※この作品はR-18です。

スーパーイッセーハーレム   作:Longmarsh

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今回が、第1巻部分の最後の話になります。


第7話:決着、そして新たな仲間

《イッセー》

 

気絶したレイナーレの拘束を解いて、俺はカラワーナ、ミッテルト、そしてアーシアを連れて教会の外へ出た。

そこには、リアス、朱乃さん、木場、小猫ちゃんがいた。

 

「は、初めまして!私、アーシア・アルジェントと申します!」

アーシアはリアス達とは初対面のため、自己紹介をした。

「貴女がアーシアね。私はリアス・グレモリー。イッセーの主よ。」

リアスが右手を差し出し、アーシアと握手する。

 

「さて、主犯のレイナーレは…、ハァ…どうやらイッセーに『わからされた』ようね。」

リアスは呆れ気味に言う。

「小猫、起こしてやりなさい。」

 

気絶していたレイナーレの顔に、小猫ちゃんが何処からか持ち出して来た水をぶっかけた。

 

「ゲホッ!ガホッ!」

いきなり冷や水を浴びせられたレイナーレは噎せる。

 

さて、裁きの時間である。

レイナーレだけでなく、カラワーナとミッテルトも地面に正座していた。

「さて、堕天使レイナーレ。私が治める土地で随分勝手な真似をしてくれたわね。」

レイナーレは押し黙る一方だった。

 

「そう言えばレイナーレ、貴女にメッセージが届いていたわよ。」

リアスがスマホを取り出し、スピーカーモードにする。

 

『レイナーレ…テメェ、俺に黙って随分勝手な事をしてくれたじゃねぇか…!』

「ア、アザゼル様…!?」

その声を聞いたレイナーレの表情が強張る。

「あ、あの、私は、貴方のために…」

レイナーレの答弁はしどろもどろになっていた。すると、

 

『大バカ野郎!!!』

スピーカーを(つんざ)く程の怒声が響いた。

『テメェのやったことなんか俺は望んじゃいねぇんだよ!!

これ以上堕天使の立場を悪くさせるんじゃねぇ!!

リアス・グレモリー。コイツ等の処遇はお前等に任せる!』

その言葉を最後にメッセージが終わった。

 

レイナーレを見ると、表情が絶望感に覆い尽くされていた。

そりゃそうだろう。知らなかった事とは言え、一方間違えばまた戦争になりかねなかったのだ。

 

「まぁどっちにしても、堕天使のトップの怒りを買った以上、出世の道は完全に絶たれたって訳だ。

さあどうするレイナーレ。

このまま俺達に殺されるか?それとも野垂れ死ぬか?」

 

レイナーレは答えられないほど項垂(うなだ)れていた。

 

「だが、俺だって無闇に殺したくない。

性的関係を持った以上、3人共俺が責任持って管理する。

それでいいでしょう、部長。」

 

「しょうがないわねぇ。

本当なら生かしたくなかったけれど、イッセーの顔に免じてそれで手を打つわ。

ただし、貴女達はこれから駒王学園に通ってもらうわよ。」

 

こうして、レイナーレ達3人の堕天使の処遇が決まった。

そしてもう一人、アーシアについてだが、

 

「リアスさん、私を悪魔にして下さい!」

なんと、シスターの彼女が悪魔になりたいと言い出したのだ。

 

「…悪魔になったら、もう二度と人間には戻れないのよ。それでもいいの?」

「はい!私には、もう行く宛てもありませんし、何よりも、イッセーさんとずっと一緒にいたいのです!」

 

アーシア…!ううっ…随分と嬉しい事を言ってくれるなぁ…!

 

「アーシア。貴女の覚悟、確かに受け取ったわ。」

リアスは僧侶(ビショップ)の駒を取り出すと、アーシアの足元に魔法陣を描いた。

「汝、アーシア・アルジェント。

リアス・グレモリーの僧侶(ビショップ)となりて、新たな命に歓喜せよ!」

その詠唱と共に、僧侶(ビショップ)の駒がアーシアの胸に入り込んで行った。

 

バサッ

 

アーシアの背中から、俺達と同じ黒い翼が生えて来た。

「これで貴女も転生悪魔よ。宜しくね、アーシア。

そしてイッセー。貴方も先輩になったのだから、アーシアの事、頼むわね。」

「宜しくお願いします、イッセーさん!」

「あらあら、アーシアちゃんはすっかりイッセー君にご執心ですわね。」

 

こうして事件は終幕を迎えたのだった。

 

 

そして、ゴールデンウィークを控えた月曜日の朝。

 

「おい、聞いたかイッセー!うちのクラスに女子の転校生が2人来るらしいぞ!」

「可愛い()だったら是非とも彼女にしたいなあ。」

松田と元浜が鼻息荒く俺に詰め寄る。お前ら近付き過ぎだっての!

