それに伴い、サブタイトルを〈part〉に変更しました。
なお、今作では、原作から展開を一部変更しています。
《イッセー》
ライザーとのレーティングゲームが始まった。
ライザー達より10人も少ない俺達グレモリー眷属は、相手を減らさないと勝ち目が無い。
先ずは体育館でライザーの眷属4人と戦い、見事に全滅させた。
だが、俺達は6人に対して、相手は倍の12人もいる。
グラウンドへ走り出した俺と小猫ちゃんだったが…
突如、俺達を爆発が襲ったのだった。
***********
「イテテテテ…!?小猫ちゃん、大丈夫か!?」
爆煙が晴れたグラウンドの片隅で、俺は辺りを見回し、小猫ちゃんを探す。
グレイフィアさんのアナウンスが無いって事は、まだリタイアしてないって事だよな!
あっ、いた!小猫ちゃんだ!
小猫ちゃんは少し離れた木の下に倒れていた。
「大丈夫か!小猫ちゃん!!」
「…イ、イッセー先輩…」
俺達は爆発の直撃こそ免れたものの、小猫ちゃんは〈
「…!?アイテッ!!」
一方の俺は、左の脇腹周辺に打撲傷を負った。
「先輩…もしかして、私を庇って…。」
「イテテテ…まぁ兎に角、無事で良かったぜ、小猫ちゃん。」
俺はサムズアップをして必死に笑顔を作る。
「先輩…ハッ、さ、触らないで下さい!」
俺は握手をしようとしたが、小猫ちゃんは思わず手を引っ込めてしまった。
「いや、やらないって。」
「嘘言わないで下さい。」
「イチャイチャの時間はここまでよ。」
俺と小猫ちゃんの押し問答を遮るように、突如、背後から女性の声がした。
この人、縁談の時にライザーとキスをした人だ。
名前は確か…ユーベルーナ、さんだったか?
「私の爆撃を避けるなんて、なかなかやるわね…。
でも、至近距離からならどうかしら?」
ユーベルーナさんは、手に持った槍を構える。
その槍の切っ先に魔力が集中する。
と、そこに、
ビリッ
「ううっ!!」
カランッ
突如飛んできた電気ショックがユーベルーナさんの右手に当たり、槍を手放した。これはもしや!
「あ、朱乃さん!」
そう、電気ショックを飛ばしたのは、朱乃さんだった。
「私の可愛い後輩におイタをしないで下さる?〈
口調こそ柔和だが、朱乃さんの目は明らかに怒っていた。
「その呼び方は気に入らないので止めて下さる?〈
余裕の表情で減らず口を叩くユーベルーナさん。
「二人共。ここは私に任せて、早くグラウンドに向かいなさい!」
「ハ、ハイッ!」
有無を言わせない言葉の圧力に、俺達は一目散にグラウンドへ走って行くのだった。
その直後、雷と爆撃が激しく繰り広げられるのだった。
**********
俺と小猫ちゃんは林の中を駆け抜ける。すると、
"ライザー様の〈
おっ、木場の奴がライザーの眷属を仕留めたようだな。俺は小さくガッツポーズを作る。
「イッセー先輩…。」
走っていると、突然小猫ちゃんが話し掛けてきた。
「ん?どうしたの?小猫ちゃん。」
「先程は、ありがとうございました。
私、ちょっとだけ、イッセー先輩の事を見直しました。」
「小猫ちゃん…」
「…ほんのちょっとだけですよ。」
小猫ちゃんはジト目で俺を睨むのだった。
やれやれ、こりゃ攻略には骨が折れそうだな。
*********
俺と小猫ちゃんはグラウンドに辿り着いた。
「イッセー君、小猫ちゃん、大丈夫かい?」
そこに、木場も合流して来た。
「お前こそ、無事で良かったぜ。」
俺はホッと胸を撫で下ろした。
「さて、ゲーム開始から1時間が経過したので、ここまでの状況をおさらいしようか。
ライザー眷属はここまで、〈
俺達はまだ1人もリタイアしてないので6人。まだ数の上では分が悪い。
朱乃さんは敵の〈
…とまあ、こんな所か。」
「しかし、ライザー本人は何をしてるのだろう?」
木場が俺に問う。それが現時点での懸案事項だ。
「まぁ兎に角今は、ライザーよりも目の前の敵を倒す事が先決だな。見ろ。」
グラウンドには、甲冑姿の少女と背中に大剣を背負った女性。
それから、半分に割れた仮面を付けた女性に
そして、金髪縦ロールの少女の7人がいた。
つまり、ライザーとユーベルーナさんを除く7人全員が待ち受けていたのだった。
「どうやら向こうは、全員を投入して俺達を叩き潰す
「うん、その様だね。どうする、イッセー君?」
