※この作品はR-18です。

スーパーイッセーハーレム   作:Longmarsh

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2週間ぶりの本編です。
待たせてしまい、申し訳ありませんでした。

今回は木場の覚醒回です。
それではどうぞ。


第34話:聖魔剣とデュランダル ☆

《イッセー》

 

堕天使コカビエルが、戦争を仕掛けようと宣戦布告して来た。

しかも俺達の学舎(まなびや)駒王学園で儀式を行うという、腹の立つ行為だ。

 

平和を汚す奴らは翼だけでなく心の中まで汚れてるぜ!

どんな場所だってのさばらせてはおけないのさ!

 

*****************

 

ソーナ会長達生徒会は、被害が広がらないように結界を張る。

そして、俺達オカルト研究部は校庭へと歩き出した。

 

その校庭の中心には魔法陣が敷かれ、パルパーが何やら4本の聖剣を錬成させようとしていた。

 

「おいパルパー、あとどのぐらいだ?」

「フフフ、この調子なら一つになるまで5分もかからんよ。」

 

「待ちやがれ!これ以上勝手な真似はさせねえぞ!!」

俺はコカビエルとパルパーに啖呵を切る。

 

「フン!来るのはサーゼクスか?それとも、セラフォルーか?」

コカビエルは俺達を嘲笑う。

 

「魔王様が来るまでに俺達がお前を倒してやるぜ!!」

俺が高らかに宣言する。

 

「クンッ!」

 

ドガアアン!!

 

「!!?」

コカビエルが二本指を高く掲げると、体育館が跡形もなく爆発した!!

マジかよ…。俺達は軽くたじろぐのだった。

 

「下らん…まあ、余興にはなるか。まずはコイツらが相手だ!」

 

「グオオオオオォォォ!!」

 

コカビエルの傍の魔法陣から現れたのは、巨大な犬の怪物だった。これはまさか!?

 

「ケルベロス…!!地獄の番犬を現世に連れて来るなんて…!!」

リアスが苦虫を噛んだ。

 

ケルベロス。ファンタジーではお馴染みの怪物だ。

そんな奴らが結界の外に出たら、大惨事になる事は想像に難くない。

 

「よーし!躾のなってない駄犬を馴らしてやるぜ!」

俺が意気込んでいた時、

 

「イッセー。貴方はサポートに回って頂戴。」

リアスが俺を遮るように言った。

 

「貴方は"譲渡(ギフト)"の力が使えるでしょう?

私達のパワーを底上げすれば、コカビエルにも一撃を入れられる筈よ。」

 

そうか。素のパワーが低い俺よりも、リアスや朱乃さん達の力を高めた方が効率的という訳だな。

 

「ところで、今貴方は何回位"譲渡"出来るかしら?」

そう言えば数えた事なかったな。

 

〔相棒よ。"譲渡"の力は10回位までなら行けるぞ。

だが、コカビエルと戦う前にお前が倒れてしまっては元も子もない。精々…5回だな。〕

…5回か、分かったぜ。

 

「5回だ。」

「そう、無駄撃ちは出来ないわね。…行くわよ、朱乃!」

「ええ!!」

 

その言葉と共に、リアスと朱乃さんは、翼を広げてケルベロスの前に飛んだ。

 

「喰らいなさい!」

「雷よ!」

 

ゴオオオッ!ズバババッ!

滅びの魔力と雷が、ケルベロスに直撃する!だが、

 

「ガルルルルウッ!!!」

 

ビリビリビリッ

ぷるるんっ

 

「「キャアッ!!」」

逆上したケルベロスの引っ掻き攻撃が、リアスと朱乃さんの胸元を掠めた途端、制服がブラジャーごと切り裂かれ、二人の100cm超えの爆乳が露わになった!

 

「何でまたこうなるのよ!」

「私何かに目覚めてしまいそうですわ~」

 

リアスも朱乃さんも、赤面しておっぱいを抑えながらケルベロスを睨む。

これは思わぬアクシデントだ!だが、このお陰でチャージが速まったぜ!

 

「隙あり」

 

ドガアアン!!

 

そこに小猫ちゃんがケルベロスの顎に昇龍拳を喰らわせた!

