第六駆逐隊嫁ニハイル 暁響雷電、ちっちゃな四姉妹がつよ雄様に強襲押し掛けぷに嫁ハーレム永久就職大性交♡ 勢い余って島丸ごとくっせぇ便所にされちゃった幸福過ぎる嫁入り性活♡ 作:デイジー亭
「オイわかったか電ッ!? 乳首で返事しろカスッ!!」
「お゛ッお゛ッぐォ゛ッ♡♡♡」
「ツ、継雄。ソノヘンニシテアゲテ……?」
「やっぱりお姉ちゃんは優しいぜ……しょうがねぇ、感謝しろよ電」
「あ゛ひぃ゛……♡ んぎょぎょぎょぎょぉ゛~~~~っ♡♡♡」
まさか愛しいぷに嫁が、愛する雌牛な姉をないがしろにするなどと……言語道断の行いに、吊り下げドチュりで躾けてやる自分におずおずと掛けられる声。安心する響きに、ちんぽのイラ勃ちもチン静化したため許してやることにする。白目を剥いたちっちゃなぷにあなが食いついてくるのに難儀しつつ、無理やりひっこ抜いて地面に降ろす。
「ふぅ、すまないお姉ちゃん。お世話してもらっていいか?」
「ウン♡ 継雄トッテモ元気♡ オネエチャン、ガンバルネ……ンッ♡」
「あ~……これこれ。ちんぽの凝りがいっぺんにほぐれるぜ」
「エヘへ……♡ チュッ♡ チュパッ♡ チュッチュッ♡」
やはり男児と言えど、癒しの時間は必要である……腰に縋りつき、慣れ親しんだデカ乳で包み込んでくれる安心感。ツルペタも愛しているが、この大質量でもてなしてもらう快感も捨てがたい。男のワガママな気持ちを、凄まじい包容力で解消してくれる彼女はやっぱり素晴らしい。弟愛溢れるがに股エロ蹲踞の姿勢でクソデカエロパイを押し付けて、愛し気に亀頭キスを捧げてくれる姉。ついつい甘えたくなってしまうのも、致し方ないことと言えよう。
「お姉ちゃん、喉が渇いた」
「ンチュッ……♡ ハムッ♡ ム~♡」
「んじゃあ遠慮なく……がぷっ。じゅるるるるっ!」
「ムォ゛~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」
「ごくっ……うーん、流石は俺を育んでくれたミルクだ。栄養価が違うぜ」
「モ~♡ 継雄、オネエチャンオカエシ欲シイ♡ ンモォ゛ッ……♡」
「どうして欲しいんだ?」
パイズリフェラしながら授乳出来るという、あまりにも桁違いな母性。お互いの気持ち良くなれる部位をしゃぶりながらの姉弟の交わりは、いつも自分に弟自覚を与えてくれる……しかしこの姉は、弟を甘やかすのとパイズリ以外に用途を見出せぬエロパイ。そんなブツをブラ下げておきながら、大層な甘えん坊である。褒めそやしながらちょいと乳首を引っ掻いてやると、赤い瞳を潤ませて甘トロミルクを滲ませつつおずおずと口を開く。
「オネエチャンノ弟専用♡ デカ乳デェ……♡ ストレスタップリ解消シチャオ♡」
「やれやれ、まったく……しょうがねぇお姉ちゃんだ」
「……♡ フギュッ♡ ツ、継雄ォ……♡」
「たっぷり悦ばせてやっからな、この雌牛姉が可愛いぞッ!!」
「ヲ゛ホォ゛ッ♡ チュ、チュヨイッ♡ ブゥ゛ッ♡!? モォ゛ォ゛ォ゛~~~~~~~~~っ♡♡♡」
お求めに応じ、横乳軽くひっ叩いてやるとだっぽんっ! ぶるぶるっ! と大きく期待に揺れる姉マゾ肉。これは俺の物だと真っ白な肌を鷲掴みにすると、驚くほどの従順さで指が見えなくなるほどに沈み込む。その奇跡のようなフワトロ具合を楽しみつつ、谷間に挟んだ息子をそれでシゴくと腰が無くなりそうな快感。姉乳使ったパイズリオナニーは、彼女もミルクを噴き散らかして賞賛を告げるほどの姉弟の定番プレイである。
「どうだお姉ちゃんッ! 俺の成長をパイズリ実感しやがれッ!」
「ンジュブッ♡ ムォ゛ォ゛ッ……♡」
「ちゃんと可愛い声を聞かせろや、このマゾパイ雌牛お姉ちゃんがよ」
「ム゛ッ♡!? ムゥ゛ゥ゛……♡ ジュボッ♡ ジュボボッ♡」
「お仕置きが必要なようだな……覚悟しろよカス」
「ンジュルルル……♡ ポォンッ♡ ユ、ユルシテ♡」
だが出会った頃から変わらぬ、恥ずかしがり屋な彼女はアクメ顔を見られるのはあまり好まない。紅潮した美貌を弟のちんぽを咥え込み股間に沈めて、なんとか見せまいとする愛らしい抵抗。肉厚なくちびるが機嫌を取るように竿を往復するが……がしりと、