「もうこれ以上隠れても無駄なだけだな。行くぞ、二人共。」
「うん。」「はい。」
************
俺達3人は待ち受けていたライザー眷属達の前に立った。
「…待っていたぞ、リアス・グレモリー様の眷属達よ!」
甲冑姿の少女が叫ぶ。
「私はライザー様に仕える〈
リアス様の〈
カーラマインは剣を構えて木場を睨む。
「フフッ。指名されたからには、〈
…僕はリアス・グレモリー様の〈
木場も魔剣を一振り作り出して構える。
「皆、手出しはするな!小細工は無用だ!いざ、勝負!!」
木場とカーラマインは高速でグラウンドの隅へ移る。剣と剣がぶつかり合う音が此処にまでキンキンと響く。
「イッセー先輩、私はあの2人の相手をします。」
小猫ちゃんが指名したのは、2人の猫耳少女だった。
「ライザー様の〈
「リィだにゃ!」
青い髪がニィで赤い髪がリィだ。
「私だって、イッセー先輩には、負けません!」
小猫ちゃんとニィとリィは、グラウンドの一角に移って戦う。
さて、俺の相手はと…
「お前が私の相手か?」
俺の目の前に現れたのは、半分に割れた仮面を付けた美女だった。
ライトブラウンの髪に、右側が破けて太股が
上半身はシャツの下半分が千切れていて
そして何よりも、谷間がくっきり出来てる俺好みの巨乳。是非とも拝んでみたいぜ!
「私はライザー様の〈
「俺は兵藤一誠。リアス・グレモリー様の〈
「ふぅん…お前が今代の赤龍帝なのか。」
どうやらミラ達とは違い、イザベラさんは赤龍帝の事を知っているようだ。
「伝説に聞く赤龍帝の相手が出来るとは、私も嬉しいよ。」
イザベラさんは微笑みを浮かべている。
「あの、ところでどうして仮面をしているのですか?もしかして、傷でも…」
「そんな事はない。
と、そこに金髪縦ロールの少女が横から入ってきた。
「…貴方が今代の赤龍帝でしたの。わたくし少し拍子抜けしましたわ。」
な、何だこの娘は。イメージ通り高飛車な振る舞いだな。
「お兄様は貴方を危険視していた様ですが、どうやらその必要は無さそうですわね。」
…え?お兄様?
そう言えば、名簿を見たら「フェニックス」ってあったけど、まさか…
「この方はレイヴェル・フェニックス様。ライザー様の実の妹君だ。」
イザベラさんが説明を入れる。
や、やっぱり!ライザーの奴、実の妹まで眷属にするとは、何て奴だ!
「ライザー様曰く、『実の妹をハーレムに加えるのは当然だろう』との事だが…」
「わたくしには到底理解出来ませんわ。」
イザベラさんもレイヴェルも半ば呆れていた。
「…さて、御託はもういいだろう。…勝負だ!」
イザベラさんの顔つきが真剣になり、俺に突進して来た!
〈
一発一発が重く、俺自身の戦闘経験の少なさもあって、俺はジリジリと防戦一方になってしまう。
だがそれ以上に…
激しく動く度にイザベラさんのおっぱいがぶるんぶるんと揺れている!
もしかしてノーブラなのか!?しかもよく見ると中心部が少し膨らんでいるし!
これじゃ戦闘よりも股間に意識が集中しちまうぜ!
「…何処を見ているんだ!…ん!?さては、私の胸が気になるのか?」
ウゲッ、バレちゃってる!
「お前の視線が私の胸に注がれているのが丸分かりだよ。まったく、ライザー様も罪なお方だ。」
イザベラさんが軽く溜め息をついた。
まさかライザーの奴、俺対策の為にイザベラさんをハニートラップ役にするとは…
「だが、私だって女だ。ライザー様以外の男にそう易々と裸を見せる心算は無い!」
イザベラさんの鋭いパンチとキックが容赦なく俺に放たれる。
だが、俺だって此処でやられる訳にはいかない。
最愛のリアスの将来が懸かっているんだからな!
俺はイザベラさんの攻撃を搔い潜りながら背後に回り込み、イザベラさんの背中に触れる。
「!?」
よし、魔法陣が開いた!行くぞ!!
「"
シュババババババッ
「なっ、何だこれは!!!?」
イザベラさんの服が粉々に弾け、一糸纏わぬ姿になった。
上半身は予想通りノーブラで、乳首も乳輪も綺麗なピンク色で勃起していた。
そして下半身は、髪の毛と同じくライトブラウンの陰毛が扇のように横に広がっていた。
それでも大人らしく、パンツからハミ出ないように端っこは整えられていた。
(目算)Fカップ巨乳とふさふさ栗毛陰毛、ご馳走様です!
