私は色狂いである、と言うのは既に自認している。と、言うよりもセックス大好きな女が色情狂でないと言うのならそれは嘘だろうし、私はそれを恥じていない。セックスは気持ちいいことだ、相手が男であれ女であれ、人間の体が持つ快楽と言うものを心の底から愛している。きっと私は狂人なのだろう、イカれと言われてもおかしくはない。そうであるとはいえ私の倫理までが完全に終わっているわけではない、例えば味の良し悪し、顔の美醜、そう言った感覚は狂っていない。だからこそ他人の恋、と言うものが存在していることを私は理解している。私としてはパートナーと言う特定の他者を持つという意味をあまり重視していないが、それを重視しているという人間がいることがいることは正しく認識している。しかしだ、そう言った手合いであれ、ほんの少し、ほんの少しだけ頂いてしまうのは……悪くはないだろう?
このカルデアと言うのは顔採用でもしているかのように大半が美男美女だったから、当然のように今回私が黙している相手も美女であった、名をオフェリアと言う。正式名称はもっと長いのだが、呼びにくいからファーストネームだけになるのはしょうがない話だ、そんな見目麗しい彼女だが、何と恋をしているらしい、と言うのはその彼女の視線がたった1人の男性に注がれているのがわかるからだ、そのくだんの相手はキリシュタリアと言うなの男性。それがまた実に美形でイケメン好きならうっとりとすること請負だ、その上表面上のとっつきにくさを取り払えばその内は結構愉快な性格をしている。そんな相手だがやはり貴族然としていると言うか、俗世に疎い印象を受けたから、性教育の名目のもと頂いてしまおうと思ったのだが、そんな私をどこか恨めしそうに、そして諦観をたたえた瞳でいたのがオフェリアだったのだ、それが気になったがゆえに、本来の計画を一旦やめて少しばかり彼女と話す機会を設けたのだ、答えは……是。ただし彼女自身はその淡い思いを理解せず、無意識に発露していたと言うのが正しい。なんと可愛いのだろうかもうこれは私が手を貸すほかないだろう。イケメンの童貞は惜しくはあるのだが、しかし……こんな甘く美しい思いを踏み躙るのはやはり気が引ける。それが別に敵居ない相手ならなおさら……え?敵対してたら?やだなぁ、そんな、ちゃんと敵じゃなくなるまで美味しくいただくに決まってる。大丈夫敵はいない。
故に私は彼女を少しばかり多義的意味でハメることにしたのだ。
「あのねぇ…立香、私は別に便利屋ってわけじゃないんだけど……」
「まぁまぁ、いいじゃないマリー……いーっぱい絡み合った仲じゃない♪」
はぁ、とお転婆娘に対する親のようにオルガマリー所長が頭を抱えた、親のように、と言いつつも思い切りセックスをした仲なのでレズ近親かましたヤバい親子とでも言うべきなのだが、そこは今はいいだろう。とにかく私の我儘を押し通すようにマリーに頼み込む。彼女はそれを断れない、親子と表しはしたが性的な仲、恋人に近くて遠い仲なのだから、情がある。それはよほどでなければ私の我儘を許してくれるのだ。
私が彼女に頼んだのは、適当な理由をつけてオフェリアをとある一室に呼び出してもらう事だった、勿論私とマリーがセックスをする部屋ではない。マリーがそこを聖域のように扱うから、その部屋だけは私とマリーだけが愛し合う部屋だから、適当な、それこそ指令室にでも呼び出してもらう形になったのだ。そして時間がたつ、数分程度で彼女は訪れた。
「失礼します、所長」
美しい出で立ちに所作、神の腕で作り出された人の形をしたお人形のような彼女だが、しっかりと人間であることは私は確認済みだった。
「急に呼び出して悪かったわね、くだらないとは言えあなたにしか頼めない用事だから」
「それは……構いませんが…それでいったいなにを」
「そうね、とまずはかけなさい、流石に喉を潤すモノもなしに十言うのは、私の沽券にかかわるから」
魔術師はメンツとプライドを重視すると言う事を生粋の魔術師の家系たるオフェリアはわかっていたから、素直に従う。横にいた私に目を向けた。
「あなたは……立香……」
「こんにちはオフェリアさん」
「え、えっと……」
フランクに接されることになれていない彼女は女である私にも初心な童貞のような接し方でどこか面白く感じる、大丈夫、あなたの処女はきっちり残してあげるから。
「急な呼び出し何だろね?魔術師のオフェリアさんと一緒にできることって何かあるのかな?」