「駄目だ、反省しろ! 必殺、弟愛情鬼シゴキッ!!」
「ンモォ゛ッ♡!?!?!?!? モ゛ッ♡ モホォ゛ッ……ブゥ゛ンッモッォ゛ォ゛~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」
「夫のちんぽをシゴくのは嫁の仕事だが、姉の乳首と角をシゴいてパイズリ搾乳してやるのは弟の仕事だからな……!」
「お兄さんの家庭観念は、頭がおかしいのですぅ……♡」
「何を言う、これが我が家のスタンダードだッ!」
「ウ゛モォ゛ッ……☆」
自分をここまでつよ雄に育ててくれた、感謝を籠めての熱心愛撫。姉に対する想いはハンドスピードを加速させ、シゴき立てるたびに姉の下品過ぎる雌牛ヨガりと噴乳はヒートアップしていく。最後はがに股脚ピンした重くて愛しい身体を、乳首と折れた角の名残でブラ下げてやるパワープレイ。昔と逆転した立場に満足しつつ、崩壊した顔面を眺めて思い出す……ぷに嫁どもが来るもっともっと前。自分たちが姉弟となった時のことを。
◇◇◇◇◇
『ウゥッ……』
『お、お姉さん大丈夫?』
『ク、クルナッ!』
『で、でも……放っておけないよ!』
『クゥッ……』
なんたる屈辱。弾薬は尽き、艤装は破壊し尽くされて流れ着いた浜辺。砂浜に寝転がり星空を眺め、このまま沈めると……ようやく、もう戦わずに済むと思っていたのに。目を覚ますと、くりくりとした黒い瞳に覗き込まれ、姫たるこの身がアイアンボトムから逃れられぬことを思い知らされてしまった。艦体を苛むあまりの痛苦に、小さな身体を遠ざけることも出来はしない。
『誰がこんな酷いことを……』
『ウランデハイルガ……トウゼンノコト』
『そんなのおかしいよ、お姉さんは女の子なのに』
『ワタシガ、オンナノコ……? オカシナコ』
『だって、島の女の子にもこんな美人さん居ないよ?』
『……クスッ』
せめてもの救いがあるとすれば、自分を鹵獲したのが艦娘ではなく……幼い少年だったことだろう。包帯を巻く手つきは拙く頼りないが、その手のひらには懐かしい熱が籠っていて。純真で必死な瞳を眺めていると、怨恨の念はとても抱けそうにない。自分のたどたどしい発声にも、逐一反応するかわいらしさ。
『あ、笑った……やっぱり可愛い』
『カワイイナドト……ワタシタチハ、オマエタチノテキ』
『僕、そんなの知らない。お父さんもお母さんも、人には優しくしろって言ってたもん』
『……ヒトジャナクテ、シンカイセイカン』
『何それ、美味しいの?』
しかし弱ったものである……自分たちが姿を見せれば、逃げ惑うはずの人間であるというのに。その幼さ故の無知か、本土から遠く離れた離島故か……この少年は自分を隠した洞穴に足しげく通ってくる。この凶悪な爪でちょっとひっ掻いてやれば、たちまち儚く消える生命は一向に怯える気配が無い。
『……ワタシハオマエナンテ、イッシュンデコロセル』
『その気ならとっくにしてるでしょ、嘘はいけないって習ったよ?』
『オマエ、モシカシテ……キヅイテイルノカ?』
『知ってる。学校で先生がゆってた』
『ジャア、ワタシナンカニチカヅクナ』
『やだよーだ、それに……ここは僕の秘密基地だもん』
……この少年、将来大物になるかもしれない。あまりにのほほんとした顔をしていたため失念していたが、離島など最前線もいい所。深海棲艦……人類の脅威たる自分たちについて、教えられていないはずが無いのだ。推奨される対応は、全力で逃げたる後の官憲への通報のはず。だがこの洞窟に、この憎らしい顔をする彼以外が訪れたことはない。
『ヒミツキチ』
『そうだよ、お姉さんと僕以外誰も知らない僕のお城!』
『ズイブントシメッタシロダ』
『しょ、しょうがないじゃん。こんなところでも無いと、すぐに見つかっちゃうんだもん』
『アタリマエ……ワタシガミツカラナイバショナド、ソウソウナイ』
それもそのはず、この洞窟の入口は水面の下……潜水せねば入れない、隠れ場所としてこの上無い立地である。むしろ彼は艤装を失ったとは言え、どうやって巨体の自分をここまで運んで来たのだろうか……? 健康的に日焼けした小さな身体は、驚くほどのパワフルさを秘めているらしい。