「今です!部長!」

 

「滅びなさい!!」

リアスの滅びの魔力が、倒れたケルベロスを飲み込み、跡形もなく消し去った。

 

「まずは一匹ですわね。」

朱乃さんはおっぱいを腕で隠しながら言った。

 

別のフィールドでは、レイナとカラワーナとミッテルトが、ケルベロスと戦っていた。その後ろにはアーシアもいる。

どうやら堕天使トリオはアーシアを庇いながら戦っているようだ。待ってろ!今加勢するぜ!

 

「ガルルルルウッ!!」

 

「キャアッ!」

「うわっ!」

「いたっ!」

 

ケルベロスが堕天使トリオを弾き飛ばし、アーシアに迫る!

クソッ!間に合わねえ!!

 

「キャアアア!!」

「ガウウウウウウッ!!!」

 

ザシュッ!

ケルベロスが切り裂いたのは、アーシアの修道服だった。

あれ?アーシアは何処だ!?

 

「残像だ」

 

ズンッ!!

「グオオオオォォ!!」

ズズーン!!

 

「ゼッ、ゼノヴィア!!」

 

そう、制服姿のアーシアを抱き抱えながら、ゼノヴィアが真ん中のケルベロスの頭に刀を突き立てて倒したのだ。

 

「あ、ありがとうございます、ゼノヴィアさん…。」

「なに、礼には及ばないよ。」

アーシアの感謝に、ゼノヴィアはクールに返す。

 

パアァ

と、俺の籠手が緑に光った。よし、チャージ完了だな!

 

「リアス!朱乃さん!譲渡行けます!!」

「いいわよ!貴方のパワーを頂戴!」

「行くぜ!"赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)()譲渡(ギフト)"!!」

 

〔transfar!!〕

 

「あはぁぁん♥」

「あああぁぁん♥」

高めたパワーがリアスと朱乃さんに伝わる。てか声が妙にエロいな!

 

「行くわよ、朱乃!」

「うふふふ…力が漲りますわ!」

 

「ブルブルブル……ガウウウウウゥゥ!!」

朱乃さんが発した殺気に当てられて本能的に危険を察したのか、ケルベロスはガクガク震えるや否や、尻尾を巻いて逃げ出した!不味い!外に出たら大惨事だ!

 

「今日はでかい奴の厄日だね。」

そっ、その声はっ、木場!!

 

「"魔剣創造(ソード・バース)"!!」

 

ザシュッ!!

グラウンドから生えた魔剣が、ケルベロスの体に深々と突き刺さる!

 

「今よ、朱乃!」

「"神の裁き(エル・トール)"!!」

 

ドガガガガガガガ!!!

朱乃さんの雷柱が、ケルベロスを飲み込み、ケルベロスは黒焦げになってしまった。よし、これでケルベロスは全滅だぜ!

 

「喰らいなさい!コカビエル!」

そしてリアスは譲渡の力で威力を高めた滅びの魔力弾をコカビエルに放った!だが、

 

「フン!!」

コカビエルは椅子に座ったまま微動だにせず、片手で巨大な魔力弾を受け止めたばかりか、搔き消してしまった!!

 

「!?マ、マジかよ!!これだけパワーを高めたのに片手だけで!」

リアスも渾身の一撃を難なく躱されて驚いていた。

 

「ほう、赤龍帝の力が加わればここまで高まるのか。少しは楽しめそうだな。」

と、その時、

 

「完成だ!」

横からパルパーの声がした。

 

「4本の聖剣が一本になり、術式は完成した。あと20分もすれば、この町は崩壊するであろう。」

「なっ、何だと!!」

20分だと!?これじゃサーゼクス様達も間に合わねえよ!

