ライザに紹介されたことで、ザムエルもライザのアトリエを拠点として利用できるようになった。とはいえ、まだ出来上がったばかりの拠点である。生活するには心許ないため、本格的に使うのは少し先のことになりそうだ。
そのため、ザムエルは拠点で寝泊まりせず、自宅に戻ってきていた。
傍らには、嫁であるライザと、クラウディアの姿があった。
既に夫婦の関係であるライザはともかく、クラウディアはまだ正式な嫁ではない。そのため、クラウディアをザムエルの家に泊めるべく、事前に彼女の家に立ち寄って、彼女の父親であるルベルト・バレンツに話を通してあった。話と言っても、スキルを行使した心の征服によるものだが。
反則ではあるが、そうして許可を取って、クラウディアを堂々と連れ帰った。
「まずは風呂でも入るか」
「賛成! いろいろと汚れちゃったからね」
「わ、わかりました」
ザムエルの提案に、二人は素直に応じた。ザムエルの両手で尻を掴まれながら。二人がザムエルを拒絶することはない。ライザは艶のある微笑を湛えて。クラウディアは羞恥に頬を赤く染めて頷いている。
従順で、極上の雌二匹。
それを従える屈強な雄であるザムエルを、先に帰宅していたレントが複雑そうに見つめている。親しい幼馴染だけでなく、新しくできた友人の少女すらも、父親に女として見初められ、同じ屋根の下で寝泊まりすることになったのだ。ザムエルのスキルで心を操られているとはいっても、もやもやとした感情は抑えられないだろう。
「覗くんじゃねぇぞ、レント」
「の、覗かねぇよっ!」
背後から向けられる視線に気づいてザムエルが揶揄うと、レントが慌てて自分の部屋へと帰っていった。これから、部屋で自慰でもするのだろうか。さっきまで、拠点近くに掘った穴にタオと共に精液を大量に廃棄したはずだが。死ぬほどくたびれていたタオと違って、それなりに精力はあるらしい。もっとも、雄として優秀すぎる父親には遠く及ばないが。
邪魔者は消え、ザムエルたちは夫婦水入らずで入浴を楽しむことにした。
手早く服を脱ぎ、一足先に浴室の椅子に座ったザムエル。
「じゃーん。どう? ザムエルさん。あたしたちの裸は」
「ら、ライザ、恥ずかしいよ……」
そこへ、二人の若き妻が入ってくる。当然、服など纏わぬ全裸姿で。ピンクに色づく乳輪を晒して美味そうに実った乳房も、揉み心地のいい尻も、撫で回したくなる太股も全て。幾ら瞬きをしようとザムエルの瞳から消えることなく映し出される。
健康的な肌色のライザ。色の白いクラウディア。肉感的な魅力はライザのほうが上回っているが、決してクラウディアが同世代よりも劣っているわけではない。手足はすらりとしながらも、十分に雄の視線を釘付けにする柔らかい曲線を描いている。目の前に並ぶ二人のうちどちらかを一晩中好きにしていいと言われたら、普通の雄たちはかなりの時間を掛けて悩みに悩んだ末に自分の好みと下半身に従って相手を選ぶだろう。
「綺麗だぞ、二人共」
最近になって慣れてきた賛辞の言葉を送るザムエルの傍に、二人は嬉しそうに微笑みながら近づいてくる。右側にクラウディア。左側にライザ。椅子に腰かけたザムエルを挟んで床に膝を突く。
「それじゃあ、今日も隅々まで綺麗にしてあげるね?」
「えっと、よろしくお願いします、ザムエルさん」
「ああ、頼む」
石鹸を手にしたライザと、まだどうすればいいのかわかっておらず、少々緊張した様子のクラウディア。二人の細く小さな手が、ザムエルの体に触れた。
「クラウディア、こうやって泡立てて、まずは腕から擦ってあげて?」
「う、うん」
経験者であるライザの指導を受けながら、クラウディアの石鹸の泡にまみれた手がザムエルの腕を撫でる。体を洗うためのタオルはあるが、それを使うことはない。二人の手がタオルよりも丁寧に、かつ優しくザムエルの体を癒す。
「お客さん、どうですか? 美少女二人に体で洗われる気分は」
「最高の店だな」