『あ、もうこんな時間……じゃあ帰るね、また明日』
『モウクルナ』
『あはは、お姉さんったら。寂しそうな顔してるよ?』
『サビシイ……? オカシナコトヲイウ』
『今度は鏡も持ってきてあげるね! 女の子には身だしなみが大事だって聞いたから!』
『ハナシヲ……モウ』
海パンに身を包んだ矮躯がばしゃりと消えると、上がる飛沫に掲げた手の行き先を見失う……ガシャリと降ろした爪が、ギリギリと鳴る。再起動した当初は、上げることすら覚束なかったそれ。献身的な介護により、自分のコンディションは奇跡的な回復を見せた。だが……どうにも、水底に帰る気がしない。首を傾げて戸惑う自分は、その時はまだ気づいていなかった。
◇◇◇◇◇
『それでね、お姉さん。近所のみんなも、だんだん疎開しちゃって……』
『オマエノカゾクモ、カキュウテキスミヤカニハナレルベキ』
『えー? またまた~。僕が居なくなると困るでしょ』
『ソンナコトハナイ』
『まぁ、もう怪我はだいぶ治ったみたいだし……でもお父さんもお母さんも僕も、この島が好きだから』
『ソウカ』
『あ、また笑ってる。はい』
『……』
……毎日訪れる、小さな来客。その到来を待つまでは長く、まだ声変わりの様子を見せない高い声。それを聞く時間は驚くほど短い……いつしか自分は、この生温い時間を大切に想うようになってしまった。おもちゃのような小さな鏡に映る、血の気の無い白面。その口角がうっすらと上がっていても、疑問を抱かなくなってしまった。
『お姉さんは、完治したらどうするの?』
『……ワカラナイ』
『えー? 大人なのに……そうだ、お姉さんの名前を教えてよ』
『ヒトニタズネルトキハ、マズジブンカラ』
『あはは、それもそうだね。僕はね、えーと……爪借りるね?』
『オ、オイ』
『こう書いて……うん、出来た! 島守 継雄って言うんだ!』
そして彼の疑問にも答えられない……深海棲艦が産みだされた意味。それを果たすことは、今の自分に出来るのか。艤装を取り戻しても、この小さな少年と同じ存在に砲口を向けられるのか。思案に暮れる間にも、心を領海侵犯し続ける少年は待ってくれない。無邪気に殺人兵器の手を取り、刻みつけるは自らの名。その温もりは、どんどん自分を壊していく。
『……コウワン。コウワンセイキ』
『どう書くの?』
『コウ』
『お姫様だったの!? まぁお姉さん美人さんだし、それも当然かぁ……海に帰るのも絵本とおんなじ』
『クスクス……ニンギョヒメトハチガウ』
『えっ? 帰らないの? じゃあ、僕のお嫁さんになってよ!』
『ソレハダメ』
『え~? 何でさ~』
『ナンデモ』
子供は何でも、自分の都合の良いように物事を解釈したがる……今は離れている愛しい妹分たちを思い出す、純真な瞳。わくわくとそれが煌めいて、童心の求婚に少し嬉しくなってしまう。でも……流石にそれを受け入れてあげることは出来ない。人と人魚よりも、人類と深海棲艦の溝は深い。この奇跡のような時間も、じきに終わりが来るはず……むくれる彼をあやしながら、自分はまだ取返しが着くと思っていた。
◇◇◇◇◇
『ナン、デ』
『わぁぁぁん! うわぁぁぁぁん!』
『ツグオ……』
『GYAAAAA』
『ギィィ?』
いつもの時間に訪れない、元気にはしゃいだ声。胸騒ぎが止まらずに、洞窟から出て彼を探して……炎上する島の景観に、悪寒は加速した。身を隠すことも忘れ、必死に駆けたその先。燃え盛る民家の前で涙に暮れる彼は、自らの同族に取り囲まれていた。細い脚に刻まれた穴から、どろどろと流れていく命の欠片。砲弾の巻き添えを喰らったと思しき小さな身体は、たった一人取り残されていた。
『ゴメンナサイ』
『お姉さん……?』
『ゴメンナサイ』
『『ギィィィィィィッ!?』』
『ゴメンナサイッ!!』
気づくと、半狂乱で大切な物を傷つけた全てを捻り潰していた。メキメキと爪の間でひしゃげ、重油を垂れ流す脆い艦体を放り捨てても罪悪感がタールのようにこびりつく。ここが襲われた理由は明白……この近海で姿を消した自分を、捜索していたに違いない。自分が彼の生活を壊してしまったのだ……見下ろす矮躯に、ただ謝罪することしか出来ない。
