庵の悲鳴が室内に響き渡る。だが、その声が外部に届くことはない。この部屋は柚子の呪術で完全に結界で囲まれていた。
「どうしたの、お兄ちゃん?」柚子は庵のパニックを冷静に見下ろす。「怖いの?それとも、私の力に驚いたの?」
柚子の言葉に、庵は顔を上げて彼女を見つめた。その目には絶望と恐怖が混ざり合っていた。
「どうして……」庵の声は震えていた。「どうして、こんなことに……」
「だって、面白いじゃない?」柚子は微笑む。「お兄ちゃんのリアクションを見るのが楽しいんだもの。だから、これからも色々見せてあげるね。」
その言葉に、庵は更なる恐怖に震え上がった。しかし、彼がどれだけ怖がろうとも、柚子の興味は尽きることはない。
「『恐怖』を『敬礼直立』に変える」柚子の声が部屋に響き渡り、その瞬間、庵の体が強制的に直立し、一礼をした。その姿はまるで軍人のように真っ直ぐで、彼の意志とは全く無関係に体が動いていることが伺えた。
「うふふ、お兄ちゃん、すごい!すっごくいい感じ!」柚子は嬉しそうに手を叩き、庵の新たな反応を喜んだ。
「この、このままじゃ……俺は……」庵の声が震えたが、その恐怖感はただ一礼する動作に変換されてしまい、その言葉は切り取られた。
「だから言ったでしょ?面白いことをたくさん見せてあげるって。次は何にしようかな?」柚子は考え込むように顎を撫で、庵を見下ろし続けた。
「それじゃあ次はねー、足開いて、今やりたくないことやってみて。」
「『拒絶』を『肯定』に変える」柚子の声が部屋に再び響き渡った。庵の体は再び動き、彼の全てが柚子の言葉に従い、まるで操り人形のように足を広げ、自身を愛撫し始めた。
「えへへ、お兄ちゃん、可愛い。ちょっとエッチなお顔見せてくれてありがとう。」柚子は目をキラキラさせて庵を見つめ、その姿を心から楽しんでいた。
庵の声は恐怖によって震えていたが、その全てが彼の身体の動きに変換されてしまい、彼の苦悩は声に出ることはなかった。
「このままじゃ……お、俺は……」庵の声がまたしても震えていたが、その全てが自身を愛撫する手に伝わり、声になることはなかった。
「お兄ちゃん、このままでいいの?それとも……もっと遊んでもらいたいの?」
「『人間』を『豚』に変える。」柚子の声が再び部屋に響き渡った。その瞬間、庵の姿は人間から豚に変わり、柚子の命令に従ってブヒブヒと部屋の中を這い始めた。
「あはは、お兄ちゃん、豚みたい。でも、それでも可愛いよ。」柚子は豚と化した庵を見つめ、微笑みながらさらなる言葉を口にした。
「でもね、お兄ちゃん、これだけで終わりにする気は無いよ」柚子の眼差しはまるで悪戯っ子のようで、庵をさらに混乱に陥れることだろう。
柚子はその場で、豚と化した庵を抱き上げて、他の退魔師たちの元へ連れて行きました。そして、柚子の甘い声が館中に響き渡ります。
「みんな〜、お願いがあるの。この子をよろしくね♪この子は今、うちで飼ってる豚さんなの♪みんなでお世話して欲しいのよ」言葉と共に、庵は中央の場に放り出されました。
周囲の退魔師たちは驚きと戸惑いを隠せませんでしたが、柚子の甘えた笑顔を見て、一人また一人と近づき始めました。初めは戸惑いながらも、豚と化した庵に触れ、ついには慣れてきた彼らは柚子の言う通り庵を可愛がり始めました。
「さあ、お兄ちゃん。みんなに可愛がられるんだよ。」その笑顔の裏に潜む、柚子の新たな力。それは、まさに妖魔の力そのものでした。
周囲の人々の笑い声と柚子の勝ち誇った笑顔の中、庵はただ豚の鳴き声をあげるしかありませんでした。状況の理解はあるものの、自身の体を制御できない彼はただ周囲の人々に触られ、エサやりされ、可愛がられることしかできませんでした。
何も知らずに、庵を可愛がり、撫で、そして戯れる人々。その中には、かつては庵を尊敬していた者、同僚であった者、そして恋慕っていた者も含まれていました。しかし今は、彼らはただ何も気づかずに、庵を豚として扱っていました。
一方、柚子はその光景を満足そうに見つめていました。そして、つぶやくようにこう言いました。
「ふふ、お兄ちゃん。これが本当のあなたの姿よ。私に従って、ずっと可愛い豚さんでいてね♪」