私の白々しい演技でも彼女には通じる。もっと世俗に通じ疑り深かったら、もしかしたらこのたくらみは破綻していたかもしれないけれど、そうはならない。彼女は箱入り娘、圧迫され押し込まれた。この姿を私は知っている。重ねているという失礼なことをしていると言ってもいい。ある程度の規模がいれば貧富があり、その富を持ったものはそれなりの悩みを持つ。自身の理解者を持ちえないという悩みを。親が持つ権力、資産、代々の血統、そう言った誰かを囲うレッテルがその誰かが持つそのものへの理解を妨げ、自分自身と言うものを見てもらえないという悩みに苛まれる。なんとぜいたくな悩みだろうか、ただ日を過ごすだけでも苦しい人間がいるというのに。もしも権力のともがらになれれば、それはそれで幸せだったのだろうが、しかし、駄目だったあまりにも自分と言うものを持ちそして繊細すぎた、そんな人は願うのだ、己の理解者がほしいのだ、と。勿論、私はなれない、理解者になど、しかし少しだけ欲望の開放を手助けすることくらいはできるのだ。
小さく硬質な音と、それに合わせて少しだけ水音。ティーカップが小さなテーブルの上に置かれた、湯気を立て甘い匂いが上る。彼女の趣味でもあるか凝ったものだった。
「さ、飲んで、そしてゆっくり話しましょう?」
そう言われれば頷かなければならない。ホストのメンツをつぶすなど毛頭できないから。
「あ……美味しい」
オフェリアがつぶやいた。思わず頬をほころばせた。
「そう言ってもらえると嬉しいわ、急いだから茶菓子を用意できなくて申し訳ないのだけど」
「いいえ……その、良ければ今度は私が用意します……」
「そう?ならお願いしようかしら」
「ええ、とっておきの物を」
年頃らしい少女の会話は、どこか弾むものがあった、歳はちょっと離れていても誤差程度だったから。しかしオフェリアには本当に申し訳ないことを今からすることになる。
「うん、それで、なんだけど」
「え、ええ……」
「そろそろ効いてきたかしら?」
え、と言う間もなくオフェリアが胸を抑えた、動悸が走っているだろう。くらくらするほどの血流が今めぐっているに違ない。
「何をっ……」
「別に毒じゃないわ、しいて言うなら……ちょっとした興奮剤?」
そう言ってマリーがつぶやくと、ドアが閉まりロックされる。もう彼女の許可なしにこの部屋は開くことはない、疑似的なセックスをしなければ出られない部屋に早変わりだ。そんな様をオフェリアはまだどこか理解できない様子でいる。さらにあっけにとられるだろう。私とマリーが脱ぐ。裸体をさらす。混乱の中にオフェリアはいた。そんな愛しい彼女の服に手をかける。軽く身をよじらせるが力が入っていない。
「や、やめっ……」
「だぁめ」
私はそう言って服を丁寧にはぎ取って、キスをする。
「!?!!?!?!?!?」
「えへへ……こっちの初めてだけは……貰っちゃうね」
そう言ってから、私は彼女の片目をのぞき込む。
「ねぇ」
「え、あ、何……?」
「オフェリアさん……ううん、オフェリアは……好きなんでしょ、キリシュタリアのこと」
図星を疲れたように身を震わせた。当然だ、図星だ。
「そ、そんなことっ……」
「あるでしょう……?私がキリシュタリアと楽しくおしゃべりしてた時の顔知ってる?……私が憎くてそれでもどうにもできないって顔だったよ?」
「わ、私は……ただAチームのリーダーと何を話してるのが気になっただけで……」
そう言う彼女に私は少しだけ怖い顔をして見せた。
「その時のオフェリアさんが…今の私がしてる顔だったとして?」
「……」
「あは…答えられないよね?だって、自分の淡い恋心に気づいてないんだもん…♡キリシュタリアがだーい好きなのに、自分からは仕掛けられないから、横から見て歯ぎしりしてるだけ…♡」
「違うっ!!私はっ……ま、魔術師として……」
「して?何かなー…だったら私がキリシュタリアとセックスしてもいい?」
その言葉に仕官する筋肉を無理にでも動かして私につかみかかろうとし、しかし力が足りずにただ、うなだれる。
「ふふっ……やっぱり♡もしもチームがどうとか言う程度の思いだったらこんなこと言っても今みたいに怒らないんだよ?……自分で証明しちゃったね?本当は……オフェリアさ……オフェリアは、キリシュタリアとセックスしたくて仕方ないんだ……♡」
ぐちゅり、と、彼女のおまんこに指をおく。
「ここに愛しい彼のおちんちんを埋め込んで、愛を囁いてほしいんでしょ?」
「ち、ちが、ちがっ……♡」