「み、見ないでくれぇ!!」
仮面も割れて素顔を晒したイザベラさんは、赤面して咄嗟に大事な部分を両手で隠した事で隙だらけになった。
「食らえ、ドラゴンショット!」
全裸のイザベラさんに俺はドラゴンショットを食らわせた。
「…私の負けだ…。」
ドラゴンショットの直撃を受けたイザベラさんは淡い光に包まれ退場して行った。
"ラ、ライザー様の〈
というか審判のグレイフィアさんも心成しか声が上擦っているような…。まぁ兎も角、まずは一人撃破だ!
「な、なんて破廉恥な技ですの…」
レイヴェルはドン引きしていた。
「女性を裸にして、心が痛まないのですの!?」
レイヴェルが物凄い剣幕で問い詰める。
「いいや、無闇に傷付けないで戦意を奪うには、裸にするのが手っ取り早いからな。」
「心の傷はどうするんですの!?」
「そんなモン、自分の力で乗り越えろってんだ!」
「さて、次はどいつだ?かかって来いよ。」
俺はレイヴェルに向けて言い放つ。
「…シーリス!貴女の剛剣で粉砕してしまいなさい!
レイヴェルが傍にいた二人に指示を出す。
「私はライザー様の〈
女に
ズズーン!
シーリスが大剣を振り下ろすと、グラウンドにクレーターが出来た!あっぶねぇ…。
シーリスはカーラマインとは逆にパワータイプの〈
両刃剣の威力は絶大だが、その分モーションが大振りで攻撃前後の隙が大きい。狙うならそこだ!
だが、そこに光の矢が飛んで来た!
出所は、美南風と呼ばれた女の掌だ。
「ライザー様の〈
十二単の少女、美南風が無数の光の矢を生成し、俺に向けて射掛ける。
だが、残念だったな!光の矢はレイナ達との特訓で慣らしている。
俺は光の矢を搔い潜り、美南風の袖に触れると、小さな赤い魔法陣が生成された。
「キャッ!」
そこに横から大剣が振り下ろされ、シーリスが叫ぶ。
「我が鉄槌を受けよ!」
ガキィン!!
「な、何っ!?」
俺は寸での所で両手で刃を受け止めた。そう、真剣白刃取りだ。
「うぐっ!!」
辛うじて受け止めたものの、掌からは血が流れている。
だが、剣に小さな赤い魔法陣が浮かび上がった!今だ!
「"
大剣も衣服の一部と見做された事で大剣は粉々に砕け、大剣を伝ってシーリスの衣服をビリビリと破いた。
更に、その後ろにいた美南風の十二単も細切れに切り裂かれ、健康的な肢体が露になる。
裸にされたイザベラさんを目の当たりにした二人だが、自分まで裸にされるとは思って無かったようで、ポカンと硬直してしまった。
さて、二人の体つきは…
シーリスは〈
黒い陰毛はあまり手入れをしていないのか、縦に長い逆台形だった。
一方の美南風は、十二単で着膨れしていたためか、脱がしたら意外と巨乳だった。
こちらも陰毛は黒く縦に長く広がっており、中心部は密集していた。
深々と生い茂った黒い密林、最高です!!
「「イヤアアアアアアアアアアアア!!!!」」
シーリスと美南風は
そして、赤面しながら俺を睨み付けた。
「アレを間近で見たんなら、自分も脱がされるって事ぐらい覚悟しとけ!
食らえ、ドラゴンショット!」
羞恥心に負けて無防備になったシーリスと美南風に、俺はドラゴンショットを食らわせた。
「「イヤアアアアアアアアン!!」」
"ライザー様の〈
グレイフィアさんの声色がトーンダウンしてるのは気のせいだろうか。
まあ兎も角残るはあと6人。やっと数が並んできたぜ。
「さて、レイヴェル。今度はお前が相手か?」
「お断りですわ!貴方みたいな変態は此方から願い下げですわ!」
レイヴェルは空を飛んで逃げてしまった。
チッ、逃がしたか。…まあいい。
待ってろよ木場、小猫ちゃん!今から俺も加勢するぜ!
ライザー戦のパート2です。
今回はイザベラ戦を中心に据えて、イッセーの戦いを書きました。
まず、原作からの変更点として、小猫は脱落せず一緒にグラウンドに行きました。
続いてイザベラ戦の後は展開を変えて、シーリスと美南風をイッセーと戦わせる形にしました。
原作では《譲渡》の力でカーラマイン達共々纏めて倒されるのですが、イッセーと戦った事で洋服破壊の餌食になってしまいました(苦笑)
さて、時間も段々と少なくなっていき、試合も佳境へと突入していきます。
果たして、グレモリー眷属の運命や如何に!?