柚子は、庵の豚の鳴き声を聞いてさらに満足した表情を見せました。「ふふ、いい声ね、お兄ちゃん。私の言う通りにしなさい、そうすればもっと楽しいことがたくさんあるわ。」彼女の目は優しげに庵を見つめていましたが、その奥底には明確な支配の意志が見て取れました。庵はただ柚子の言う通りに鳴き続けるしかありませんでした。
「さあ、これからもお兄ちゃんの面倒を見てあげるわ。でもそれには、私の言うことをきちんと聞いて、良い豚さんでいることが条件よ。それができるかしら?」柚子は笑いながら庵に問いかけました。この一連の出来事を通じて、彼女はさらに力をつけていくことを示していました。
彼女の魔力と陰謀は、庵の日常を完全に覆してしまいました。しかし、庵が豚の姿でいる限り、彼女の新しい力には絶対服従するしかありません。庵の周りの人々も、柚子の力に圧倒され、彼女の命令に従うようになるでしょう。
「ぶぅぶぅ♪」庵の鳴き声が再び響き渡ります。それは、彼が新しい現状を受け入れ、柚子の下で生きていく決意の声でもあったのかもしれません。
「ほらほら、お兄ちゃん、もっと声を出してみて。」柚子は微笑みながら、庵を更なる服従へと誘導していました。その柔らかな声と笑顔は一見優しげで、しかし庵を貶める意図が明らかでした。
庵の声が「ぶひぃぃぃん♡」と広がるにつれ、その周りの人々の表情もまた変わっていきます。好意を持って豚を見ていた者達の目からは、次第に恐怖とともに、愛玩動物としてではなく、生々しい発情期を抱える汚物を見る目。豚への侮蔑の感情がにじみ出てきます。
それでも庵は豚の姿で柚子の命令に従い続けます。「ぶひぃぃぃん♡」という彼の鳴き声は、庵の絶対服従を示す証でもあり、また豚の性欲の象徴でもありました。庵を囲む輪の中には、誰もが豚への嫌悪感情を否応なく認めるしかない状況が形成されていました。
柚子の笑顔が、庵の鳴き声が響く一方で、庵の将来はますます暗雲が立ち込めていくのでした。
柚子は庵の豚化した姿を見て、優越感と満足感を感じています。周りの巫女たちは発情中の豚を見て驚きと困惑を隠せませんが、柚子にとっては完全に掌の上で踊らせている感があって、とても楽しいのです。
「ふふ、お兄ちゃんったら、こんなに可愛くなっちゃって。さあ、もっと私の命令を聞いて。もっと豚みたいになりなさい。」柚子は庵に向かってそう言うと、庵は更に「ぶっひ♡ぶっひひぃん♡」と豚の鳴き声を出して、彼女の命令に忠実に従います。
そして、庵は柚子だけでなく、周囲の巫女たちにも豚の姿で擦り寄っていきます。それに驚いた巫女たちは「きゃっ!?なんなのよこの豚!」「擦り寄ってこないで…!」と慌てて後ずさります。
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#真相を知った後。
興奮している巫女たちは、庵の豚化した姿に新たな楽しみを見出していました。
「あら、ぶひひって鳴いて。すごく可愛いわね、庵くん♪」と、舞台袖からちょっと興奮気味にこちらを覗く巫女がいたり、
「私も次、何に変えてもらおうかしら…ふふっ、楽しみだわ♪」と話す巫女たちがいたり、
「ちょっと触ってみていい?すごく気になるのよね、この豚の感触ってどうなのかしら…」と興奮しながら庵に触れてくる巫女もいました。
また、中には、柚子の力で自分も何かに変身したいと考えている巫女たちもいて、その眼差しは期待と好奇心に満ちていました。
この一件で、柚子の力と影響力はより広がり、組織内での彼女の立場はより固まることとなりました。
一部の巫女たちの中には、庵と豚化した他の巫女が交尾する様を見て新たな興奮を覚える者たちもいました。その様子は何とも異様であり、妖気によって規範が壊れていく様は彼女たちにとって新鮮な衝撃と興奮を与えていました。
庵と豚化した巫女の姿を見て、彼女たちは自身が柚子によって豚にされ、そのまま庵と交尾するかもしれないという妄想を抱きます。その想像だけで身体が疼き始め、欲望にまみれた妖魔への変貌を待ち望むようになるのです。
彼女たちが豚と化し、庵と交尾する姿を見た他の巫女たちもまた、自分たちが次に柚子によって豚化される可能性に怯えつつも、同時にそれを待ち望むようになります。それは、退魔師としての規範を破壊し、新たな欲望と狂気に満ちた世界へと彼女たちを導くのでした。