『お、お姉さんが無事で……良かった』
『ツグオ?』
『僕は、男の子だから……だい、じょう、ぶ……』
『ツグオッ!』
『……』
だというのに……彼が痛みを堪えて、見せた表情は笑顔。自分に心配を掛けさせまいと、無理をして口角を釣り上げた幼い身体がゆっくりと崩れ落ちる。動揺する自分の視界の端で、大海原に上がる水柱が一つ。高性能なこの瞳は捉えてしまった……水面に浮かぶ、黒に混じる紅。目の前の少年が、本当の意味で独りぼっちになってしまった瞬間を。
◇◇◇◇◇
『う、うーん……』
『オ、オキタ?』
『あ、お姉さん……おはよぉ』
『ヨカッタ! ツメ、ナンホン?』
『おっぱいが大きい』
『ヤッパリ、コウイショウガ……!』
苦し気に呻く姿を見守るのは永く、後悔ばかりが膨らんでいく拷問のような時間。祈る者の居ないこの身であるが、願いが届いてくれたことに心底感謝する。問いかけに対し、返答がややおかしいのは混乱しているからだろう。無理もない……幼い身で生死の境を彷徨ったのだ、それでも自分を見てふにゃふにゃと笑う可愛らしい幼貌。
『お父さんと、お母さんと……みんなは……?』
『フネデニゲタ』
『そっか、置いていかれちゃったかぁ……』
『ゴメンナサイ』
『どうしてお姉さんが謝るの?』
『ゴメン、ナサイ……』
そう、彼は置いて逝かれたのだ……見捨てられるばかりか、永遠に再会することはない。嘘は吐いていないが、真実も告げぬ非道に心が悲鳴を上げる。だが負傷して消耗した幼い少年には、とても受け入れられないであろう事実であるのは確実。彼の生命を保全するために必要な措置だが、この身に負った罪が荷重を増していくのを感じる。
『大丈夫だよ、僕は男の子だから』
『カラダガナオッタラ、ワタシガホンドニオクル』
『それ、お姉さんはどうなるの?』
『……シンパイイラナイ。ギソウモナイシ、シロハタモジュンビシタ』
『お父さんとお母さんは、きっと迎えに来るって僕に言ったけど……多分、本当は』
『……』
『お姉さんは違うよね?』
何でも無さそうに強がる瞳が揺れる……その目に宿っていたのは、脚よりも深く心に刻まれた傷。罪悪感を誤魔化すために、大人が吐いた嘘を敏感な少年は見抜いてしまった。そんな子供に対して、どうして欺瞞を重ねられようか。彼を引き渡した後に、無防備な我が身が見逃されることなどあり得ないだろう。
『ワタシハ、ドウナッテモイイ』
『お姉さんまで居なくなったら、僕はもう耐えられないよ』
『キ、キットダレカガ……』
『ねぇ、僕の目を見て言って?』
『ゴメンナサイ……ゴメンナサイ』
『僕こそごめん、お姉さんを困らせるつもりじゃなかったんだ……でも、無理だよ』
きっと優しい誰かが、彼を引き取ってくれて幸せになれる……そんな夢物語が都合よく実現するならば、自分はここに存在していない。人類が真に善良であったなら、深海棲艦など産まれてこないのだ。そして肉親に見捨てられたばかりの彼に、そんな絵空事が信じられるわけがない。ただ俯いて虚しい謝罪を続けることしか、我が身には許されていない。
『ワタシニハ……ナニモ……』
『一つだけ、お願いを聞いて欲しい』
『ナンデモイッテ、ドンナコトデモスル……フクシュウシタイナラ、ソレデモイイ』
『お姉さんの家族を奪うなんて出来ない。ただ……いつも通り、側に居て欲しい』
復讐は何も産まないし、自分では他の姫を一人道連れに沈むのがせいぜいだろう。けれど彼が前に進む原動力になるならば、自分が深海棲艦として産まれ直した意味。再度アイアンボトムに堕ちる理由としては、嫌々ながら艦娘と交戦していた時よりは遥かに上等と言えるだろう……でも彼が望んだのは、怨恨の刃では無かった。
『ソレデイイノ?』
『うん、僕のお姉ちゃんになってよ』
『ワタシデイイノ?』
『お姉ちゃんが良いんだ……駄目?』
『コレカラモヨロシク、ツグオ』
『やったぁっ! ンギュッ!?』
『オネエチャン……ワタシ、ツグオ。リッパニソダテル』