「オフェリア……愛してる、オフェリア……気持ちいいよ……褒めてほしくない?思い切り抱き留めてほしくない?」
一思いに答えられたらどれだけ楽だろうか、しかし彼女の魔術師としてのプライドが答えを許さない。
「それは……そんなことっ……」
強情だな、と思った。それは彼女の美徳なのかもしれないけれど、同時に少しばかりかたくなに過ぎた、だから、言う。
「だったら私がオフェリアの処女貰っちゃおうか?」
「は……ぇ?」
「マリーに手伝ってもらうとなんと疑似的だけどおちんちん出せるんだよね…それで一思いに」
「や、やだっ!!」
当然だ、嫌に決まっているだろう、折角近くに好きな人がいるのだからそっちに奪われた方がいいのは当然だ、誰でもよかったという私のほうが異端なのだ。
「じゃぁ……もし私じゃなくてキリシュタリアに迫られてたら?」
「……」
「嫌って言わないの?」
「……」
「やっぱりキリシュタリアのこと、大好きなんだね」
「ぅっ……ぁ♡」
呻く、呻く、しかしその呻きの端には確かにどこか甘い吐息が漏れている。想像しているはずだ、自分とキリシュタリアの股を混ぜ合わせあわよくばその血をも混ぜ合わせるという行為に、甘美な想像をもってして酔いしれてる。
私のこんな糞みたいな誘導尋問でも彼女は追い詰められていく。と、言うよりも自分から歩くように誘導している。だって彼女は自覚していないだけで実際は自分のシたいことはわかっているのだから。
「いいじゃんカルデアに居るんだよ?外界から隔絶されたここで、自分のしたいことをしちゃだめってなんで決めつけるの?」
「でも、そ、そんなのっ……いけないことで」
「なら、悪い子にしてあげる……私のせいだから♡」
マリーと呼びかける。少しばかり待たせてしまった。そろそろ女3人で楽しもうじゃないか。
「ん、ちゅ……まぁ、驚くかもしれないけど……とっても気持ちいいわ、セックスって♡」
そう言って瞳の奥に情欲をたぎらせて、マリーがオフェリアにキスをする。もうオフェリアは拒まない、されるがままに受け入れる。舌を押し込まれ、歯茎をなめとられ、口腔を蹂躙されていく。顔が蕩ける。諦めたのか、それとも……。どちらでも構わない、私がすることはただ一つ。もっとオフェリアをダメにするだけだ。マリーがキスをしている間にオフェリアのおまんこをすする、うん、しょっぱい、私のように改造してないから、まだ人間の味をしている。わざと音を立ててすすった。キスされているオフェリアの顔に紅がさす。
「な、何してるのっ?」
「え、舐めてる」
「そう言う事じゃなくてっ!!」
「まぁ、いいじゃない、気持ちいいでしょ、処女膜舐められるの♡」
「ぅっ……あっぅぅ♡」
「彼女のテクはヤバいから、味わっておいた方がいいわよ?」
「所長!?」
「天国は現実にあるのよね」
「な、なんでそんなに落ち着いてるんですかっ」
「え、まぁ……とことんされるまでされると気持ちいいことしか考えられなくなるのよね」
「それヤバい奴っ!?」
じゅるうぅううううううっ♡
「ひっ、ぅうっぅううっ♡」
「よそ見しちゃって酷いなぁ……ね、マリーアレしてあげて♡」
「え……な、何を」
「まぁ、悪く思わないでね?」
マリーが何か呪文を小さく唱え、乳首とクリトリスを撫でる。
「は、へ、何もかわらな……」
即座に心臓が高鳴るのがわかる。そしてすぐに効果が表れる。乳首が大きく盛り上がり、乳輪が下品に、しかしグロテスクにならない程度に大きくなり、クリトリスが肥大する。神経の通った部分が一気に性感帯として開花する。
「あ、え、わ、私の体にっ!?」
「まぁ、専門じゃないんだけどこれくらいはね?」
マリーが才女であることは疑う事はないが、専門外の人体への干渉までできると言うのはやはり凄いことなのだろう。膨れ上がったクリトリスを指先ではじく。
「ぉっ……♡」
びくと体を震わせ、潮を吹く。
「わ……効果ヤバ」
「ま、まぁ、専門じゃないから……」
そう言いながらもマリーは興味深そうに乳首をはじいて遊んでいる。
「ふ、ふたりとも、や、めぇっ♡」
「やーだー♡」
「悪いけど……ちょっと面白くなってきちゃったの♡」
ぺしっ!ぺしっ!びくっ!びくっびくんっ!!♡ぶしゅぅうううっ!じょろろおぉっ!!♡
「あ、もらしちゃった」
「別に片付けるのは簡単だからいいけど……まさかここまで効果があるとはねぇ」
「こひゅーっ♡こひゅーっ♡」
ぐりぐりっ……♡びくびくっ!!