 

「術式を解除したければ、コカビエルを倒すしかないぞ。」

「フン、フリード。最後の余興だ。その聖剣で奴らを皆殺しにしろ!」

「ヘーイヘイッ。まーったく、人使いが荒いんだからウチのボスは。」

仮初めの同盟故か、コカビエルを敬う素振りを見せず、フリードは合体した聖剣を引き抜いて俺達に向かって来た。

 

「さあ、狩りの時間だぁ!エクスカリバー!!」

聖剣を手にした事で、フリードは顔を歪ませる程に俺達を嘲笑っていた。

 

そこに、ゼノヴィアが木場に話し掛ける。

「おい、木場祐斗。共同戦線が生きているなら、あの聖剣を破壊しよう。」

「いいのかい?」

「最悪、聖剣の核である"欠片"を回収出来れば任務完了だからな。」

「そうか。…だがその前に…。」

 

木場はパルパーに向かって言い放った。

「パルパー・ガリレイ。貴方に問いたい。何故あんな事をした!」

するとパルパーは長々と語り出した。

 

「私はな、子供の頃から夢に見る程聖剣が大好きなんだ。伝記の中の英雄に心を躍らせたものだった。

だから、自分に聖剣を扱える才能が無いと知った時の絶望感は計り知れなかった。

そこで私は、聖剣を扱える者を人工的に作り出す研究に没頭したのだ。

そして完成した。貴様達のお陰でな!」

 

「完成だと!?僕達を失敗作だと処分しておいて何を言うんだ!」

堪らず木場は反論する。

 

「聖剣を扱う為に因子が必要である事に気付いた私は、その因子の数値で適正を調べた。

被験者は全員因子はあるものの、聖剣を扱える数値を満たす者はいなかったのだ。

そこで私はある結論に至ったのだ。

『因子だけを抽出して、搔き集める事は出来ないのか』と。」

 

「…!?まさか、聖剣使いが祝福を受ける時に体に入れられるモノは…!」

ゼノヴィアは何かに気付いたようだ。

 

「そうだ!聖なる因子を抜き取って結晶を作ったのだ!こんな風にな!」

パルパーの手から取り出されたのは、小さな結晶だった。

 

「だが教会の奴等は私を異端者だとして排除しておいて研究資料を奪った。何と身勝手な奴等だ!」

パルパーが零した愚痴に、木場の怒りが爆発した。

 

「同志達を殺して、因子を抜き取ったのか!?

…身勝手なのはどっちだ!!自らの欲望の為に人の命を弄んだ貴方の方こそ身勝手だ!!」

 

「4つあったがその内3つはフリードに与えた。これは最後の一個だ。

私にとっては瓦落多(ガラクタ)だ。欲しけりゃくれてやろう。貴様の同志とやらの成れの果てだ。」

 

カランッ、カラン

パルパーが結晶を木場に向けて放り投げた。

 

その結晶を木場が拾い上げる。

「皆…ごめん……。」

かつての同志を思い出して、木場の目には涙が浮かび、その涙が結晶に当たった。と、その時、

 

パアアアアアアアッ

木場の周囲を光が包んだ。その光は悪魔の俺達でも温かく包み込む程の優しい光だった。

 

 

***********************

 

《祐斗》

 

こ、これは…!この光は…!

な、何て温かな光なんだろう。

右も左も知らなかった幼少の頃の春の陽射しのようだ。

 

と、光の中から、幾つものシルエットが浮かび上がり、徐々に人の形を形成していく。

生気が感じられないけれども、彼らには見覚えがある。

そう、今まで片時も忘れた事もない。志半ばで散って逝った僕の同志達だ。

 

「皆…僕は…僕は…ずっと思っていたんだ。

僕だけが、のうのうと生き永らえていいのかって。

僕よりも夢も才能もある子はいた。

もっともっと生きたいと願った子もいた。

僕だけが平和に過ごしていいのかって……。」

 

すると、目の前にいた一人の少女が僕に語り掛けた。

「私達の事はもういいから――生きて。」

 

他の同志達も、堰を切ったように僕に語り掛ける。

「僕等は一人では駄目だったけれど―」

「皆が集まればきっと大丈夫―」

「聖剣を受け入れるんだ―」

「怖くなんかない―」

「たとえ神が見ていなくても―」

「僕達の心は何時だって―」

 

「――ひとつだ。」

 

***********************

 

《イッセー》

 

「な、何が起こっているの!?」

木場を包む光の奔流が徐々に収まって行く。

 