柚子は庵にさらなる試炼(試練:しれん)を与えることにした。彼女は、先に豚に変えておいたもう一人の巫女を連れてきた。それは、庵がかつて敬意を抱いて接していた、彼より経験のある先輩巫女だった。
「お兄ちゃん、繁殖の時間よ♪」
庵は鼻を鳴らし、先輩巫女の豚の姿を前に、とっさに何をされるのか理解できなかった。しかし、すぐに庵は柚子の意図を理解した。自分たちがここで何をさせられるのか、それはとても屈辱的なことだった。
だが、庵は抵抗することができず、先輩巫女の豚と向き合うしかなかった。そして、そこから始まったのは、誰も見たことのない、異様なショーだった。柚子はそれを見ながら嬉々としていた。
「楽しそうね♪」
その後、庵と先輩巫女の姿を見て、さらに多くの巫女たちが豚の呪文に引き寄せられ、柚子の新たな影響力を認識することになった。柚子は自分の思うままに組織を動かすことができ、彼女の強大な力が退魔師たちにとっての新たな現実となっていた。
庵と先輩巫女がブーブーと鳴きながら互いに接触する光景は、周囲に強烈な印象を与えた。この異様な光景を前にして、彼らの中には、なすすべなく自分たちの尊厳を崩壊させられてしまう絶望感を抱いた者もいた。その一方で、この光景が庵と先輩巫女に対する罰であり、彼らの自業自得であると考える者もいた。
庵と先輩巫女は、柚子によって制御され、彼ら自身の意志で動くことができなかった。柚子は、彼らの恥ずかしさを楽しむように見ていた。彼らの姿を前にして、退魔師たちの中には、自分たちがどれだけ弱く、そしてどれだけ柚子によって操られているかを改めて認識する者もいた。
「これがあなたたちが尊敬していた庵とその先輩です。さあ、どうしますか?これがあなたたちの未来なのですよ。」
柚子の言葉は、退魔師たちに恐怖を与えた。彼らは自分たちが柚子によってどう扱われるのか、また自分たちがどうなってしまうのかを心配するようになった。この一連の出来事は、組織の未来にとって重大な問題を示していた。
(いやああああああ豚なんかにされたくないいいい)
(嘘よ!嘘よね?あれが先輩巫女なんて…冗談よ!)
(出家しよう…逃げよう…こっそりと…)
退魔師たちはその場で固まった。思わぬ光景に、ある者は怖気づき、ある者は絶望し、ある者は逃げ出したいとさえ思った。柚子の前で、かつて尊敬していた先輩たちがどうにもならない豚と化しているのを目の当たりにしたからだ。
だが、彼女たちはそれが自分たちの未来の可能性であることも理解していた。そして、その可能性が現実になることは絶対に避けなければならないと誓った。退魔師たちは逃げることはせず、ただただ困惑し、恐怖した。全ては柚子の手によるものだと分かっていても、対処の方法が分からず、ただ立ち尽くしていた。
柚子はその様子を見て楽しげに笑った。「ああ、こんなにも面白いことはないわ。これからもっともっと遊びましょうね、みんな。」と、退魔師たちを脅かすような言葉を残して、彼女は退魔師たちの前から姿を消した。
一人ひとりが無言で部屋を後にした。今回の出来事を忘れることなく、それぞれが自身の未来について深く考える時間が必要だった。それぞれが自身の存在と柚子との関係をどう定義するのか、それがこれからの彼女たちの戦いとなる。
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「ぴんぽんぱらぽん♪みなさーん♪愚かな逃亡計画者を未然に発見しました!どう料理するか、見ていってねー!」
柚子の声が響き渡ると、退魔師たちは無言で周囲を見渡した。昨日までこの場に一緒にいた者の中から、一人、姿が見えない。
見回す退魔師たちに向けて柚子は、明るい声で言った。「あらあら、お姉さん達、見て見て!あそこに小さなネズミちゃんが!」
全員の視線が、柚子が指差す方向へと向けられた。そして、見つけた。目の前には、震えて隠れようとする小さな巫女の姿があった。退魔師たちは息を呑んだ。彼女は、柚子に恐怖を感じて逃げようとした者だ。それを柚子は見つけてしまった。
「さあ、どうする?」と柚子がにっこりと微笑む。「お姉さん達のお手並み拝見といこうかな。」