「それより、ねぇ、どぉ?オフェリア今は私達だけど、これをキリシュタリアの手でされたら……?」
それを想像しているのだろう、狂おしいままに身をよじっている。想像イキとはやりおる。
「わ、わたしぃ……♡」
「オフェリアも考えてみよ♡ぶっざまなイキ顔曝して、エッチなことしたらきっとキリシュタリアから玩具にされちゃうよ?好きなだけエッチに愛されてトロトロにしてもらえるんだよ♡」
「か、彼はっ……そんなことしないぃ♡」
ちっ……理性が硬いな。
「そう?でも、してもらえたら……?♡」
「はぅっ♡」
びくっ!ぶしゃぁっ!!♡
「ふふっ……マゾ豚だね、雌でマゾ豚とか救えないよ♡」
「そうね、どんなにいい子しててもこんなになったらね」
「そ、んあぁ♡」
「でも、エッチな女の子が嫌いな男っていないよ?」
「そうね、結局女の子が裸になればちんぽ勃てちゃうのが男だし」
「あれ、男とセックスしたの?」
「ええ、ちょっとかドックで……」
「いいセンスしてるぅ♪いいよね、丁度良くって♪」
「そうね……♡」
「あ、って話がずれた……こほんっ!とにかく……もしももっとエッチになったらキリシュタリアだって……」
「オフェリアにメロメロになるかもねー♡」
「えっ、わ、私に、彼が……?」
お、あと一押し」
「そうだよ、想像して?どんな時でも甘えてくるキリシュタリアのこと♡」
「あ、ぃぃ♡」
「だよね……好きな人がいつでも甘えてくれるって素敵だよね♡」
「ぅんっ……」
「なら、もっとエッチになる?」
「え……あ」
ぐりっ!ぎゅぅうっ!!
「ひゅぎぃっ♡な、なりゅっ!♡えっちになりゅぅっ♡」
「よろしい♪さて、それなら」
「あ、立香それならちょっとやりたいことあるんだけどいい?」
「ん?何?」
「えっと、ちょっと見てて……Reproduce the vibration of the stars―再現せよ、星の振動―」
ヴヴヴヴううううっ!!!!!
「おっぎぃいいいいいいっ♡」
「お、なかなか」
「これは?」
「星の運航で起きる振動を再現して、疑似的にバイブ代わりに」
「無駄に洗礼された無駄のない無駄な魔術だ」
「なにその回りくどい言い回し……まぁ、的を射てるけど」
「にゃ、にゃんでぇっ♡とめぇっ♡」
「ダメよオフェリア、今から……そうね、脳みそがいかれるまで強弱変えて、あなたをエッチな女にしてあげる♡」
そして……凌辱が始まった。震え、溶かし、振動が彼女の乳首とクリトリスにまとわりついて、神経を伝って快楽を呼び込み、正常な神経を破壊して、性的な欲求をただただ求めるだけの浅ましい女に作り変えていく。体液と一緒に理性と常識とかつて持っていた彼女の枷を一緒に洗い流すように垂れ流し、排泄物のように捨てていく。
もはや彼女はただ1人の女に過ぎない、ああ、楽しみだ、こんな彼女をキリシュタリアに見せるその瞬間が。