〔―相棒。あの〈騎士(ナイト)〉は至った。

神器(セイクリッド・ギア)は所有者の想いを糧に進化をしながら強くなって行く。

だがそれとは別の領域がある。

想いや願いがこの世界に漂う『流れ』に逆らう程の劇的な転じ方をした時、神器(セイクリッド・ギア)は至る。

それこそが――"禁手(バランス・ブレイカー)"だ。〕

ドライグが俺だけに語り掛ける。そうかつまり木場の奴は…

 

「皆、見ていてくれ!」

木場の体から溢れていた復讐のオーラが徐々に小さくなっていった。

そして顔つきから迷いが完全に消えた。

 

************************

 

《祐斗》

 

「悪魔として生きる。それが我が主の願いであり、僕の願いでもあった。

けれど聖剣への憎悪と、同志達の無念だけは片時も忘れられなかった。

いや、忘れても良かった。今の僕には、僕を思ってくれる最高の仲間達がいるんだ。

同志達は僕に生きて欲しいと言った。復讐を願ってはいなかったんだ。

でもこれで終わった訳じゃない。

同志達の無念…。残された者の悲しみ…。この悲劇、二度とは繰り返させない!!」

 

「フン!研究に犠牲は付き物なのだよ!」

パルパーが苦々しい表情で吐き捨てる。すると、

 

「木場ァ!お前の力はこんなモンじゃねえだろー!エクスカリバーなんてブッ壊してやれ自分の手で!!」

イ、イッセー君!?…フフッ、ホントに君は愚直なまでに真っ直ぐな男だね。

 

「祐斗!私の〈騎士(ナイト)〉はこんな所でやられる程ヤワじゃない筈よ!決着(ケジメ)なさい!」

部長…。僕にとっては生きる道筋を与えてくれた恩人であり、姉のような存在。

 

「祐斗くん、ファイトですわよ!」

「祐斗先輩!」

「神様、木場さんをお守り下さい、!?ッイタッ!」

朱乃さんも、小猫ちゃんも、アーシアさんも僕を応援している。

というかアーシアさん、悪魔がお祈りなんかしたら頭痛が起きるんだよ…。

 

「……」

そして、かつて敵対していたけど、今ではすっかり打ち解けた堕天使達も固唾を飲んで僕を見守っている。

 

 

「あーーーー!!!ウザッてぇなぁ!!!

今度こそボロ雑巾にしていいんだよなぁ、クソ〈騎士〉(ワースト・ワン)!!」

「やれるなら、やってみるといい!」

「実に、実に不愉快だよ!」

「それなら好きなだけ、攻撃を放ってくるといい。僕はその悉くを打ち払おう!」

「ヒャハハハハ!!俺様はカスみたいなテメェと違って天才なんだぞ!何時までも同じな訳ねぇだろ!!」

 

「それ伸びろ!」

これは、"擬態の聖剣(エクスカリバー・ミミック)"の能力か!

 

「まだまだぁぁ!」

刀身が消えた!"透明の聖剣(エクスカリバー・トランスペアレンシー)"か!

 

「これでも喰らえぇ!」

"天閃の聖剣(エクスカリバー・ラピッドリィ)"の力か!

 

「ウグッ!!」

フリードの手数に翻弄された僕は要らないダメージを受けてしまった。

思い上がるな、木場祐斗。何故攻撃を目で捉える事ばかりに固執していた!

 

「じゃあ次はぁ、テメェのお目出度い脳天でもぶち抜いてやるかぁ!当たったら御陀仏だぜぇ!!」

フリードが何処までも安っぽい挑発をかましてくる。

 

「フリード・セルゼン!その因子に宿る僕の同志達の魂をこれ以上穢す訳にはいかない!

 

―僕は剣になる。

同志達よ、一緒に超えよう!あの時果たせなかった想いを、願いを、今こそっ!

仲間達の剣となる!今こそ僕の想いに応えてくれ!

 

"魔剣創造(ソード・バース)禁手(バランス・ブレイク)双覇の聖魔剣(ソード・オブ・ビトレイヤー)"!!

 

聖と魔を有する剣の力、その身を以て受け止めるがいい!!」

 

「…ほう。あの小僧も禁手(バランス・ブレイカー)に至ったか。…面白い!!」

「バッ、バカな!聖と魔の力が一体化しただと!?有り得ん!こんな事は有り得ない!」

余裕の表情を崩さないコカビエルとは対照的に、パルパーは僕の聖魔剣を見て狼狽えるばかりだった。

 

「ほらほらぁ!当たっちゃうぞぉ!!死んじゃうぞぉ!!!」

猛スピードで突進して来たフリードが、僕に向けてエクスカリバーを振り下ろして来る!だが!