ふざけるライザにザムエルが乗っかる。だが、実際に最高だと思っているのは事実だ。
右を見れば、清楚な美少女。左を見れば、快活な美少女。共に、ザムエルの肉棒で処女を散らした経験人数一人の若き美雌だ。その二人が身一つで献身的に奉仕してくれる店など、最高という言葉以外に表現する言葉が見つからないザムエルだった。
「で、ここの店のサービス料は?」
「勿論、無料ですよ~」
「どこまでサービスしてもらえるんだ?」
「体を使ったお掃除は勿論、口やおマンコでも洗ってあげます。当然、中出しOK。ザムエルさんの大切な子種を子宮で預かって、そのまま受精、妊娠までしちゃうサービスもありますよ?」
いかがですか? とライザが耳元で囁いてくる。
「ぁ……」
そんな風に煽られて、ザムエルの股間で肉棒がビクリと跳ね、それを目撃したクラウディアが声を上げた。ザムエルの太い腕に刻まれた古傷を指で優しくなぞっていたようだが、視線を奪われてその手が止まっている。
「クラウディア」
「あっ……ごめんなさい」
ザムエルに呼ばれ、クラウディアは慌てて掃除に戻る。
「いや、そうじゃない。腕は後にして、こっちを先に頼む」
「こっち……。わかりました」
ザムエルが指差したのは、股間で半勃起中の肉棒だった。まだ完全に勃起していないとは思えないほどの太さだ。たった今受けたライザの言葉で盛り上がっていて、少しずつ鎌首を持ち上げていた。
クラウディアは肉棒を茫然と見つめていた。さっきまで、それが膣内で幾度も往復し、子宮に精液を吐き捨てたのだが、まだ実感が湧いていない様子だった。
しかし、それは夢ではない。クラウディアはザムエルと交わって、妻としての立場と、ファミリーネームを与えられた。これから少しずつ今の自分を認めて、ザムエルに相応しい女に成長していくことだろう。
もっとも、既に十分仕込みは済んでいるのだが。
「失礼します」
クラウディアはザムエルの両足の間に移動し、その場で両膝を突く。
目の前には、勇ましい剛直。完全体になっていないそれを両手で掴み、ゆっくりと泡を馴染ませていく。クラウディアの指が竿を扱くごとに、浅黒い男根が白くなっていく。見る見るうちに大きさも増し、クラウディアの眼前に突き出されるように膨張した。
肉蛇。肉槍。どちらの表現も似合う雄々しい肉棒を前に、クラウディアの口元がわかりやすく緩んでいく。
「ぁあ……ぁぁあ……」
先ほどまで自分の内側を散々凌辱し、快楽を刻みつけた肉棒の完全な姿を見て、クラウディアの堕ちた雌の部分が呼びさまされたようだ。肩に入っていた余計な力が抜けて、口の端を持ち上げて緩やかに笑みながら両手を動かす。
ぬちゅっ、ぐちゅっ、ぐっちゅっ。
両手で作った輪っかで極太の竿を扱き、陰嚢近くの根元から裏筋まで往復する。
「これが、さっきまで、私の中に……」
クラウディアはきっと、拠点のベッドで散々ブチ犯されたときのことを思い出しているのだろう。陶酔した様子で肉棒を間近に見つめながら、少し前までの緊張などなかったかのように、ザムエルにご奉仕をしている。
「じっくり慣らしていこうね、クラウディア」
まだ素直になり切れていないクラウディアに微笑み掛けながら、妻としては先輩のライザがザムエルに背後から抱きつく。
「ぉ、お……」
「ふふっ……」
石鹼の泡をたっぷり纏ったライザの巨乳が、ザムエルの硬い背中にむにゅにゅっと押しつけられ、形を変えながらも密着して擦っていく。高い体温と柔らかい感触が伝わってくる。母性の塊を道具に体を洗われるという体験は、何度味わおうともザムエルに得も言われぬ興奮を与えてくれた。
「ここも、綺麗にしないとね? ほぉら、くりくりっ」
ザムエルの広い背中の隅々まで胸で摩擦しながら、ライザは抱き着くような体勢でザムエルの乳首を人差し指でこねくり回す。爪を立てないように、指の腹でじっくりと。
女ほどではないとはいえ、男でも十分に感じる部位だ。乳首舐めとはまた違った刺激。
「ぁ……はぁっ……ぁあっ……」
