追放された名家の長男が復讐を誓いつつ肉欲に耽るようです 作:サリオン
「むぅ……」
ベッドの上で頬をむくれさせたヘスターに、俺は不安になる。
「強引すぎたよな……すまん……」
ヘスターにはラルフという頼れるパートナーがいるにも関わらず、そのラルフの目の前で、俺自身の醜い欲望を解消するためだけにエッチしようとしていた。
ヘスターもラルフも俺への負い目があり、俺の言うことに逆らえない。
ラルフもヘスターに俺とのエッチをするように俺が促していた。
ヘスターは渋々と服を脱ぎ、一糸纏わぬ姿を俺たちに晒していた。
ヘスターは気丈にも怯えてはいないが、非常に不満げな様子で腕を組んで明後日の方向を向いていたのだ。
どこからどうみても、俺とのエッチにノリ気があるどころか、したくなさそうだった。
だが、ヘスターもラルフも俺と出会う前はスラム街の廃屋に住み着く浮浪児だったため、『シャングリラホテル』から追い出されたくないため、俺とエッチせざるを得ないのだ。
ヘスターは磨けば光る原石そのものの美少女で、ホテル暮らしで身なりを整えると、俺みたいな糞ジョブ、糞スキル持ちでは、手の届かぬ高嶺の花なのにもかかわらず、俺がその生存権を握っているため、俺の肉棒で滅茶苦茶にできるのだ。
ああ、くそ……
まるで【剣聖】のジョブを得た病弱だった弟が俺をいたぶって愉悦に浸る気持ちが理解できてしまうのは、やはり、同じ兄弟だからか……
こんなに美少女のヘスターを俺のなまくらソードで、あん♥あん♥言わせることに、えも言われぬ暗い興奮と嗜虐心が唆られてしまうのだ。
俺との性交に不完全同意の彼女を屈服させてみたくてだらない。
だからこそ……
パートナーの目の前で裸にしておいて、いまさらだが、やはり、ヘスターとはエッチできない。
優柔不断で何度も恥をかかせてしまい申し訳ないが、俺はヘスターに性交の撤回を申し出た。
「俺とのエッチは嫌だよな……やめるか……」
そんな俺の言葉にヘスターは眉根を寄せて、
「クリスさんとのエッチが嫌というわけじゃないんです……ただ……」
「ただ?」
「クリスさんとラルフがエッチするのが見れなくてふてくされてるんです……」
あ、前言撤回。
ヘスターには、俺のブロードソードで、あん♥あん♥屈服させてやる必要があるな。
ラルフからも「ヘスターがへんなことを言わなくなるまでクリスのブロードソードで突きまくってくれ」という頷きをもらった。
「それはすまなかったな……だが、俺はヘスターとエッチしたくてたまらないぞ……」
俺は俺自身の下半身を見ると俺自身の分身が剛直にそそり勃っていた。
俺もベッドの上で素っ裸になっていた。
これまでの剣術漬けの人生で、女の子とすっぽんぽんで向き合うことなぞ一度もなかったからなのか、痛くなるほど、おちんぽがギチギチと勃起しまくっていた。
「あ//////♥」
ヘスターが俺の下半身を見て、顔を真っ赤に染める。
そして、俺の視線に気づき、胸や股を手で隠した。
「す、すまん……」
慌てて目を反らした。
部屋の壁を見る。
そこに冷やかす声がかけられる。
「ヒューヒューお熱いね〜。これからエッチするのに裸くらいどうってことないだろう?」
そうだ。
これから俺はヘスターとエッチするのだ。
視線を壁からヘスターに戻す。
その様をヘスターに見られ、キョドってしまうが、ヘスターは何かを堪えるように手を局部からどかせ、むしろ、こちらに晒してきた。
「ど、どうぞ//////♥」
「す、すまん……」
食い入るようにヘスターの形の良いお椀型のおっぱいやピンク色の乳首や毛の生えた股間をガン見してしまう。
普段、布で隠された秘部が白日の下にあるのだ。
興奮しないわけがない。
「す、すごく大きくなってますね////♥」
「ああ、ヘスターとエッチしたくてたまらないからな……!!」
「あ、ありがとうございます////♥わ、わたしなんかで反応してくれて/////♥」
と、ヘスターは謙遜するが、そんなことはない。
「まったくなりたての恋人かっての……見てるこっちが恥ずかしいぜ……さっさとエッチしろっての。俺はでてくぜ」
ラルフから茶々が入り、ラルフの存在を思い出す。
