追放された名家の長男が復讐を誓いつつ肉欲に耽るようです 作:サリオン
「……うう……」
ヘスターがようやく目を覚ましたようだ。
「だ、大丈夫か?」
ラルフが心配そうに駆け寄り、ヘスターは上体を起こし、弱々しく頷く。
「……うん……大丈夫…………」
そして、俺の方を向くと、
「ごめんなさい……」
と謝ってきた。
「クリスさんに日頃のお礼をしたいのに迷惑をかけてしまって……」
「いや、謝らなくていい。ヘスターたちの感謝の気持ちだけで十分だ。それに、みだりに自分の身体を差し出すものじゃない。特に若い娘なら特に……」
「そう……ですよね……わたしなんかじゃ、クリスさんに不釣り合いですもんね……」
自嘲するヘスターに俺は首を振る。
「そんなことない。ヘスターみたいな可愛い子と手を繋ぐだけで、ドギマギしてしまうな。もっと自分に自信を持て」
「クリスさん/////♥嘘でもそんなことを言ってもらえて嬉しいです/////♥」
「嘘じゃない。本心だ」
「そ、それなら////手を繋いでもらってもいいですか/////♥」
「あ、ああ……いいぞ……」
恥ずかしそうに差し出されたヘスターの手を掴む。
柔らかい少女の手だ。
これまでの剣術漬けの人生では女人の手を掴むことなどこれっぽっちもなかった。
思わず勃起しそうなのを抑える。
さすがに仲間の少女と手を繋いだだけで勃起するなんて変態すぎるだろ。
しかし、本当にヘスターの手は柔らかいな……
女の子ってのはこんなに柔らかいのか……
もしも、全身で堪能したらそれだけでどうにかなってしまうな……
ヘスターに首ったけになって、ラルフから奪い取ってしまいたくなるかもしれん……
せっかく弟打倒のために良いパーティーが組めそうなのに色恋沙汰でご破算になるのは未熟な証だ。
だが、過去の恨みつらみすらどうでもよくなるほど、ヘスターの……女の子の身体を弄って、快楽に溺れたくなる。
良くない欲だ。
だが、俺はヘスターと手を繋いで、そんな劣情を催した。
見栄でヘスターとのエッチを断ったのを早くも後悔しているぞ。
だが、今さら、エッチさせて、なんて言うのは最低だろ。
「い、い……ですよ……?」
「ん?」
「わ、わたしと……エッチしませんか//////♥」
「あ……まさか今の聞こえてたのか?」
「は、はい//////♥」
うう……何ということだ……
俺の浅ましい思いを知られてしまった……
それならなおさらヘスターとエッチはできない。
もしもここでヘスターとエッチしてしまえば、それは俺への感謝お礼ではなく、俺の邪な欲望のはけ口に使ったことになる。
「で、では…………」
とのヘスターの言葉に、すぐさま後悔してしまう。
本当に本当にヘスターとエッチしたくてたまらない。
だからこそ、ダメだ。
「ラルフとエッチしてはどうですか♥」
「「ん?」」
思わずラルフと顔を見合わせてしまう。
「男同士のガッチリとした肉体と肉体同士のぶつかりあいっ!!」
ヘスターがうっとりとした顔で思いの丈をぶちあける。
「キラキラと飛ぶ汗に混じるケツ汁っ!! 前で!! 後ろで!! タチで!! ネコで!! 攻守は交互に交合!!」
そして、何かに気づいたように震える。
「はっ……!? わたしが目覚めたとき雄両名の股間は鎮火していた……つまり、わたしが寝ていた間に一戦あったということ……!! な、なんたる、口惜しっ!! 口惜しやぁ〜!! 口惜しやぁ〜!!」
親指を噛んで恨めしそうなヘスターの肩に、俺は疲れた顔で手を置き、
「ヘスター、俺とエッチするぞ。ラルフもそれでいいか?」
「ああ、ヘスターを頼む」
「正直な話、俺は剣術漬けで、女の子とエッチの経験は皆無だ。ヘスターに変なことをしないか心配だからラルフも居てくれないか?」
「分かった。ほら、ヘスター、脱げ、クリスとエッチしろ」
ラルフ立ち会いのもと、ヘスターとエッチすることにした。
よし! この流れでラルフ乱入だ!
クリス「ブクマしてくれると助かる」
ラルフ「評価も頼むぜ!」
ヘスター「に、二刀流……ぐへへ……」
次話でクリスとチョメチョメして欲しい相手は?(アンケート結果は一切反映されないものとして考えよ)
-
①ラルフ
-
②ヘスター
-
③ラルフとヘスター