『むぅ゛~~~~~~~~~~~っ!?!?!?!?』
細い手がそっと摘まんだのは、自分の冷たい鋼鉄の爪だったけれど……幼い少年の体温が自分に求めたのは、あの優しい時間の続きだった。人を滅ぼすべき自分が、人を育むなど馬鹿げている。でもその嘘のような幻想を、決して離さぬと抱きしめて自分は誓った。港湾
◇◇◇◇◇
『エイッ』
『うーん、削岩機』
『ゴ、ゴメンナサイ』
『また謝る……良いんだよお姉ちゃん、人には向き不向きがあるさ』
『ウン……』
超しょんぼりしてる。椅子の上で眺める自分の目の前で、ドガンッ! と鍬ごと爆砕する畑の土。軽く振ったように見えたのだが、馬力が人類とは違い過ぎる……途方に暮れた様子で頭を下げる、悪い癖を矯正してやりつつ思案する。ダイナマイトなボディが揺れるのは非常に眼福だが……どうにかしてやらなくては、自己評価のやたらと低い彼女は落ち込みっぱなしになってしまう。
『子分どもは使わないの?』
『継雄ガイヤガルトオモッテ……』
『僕の名前呼ぶの、上手になったね。偉いよお姉ちゃん』
『エへへ』
『僕は大丈夫さ、脳減る症? だって、爆弾成金の功績だよ』
『ソレハノーベル』
『お姉ちゃんは物知りだね、すごいや』
『テレテレ』
つまり弛まぬヨイショが必要なのだ。事あるごとに呼ぶためか、改善した発音を褒めてあげると角がちょっと上を向いた。その機を逃さず、あのキモい海産物どもも可愛い姉が操っていると思えば許せると告げる。さらにうろ覚えの知識を披露すると訂正されたので、博学を褒めると猫背が改善されだっぷんっ! ぶるんっ! とうおデッッッカ……♡
『使える物はどんどん使って、その分僕に構って欲しいな』
『ウン、継雄ガイイナラソウスル……キテ』
『おおう、やはりお姫様。権力の偉大さを思い知るね』
『ジャア、ヒザマクラスル。オイデ』
『やった! 待ってました……むグッ』
『ヨシヨシ』
彼女が軽く爪をちょいちょいとやると、ザバリと海面を突き破り現れる自らのトラウマ。だが、男の子の夢たるムチムチ太腿が心の傷を相殺してくれる……傅くカスどもに指示を飛ばしつつ、今度は自分に歩みよりつつ剛腕にて行われる手招き。おっほ、柔らかすぎん? 低反発が過ぎるだろ……さらに爆乳故のデカパイアイマスクまで行われ、幸福な呼吸困難に興じるお年頃な僕なのであった。
◇◇◇◇◇
『オリョウリ、ガンバル……』
『お姉ちゃん、頑張って!』
『ニャン』
『クソかわいい』
『マナイタ……ツライ』
大質量かつハイパワー。それが我が身が宿した宿業である……何が言いたいかと言うと、細かい作業に鬼ほど向いていないのだ。教えてもらった掛け声を唱えつつ、おずおずと押し込んだ包丁は大根ごと哀れな木の板を切断した。だがそんなお姉ちゃん失格な家庭科落第待った無しの自分でも、優しい弟は褒めてくれる。
『猫の手も出来てたし、後は練習あるのみだよ……ほら、天板は無事』
『ウン』
『あとは僕がやるから、お姉ちゃんは応援してて? ほら、猫の手』
『ニャン、ニャン』
『うおお、男のロマンッ! 待ってて、美味しいのを作ってあげるからっ!』
『スゴイ』
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。それを幼くして体現する彼の手元をガン見しつつ、猫の手の派生系たるにゃんにゃん踊りで応援する。自らは手元を一切見ていないのに、凄まじいハンドスピード。熱い視線はエプロンを纏った自分に向かっている……ちょっと恥ずかしいが、言われるがままにこの格好をした甲斐があった。
『お姉ちゃん、もっと大胆に揺らしてッ!?』
『ガンバレ、ガンバレ』
『うお谷間なっげぇ……♡ 猫耳も可愛いよお姉ちゃんッ!!』
『……♡』
料理をする際に着るのは、彼がわざわざ自分用に改装してくれた姉エプロン。猫の気持ちを忘れぬよう、猫の顔型に切り取られた胸元に感じる弟の想い。角の横の追加パーツも、ふわふわでとってもかわいい。自分の巨体で身に着けるのも、素肌に直と言うのもどうかとは思うが……弟が喜んでいるので問題なし。猫踊りをますます激震させ、弟手料理を応援するお姉ちゃんにゃんこな私であった。