「あ、待ってくれ……」
「あ?」
ラルフはドアノブに伸ばした手を止めて、後ろを振り返る。
「俺は……こういうのは初めで、正直、ヘスターに欲情している……」
「ッ//////♥」
ヘスターが息を呑む。
「それは良かったじゃねぇか……お礼になるってもんだ」
ラルフは嬉しそうだ。
俺は続ける。
「剣術漬けの人生で、女の人とはこれが初めてだ……経験がない。免疫がない。初恋すらしたことがない。ヘスターを抱いてしまったらきっとどうしようもないほど好きになってしまう自信がある。これが勘違いだというのは分かる。頭では分かっても、心がどうしようもなくヘスターを求めて、独占したくなる。ヘスターにも俺だけを愛するようにしたくなってしまう……!」
「クリスさん/////♥」
ヘスターがうっとりとした表情で俺の名を呼ぶ。
ああ、やはり、そうだ。
実際はそんなわけないのに、そんな風に俺は認識してしまっている。
まだ、指すら触れていないのに。
「エッチ未経験の俺がこういうのも変だが、俺はヘスターと恋人みたいにラブラブなエッチがしたい!!」
「クリスさん/////♥」
心なしかヘスターの股が濡れている。
乳首が勃っている。
それも気のせいだ。
「俺はヘスターとラルフが愛し合っているのを知っている。俺への日頃からのお礼と言って、自らの肉体を差し出したヘスターの献身と、ヘスターの肉体を差し出してくれたラルフの決断を知っている。その上で俺はヘスターと心も通わせたエッチもしたくてたまらない!!」
「クリスさん/////♥」
ヘスターは、ポッと頬を染めている。
だから、そんなものはまやかしだ。
ラルフは怪訝そうな面持ちで
「つまりは、俺たちに申し訳ないってことか?」
きいてきた。
そうだ。
俺は仲睦まじいヘスターとラルフに申し訳なくてたまらないのだ。
「……二人の仲に割って入るようでな……まぁ、実際はヘスターの気持ちはラルフに向いたままだがな……」
そう自嘲して、気づく。
いくらヘスターを抱いても気持ちはラルフを向いたままだと。
抱いただけで、こんな美少女が俺になびくわけがない。
とんだ童貞の勘違いだ。
ラルフは微妙な顔で頭をかきながら気まずそうに言ってきた。
「あー、なんだか勘違いしてるようだが、俺とヘスターはそんな関係じゃないぞ? なぁ、ヘスター?」
ラルフに振られ、ヘスターも頷く。
「はい。ラルフと一緒に住んでますが、そんな気持ちはこれっぽっちもありませんよ?」
ヘスターも俺の言ったことがまったくの見当違いだというように首を振る。
ラルフが肩をすくませ、
「俺にとってヘスターは、可愛い妹みたいなもんなんだぜ?」
と言うと、ヘスターは、
「わたしにとってラルフは、手のかかる弟みたいな存在です」
と互いに正反対なことを言う。
孤児のヘスターははっきりした年齢が不明だが、ラルフの方がヘスターよりも年上に見えるからラルフにとってヘスターは妹みたいらしい。
一方、ラルフとヘスターの出会いは、傷ついて行き倒れたラルフをヘスターが看病したところから始まる。
だから、ヘスターにとっては、ラルフは弟みたいらしい。
二人とも兄妹、姉弟みたいな意識のようだ。
だが俺は知っている。
「いやいやいやいや、お前たち、あんなに俺の目に隠れて盛ってたろ? 好きあってるんだろ?」
俺の言葉にラルフとヘスターは、気まずそうに目を反らしながら、
「ヘスターとはただ気持ちよくなるためにエッチしてるだけだ……恋愛感情はないぞ……」
「え、ええ……ラルフの言葉に完全に同意します……」
答えにくそうに答える。
それを逢引というのではないか?
そもそも兄妹、姉弟でエッチすることは近親相姦にあたり、禁忌なる行為だ。
ただ世の中には、【だからこそ】、近親相姦に興奮して身体を重ねる奇特な家族もいると思うが、ラルフとヘスターはそういう倒錯的な性癖な持ち主ではないと思う。
やはり、お互いを好いて肉体関係にあると考えたほうが自然だ。
「え? 兄妹でエッチしちゃいけないのか!?」
「え? 姉弟でエッチしちゃダメなんですか!?」
ラルフとヘスターが揃って素っ頓狂な声をあげる。
ん?
近親相姦を知らないのか?