それに加え、すっかり発情の吐息を漏らすようになったクラウディアに見つめられながら、両手で手コキをされている。まだ熟練度は低いものの、着実にコツを掴んだ様子で肉棒に快楽が蓄積されていく。
「ぬぅ……」
ザムエルは思わず声を漏らす。
激しい本気交尾とは違って大きく情動を揺さぶられるものではないが、じわじわと腹の底から温められていく。体が弛緩していくと共に、一日の疲れが抜けていくような気分に浸りながら、欲望が着実に高まっていく。
「んっ……ぁっ……あ、ぅっ……」
クラウディアに息を亀頭へ吹きかけられ、まだ初々しい手コキを受ける。それをザムエルと一緒に眺めるライザに「いつでも出していいからね……」とウィスパーボイスで鼓膜を震わされ、ザムエルは昂った欲を解放した。
「っ……! ぁあ……ん、ぁ~~……」
尿道口から噴き出した精液。それを驚き顔で受け止めたクラウディアが、すぐに我に返って小さな口を大きく開く。舌をできる限り伸ばし、びゅるるるるっと放射される雄汁を受け止めている。
「ぁ、んぁ、ぁ、ぁぁっ……」
綺麗な口内を白濁液で汚されているというのに、クラウディアの微笑みは強まるばかり。
その表情は、ザムエルに犯されているときに見せたものと同じだった。帰宅する頃には普段の平静さを取り戻したかのように見えても、一度雌として目覚めさせられたクラウディアは、性的興奮が呼び水となって雌の顔を覗かせてしまうのだろう。
「んっ……ぁ、ぁああ~……」
嬉しそうに、精液集積所として自分の口を明け渡しているクラウディア。びちゃびちゃとそこに精液が次々と着弾していき、口内の殆どが白濁によって隠れた。突き出していた舌にも、大量の精液が絡みついている。
「いい表情だよ、クラウディア」
クラウディアの成長を、先輩のライザも喜んでいる。
ザムエルが一回分の射精を気持ちよく終えられるように、ライザが「ふ~……」と耳穴に息を吹きかけてくる。それによってひり出された精液は全て、恍惚とした様子のクラウディアの口内に回収されていく。
やがて、一回目の射精が収まった。
「んぅっ……ごくんっ……ごくっ……ごくっ……っ、はぁああ~~」
幸福に満ちた吐息。たとえ、どれだけ甘く味わい深い飲み物で乾いた喉を潤そうとも、クラウディアはこんなにも堂々と息を漏らすことはないだろうに。飲み干したことがわかるように、大きく口を開けて精液がなくなった口の中を見せつけて、舌をれろれろと左右に揺らしてアピールしている。
「のめまひたぁ……」
やはり、クラウディアには才能がある。
それを強く実感しながら、ザムエルは二人に身を委ねる。
自分で動く必要はなく、ライザとクラウディアが泡を塗りたくった体で洗ってくれる。
「あたしも、クラウディアに負けてないからね?」
立ち上がったライザが、ザムエルの左腕を太股の間に挟んで前後に腰を振っている。村の男たちの間ではもはや凶器との呼び声が高い肉付き抜群の太股に揉まれた腕の感触は凄まじく、いつまでも体験していたいとザムエルに感じさせるほどだった。
「気を取り直して、頑張りますね?」
精液を呑んだことをきっかけに調子が良くなったクラウディアが、余っていた椅子に乗せて真っ直ぐ伸ばさせたザムエルの足に、手で泡を広げていく。這い回る指先は足の指先まで向かい、足の指と手の指を絡ませるようにガッチリと掴んで揉んでくれる。
「してほしいことがあったら、遠慮なく、言ってください……」
多少の恥じらいが戻っている様子はあったが、それでもさっきまでと比べて積極性が段違いだった。性的興奮がクラウディアの正常な思考をいい塩梅に酔わせて積極的にさせているかのようだった。
普段は清楚なお嬢様。興奮が高まってスイッチが入ると、雄に媚びるドスケベな雌。
二面性とまではいかないが、そのギャップはなかなかいいものだ。
その切り替えを、自分の意思でできるようにしてやろう。
そんなことを考えながら、ザムエルは二人の妻の洗体を堪能した。