◇◇◇◇◇
『はいお姉ちゃん、あーん』
『ア、アーン……オイシイ』
『いっぱい食べてね?』
『モグモグ』
箸を握るとへし折ってしまう自分のため、弟がお世話をしてくれる……深海棲艦の握力に耐えられる食器が無いため致し方ないが、申し訳なさが凄まじい。だが雛鳥の如く口を開ける自分の膝に座り、向かい合って微笑む彼は楽しそう。情けないお姉ちゃんなのに、嫌な顔一つしないなんて……その優しさに、ついつい甘えてしまう。
『おっと、態勢が』
『ンッ』
『ごめんね、すぐに……』
『オチタラタイヘン。モットシッカリツカム』
『やったぜ! うおっ、何だよこれ。指どころか手首まで埋まる』
『オッキクテゴメンネ』
だがやはり一般的な成人男性を越える背丈を持つ、自分の上での給仕は難易度が高いのだろう。バランスを崩し、ズボリと猫穴にハマる細い腕。上目遣いに謝罪してくるが……彼が自分に対し、やって悪いことなど存在しない。むしろ安全確保のため、積極的に掴ませるべきだろう。ちっちゃな指がグニュウと一生懸命鷲掴みする感触は、暖かい彼の体温を感じさせて心地よさしか自分に与えない。
『お姉ちゃんのおっぱいに、不満とかあるわけないでしょ。この包容力の塊め』
『ンッ♡』
『あ、ごめん。掴まりやすそうだったから』
『ダ、ダイジョウブ』
『マジで? お姉ちゃんすげぇ……はい』
『アンッ♡』
しかしながら、自分では触ったことのないそこ。赤く色づいた先端を摘ままれると、未知なる感覚が襲ってくる……だが弟の安全のためには、ふわふわ過ぎる自分の邪魔なこれ。その中でも例外的に唯一しっかりとした弾力を宿す、突起物は確かに手頃なハンドルと言えよう。箸を握る弟が連動してきゅっきゅと握る動きに、思わず自動的にお口を開けちゃう私であった。
◇◇◇◇◇
『お、お姉ちゃん。お姉ちゃん……!』
『継雄ガアブナイッ!!』
『うおおっ!?』
『ヨカッタ、ブジ』
『の、ノックぐらいしてよ……』
『キンキュウジタイ……エッ』
新しくスタートした生活は素晴らしい。頼れる父も優しい母も失った自分であるが……メチャクチャ強くてドチャクソ甘々な、美人で可愛い完璧なお姉ちゃんが居る。その豊満に過ぎる母性の塊へのパイタッチどころか、乳首を握っても怒らない包容力の化身。さらには頑張り屋さんであり、どんどんお姉ちゃんらしさを高めていく逸材であるが……今はマズい。トイレの扉を破砕して、飛び込んできた彼女が紅色を丸くする姿に己の失策を悟る。
『ね、寝てなかったの?』
『オキタラ継雄ガイナクテ、クルシソウナコエガシタカラ』
『へ、へー。そうなんだ』
『ウン、オネエチャン継雄ヲマモル』
『ありがとう……でも今は見逃して!?』
お姉ちゃんとして当然……そう教えて着て貰った、谷間丸出し裸エプロン。そんな物を着用したチョロくて無防備な彼女をお姉ちゃんベッドにしておいて、年頃男児がイラつかぬはずがない。当たり前の判断として、毎夜自ら処理に励んでいたのだ……だが今日は眠りが浅かったのだろう。便座に座り握ったちんぽをガン見されては、さすがに気恥ずかしいとかいうレベルではない。
『継雄、ツライ?』
『だいぶつらたんだよ』
『カワイソウ』
『うん、お姉ちゃんに現在進行形でオナバレしてるからね?』
『ソウ……』
青少年の欲望の滾りを丸出しにして、しげしげと眺められる恥辱。とんでもない美人さんな姉に直接見られつつシゴけば、たらふく濃いのが出そうであるが……さすがにそれはアウトだろう。でも一向に出ていってくれる気配が無い、それどころかそのオカズ最適なデカ乳の下で腕組み。だっぽんっ♡ と持ち上げられるそれを魅せつけられては、暴発の危険性すらある。
『お、お姉ちゃん! いい加減に……!』
『ワタシハ継雄ノオネエチャン』
『う、うん。そうだね?』
『ダカラゼンブオセワスル。ンッ』
『うおおっ!?』
心を鬼にして怒鳴り付けると、ようやく動いてくれた……思っていたのとは、逆の方向に。急遽与えられたのは、ちんぽどころか腰まで溶けてしまいそうな快感。だっぽぉんっ! とクソ重デカパイが、膝の上に緊急着乳。そのまま凄まじい柔らかさが、全方位から肉棒を愛撫して……僕はお姉ちゃんに、いきなりパイズリされていた。