巫女たちはお互いを見つめ合った。どうするべきか、誰も答えが出ない。けれど、柚子の言葉は彼女たちに選択の余地を与えていなかった。逃げようとした者をどうするか、それを決めるのは退魔師たち自身だ。
ある巫女が前へと一歩踏み出した。彼女は柚子に向けて深々と頭を下げた。「私が…私がやります。柚子さん、お願いします。その子を、私に…」彼女の声は震えていた。彼女は恐怖で震えながらも、自分自身を犠牲にすることで他の者たちを守ろうとしていた。
柚子は巫女に向かってにっこりと微笑んだ。「よーし、じゃあお姉さん、頑張ってみて!私が見ててあげるから♪」
その言葉を受けた巫女は、深く頷き、目の前にいる逃亡しようとした者へと向かった。彼女の足元は少しばかり震えていたが、顔には覚悟が浮かんでいた。
彼女が近づくにつれ、逃げようとした巫女は身を震わせ、目を潤ませていた。「ね、ねぇ…許して…私、何も悪いことしてないよ…」
そんな彼女に、その巫女は深々と頭を下げた。「ごめんね。でも…これが私たちの生きる道なんだ。」
そう言って、彼女は強く目を閉じ、手を前に突き出した。その手から、強力なエネルギーが放たれ、逃げようとした巫女に向かって飛んでいった。
巫女は声をあげて身を縮めるが、そのエネルギーは容赦なく彼女を襲った。「あ…ああああ…」
その後の彼女は、その巫女が見たこともない姿に変わった。豚の姿へと。
巫女は彼女の姿を見て、悲しげに頭を垂れた。「ごめんね…」
そして、再び柚子のもとへと戻ってきた。「柚子さん…私、やりました…」
そこには、逃げようとした者を自分の手で豚の姿へと変えてしまった巫女の罪悪感と、自分の選択が他の者たちを守れたのかという不安が混じり合った表情があった。
しかし、柚子は彼女に微笑んで頷いた。「えらいね、お姉さん。君の選択は正しかったよ。だから、罪悪感なんか感じなくていいんだよ。」
「みんなもわかったよね?逆らう者、逃げる者は豚さんにされるってこと」
柚子の言葉が館全体に響き渡り、一瞬の静寂が訪れた。巫女たちは不安そうに顔を見合わせるが、誰も声を上げることはなかった。
「それに、豚さんになってしまったら、好きな人と子豚を作れる可能性もあるんだから♪」柚子は再び明るい笑顔を見せ、場の雰囲気を和らげようとした。それでも、場の空気は一向に和らぐことはなかった。
そこで柚子は少し考えた後、微笑みながら宣言した。「だから、これからはみんなで助け合って、一緒にこの組織を盛り上げていこうね♪逆らうことなく、逃げることなく、楽しく過ごせるように努力しましょう♪」
彼女の言葉には、一見して明るさと楽しみが溢れていたが、その裏には彼女の悪意が強く織り込まれていた。彼女はこの場所を自分のものにしようとしていた。
その言葉を受けて、巫女たちは再び互いに顔を見合わせた。その中には、恐怖や不安だけでなく、少しの興奮や好奇心も混ざり合っていた。これからどうなるのか、誰も予想することはできなかった。
しかし、一つだけ確かなことは、柚子が新たな秩序を作り上げようとしているということだった。巫女たちは彼女の言葉を受け入れ、新たな日々に備えることを余儀なくされた。これからは彼女のルールに従い、自分たちの運命を切り開くしかなかったのだ。
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#おまけのおまけ。
退魔の血を引く子豚の誕生は、さながら新たな実験の始まりでした。豚化した退魔師たちが交配する姿は、以前の威厳を一切感じさせず、まるで真の豚たちのようでした。
子豚が生まれた時、彼らは通常の豚と変わらぬ姿をしていましたが、目を見るとその中に人間の知性と、退魔師の血統を感じることができました。
新たに生まれた子豚たちは、退魔師の豚化した姿と人間の知性を持ち合わせていたため、通常の豚とは一線を画す存在でした。彼らは自分たちの存在が自然の摂理に反していることを知りつつも、生き抜く術を学び、成長していきます。
そして、子豚たちは豚としての肉体と人間としての知性、退魔師の力を持つことで、彼ら自身が新たな退魔の方法を生み出すこととなりました。
このようにして、退魔の血を引く子豚たちは、新たな退魔師として成長していきます。しかし彼らが歩む道は困難に満ちており、前途多難であることを彼ら自身が一番よく知っています。