 

ガキィン!!

 

僕は刀身を両手で受け止めた!これぞ真剣白刃取りだ!

 

「バッ、バカな!見えてるって言うのか!」

「いや、影も形も見えちゃいない。でも分かるんだ!」

「そんなのありかよぉ!!」

「お前の手順が、痛みの深さが、声色に宿る感情が、お前の全てを教えてくれる!

ならそれを辿ればいい!その果てに、必ずお前はいるのだから!」

 

「ひぃっ!」

「捕まえた!僕はもう、お前を逃がさない!!"完全掌握(パーフェクト・ビジョン)"!!」

「イ、イカサマだああぁぁ!!」

 

と、其処にゼノヴィアも乱入して来た!

 

「ペトロ パシレイオス ディオニュシウス!そして、聖母マリアよ!我が声に耳を傾けてくれ!

この刃に宿りしセイントの御名(みな)に於いて、我は解放する!

 

デュランダル!!」

 

デュ、デュランダルだって!!

「バカな!私の研究ではデュランダルを扱える領域に至った戦士はいないぞ!」

デュランダルを見たパルパーは、より激しく狼狽えていた。

 

「その通りだ。ヴァチカンでも人工的なデュランダルの使い手は現れていない。

イリナ達人工聖剣使いと違って、私は数少ない天然モノだ!」

ゼノヴィアは生まれながらにデュランダルを扱える存在だったのか!

 

「――デュランダル。

それは英雄だけが帯びることを許された伝説の聖剣。

いまこそ抜け。強く振り下ろせ。力まかせに突き刺せ。

冷酷なまでに硬い刃で万物を斬り裂き、

非情なほど鋭い切っ先で、すべてを貫き破るのだ!」

 

「デュランダルだとぉぉ!!テメェみてぇなクソビッチがぁぁ!!」

「フン!」

 

バキイイィィィン!!

折れたのは、フリードのエクスカリバーだった。

 

「所詮は折れた聖剣。このデュランダルの相手にもならん!」

ゼノヴィアが折れた聖剣を一瞥して言い放つ。

 

「ウソだろおおぉぉぉっ!!」

聖剣を失ってフリードは丸腰になった。

この一撃で、止めを刺す!!

 

「待て待て!止まれ止まれ!やめてくれえええ!!!!

じゃんけんで決めようよ!!死んじゃう!死んじゃうよぉ!

分かったもう負けでいい!俺様の負けでいいからっ!

痛いのは嫌だああああぁぁぁ!!!!」

 

「チェックメイト」

僕はフリードに向けて切っ先を向けた。

 

ズズーン!!

だが、狙いが1mmズレて、剣戟はフリードの顔スレスレを掠めた。

フリードは口から泡を吹いてそのまま地に伏した。

 

「1mm予測とズレたな。僕もまだまだだ。

だけど、見ていてくれたかい?僕等の力はエクスカリバーを超えたよ…。」

 

気を失ったフリードは命に別状はないが、戦意は完全に圧し折った。もう二度と起ち上がる事はないだろう。

 

皆、これからは僕が君達の想いを継いで行くからね。




如何でしたか。

今回の肝となるのは、木場の覚醒とゼノヴィアのデュランダルお披露目です。

木場とフリードの戦いは、『落第騎士の英雄譚』の一輝VS桐原を元にしています。
桐原の声がフリードと同じだけでなく性格も似ているので、動画を見ながら書いてて楽しかったです(笑)
まぁ、一輝の声はヴァーリなんですけども(笑)

さて、次回は神の死という衝撃の事実が判明する回です。
また2週間空けないように頑張って執筆します!

次回投稿予定日:5月27日

ソーナ眷属はどうする?

  • 女子全員イッセーの嫁
  • ソーナと椿姫のみイッセーで、他は匙の嫁
  • ソーナ以外イッセーの嫁で、ソーナは匙の嫁
  • 女子全員匙の嫁
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