『キモチイイ?』
『よ、良すぎッ!』
『ヨカッタ、モットキモチヨクスル』
『おあっ!? う、オッすげっ!!』
『ンッ、フゥッ』
不安そうに聞いてくるが……その心配は、完全に無用の長乳。その有用な大質量を胴体の動きだけで踊らせる、ノーハンドパイズリはあまりにも気持ち良すぎる。自分に危害を及ぼす危険性があるため、爪は使わないようだが……手で圧力を加えられていれば、瞬時に暴発していたことは間違いない。何とか返事を返すと、嬉しげに微笑むルビー。肘まで活用し始めて、フワトロ爆乳が快楽津波を巻き起こす。
『お、お姉ちゃんっ! もう僕ッ……』
『ン、ダシテ。ガンバレ、ガンバレ』
『お゛ァ゛ァ゛ッ!?』
『ン……♡ アツイ。トッテモゲンキ』
『腰が抜けるかと……うわ、エッロ』
このままでは、愛しい姉にとんでもない粗相を働いてしまう……! だが与えられたのは、許しと熱心な射精応援。決して離さぬとばかりに、自分の腰の後ろで組み合わされた手。ぎゅぅぅ……! と圧力を増した手が、その爆乳から噴き出るほどの勢いを自分に強要した。満足そうに微笑む姉の顎から垂れる白濁が、白い肌を穢す光景は恐ろしいほどに淫靡。
『モッタイナイ。チュル、レロ……♡』
『そ、そんなのどこで覚えたのさ!?』
『ワタシ、オネエチャン。チャント継雄ヲヨロコバセラレル』
『まさかお姉ちゃんが、こんなにえっちだなんて……』
『オソウジモシテアゲル……アー♡』
『あ、ちょっとまっ』
そこからセルフパイ舐めで精液を啜り取られては、極上快楽を覚えてしまったちんぽがまた元気になってしまう……! 理性を保つために、彼女の淫らを問い詰めると得意げ。血色の薄いくちびるに着いた、白濁名残を舐め取るとお掃除フェラまでしてくれるつもりらしい。あんぐりと開いたそこはセクシーだが、それはちょっとマズいのではなかろうか。
『ハムッ♡』
『痛ァ゛ぁ゛ぁ゛~~~~~~~~っ!?!?!?!?』
『ッ!? ツ、継雄ッ!?』
『夢みたいだけど、夢じゃなかったァッ!』
『ゴメンナサイッ!』
愛しい姉には、立派な角が生えていて……既に塞がった傷口を鬼抉られて、先ほどの快楽と同じぐらい鮮烈な痛み。もしかして自分の都合の良い妄想じゃないかと思っていたが、どうやらマジで現実らしい。こういう惚けたところが、かわいいけどガチで痛い。ここが便所なのは幸いだった……いかん、あまりの痛がり具合に姉が涙目謝罪を始めた。
『だ、大丈夫だよお姉ちゃん。等価交換ってヤツさ』
『ナニトナニヲッ!?』
『乙女のくちびるの価値は、それぐらい高いってことさ……!』
『継雄ノカラダノホウガダイジ……! ホウタイ、ホウタイ』
『うん、ありがとう』
『ユルシテ、ワタシ継雄ヲオセワシタクテ……』
『もう、何回謝るのさ』
軽口を叩いて元気アピールすると、慌ててエプロンから包帯を取り出して差し出してくる姉。受け取って応急処置をする自分を、おろおろと見守るが決して手を出そうとしない。その爪が自分にさらに傷を増やすことを、恐れているのだろう。憎々し気にそれを見つめた後に、土下座まで始めた。全然怒っていないし、むしろ収支としてはプラスだと思っているのだが。
『……』
『お姉ちゃん?』
『ウン、コレイラナイ。グ……ガッ!!』
『お姉ちゃんッ!?』
『コレデ、継雄ヲ、キズツケナイ……』
『何てことを!』
だが彼女が抱いた罪悪感は、愛しい姉を凶行に走らせた。鋼鉄の腕が向かった先は……僕の鮮血が滴る、チャームポイントたる黒い一角。きっと重要な物だろうに、それを鷲掴みにしてギリギリと力を籠めて。バキンと、硬質な音を立ててあっさり折り砕いてしまった。そのまま倒れ伏す姿を見て思う……このままじゃダメだ。
◇◇◇◇◇
『ン……』
『あ、起きた?』
『ウン、オハヨウ』
『うんうん、良かった……お姉ちゃん、正座』
『エッ』
『正座』
『ハイ……』