 

と、そこに担任の先生が入って来た。

 

「今日から一緒に勉強する2人の転校生を紹介する。入って来なさい。」

 

そこに入って来たのは、金髪と黒髪の女子生徒だった。

勿論この2人には見覚えがある。

 

「アーシア・アルジェントと言います。

外国から日本に来たばかりなので、まだまだ至らない所もありますけれど、宜しくお願いします!」

 

天野令和(あまのれいな)です。元号みたいな名前ですけど、宜しくお願いします!」

 

「うおおおおお!!金髪美少女に黒髪美少女!!俺達にもとうとう春が来たぁぁぁ!!皆が気付かなくても俺には分かる!!」

 

クラスの男子共は色めき立っていた。

そりゃそうだろう。アーシアもレイナーレも正統派美少女なんだから。

しかし、次の一言で状況が一変した。

 

「「私達は、兵藤一誠(さん/くん)の家にホームステイしています。」」

えっ!?ウソ!俺も聞いてないぞそれは!

 

「なにぃぃぃ!!

「イッセーてめぇ!!俺の春を奪い取るんじゃねぇ!!」

「スケベなイッセーなんかより、俺の(うち)に来てくれよ!!」

男子共の怨嗟を含んだ視線が俺に突き刺さる。

 

だが、2人が俺を信じて選んだのなら、応えなければ男じゃない。

 

「死んでもやらん!!」

俺は男子共に対して叫ぶのだった。

ちなみにアーシアとレイナーレの席は、俺の両隣に決まった。

 

 

放課後、旧校舎の部室にて。

 

「いや、まさかアーシアとレイナーレが俺の家に住みたいとはね。」

「ごめんなさいねイッセー。貴方を驚かせたかったのよ。

それでね、イッセーのお父様とお母様は、2人には身寄りがないって言ったら快く受け入れてくれたわ。

そして、イッセーの花嫁修業にどうかしらって言ったら2人共涙を流していたわよ。」

 

父さんも母さんもすっかり涙脆くなったな。

そりゃまあ、心配ばっかり掛けてたのは俺だって分かるけどもね。

 

「そう言えば、小猫ちゃんのクラスには、ミッテルトが転校してたな。」

因みにミッテルトの偽名は『御手洗美登(みたらいみと)』と言う。

「…早速、『みっちゃん』って呼ばれてました。

クラスメイト達に質問責めに遭って、ちょっと遅れて来ます。」

 

転校初日からもう渾名を付けられてるのか。何だかんだ言って馴染んでるようで何よりだ。

 

そしてカラワーナは、体育教師『唐澤杏奈(からさわあんな)』としてこの学園に赴任することになり、名目上オカ研の顧問になるそうだ。

 

「さあ、新体制オカルト研究部、今日からスタートよ!」

「はい!」

こうして、アーシアと堕天使達を加えた新生オカルト研究部がスタートした。

これからは、また一段と賑やかな日々になりそうだと思う俺だった。

 

 

【第1章:旧校舎のディアボロス編 完】

 

 

 




如何でしたか。
1ヶ月かけてどうにか第1章は終われました。
特に第6話はなかなか纏まらず、大きく間を空けすぎてしまい、申し訳ありませんでした。

さてアーシアですが、原作ではレイナーレに一度殺されますが、今作では生きたまま悪魔に転生しました。
とは言え、イッセーとは『まだ』清い関係なのでアーシアのエロ回はもう少しお待ち下さい。

そして、堕天使達は原作では全員死にますが、今作ではドーナシークだけが死にました。

兵藤家の空き部屋は一室なので、レイナーレはアーシアとルームシェアすることになり、カラワーナとミッテルトは、原作でゼノヴィアが引っ越す前に住んでいた、リアス所有のマンションに住むことになりました。

今回で、第1章(第1巻相当部分)は完結となりますが、
次回は番外編として、ある人物のエロ回を挟んで、第2章に進む予定です。

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