そうか。二人とも幼い頃に貧民窟で大人に頼ることなく生きてきたもんな。
そんなことすら知らないか。
血も繋がっていないため、生き物としての本能的な近親相姦への忌避感も発揮しなかったわけだ。
「まぁ……俺たちガキの時から肥溜めで生きてきたから世間の常識なんざ知ったこっちゃねぇ……だが、だれからどう言われてもヘスターはかけがえのない妹だし、これからもヘスターとエッチするつもりだ……」
ヘスターを見て、ラルフは言う。
ヘスターも頷き、
「はい……世間から何一つ恩恵もなく、育ってきましたので、世間の道理に従っていても腹は膨れません。ですが、ラルフと出会って、わたしに弟ができて、孤児院では感じられなかった家族の温かみを知りました。そして、弟のラルフに女としての喜びを教えてもらい、わたしも姉として喜びを与えることができました。この関係はたとえクリスさんに言われても続けていきたいです……」
強い意思を宿した目を向けてきた。
やっぱ、お前たち付き合ってるだろ。
「だーかーら、俺たちはそんなんじゃないっての。たしかにクリスが頑張ってるそばでヘスターと隠れてエッチしてたのは申し訳なく思ってるが、貧民街の時からヘスターとは暇つぶしや性欲解消のためにしょっちゅうエッチしてたからそのくせが抜けきれなくてな……だから、クリスは俺のことは気にせず、ヘスターと、俺の自慢の妹エッチしてくれ……!!」
「そうです。ラルフとは恋人でもなんでもなく、ただの姉弟です。貧民街では娯楽もありませんでしたし、時間がありあまってたので、時間つぶしや快楽のためだけにラルフとはエッチしてました。冒険者になってからは、ムラムラしてたら魔物との戦いに支障がありますし、オナニーよりエッチのほうが効率的に性欲解消できますし……自分たちだけ気持ちよくなって、クリスさんには後ろめたく思ってましたので……こうして、クリスさんともエッチできる機会を設けてもらって安心してますし……なにより///////クリスさんと//////ラ、ラブラブ/////♥エッチ///////♥できるなんて嬉しいです///////♥」
お前たち……!!
俺が涙目になっていると、ラルフはすちゃと人差し指と中指を立てて、ドアノブを回そうとするため、
「待ってくれ……」
と何度目になるかわからない引き留めをする。
「兄として……弟として……妹に……姉に……俺が酷いことをしないように見守っていてくれ……」
ラルフは「へへ……未来の義理の弟の頼みとあっちゃあ仕方ないか……」
そして、俺はラルフの見守る中、ヘスターと向き直った。
「…………」
ヘスターの白い肢体を前に激烈に股間は硬くそそり勃って昂ぶりまくったリビドーを目の前の美少女にぶつけたいが、ナニをどうすればいいのかよく分からなかった。
それを正直に話すと、ヘスターが少し残念そうにしていた。
「では、わたしがクリスさんをリードしますね♥」
「不甲斐なくてすまん……」
「謝らなくていいです……誰にでも初めてはありますし……では、ベッドに仰向けになって下さい……」
ラルフとヘスターがいつもしてる体位だな。
「はい。騎乗位といいます……」
ヘスターが言うには、ラルフは片足が故障しているため、男性優位の体位でのエッチが困難らしい。
そのため、専ら男性が寝ていてもできる体位でしているとのことだ。
ベッドに仰向けになる。
ヘスターがこちらに跨り、俺の剛直なるブロードソードを持ち……
「では……挿入れますね/////♥」
ぬちゃ♥ぬぷぷ♥とヘスターの鞘に収める。
「おおっ!!!!!」
思わず声をあげてしまう。
な、なんという気持ちよさだ!!
勃起剥け生おちんぽとおまんこの粘膜が触れた瞬間、まるで雷に打たれたかのように甚大激烈なる快感が迸り、続けて暖かく濡れた究極に気持ちの良いゾーンに呑み込まれる。
ヘスターの性器と結合し、一つになっていっているのだ。
途方もない快感に弟への復讐すらどうでも良くなる。
「んふっ♥……では、動かしますね♥んんっ♥ああんっ♥」
ヘスターがこちらの返事を待たずに腰を振り始める。
「おおおおっ!!!!」
ヘスターとの結合部がありえないくらいに気持ちよくなってしまう。
おちんぽが蕩けて、馬鹿になってしまいそうだ。
ヘスターに言われるがままに腕を伸ばし、胸を揉み、こちらに顔を近づけたヘスターと舌を絡ませ、ヘスターのことが愛おしくなる。
そして……
「ああんっ♥逝く──────っ♥♥♥♥」
ぷしゃあああああああ♥♥♥
「俺もだ!! だすぞっ!! ……うっ!!」
どぴゅっっっ!!!!
ヘスターの中に熱いものが注ぎ込まれる。
ついに……ヘスターと……女と……交わったのだ。
「はぁはぁ……」
「はぁはぁ……♥」
俺もヘスター汗まみれだ。
「うっ……!!」
俺たちに少し遅れラルフも射精する。
とんだ精液がヘスターの身体にかかる。
俺とヘスターのエッチを見ながらムラムラしたラルフは、ズボンをずらし、座ったまま一物を手で扱き始めたのだ。
「もう……出すならわたしの口にしてよね……ぺろ……あーん……れろれろ♥」
まだへにょへにょのおちんぽがヘスターの中に入ったままヘスターは、身体についた精液を指で救って舐めとると、ラルフの萎びたおちんぽをしゃぶってきれいにし始めた。
「すまねぇ……」
ラルフは申し訳なさそうにしているが、ムラムラを我慢するのは身体に毒だ。
そうして、ラルフとヘスターの俺への恩返しは終わったのだった……
次回、ラルフとヘスターのエッチ鑑賞!?
クリス「ブクマしてくれると助かる」
ラルフ「評価も頼むぜ!」
ヘスター「に、二刀流……ぐへへ……」