目を覚ますと、じんじんと自ら折った角が痛む……だが愛しい弟の可愛らしい笑顔を見れば、幸せな気分になれる。だがちょっと様子がおかしい……安心したように頷くと、次の瞬間ゴゴゴゴゴ、と言う擬音が聞こえるほどの威圧感。逆らうと駄目なニオイがするので、大人しく従うことにする。
『お姉ちゃん、何であんなことしたの?』
『キ、キモチヨクナカッタ?』
『すごく気持ち良かったけど、そのことじゃないよ』
『エット』
『何で、角を、折ったの?』
『継雄ヲキズツケタカラ』
どうやら、自分のお世話に満足してくれたらしい。それは素晴らしいことだが……続く詰問に対して目を伏せると、視界に入る彼の脚。そこから滲む血の色に、否応なく自分の罪深さを思い知ってしまう。故にはっきりと答える、愛しい弟に……しかも、トラウマを呼び起こす位置に重ねるように。危害を及ぼしてしまった部位など、自分には必要ないのだ。
『僕は大丈夫って言ったよね?』
『デモ、ワタシガユルセナカッタ』
『お姉ちゃんのカッコいい角、僕はとっても好きだったんだけど?』
『……ワタシハキライ』
『例えばその爪で僕を引っ掻いちゃったら、どうするの』
『ウデヲキル』
『……はぁぁ』
優しい弟は、いつも仕方なそうに微笑んで自分を許してくれる……だが、彼の痛みは自分の痛み。そして自分はお姉ちゃんだが、本質的には人類の敵たる深海棲艦。いくら損壊したところで問題の無い、生き物ですら無い存在である。例として示された事態が発生する前に、先んじて切断しておくべきかもしれない。
『ダイジョウブ……ドウセワタシノテデハ、アマリ継雄ノヤクニタタナイ』
『いい加減にしてよ、お姉ちゃん』
『……』
『そんなことして、僕が喜ぶと思ってる?』
『デモ』
『強情だなぁ、じゃあやっぱりこうするしかないか』
『……?』
自らが携える鋼鉄の無骨は、柔らかなる人体に対してあまりにも殺傷能力が高すぎる。加えて料理も洗濯も農作業も満足に出来ず、弟の見本もまともに実行できない。彼を守るためには使えるかもしれないが、それには姫たる権限で部下に指示を出せばいい。だが彼は不満なようだ……その手がゆっくりと、自分の身体に近づいてくる。気晴らしに殴られるならば、それはそれでいい。
『いいかな、お姉ちゃん』
『ンキュッ♡!?』
『これは誰の物?』
『ツ、継雄ノモノ……アッ♡ アッアッ♡』
『そうだね、自覚があるようで何より』
『ンハッ……♡』
だが予想に反して、その手が拳を作ることはなく……自分に与えられたのは、快楽。乳先を優しく摘ままれて、きゅっ♡ きゅっ♡ と軽くシゴかれる。そのまま耳元にくちびるを寄せた弟が、問いただす姉自覚……もちろん、彼を悦ばせることのできるここは弟の物だ。乳悦を堪えつつ、なんとか答えると正解だと褒めてもらえた。
『でもさ』
『ンギュッ♡』
『このエロパイだけじゃないでしょ』
『ハゥッ♡ ハァッ♡ ンッ……♡』
『お姉ちゃんは、全部僕の物だ……違うかな?』
『ワ、ワタシッ♡ ゼンブッ♡ 継雄ノッ♡』
だが不十分であると、態度で示される……がっし、ぐむにゅう♡ と、乳肉に沈む細い指。その先端がトントントンッ! と苛立たし気に乳首をノックして、続いてカリ♡ カリ♡ と爪先で引っ掻いてくる。思わず腰を動かしてしまうほどの、弟によるお仕置き。高い声での囁きは、自分に真実を思い知らせる。
『じゃあさ、僕の物を勝手に傷つけたお仕置きが必要だよね?』
『ウ、ウン♡』
『でもお姉ちゃんに酷いことするとか、それこそ本末転倒だ。そんなこと、僕には出来ない』
『ソウダ、ネ……?』
『だからさ、優しく教えてあげる。お姉ちゃんがどんなに僕にとって大事な存在か』
『エッ♡』
『お姉ちゃんのえっちな身体に隅々まで、絶対に忘れないように』
『ヒンッ♡』
『今度は僕がお世話する番だよ、覚悟してね?』
『ハ、イ……♡』
邪魔だとしか思っていなかった肉塊から、全身に広がっていく甘い疼き。胸だけであんなに気持ちよくされてしまったのに、自分はどうなってしまうのだろう。弟にお世話されるなんて、姉として……でも反論の一切を許さない、金剛石の如き姉弟愛と決意。それが宿る瞳に対し、私はただ従順に折れた角を下げることしか出来なかった。