抱擁に囚われたまま、膣圧に屈して溜め込んでいた精を放出する。
「ぅぉおおっ!」
獣の雄叫びにも似た低い声を轟かせ、ザムエルはリラの子宮に子種を吐いた。
普通の女でも絶叫を禁じ得ない濃厚過ぎる精の放射。子宮の底を叩くそれは、追い打ちの快楽をもたらす。たとえリラという強き雌であろうと例外ではなく、その物量に負けて表情をさらに快楽に蕩けさせていた。
「ぁ、ぁあぁあ~……! ぉっ……おっ……ぉ、ぉお……!」
リラはただ声を漏らし、種付けされた後の余韻に浸っている。
ザムエルはリラを見下ろし、胸を揉みながら震え上がる。
「まだまだ……。ぬ、んっ……!」
「ぁっ……!? ぁ……ぁ……!」
搾り出された特濃精液がリラの子宮に流れ込み、胎をいっぱいにする。ザムエルの腰が深く沈むのに合わせて亀頭が子宮口に完全に塞ぎ、出口を失った精液が中をぐるぐると泳ぎながら新しい精液に押し退けられて内側から子宮を膨らませていく。
高確率で孕むであろう密度の精液はそうして、リラ・ディザイアスという女の内側を征服し、穢し尽くした。臭いも味も、この一回でザムエルのものを覚えるのに十分だろう。しかし念入りに覚え込ませようと、ザムエルはリラは繋がり続けた。
どれほどそうしていただろうか。
二人はまだ、変わらず性器を嵌め合わせていた。
「あんっ……ぁあっ、あ、ん、んぅっ……!? そ、そこはぁ……」
ザムエルの下敷きになっていたリラが何かを拒むように首を振るが、彼女の両手足はザムエルの体に巻きついたまま離れようとしない。自ら望んでザムエルを受け入れ、膣奥を突かれるたびに気持ちよさそうに身を捩っている。
リラは受動的で、まだ自分から積極的にザムエルを誘おうとはしてこない。
そう考えれば、リラは完全に堕ちているとは言えない。
「んひぃっ……!」
だが、この反応を見ていれば、完全に堕ちるのも時間の問題だ。
だからこそ、ザムエルは慌てない。
「おら、舌出せ……」
「ん、ぁあ……! むちゅっ、ぢゅ、ぐぢゅぢゅ、ぬちゃ……!」
開きっぱなしのリラの口から舌を指で摘まみ、外に無理矢理引っ張る。ぬらぬらと唾液で濡れていたそこへ舌を伸ばし、ザムエルは貪るように舐め回す。普通の恋人でもしないような、深い深いディープキス。
ぐぢゅっ、ぢゅるぅっと唾液を啜る音を響かせ、ザムエルは硬く大きな尻を動かす。
「も、ごぉっ、ぉっ、んぉっ……!?」
子宮は貯めた精液を膣に漏らす余裕も与えられず、ザムエルの新鮮な精子を次々に詰め込まれていた。ただでさえ濃かった精子は密度を増し、ゼリーを超えた濃密さだ。それを供給されたリラは、妊娠の可能性を強く感じていることだろう。
相手が愛する者ならばともかく、出会ったばかりの中年男。
普通ならば、彼女の表情は妊娠の恐怖に青褪めていてもおかしくはない。
しかし今、彼女が見せたのは恐怖でも絶望でもない。
「ぁ、へぇ……ぁ、む、ぢゅぐっ、ぐぢゅっ……」
強い雄に組み敷かれ、繁殖の道具とされることを悦ぶ雌だ。本人がいくら否定しようが、他者から見ればそうとしか思えない。同じ女が見ても、リラのことを犯されながらも雄を求めてしまう卑しい雌だと軽蔑するだろう。
だが、リラを貶める者は今、この場にはいない。
「本当にいい女だ……。もっと楽しもうぜ、リラ……」
「ぁ、あぁぁあ……」
リラを心の底から求め、全力で愛してくれるザムエル。こういう雄を欲していたのではと思えるほどにリラはいつまでもザムエルに絡みつき、彼の精子を子宮で許容しきれなくなるまで浴び続けた。